大山の瞬間最高レートは1962年6月1日の2002
このときのレート30位は1500の坂口八段(B2)、
レート30位のレートを1600に置換して大山の傑出度をレートで表すと大山のレートは2102となる
同様にこのときの2位加藤(22歳)1894、3位二上(30歳)1887、4位升田1873(44歳)となり、まさに今の1強プラス3強の時代に相似していた
一方、藤井三冠のレートは同じサイトの最新で2135
レート30位は1718の石井六段(C13組)
石井のレートを1600に置換すると藤井三冠の置換レートは2017となる
大山の置換レートより85低い
2位は豊島1845、3位渡辺1828、4位永瀬1795となるので、彼らより加藤、二上、升田のほうが傑出した棋士であった

大山のこの置換レートはA級棋士での1年以上の期間での最高勝率を記録したときに出したものだ
1961年4月14日〜1962年6月1日
35勝6敗 勝率.854
(名人、王位、九段、王将、名人と連続して全タイトル戦に出て負けなし、東京新聞杯優勝、NHK杯優勝)
さすがにこれだけの実績をあげた結果のレートであるから藤井のレートをオーバーしているのも納得できる
当然、藤井が四冠、五冠となり2棋戦で優勝となれば大山のレート2102を抜く日もあるだろう
それは、レート30位の棋士に502以上のレート差を付けることなので、参考にしたサイトであと85アップして2220のレートにならなければならない
裏を返せばそれだけ大山は傑出していたということになる