>>924
ああ、なるほどね
そういう見方があるかも

いま、携帯棋譜中継をあらためてみると、(33の歩を動かさない)相懸かりで、
後手の千田さん、浮き飛車で5筋に旋回させて、先手の玉頭の53を、両方の桂を使って攻める作戦を選択したんだ
浮き飛車で5筋に旋回させて、先手の玉頭の53を、両方の桂を使って攻める作戦は、昔々中原先生が指していたと思った
先手でも後手でもね。それを連想させる

後手だと、あまり使える作戦がない
普通は、先手に追随するが、
それだと勝てないと思ったんじゃないかな?

まあ、奇襲作戦ですよ、多分
で、藤井聡太氏は、その奇襲を真っ向勝負で受けて立ったんだね
で、棋譜中継のAI形勢を見ると、40手目くらいから、じわじわ後手有利になってきて
でも、40手目ではお互い消費時間は、2時間10分くらいで同じ程度だから、完全な研究範囲ではないみたいだが、それでも千田さんの作戦範囲だったんだろうね

> 41手目☗5八金 117→-118 互角 最善☗5六銀
>疑問手?判定はされていないが☖4五桂から☖3九角の猛攻を許すことになった事実上の敗着
> 53手目☗8八金 -364→-1094 後手優勢 最善☗同桂
>悪手?判定 勝負手だったと思われるが飛車切りを誘発し負けを早めた
> 57手目☗6九桂 -1174→-2037 後手勝勢 最善☗7三歩
>悪手?判定 解説も首を捻った受け一方の手

これ、60手目くらいで結構AI評価の差がついてしまった
確かに、41手目疑問手、 53手目悪手、 57手目悪手と続けば、悪くなる
けど、千田さんが、この戦型に誘導して、力を出したという見方もあるかも

藤井聡太氏も、やっぱり人間で
見慣れない戦型だと
ちょっと戸惑ったのかもしれないね