>>86
よく読め。
絶好調だったり、モチベーションが上がったり、研究がハマるなど、
一時的に以前より大幅に強くなる事は十分考えられる。
しかし、ここで使われるレーティングは上昇幅(K値)が小さいために、
その時の本当の実力(適正値)まで上昇する前に、
以前の強さに戻ってしまう事もまた十分考えられる。

「木村のレートが上昇していない」と言っているのではなく、
「上昇時に適正値まで到達しなかった」という可能性を言っている。

木村が豊島と5-5だった時は10局合わせて+26でしかない。
その程度の上昇なのに適正値だと言うのは無理がある。

ついでに言うと、レーティングはたくさん対局さえすれば、
相手が強かろうが弱かろうが適正値に近づくように作られている。

確かに、女流棋士ぐらい極端に弱い相手ばかりだと誤差も大きくなるが、
木村は王位リーグ残留してたし、シードされてる棋戦も多いし、
本田も予選から永瀬や深浦などを相手に勝ち上がっているので、
そういう誤差は考えなくていいレベルだろう。

「1800の棋士は1500の棋士に7勝1敗するぐらいの強さ」という式だから、
1500の棋士に7勝1敗する棋士が1800ぐらいなのは当たり前。

>>88
>レートが低いから棋力が低いというのは必ずしも真ではないが、
>レートが高いのは棋力が高いからだというのは常に真だ。

「レートは低いけど真の実力は低くない人」と、
「レートが高くて真の実力も高い人」を比べる時、
「真の実力」はレートではわからないという事になるな。