トマス・ハーディ2
『帰郷』が気に入っている。入手困難な千城版を愛読している。 今、『遥か群衆を離れて』を角川文庫で読んでいるが、 『帰郷』や『日蔭者ジュード』よりやや落ちる。 >>122 最後のストーンヘンジのところは、充分映像的。 テスを読み終えたけど、あとがきに話のテンポが悪いと書かれていて、なるほどと思ってしまった。 トマス・ハーディ全集が出ているのを今さら知った。 日陰者ジュードとかテスは持っているから、全集を揃えるとなると重複してしまうなあ。 『遥か群衆を離れて』角川文庫ゲット。300円なり。 『帰郷』は新潮文庫はたまに見るけど、千城版はまず見たことないな。部数少ないんだな。 遥か群衆を離れて(ペンギン廉価版)を半年前に105円でげと。 早く読み始めたいけど読書リストの先約が山積みなので、うー・・ 読むつもりで手に入れた待機中の英語小説が100冊以上あるのでな。 なにか変ぢゃろうか? そのとき読みたいのを読めばいいじゃん 本なんて、どうせ全部読めやしないんだから 俺は年頭にその年読むつもりの本を読む順にラインナップする。 ただし、ときどき別の読みたい本が現れるので、修正はする。 ハーディは数年後だな。 おれは手元で待機中の中からその時の気分で次の本を選ぶ。 それでも‘Far from..’は数ヵ月後だろな。 入手時期の順番を大いにすっ飛ばして、 「遥か群衆を離れて」のペーパーバックを読み始めたぜ。 感想は一ヶ月後かな。 >>143 鋭さはないけれど、まあまあの佳作だね。 シュレシンジャーの映画もなかなかいい。 >>145 いいや、シュレシンジャ―だ。 お前、当時のこと、知らない若造だろ? すでに読んでる最中の人に、 聞かれてもいない個人的評価を押し付けるとか どうなのかねえ、おっさん? >>147 長幼の序に従いなさい。 匿名掲示板とはいえ、言葉遣いに気をつけろよ。 同名について‘シュレイジンガー’という発音例もあるけど、 映画監督は‘ジョン・シュレシンジャー’ですよ。 「遥か群衆を離れて」は素晴らしい映画だったねえ。 真夜中のカウボーイよりもドクドルジバゴよりも好きだな。 >148 匿名掲示板で年功序列を要求することのアホさ加減はひとまず措くとして、 君はいったいどういう理由から自分が他より年上だと決めつけているのかね? >>150 俺がかなりの年寄りだからだよ。 君という表現もやめろ。あなたにしなさい。 >>151 無駄に歳だけ重ねたジジイはどうしようもねえなw いい年してんだから2ちゃんは卒業しろw >>152 品性下劣の若造は去れ。文学には向かんよ。 「文学」と「品性」に関連があると思ってる時点であんたの方が文学向いてないよ 子供っぽい文学観だよな クソジジイは老醜を晒してないでまともな本読みな かなりの年寄なのに一人称が「俺」で若者にムキになっている人も 若いのに(若いが故か)調子に乗っている人も どっちもどっちだ。 俺も歳は食うだろうが、こんなみっともない老人にはならない自信がある 自信過剰も何も、お前みたいな底辺の老人にまではさすがに落ちぶれないよ ジジイは早く寝たら?w ほら、年配にお前と言う人間にろくな奴はおらん。 どうせ、底辺をさまよっているフリーターだろう。 将来は生活保護の世話になるのかな。 老いては負うた子に教えられ、という言葉も知らないんだろうな ま、こんなバカに負われた経験もないがな! 自信過剰、不遜、傲慢という言葉がよく似合う若造だな。 先は見えているな。 顔の見えない相手にお前呼ばわりされたくらいで、 頭から湯気出しちゃうようなナイーブなおっさんが、 そもそも2ちゃんにべったり張り付いてんじゃないよw 老い先短いジジイを煽るといちいち乗ってきて楽しいな おっ、負け惜しみモードに入ってきたぞ つかんこと聞くが、お前どこの大学出たの? あ、おっさんの触れられたくないところに触っちゃった? メンゴメンゴ ガブリエルがバスシーバの農場で働き始めるあたり、 かなり笑えてきたw >>175 じゃあ、このスレに二度とくるな、わかったな。 「キャスターブリッジの市長」について何も書かれていない。 ハーディの4大傑作の一つなのに。 この人の小説って、読んでも苦行だよね。 読み終えたときには得られるものがあるが。 「遥か群衆を離れて」、上から目線の隣人のストーカーじみた求愛と DV夫に長々とヒロインがいたぶられるくだりにいささかストレスを こうむったが、晴れ晴れとしたハッピーエンドに終わり、 大変に喜ばしい。 >>181 "Maor of Casterbridge" のテレビ映画が二本もあり、一方は6時間、他方は3時間20分もある 本格的な大長編。両方とも YouTube上で見られるけど、すごくいいよ。お薦め。 昔々に大学の一般教養の英語の授業でハーディをやった 本のタイトルがShooting The Erephant(s)?だったような どなたかご存じありませんか? >>190 ,191 勘違いしていたようです 短編の一つ「蠅」とういのもやりました 後味が悪かったような・・・ トマス・ハーディ全集〈10〉キャスタブリッジの町長 [単行本] トマス ハーディ (著), Thomas Hardy (原著), 鮎澤 乗光 (翻訳) 新訳って素晴らしいけど、430ページしかないこんな本が、一冊7,300円ほど。 しんなに高くする必要があるの?買う人がいるの? >>194 図書館用だね。たとえ3000円にしても、たいして売れないのは見えている。 出版社は赤字を回避するために、1冊の値段を高くする必要がある。 個人で買う人なんてほとんど居ないだろうね。 将来、文庫本になる可能性はあるけど。 みんなは、ハーディーをどの版で読んでるの? 原書?もし翻訳なら、どの出版社のどれ? >>197 いろいろな出版社のものを買い集めた。「テス」筑摩書房世界文学全集1970年版、「帰郷」「キャスターブリッジの市長」 「恋魂」「森に住む人たち」「らっぱ隊長」千城、「日蔭者ジュード」「緑の木陰」「月下の惨劇他」「古代土塁での逢引き他」岩波文庫、 「遙か群衆を離れて」角川文庫、「アリシアの日記他」新潮文庫、「窮余の策」学書房、「青い瞳」近代文芸社、以上14冊。 千城という出版社は今はなくなっているようだが、1990年代前半に新訳でほとんどのハーディの 作品を出版していた。ただ、部数は限られていたようで、今日古書として流通することはあまりない。 ここが出した「帰郷」や「恋魂」を持っている人は滅多にいないんじゃなかろうか。 はっきりいって世評高い「テス」なんかより「帰郷」のほうが遥かにすぐれていると思う。 ハーディ学者の大沢衛もそういう評価だ。大沢はこう書いている。「この作はエグドンヒースと その篝火祭をバックとして、パリから荒野へ帰郷するクリムと、荒野からパリへ抜け出そうとする 異教の女ユーステイシアとの心情の対角線を描き、ギリシア悲劇を思わせる崇高感を打ち出す。」 まだ未読の人はぜひ手にとってみてほしい。 >>198-200 みなさん、すっ、すごい。さーすがあ。 「帰郷」も、ぜひ読んでみるよ。 数日前に注文してあるし。 原文で読んでる人、コメントをよろしくお願いします。 >>202 そんなコメント求めるなよ。原文厨がしたり顔で語りだすだけだ。 原文だろうと翻訳だろうと読書を楽しみ、作品をここで語り合えばいいだけだ。 僕はときどき英文で本を読むけど、したり顔で話をするつもりなんてないよ。 ハーディーの作品にはドーチェスター地方の方言がふんだんに出てきて、 そのリズムが面白いと思う。プロットももちろん素晴らしいけど、 文章のリズムを読み味わうには、方言が適度に出てくると、 すごく面白いんだよね。まだ原文に当たったことがない人は、 ネットで無料で読めるので、ぜひ拾い読みでいいから、やってみるといいよ。 ほんと、面白いから。 「男と女のいる舗道」だったか「離ればなれに」だったか、 60年代のゴダールのモノクロ映画の中にパリの英語教室の風景があり、 ハーディを教材に選んだ女教師曰く 「ハーディを読むためだけにでも英語を学ぶ価値が十分にある。 それほどハーディの文章は美しい」 そういうことだそうだ。 ハーディーを読んでると、ハーディーの物語の舞台であるドーチェスターに行きたくてたまらなくなるよね。 >>206 たまらなくなって行ったんですか? もし行かなかったんなら、たまらなくなくて結局たまったわけですよね? たまったんですか?たまらなかったんですか?どうなんですか? ハーディはイギリスの土着性を表現した貴重な作家だと思う。 その文章の風景描写と抒情性は傑出している。 さしずめ近代イギリス文学は、都市のディケンズ、田園のハーディといったところか。 再読しているのだが、ハーディの腕前は非常に高いね。 人物の造形、表現力、風景の描出、話の構造、構成力、全てが最高クラスだ。 近年の日本では、さほど読まれていないようで残念だ。 随分過疎っているね。 『遙か群衆を離れて』を誰かと語り合いたいな。 テスみたいなメロドラマはすごい大好きなんだけど、ポランスキーの映画版が世間的に名作扱いなのがなんか納得いかないなあ そりゃ画面は綺麗だけどさ、テスの内面が見えてこないよ。キンスキーがただぼーっと突っ立ってるように見える。アレクに襲われるところも合意があるように見えるし 何より致命的なのが、クレア役の男優がキモい… 今はもう、愛していると言ってください、あたしの愛しい、愛しいあなた、愛すると言ってください、あたしがあの男を殺してしまったんですから! テスがほとばしる思いをクレアにぶっちゃける名セリフ。泣かせる >>212 『遙か群衆を離れて』の原文から自分なりに和訳し続けてる人がいるよ。 洋書を読んで英語の勉強 34 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1382118369/ このスレの 831 から 1000 まで、それからまだ続くみたいだよ。どんなオッサンが訳してるのか 知んないけどね。翻訳の質はどうか知らんけど、まあ一回は見てみる価値があるかも。 そのあとのスレ 洋書を読んで英語の勉強 35 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1385330096/l50 ================ 831 :名無しさん@英語勉強中:2013/11/21(木) 19:25:58.02 FAR FROM THE MADDING CROWD by Thomas Hardy, 1874 CHAPTER I DESCRIPTION OF FARMER OAK ― AN INCIDENT 農民オークについて -- ある出来事 When Farmer Oak smiled, 農民のオークが微笑んだとき、 the corners of his mouth spread 口の角が横に広がって till they were within an unimportant distance of his ears, 耳と耳とのあいだの重要でない間隔いっぱいに広がるまでになり、 his eyes were reduced to chinks, 目がただの割れ目になってしまい、 and diverging wrinkles appeared round them, 分岐した皺が目の周りに現れ、 extending upon his countenance like the rays in a rudimentary sketch of the rising sun. 日の出を拙く描いたスケッチの中の光線のように顔いっぱいに広がるのだった。 過疎っているような気もしますが、お礼を申しあげねば。 「日陰者ジュード」を読みました。 トマス・ハーディいいじゃないですか! 自分の知らない作家だったので、作品を読んでみてそのできのよさにビックリしました。直接的な関連はないと思いますが、カンスタブルの絵画を想起しました。 −オックスフォードに行き、学問で身を立てることを夢見る青年、ジュード。貧困と結婚生活の失敗によって何重にも挫折していく若者を赤裸々に描き、発表当時非難の限りをあびたこの作品を最後に、ハーディは筆を折った。− (上巻背表紙より) これを読むとわくわくしますね。実際、期待に違わぬ内容でした。サクサク読めて面白いですし、特に人物描写は素晴らしいなと思いました。 このスレのおかげでトマス・ハーディという作家の存在を知ることができました。ありがとうございました。 短編も面白いの多いよ。 ハーディは技巧が高いので、現代人でも楽しめる。 欧米圏では読まれてるんだけど、日本ではあまり人気が無いね。 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる