検証可能な資料(>>133)があるんだからここから議論しようよ
先手勝率の平均は52.4%だからヘタな対策をする必要はない
基本は現行のままのほうがいいだろう
NHK杯も52.9%だから平均から離れていない
「早指し戦は先手の利が大きくなる」という仮説は却下だ
興味深いのは順位戦の先手勝率も52.9%でNHK杯の先手勝率と同じだということだ
つまり、早指しかそれとも持ち時間が長い対局か、ということは先手勝率を左右するファクターになっていないわけだ

ではタイトル戦はどうなのか?
この資料でタイトル戦の先手勝率がわかるのは名人戦だけで57.9%(249勝181敗)となっている
統計的にもp値=0.0124で有意差がある
おそらく、強い棋士同士の対局では先手の利が大きくなることを意味しているのだろうが、もう少し詳細な資料と分析が必要だ
たとえば、名人戦での渡辺名人は?というと先手で4勝1敗、後手で4勝2敗であるから先手後手に関係なく勝ち越している
このようにタイトル戦での先手勝率の高さは名人が誰か?挑戦者が誰か?が大きなファクターになっているだけかもしれない