小松左京の恐怖小説「件(くだん)」は怖いねえ。

しかしこの話はね、関西では良く知られた伝説らしいな。
おれの母親は大阪出身だったけど、この話をしてくれたことがある。
実話としてね。和歌山のある大金持ちの家の話として。
たしか福助という。

膿血だらけの包帯だとかね。