トマス・ハーディ2
『帰郷』が気に入っている。入手困難な千城版を愛読している。
今、『遥か群衆を離れて』を角川文庫で読んでいるが、
『帰郷』や『日蔭者ジュード』よりやや落ちる。 『ボヴァリー夫人』も『キャスタブリッジの町長』も自然主義文学の作品
フローベールは詳細な描写をするが、ハーディはそれ以上だ
ハーディの心理描写はしつこいくらいだ
読んでいて『キャスタブリッジの町長』は疲れた
次は『帰郷』に挑戦しようと思う
たぶん来年だな キャスタブリッジのモデルの町ドーチェスターを訪れたいと思う
町長の邸宅とかホテルが残っているらしいね 最初は「唐松、樅」だったのに
次からは「カラマツ、モミ」
下訳者が異なるからかな? 『旧約聖書』の知識がなければ理解できないところがある
『シェリー詩集』も見なければならない 今年は『緑樹の陰で』を読んだ
来年は『青い瞳』を読む いま読んでいる『狩場の悲劇』のあと、
『ミドルマーチ』(大阪教育図書)『フロス河畔の水車場』(彩流社)、
来年早々に『帰郷』『ジュード』を読む予定 余力があれば、『ポータブルフォークナー』も読む。
未読分だけね。 予定は未定
『ハック・フィンの冒険』読んだので
『ミドルマーチ』読まずに『フロス河畔』を読み始めた
『帰郷』『ジュード』着手は来年の4月頃になるな
『ジュード』を先に読みたい気になってきた 恋の霊 ある気質の描写 (ルリユール叢書) トマス・ハーディ (著), 南協子 (訳)税込:3,520円
出版社: 幻戯書房
発売日:2023/02/28
ISBN:978-4-86488-268-2 気分転換のために『大いなる遺産』(新潮文庫)を読み始めた
翻訳文は流暢で素晴らしいが、意訳が多すぎる
翻訳者の解釈は最小限にしてもらいたい
岩波文庫の方が数段上だと思う 新潮文庫のフランケンシュタインは原文にない尾ひれをいろいろつけて訳文長くしてるからな
でもああいうのが今の読者にはわかりやすくていいらしい 直近2つのレスがハーディと無関係だ
今年は秋に『青い瞳』を読む予定だ ハーディ作品は暗い
続けて読むことは無理
鬱になる
間にジェイン・オースティン作品を挟むべきだと思う 色々ご教示を受けたから
5大長篇はなんとしても読了する
オレの能力の限界だな スレチだけれど勘弁
『ピクウイックペーパーズ』『リトルドリット』『骨董屋』を入手
萌書房の全集では比較的早くに『ハードタイムズ』が出るみたい
『互いの友』はまだまだ先らしいね ポランスキーの「テス」を数十年ぶりに見た
すぐれた文芸映画という評価はかつてと変わらない
この映画のレビューにキリスト教徒と異教徒の闘いとあって
なるほど、そうかと腑に落ちた
だから作者はテスに殺人をさせたわけだ
かつてハーディの小説を読んだときも、この殺人とテスの性格が
そぐわないという違和感があったが、これで納得した 千城出版のハーディ作品集に、瀧山訳の森に住む人たちというのと、藤井訳の森林地の人々という2つの訳があるのはなぜ?
瀧山訳に問題があったから改訳したとか、なんか情報あったらよろしく
ついでにどちらの訳がよいかも >>732
千城の瀧山・橘訳は販売するのがおかしいほどの酷いシロモノ
藤井訳は無難で問題ない >>733
ありがとう
しかし、瀧山氏って一応文学博士でしょ
そんなひどいとは、全くもって学者はピンからキリだね
藤井訳を購入します
全集版はどうなのだろう?
あと、詩集だと誰の訳がお勧めですか? うるせえな
翻訳で詩を読む自由を邪魔するな、タコ
英語を読める大江だって翻訳で詩を読んだんだぞ 乱暴な言葉遣いだね
そんな感性で韻文を読んでどーするのオッサン? >>737
テメエの言葉遣いが悪いのを棚にあげてんじゃねえ
丁寧な人間には上品に応対するのがわがモットーだ
気をつけろ、タコ 不潔な古本で文学作品を読む感性と相通ずるものがあるなオッサンw ハーディ全集は大阪教育図書から出ている
非常に造本がよい全集だ
翻訳に多少難がある場合でも原書を参照すればいいだけ
1冊8000円するからブルジョワ向きだけどね
オッサンには無理だね ハーディ全集は必要に応じて買っている
5、8、11、13巻を持っている 千城のfar from the madding crowdの題名の訳がおかしい。
「狂おしき群れを離れて」となっている。この「狂おしき」について2点指摘したい。
第1に、文語を用いるなら「狂ほしき」(狂ほしの連体形)とすべきだろう。
第2に、口語で考えるならば、「狂おしい」(狂おしいの連体形)となろうが、狂おしいの用法は、狂おしいまでの情熱、狂おしい気持ちというように、狂おしい(気が違いそうなの意)+心情で用いる。
例えば、狂おしい心にある群衆、群衆は狂おしい怒りを持っている、なぞである。
「狂ほしき群れ」「狂おしい群れ」なぞという国語表現はない。「気が違いそうな群れ」と言い換えれば誤用に気付こう。
訳者は、あからさまに「狂った群れ」とするのを憚ったのだろうが、とんだへまをしたわけだ。そもそも国語では「狂気の群衆」「狂乱の群衆」なぞという表現は取らないので、「正気を失った群衆」「正気でない群衆」というように否定もしくは否定的な表現を好む。
が、それはともかく、かかる中学生以下の国語力、読まずとも中身のレベルは知れる。訳者は大学教授であろうか、笑止千万、中学生以下の学生相手なら納得もできるが。 >>743
その訳本を持っているが、ひどい翻訳だ
英語を習いたての中学生レベルの日本語訳文だ
まあ発行部数が少ないから被害者はあまりいないだろう
幸い角川文庫を持っていて、そちらはきちんとした翻訳だ
全集の訳は知らない >>743
その訳本を持っているが、ひどい翻訳だ
英語を習いたての中学生レベルの日本語訳文だ
まあ発行部数が少ないから被害者はあまりいないだろう
幸い角川文庫を持っていて、そちらはきちんとした翻訳だ
全集の訳は知らない >>744
わたしも高畠文夫先生の訳は良いと思う
題名の遥か群衆を離れては、恐らく宮島新三郎の「遥かに狂乱の群れを離れて」から映画会社が短縮して命名したのだろうけれども、仰々しくないので良いと思う ハーディ全集は買う気もないし、それを読む気もしないのだけれど、千城で選集のようなものが出版され、またぞろ翻訳を出すのは、内輪向けなのだろうか?
みすず書房でブロンテ姉妹やEMフォースターが出版されたり、オースティンも大島先生ほか良訳があるとして、わたしは現在ではハーディはやはりそれらの作家より評価は低いと見ている。
主要な小説は文庫で出ていて、絶版でも古書なら全集より安く、かつ良訳だと思う。
わたしは、それで十分で、少なくとも千城のように英文学者の恥をさらし、ハーディの価値をいたずらに下げるようなことは良くないと考える。 千城はもう存在しない出版社
いまさらどうこう言ってもしょうがない 弱小出版社の翻訳本はそれなりのものが多い
校正部員が少ないのだろう
読むにあたっては原書を座右におきながらでないとダメ 荻野訳『ミドルマーチ』は最悪
誤訳、誤植のオンパレード
読んでいると眠くなる ハーディの全作品制覇なんてやる意味あるのかね?
4大長篇か5大長篇を読めば充分だと思うが >>751
わたしも同感だな、テス、ジュード、帰郷あたりの3作くらいと短編で十分で、それ以上はほかの作家読むかな あまり読まれてないが、『キャスターブリッジの市長』も名作
長編は4つ読んでおけば大丈夫
それ以外の長編はあまりよい出来ではない NHKBSPで放映したのを録画した
だが、まだ観てはいない ジュリー・クリスティ主演の映画、DVDを持っている
テレンス・スタンプ、ジョン・フィンチ、アラン・ベイツ
豪華キャストだ ところで、テスなぞを読むと、ときに自然描写に紅葉の筆致なぞなぞってみたりし、まあ楽しいところもあるのだが、テスとエンジェルとのやり取りなぞはあの時代には焦らして焦らしてという感じで、今では通俗的に見える
で、19世紀にテスが不道徳とされたとして、わたしのさらなる疑問は、エンジェルがオナニーをしなかったかに尽きる
さすがに、エンジェルがオナニーに狂ったか夢精でもしたら当時の女性読者は拒否したろうが
つまり、女性読者はエンジェルを想像してオナニーしていたに違いないと思うのだ
皆さん、どうだろうか? >>757
申し訳ない、投稿を修正すると、エンジェルは搾乳場でテスに欲情をもってオナニーをしたはずで、それを匂わす描写がないけれども
搾乳場の女たちは、まちがいなく床についてからオナニーしているように匂わす描写はある
と見ますがどうでしょうか?