復活!あなたにとっての最高の短編小説5篇
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国内海外問わず、お気に入りのものを教えてください。 1. 2. 3. 4. 5. 芥川の「沼地」「野呂松人形」「孤独地獄」 素晴らしすぎる 女生徒(太宰) 杯(鴎外) 闇の夜(荷風) 秘密(谷崎) 花ざかりの森(三島) 耽美主義みたいになっちゃった 最近は短編も少しは盛り返してきたのかな 太宰の女生徒なんかいいね Mon verre n'est pas grand, mais je bois dans mon verre. っていうやつだよね。なんかいっちょうまえの作品とはいいにくなあ。 『レイニー河』ティム・オブライエン 『伊豆の踊子』 『トニオ・クレーゲル』(高橋義孝訳にかぎる)トーマス・マン 『長距離走者の孤独』シリトー 『松風の門』池波正太郎 以上、「青春小説」ジャンルより厳選 『屑屋の女房』のどこが、(唖然)トホホ・・・ 『長距離走者』とは比べようもない おれは、シリトーは、この一作(長距離)だけで足れりとしていいとさえ思っている ゴール前で足踏みしながらおいおい泣き出す。あそこがいい。実は目いっぱいだったのだ。 それから飲んだくれの親父を思い出すところ。何のとりえもないただの飲んだくれ死にぞこないが医者を階段からつきおとす。それを思い出し親父の度胸に鼓舞される。 まったく自慢などできる親父でないのに。無茶苦茶だが、何でも力にかえたかった。 実はギリギリだったんだ。自分の走る才能がわかっていた。スターになれた。その誘惑を断ち切るのも本当はたいへんだった。ずるい大人たちには媚びたくなかった。スミスはもっとずるくなって自分のなけなしの正義を証明しなければならなかった。 あのラストシーンは読んでて胸が熱くなったぜ。 その調子で、屑屋の女房、の解説も頼む あれこそ青春小説の極みだと思うが 上記の熱度で語れる青春短編は先にあげた以外は谷崎『異端者の悲しみ』 ぐらいしかいまはうかばない。 つられて安岡のと混同したが『屑屋の娘』は印象がうすい。 『土曜の夜と日曜の朝』はマアマアだった。 人の思い入れにケチをつけたくないが『屑屋の娘』が客観的傑作なら 三部作になってサリンジャー並の評価を得ただろう。 一発屋シリトーは『長距離走者・・』だけで作家の使命つまり傑作を書くことをみごとに果たしたのだ。 『長距離走者の孤独』にはマイク・タイソンそのまんまの奴が登場するな。どんな偶然なんだろう。 純粋に好きという基準だけで 「妄想」森鴎外・・・別に内容として何の事は無いがその筆使いの素晴らしさに尊敬する 「薬草取」泉鏡花・・・・最高のラブロマンス。読後号泣。それにしても昔の人は純愛好きロマンチストが多いね。今と違う。 「「満願」太宰治・・・これってモネの「日傘を差す女」をモチーフに絶対してるなあと思った。ただただ明るい絵画のような所がお気に入り。 「零人」大坪砂人・・・・もし自分が小説家になれたならこの作品が理想。ありとあらゆる要素をぶち込んでそれでいて調和が取れてる。 「胃下垂症と鯨」久生十蘭・・・とりあえず久生十蘭の恋愛ものはとにかく最高。はかないの一言に尽きる。 ドーデ 「最後の授業」 ドーデ 「ベルリン攻囲」 ドーデ 「フランスの魔女」 ドーデ 「星」 ドーデ 「三つの独唱ミサ」 ここまでドーデがひとつも出てなかったんで。 「どおでここらでひと踊り」 どおでがここまででてなかったもので。 サリンジャー「9」と大江健三郎「死者」が今のところヤバい ダールは学生時代好きでいくつか翻訳したな。 おれなら田村とか開高よりうまくできると思ってやったわけだが、 まあ、それほどでもなかった。 梶井基次郎の五篇目、最後は「城のある町にて」 この詩人の繊細な健やかさを愛さずにはいられない 小さいが剛い 平明だが精緻だ どうなんだろうね あともう五篇くらいやろうかな 「蒼穹」 虚無の発見 「のんきな患者」 嚥んでみたらとすすめられるものがいちいち面白いw でも死にそうなんだよな、実際 終わり方もいい 切ない 「器楽的幻覚」 意志的に孤独であるのは いのちが若いからだ その逆もまた 梶井基次郎、いったん終了 乱歩のこれは↑はいいねえ 鴎外のツーセット目最後は 「かのように」 >>453 これはいいね ネットで調べたら(Steinbeck, breakfastでぐぐったら) 原文に日本語訳をつけたのを掲載しているブログがあった 英語がお手上げの俺にはこういうのはありがたいな 「ブレイクファスト」を読んで感じたことを勝手に書いてみる まず、見ず知らずの人たちから食事に誘われるということが俺にあっただろうか? そのことをしばらく考え、思い出してみる あったような、なかったような・・・ 夜明け前の描写は寒くて暗いんだよね 死ぬほど寒いわけでもなく、歩けないほど暗いわけでもない ただそういう条件なんだな 山脈には仄かに赤い色が萌している 幼い母親が赤ん坊に乳を含ませながら朝食の支度をしている てきぱきとやるべきことをやっている 赤ん坊を寒さから守りながら労働している ベーコンをフライしているにおい パンをベイクしているにおい 問題はこれらのにおいに引きつけられた「わたし」がストーブに近づくのを 幼い母親は怖いと思っていなかったかどうか 見ず知らずの男が朝まだ暗いうちに近づいてきたらちょっと怖いと思うのだが・・・ 白い無精ひげを生やした年老いた方の男の表情だが 親しげでも無愛想でもないというのは案外難しいのではないか 自分にはできそうでできないような気がする 2ちゃんなんか読むと大体他人は悪意に満ちているもののように感じられて 最初から疑心暗鬼で嫌な言葉や表情を突き付けあっているように思える 見返りも感謝もなにも求めることなく 自然に朝ごはんを通りすがりの人間に振る舞えるのは 今この一家は十分満ち足りているからだ もちろん客観的にみれば振る舞っているこの人たちは相当貧しい なにせ住所不定の綿摘みなのだ だが人間が人間を素晴らしいと思えるのはこういう温か味なんだ 金ではない これ結局地上の人間(なにせ地べたに直接座って食事してるくらいだもの)は 果たしてその存在を肯定できるのかどうか さらには美しいとまで自信を持って言い切れるのかどうかというとこまで行く 山なみは地表だよな、光に映えて美しいんだよな・・・ 俺のセンチメンタルな下らない感想文もこれで打ち止め だれかまた面白そうな短篇があたら紹介してくれ ただしネットで日本語で読める物でよろしく だれも何も言わんから引き続きスタインベック 「菊」 冬の霧から始まるのね 三十五という年齢が利いてるな この女の年齢と菊の育て方の特徴が微妙にリンクしている 身体の洗い方が激しくて良いわ しかし結論として「管理されてる」感が露骨と言えば露骨 ま、旦那のヘンリーも鋳掛屋も決して悪い奴じゃないんだけど ちょっと簡単すぎかな あんまり暇なんで龍口訳のカポーティ『夜の樹』を読むか 最初は「夢を売る女」 温泉宿/川端康成 山月記/中島敦 少女架刑/吉村昭 飼育/大江健三郎 落ちぶれた紳士のロマンス/オースチン・フリーマン 久々に俺以外の人の書き込みだわw 「少女架刑」と「落ちぶれた紳士のロマンス」は読んだことない そのほかの三つは読んだが、どれも面白かった 俺は海外のものはほとんど読まないのでよくわからんが いま途中まで読んでるカポーティ「夢を売る女」は良いものなんじゃないかと思う 「夢を売る女」おもろかったわ アル中のオライリーさんがいい味出してる 誰かこれ読んだことあるひとの感想聞きたいわ といっても反応無いだろうから次 「誕生日の子供たち」 ・ブラームスはお好き/サガン ・異邦人/カミュ ・ラマン/デュラス ・パパ・ユー・アー・クレイジー/サローヤン ・ムーンライト・シャドウ/吉本ばなな うーん、「異邦人」しか読んだことないなー ちなみに「異邦人」は俺の中では斉藤由貴の「卒業」とイコールw 「誕生日の子供たち」もおもろかったわ 歌がおもろい これまでカポーティ読んだことなかったけど 村上春樹とかも翻訳してるようだしぼちぼち読んでいきたいわ この板の趣旨は読んだ短篇にあーだこーだと下らん感想をいうことではなかったな 最高の、というより海外小説などめったに読まない俺がたまたま読んだ5篇ということで スタインベック「朝食」 スタインベック「菊」 カポーティ「マスター・ミザリー」 カポーティ「誕生日の子供たち」 ヘミングウェイ「殺し屋」 >>471 >村上春樹とかも翻訳してるようだしぼちぼち読んでいきたいわ かってに読めばいいんだわ。 あなたがなにを読もうと、あたし、かまいませんことよ。 だれが、おまえがたまたま読んだ本をあげろといったんだ? ん?いい加減にしろブタ野郎が! あー、酷い言われようだな でも、その通りだね カポーティ好きな人に彼の短篇ベスト5をあげてもらえたら嬉しい タイトルは忘れたが、 田舎町に引っ越してきた、おしゃまな幼女が、 クルマに轢かれて死んでしまう短篇が、 印象に残った 1.バッタと鈴虫 川端康成 2.興津弥五右衛門の遺書 森鴎外 3.ねこひきのオルオラネ 夢枕獏 4.少年 北杜夫 5.山椒魚 井伏鱒二 戦後70年に生まれた人間は我々も含め、日本語が先祖の日本語と断絶するように教育されてきた。 これはGHQの日本弱体化政策である。 したがって、本質的には文学作品は戦前のものに依拠するのが正当である。 そうだ おれらが聞きたいのは ブタ野郎の垂れ流す勝手気ままな思いつきでなく ブタ野郎が今日たまたま手に取った本のタイトルでなければ いわんや低脳野郎のGHQなんたらの迷いごとでもないのだ そうだ おれらが聞きたいのは もっと生身の人間の意見なんだ 👀 Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) いちにち一個 志賀直哉を読もう きょうの一個 「剃刀」 >>475 タイトル忘れた。老女と作ったケーキを毎年大統領に贈る話 ……読んだ気がするんだが、実は山岸凉子のマンガで見ただけのような気も 「ぼくが電話をかけている場所」 カーヴァー 「わが良き狼」 筒井康隆 「人魚との交尾」 ブコウスキー 「水月」 オーウェル 「水中都市」 安部公房 「片腕」川端 「馬」小島信夫 「岬にての物語」三島 「村のエトランジェ」小沼丹 流亡記・開高健 上機嫌・大江健三郎 檸檬・梶井基次郎 河童・芥川龍之介 富嶽百景・太宰治 いま、日本の作家で短篇の名手といわれているのは誰なんだろう >>499 戦後では安岡章太郎と開高健、大江健三郎。 この3人で文句をいうやつは単なるヘソ曲りかバカだよね。 >>501 トロッコは「良平は二十六の年……細細と一すじ断続している。」という最後の一文が蛇足、致命的 >>503 そうか、そういう人もいるだろうね ちょっと気になったんだけど >「良平は二十六の年……細細と一すじ断続している。」という最後の一文 これは一文ではないね 五文からなる最終パラグラフだね まあ大したことではないけれど >>502 三人とも読んだことないなー あえてそのうちの一人というなら誰? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる