>>936
追加

下記 渡辺明ブログでは、「封じ手開封直後、次の▲88銀では▲86銀が勝りました」とある
が、ソフト最善手の▲76銀と捨てる手に言及していない。両対局者とも気付いていない可能性あるよね

「▲64歩の変化も読み切られていたようで (それも簡単な変化ではないのにいつも感想戦がエグい)」
というけれど、二番目の図の△36歩と桂取りに打つとき、他にも選択肢があるわけだし
かつ、△36歩に相手の▲64歩の変化の見通しが得られないと、△36歩はやらない選択肢もあるわけで、ある程度は読むだろうが、それが渡辺さんを上回っていたってことだろうね

「1日目を終えて、やや良しで持ち時間5時間という条件はなかなか得られないので、それでも勝てないのではどうにもならなかったですね」
も、力が同等程度の相手、例えば豊島先生や永瀬先生相手に通用する手だが
力の差があるから、そんな程度ではどうしようもないのかな

2022年は8冠にどこまで迫るかの年かも
(名人戦だけは、2023年以降だが)

https://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/c737a91bfabedaed9bfd006b731a2cb4
渡辺明ブログ
ALSOK杯王将戦第4局。2022-02-12 | 対局

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/40/fe1618e10c7eaf86ccbb4202bf14f5c1.png

封じ手開封直後、次の▲88銀では▲86銀が勝りました。対局中はここが重要な分岐という認識はなかったのですが、藤井竜王は局後の第一声で▲88銀△44銀で感じが良くなったと言っていたので、この辺りの判断の差がそのまま結果に出ています。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/89/be8c3ea030d7ae8e794aa40152d2cfd5.png

ここは最後の長考で▲64歩が本線でしたが、成算が持てず、本譜は苦し紛れでより悪くなりました。▲64歩の変化も読み切られていたようで
(それも簡単な変化ではないのにいつも感想戦がエグい)

1日目を終えて、やや良しで持ち時間5時間という条件はなかなか得られないので、それでも勝てないのではどうにもならなかったですね。悪くしたのが▲88銀と▲86銀のところまで遡るとは思わず、藤井竜王はそこを指摘していたので、いやあ、というか。
棋聖戦で負けてからは再戦を意識してやってきたので、それでも1つも勝てなかったのは残念です。