サッカーのバロンドール選出基準には結果と印象の二面のせめぎあいがある
つまり勝敗や得点だけではなく細かいプレイそのものの評価がそこに確実に混じりこむ

将棋でもそういう部分を混ぜなければ議論は面白くない
たとえば
本田が序盤のソフト扱いに関して革新的な方法を編み出したこと
千田がソフト同士の棋譜を対人戦で活用し始めたこと
七度目の挑戦で劣勢をはね返したベテラン
ただ一局のために長期間準備をする棋士
不利といわれる戦型にこだわり続けて結果も出す者

レートとタイトルは誰でもわかる客観基準だが議論の深化にはつながらない表面的事象といえる
それらは議論のための大前提程度の存在であって
もうちょっとマニアックな視点で独自の見解を出せる論者はいませんか

たとえば体重別のカテゴリーで考えたりとか