受賞に納得できなかった芥川賞受賞作
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>>48のリスト見ると、猛スピードで、辺りから不思議でイロモノっぽい
何かよう分からん現代日本の風俗世相描写みたいなのになってきた感じ
もっとも俺は堀江とか町田もあんまいいとは思わんけど
選考委員の一人、三浦哲郎は蹴りたい背中を評して曰く
「この人の文章は書き出しから素直に頭に入ってこなかった。
たとえば『葉緑体? オオカナダモ? ハッ。っていうこのスタンス。』と
いう不可解な文章。私には幼さばかりが目につく作品であった。」
まったく同感。 >蹴りたい背中
女の子の話し言葉の世界だし、そういうのを「これが新しい!」ってのはいつの時代もあった事だし、
本人も無邪気に書いたんだろうから別にいいんじゃね?
ま、俺はそういうのに全く興味は無いんで勝手にやってくださいって感じだが
むしろ>>54にある高橋とか平野とかが取り上げたってのが聞き捨てならんな
やはりこの両者はバカだったかという話だが。 近年のはひどいな。乙女の密告とか少女小説じゃないかと思ったわ。
純文学にしてはキャラクターが虚構すぎる印象。
俺が納得できたのは、安部公房、大江、中上、池澤夏樹かな
まあ、そんなに多く芥川受賞作読んでないが。 昔のものしか良く感じられなくなってきたら、まわりのではなく、自分の見る目がなくなってし
まったのではないかと疑ってみたほうがいい 「キャラクターが虚構すぎる」
そこは方法論次第だろうね
ドストエフスキーだって福永武彦だってかなり虚構よ >>69
日本文学に限っては本当に劣化してきているから困る >>69
今の若い奴が書いたものが良いと感じて、昔の作家の作品がいいと感じられなくなってきたら、
自分の見る目がなくなってしまったのではないかと疑ってみたほうがいい >>68
乙女の密告は未熟な少女小説みたいだね。綿矢をほめるわけではないが
綿矢のほうは中身があった。確かにああいう若い心の動きとかみずみずしさがあった。
けれども乙女の密告は少女小説といっても周りにオロオロとふりまわされるだけで
周りの人間と共感のない現実味のない主人公がかかれてあった。そして最後に
「アンネフランクを密告したのは私です」と突然密告する。そのときの私とは
主人公であって主人公でない匿名性をもっていて、一般の人が密告者、ゲシュタボに
も等しい罪びとですと周りの人間を告発する。周りの人間に対して挑戦状を
叩きつけている作品。そういう作品は昔からよくあって喝采を浴びたりもしているが、
喝采を浴びるにはなるほどと納得させるものがなければならないのに、あの作品は
形式だけで内容をたしかめもせず審査員が賞を与えてしまったようだね。 近年の芥川賞はまた異様なものを感じさせるな。連続性があるような気がする。
川上の「乳と卵」で出てきた小学校6年生の女の子は一般社会との間に薄い膜を
持っていて社会で生活してもどうしても溶け込めない溶け込まないメンタリティを
持っていた。それをロポコンの中にいる、と表現していた。「乙女の密告」では
主人公は大学生になっているが家庭環境は「乳と卵」の女の子と驚くばかりに
似ている。母親は水商売で暗い穴倉のような家に住んでいる。友人関係では薄皮を
かぶって自分を隠し大衆に迎合してやっているようで大衆が理解できない。そして最後に
その皮を破って彼女は真の姿を現す、そして周りを罪びとだと告発する。周りの人は
何が起こったかさえわからず無関心で自分たちがされたことの意味もわからないまま。
まったく警戒心とか敵意というのはない。
これからどういう展開になるのだろうか? 一言で言うと、
詰まらん内容をびっしり、まっ黒に書き込むな
ってことじゃないですか? いつのまにかkamome.2ch.net が復活ししていた。文学板で一個だけ爆走してるスレが
あると思ったらそこかw 約9時間前 TweetDeckから
http://twitter.com/nzm/statuses/24397248140
nzm
大森望 Ohmori Nozomi
樹液が蒸発し果ててその音が聞こえなくなり、煙が紛紜と溢れ出した。
烟影は先程とは殊なる濁った黒い色をしている。細風の戦吹く度に、薪の山が幽かに紅潮する。
焔は知らぬ間に、内部で肥っていた。恰も一個の飯櫃な生き物であるかの如く。
火は時折素早く触手を伸ばしてみては、外に積まれた薪を?み、己が腹中に収めむとする。
しかし、その多くは成功しない。徒に幾条かの不吉な跡を残すのみである。
すると、突然癇癪を起こしたように、二三の小さな薪を好き飛ばしたりする。
焔は俄かに勢い附いていった。間歇的に鳴っていた薪の破裂する音は、次第に絶え間なく、降り
始めの驟雨が地を撲つように、続け様に響き出した。木片が、幾つも周囲に零れている。
−日蝕p174-175
石筍は、真直上方に伸び四半分程を剰して一度括れた後に、一層大きく膨み、
その儘緩やかに先端を結んでいる。対を成す鍾乳石も殆ど同じ形である。
丈は各が人の三倍もあろうか。二つの滴石は、将に触れ合い、溶け合わむと
する刹那の所で、纔かに指二本分程の隔たりを保っている。
間隙は存在の予感に閃き、爛熟し、存在以上の充実した緊張を孕んでいる。
−日蝕p128
対立は、その面貌にも見えている。閉ざされた瞼は、苦痛の故とも、眠りの故とも
判ずるを得ない。眉間に仄めく数条の皺は、愁いと快楽とを両つながらに予感させ、
その謎を、際立った鼻準の直線の裡にあずけ、永遠に隠してしまう。
瞼際は締まり、顎の曲線は熟し遣らぬ果実のように滞らない。
それらを覆い侵さむとする髪は、叢がる爬虫類の如、又、甕より零れる清水の
ようでもある。
-日蝕p132
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γ⌒´ ヽ,
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.| ⌒(__人_)⌒ .| 僕はほんとは菅ちゃん応援してたんだよ
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〈゛⊂) }
>>48
吉田と長嶋はまだいい方と思うがな
まあこうして見たら分水嶺っちゃ分水嶺か >>81
お前の趣味がわかったw
安牌狙いすぎだな アンネの日記の後半がボールペンで書かれてることに関しては
何も無しか アンネの日記を今更文学で取り扱うって
何か時代的な必然性はそこにあるのか? 今の日本文学は、卑近な「生活」をテーマにするものばかりで
現代を大きくとらえたような、人間の普遍性に通ずるようなダイナミズムがまるで感じられない
そろそろ、俺の出番だな・・ 昔、とある文芸評論家の論文を読んだら、芥川賞はそもそも横光利一の『純粋小説論』で提唱したところの
“純粋小説”に対して与えられる趣旨の賞だった、と論じられていた。
それでいえば五味の『喪神』でも別にかまわないし、
さいきんの芥川賞の受賞作品群もおおむね妥当なんだろう。
むしろ大江健三郎、古井由吉のような小説が受賞するほうがイレギュラーな事態なわけだ。
まあ芥川賞の対象が純粋小説とする所論の妥当性は、
ちゃんと実証的に研究されたのかどうかは定かでないので(それについてはとんと風馬牛)
この所論については完全に肯定する気は
私にはないのだけれど。 >>86
民族主義の勝利宣言のため。
芥川賞はそれを是とした。
もちろん大和民族でもユダヤ民族の勝利宣言でもない。
>>82
> 安牌狙いすぎだな
の意味がわからない
>>83
作家は評価してるが受賞作は大して良くないだろう ヤンって芥川賞作家がTVで日中関係語ってたけど強烈なキチガイで驚いた
人の話は聴かない割り込むわで生放送中何回も注意されててビビったわ 芥川賞の権威喪失の契機は、村上龍受賞のあたりにあると思うなあ 菊池寛は山師であって、102が考えるような「芸術保護者」ではない 権威はあったでしょ。
受賞作発表の夜に候補者が戦々恐々とするくらいは。 芸術的権威じゃないね
食っていけるかどうかという生殺与奪にポイントがあったわけで、
もしも文学の芸術的地位を考えるなら、賞の変質を嘆いたりするのは無意味
だって初期と今の方針は一緒だもの
「文藝春秋をよりよく広報すること」 文学に対して権威があったと信じて疑わない人もいるんだよ。 芸術的権威とか地位って言葉、なんか不純で世俗的だね。 でも確実に柱の一つとして支え続けた賞ではあるでしょ >>110
作家や出版業界に携わってる訳でもない人には
そんな幻想を抱かせるのかもね。
賞って付くだけで。 だいたい賞が欲しくて作家やってる奴が仮にいたらそれこそ不純だもんなw >>111
何のことやら。極めて商業的な意味で言ってるのだが。
選考委員までやってるような大家でももし芥川賞がなかったら
まともに世間に知られてなかったんじゃないかって作家はいるだろう。 力道山のころは、プロレスの試合結果をNHKのニュースで流していたんだよね >>112
ほう、では君は賞が欲しくないと?
で、何がほしいんだ? 金は結果として入ればうれしいが入らなければそれだけのこと
金が必要なら純文みたいな効率悪いことするか へえ、発表さえできれば満足なんだ。
で、金が入ったらどうするの?
生活困窮者に寄付する? 俺が言いたかったのは大衆への権威だよ
芥川賞によって質のいいものに触れることが読書習慣を促進させたと思うし 直木賞がなくても売れる大衆作家はいくらでもいるが
芥川賞がなかったらただでさえ読まれない純文学作家の
売上や知名度に大きな影響を与えていたのは間違いない いまさら村上龍アンチとか、何歳だよw
近代文学における作家は「純」だろうがしょせんメディアヒーロー 龍やら輝やらは芥川賞がなくても人気作家だっただろうな
つうか賞をやれなかった春樹のその後を考れば芥川賞の意義もその程度か 松浦寿輝のやつも酷かったね。
新人賞の選考委員としては好きだけど…… >>129
お前みたいなミーハーを惹き付ける役目ですね 大体、権威が仮にあったとして何で村上龍受賞から権威にかげりが出たんだろう?
単に村上龍が嫌いなだけなんじゃ?? 売文存続バブル=龍∧石原∴彼らの世代支配=菊池寛と同列qed もうだれでもいいのかよ……、という空気は当時一部であったみたいよ。 元々権威なんてないよ
小説の権威があったのでそんなかんじになっただけ
小説が売れる時代は箔がつき、売れない時代はメッキが剥がれる
娯楽が小説→映画→マンガ・アニメとなるにつれ小説の権威も賞の権威もなくなった 小説=novel=新しい話≠物語=古典的語り物〜騎士道物語〜民話
坪内逍遥の小説真髄→自然主義時代の西洋小説輸入の権威づけ
∴戯作ほか江戸文芸の否定⇒漱石の鳴り物入り⇒芥川の自殺
∴芥川賞byキクカン→戦後の大江石原世代→高度成長
…
売文存続バブル=龍∧石原∴彼らの世代支配=菊池寛と同列
…
とりのがされた春樹→大衆文芸との溝を埋める作業→中間文学≒ポップカルチャー >>138数式も記号∴日本語の文字と同種
⇒勉強不足自業自得→漢字草書=ひらがな⇔記号∧数式記号=近代文明圏の全地球的 Oe is nice gay, because he is the looser! & Haruki is great, thats popular one in japan?
are you? オエさんはナイスなガイです。なぜなら彼はルーザーだからです。
ハルキはグレイトです。日本ではポピュラーな人です。あなたもポピュラーですか? >>139
君学生でしょ?ハイティングの論理記号に従うならちゃんとその旨書いておかないと、意味ないよ。
あとせっかく論理記号使って説明するなら、最後まで徹底しないとね。証明も自分で終わらせる、と。
でも多分、証明は不可能だろうな。君のその意欲は買うけど。 ていうか、
自分の知識を不完全な形で応用したというだけだろ。 ていうか、
ちょっと変わったこと書きたかっただけだろ。
文学板の、変わったことを書く=かっこいいって風潮やめてほしい
馬鹿丸出し 文学に限らず誰かに読んでもうらう文章というのは
「私はこう思います」という理由を不特定多数の人に理解できるように説明する事である。
そうすると気取った言葉よりも自身の感情という形而上的な物を何とか文章として解説する作業が必要である。
芥川賞に権威があるか否かに関していえば
こうゆう理由で権威があると思います(権威はないと思います)と言う自身の考えを明確に相手に伝えなければならない。
わかる奴だけわかればいい。わからない奴はバカでわかる俺は天才という怠慢を誤魔化す風潮はちょっと頂けないzo! それは単にお前が怠け者だからだよ。
それなら最初から何も書かなきゃいいじゃないか。 >>149は2ちゃんの書き込み=論文と考えているようだ たしかに、ニーチェの「この人を見よ」は酷かった
ニーチェよ、なぜ説明しない
それは単にお前が怠け者だからだよ。
それなら最初から何も書かなきゃいいじゃないか >>152
お前にとって2ちゃんの書き込みってなんなの?
人それぞれっての普通の回答だとは思うけど、お前にとっては固定化されたものなのか? 不特定多数すなわち万人、ではないからね。
あんな単純な図式と簡単な記号、高校出てれば誰でもわかる。
俺は理解した。従って何の問題もない。 図式はどうでもいいよ。
要は権威があるかどうかだ。 【鉄ヲタ発狂】来年3月末日まででJR鶴見線を廃線 JR東日本が発表【工場萌え涙目】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news2/1285149441/
タイムスリップコンビナートの舞台になった駅がなくなるそうです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています