>>857
ありがとう
中原先生も囲碁やる
「将棋の棋士も囲碁は打った方がいいと思います。 藤沢秀行さんみたいに60代でもタイトルを取っていたかもしれませんねえ」{中原}

https://hochi.news/articles/20190114-OHT1T50052.html?page=1
中原誠十六世名人、のめり込んだ囲碁の魅力「白黒ハッキリさせないのが難しさ」2019年1月15日 スポーツ報知

 隣の囲碁界は、今年4月に史上最年少の10歳0か月で棋士になる仲邑菫さん(9)の話題で騒然となっているが、実は将棋棋士にも囲碁愛好家は多い。歴代3位のタイトル通算64期を誇る中原誠十六世名人(71)=永世5冠=は1日、日本棋院からアマ六段免状の贈呈が発表された実力者だ。伝説の棋士は「囲碁は白黒ハッキリさせちゃいけないのが難しいです」と謎めいたことを言う。

 昭和の大名人が本格的に囲碁を始めたのは、2009年の現役引退後。「奨励会時代の中学2年くらいの時にルールは覚えていたんですけど、さすがになかなか…。大山先生(康晴十五世名人)、升田先生(幸三実力制第四代名人)も囲碁を打っていたので自分も、とは思っていたのですが…50歳くらいの時は2級か3級でした」

挑み始めると、やはり同じ勝負の世界。のめり込んだ。「今は月3、4回は碁会所で打ちますし、月1回の将棋連盟囲碁部の集まりも参加します。毎週のNHK杯は録画して3回くらい見直します」。着実に力をつけ、六段に達した。

 囲碁との二刀流は、将棋に好影響を与えると読む。「将棋の棋士も囲碁は打った方がいいと思います。私も現役の時、もうちょっと早く打ってたら良かったなあと思いますよ。藤沢秀行さん(囲碁名誉棋聖。将棋でもアマ五段の実力者だった)みたいに60代でもタイトルを取っていたかもしれませんねえ」。ジョークか否か判断しかねる言葉を発し、十六世名人は再び笑った。(北野 新太)

◆中原誠1947年9月2日、宮城県塩釜市出身。71歳。65年、18歳で四段昇段。20歳で初タイトル獲得。大山康晴、米長邦雄、加藤一二三らと時代を築き、72年から名人9連覇。歴代3位の通算タイトル64期、歴代4位の通算1308勝。十六世名人、永世十段、永世棋聖、永世王位、名誉王座の5つの永世称号を持つ。2003〜05年には将棋連盟会長を務めた。異名は「棋界の太陽」。桂馬使いの名手としても知られた。