【ライ麦】サリンジャー総合【グラース】
途中で送ってしまった。
>>362
そうだよね、それをしたら〔現代語訳〕って付けなきゃならなくなる。 村上版だって古めかしいところはあるな。
フラニーの冒頭の手紙とか。
あれ、わざと古くしてんのかなあ?
よしにしようじゃありませんか、とか昭和初期っぽく。
なのに同じ手紙に、すごおおおく、とかやってるし。 ここはどこ?のほうが自然な訳。
私は今どこにいるの?なんてまるで字数稼ぎしてるみたいじゃないか。 先生が終盤で長くだべったから、意外とマジメな教訓小説なのか?と
いぶかったが、ホモ展開きてトホホって笑ったw ライ麦読み終わって結構おもしろかったけど、
なんで世界的に評価されて関係ない映画とかでも名前が挙がるのかは理解できなかった
町田康とかもこの手のプチ放浪小説良く書いてるやん
でも妹に夢語るシーンは良かったな タイトルになってなかったら
読み飛ばしちゃうレベルのさり気なさだったが サスペンスの犯人がよく読んでるけど、カルト的な内容なんかゼロだよな
ベートーベンとライ麦みたいなセットたまに見るけど、明らかにベートーベンじゃないw ホールデンからの影響で
バーではいつも最後にスコッチソーダを飲む
ハイボールとの違いは分からない >>378
カルトは同時代じゃないと生まれないだろ。 村上訳のライ麦では「やれやれ」というセリフが2ページに1回くらい出てくるんだけど
野崎訳ではこのあたりどう訳してるんだろう It killed me.のこと?
それなら「参ったね」かな。
これにはまいったね、とか。 ライ麦はずいぶん前に読んだけど良かった記憶
妹と雨の中を離れて歩く姿とメリーゴーランド
文句垂れながらも、そんな彼らでもいた方がマシだという終わりだっけ
あまり覚えてない これには僕も参ったね。
中学生の頃読んでたら影響受けまくってた気がする、読まなくてよかった。
どうでも良いことをあの口調でだらだら書いていく文体に絶対影響されてた。 「笑い男」読了
世界が分かっていない、9歳の少年になった気がした。おっさんなのに。
最後にナースつれてた女の子は、一体なんだったのか。
ガンみたいな不治の病にでもなったの?
単純に、チーフの子を妊娠中絶?
そもそも、チーフはなんで追いかけないのか? 小舟のほとりで、でユダヤ差別が描かれたように、笑い男ではネイティヴアメリカンへの差別が隠されているように見える。
白人のメアリ・ハドソンと団長の恋が成就されなかったのは、二人にはどうしようもできない事情によるものだったんだろう。
だから笑い男も最期は生き延びる術を自ら放棄してしまったのだと思う。 福山雅治の演技や楽曲に触れるたび、この人はフラニーの恋人のレーンみたいだなあ、と思ってしまう。 彼氏、より男友達、のほうが古い言い方で合ってる気がする このスレ読んでて柴田元幸さんが20年以上前に
ライ麦畑の一部分を訳していたのを思い出したので、そのまた一部を紹介します。
でもこのスレすでに誰もいなそうですね(笑
とにかく、僕はネクタイとか何も着けずに、五番街をずんずん北へ歩いていった。そのうち急に、すごく変な感じがしてきた。
四つ角に来て、車道に足を踏み出すたびに、絶対に向こう側まで行けないんじゃないかって気になったんだ。
下へ、下へ落ちていって、もう誰にも見えなくなっちゃうんじゃないか、そう思った。
すごく怖かった。ウソみたいに。汗がだらだら出てきた。シャツも、下着もびしょ濡れ。そのうちに、こんなことをはじめた。
四つ角に来るたびに、弟のアリーと話してるふりをするんだ。僕はアリーに言う。
「アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。頼むよアリー」。
そして無事消えずに向こう側までたどり着くたびに、僕はアリーに感謝するんだ。次の角に来ると、また一から同じことが始まる。でも僕は歩きつづけた。..... Jerome David Salinger (January 1, 1919 – January 27, 2010)
The Catcher in the Rye, 1951
Nine Stories, 1953
Franny and Zooey, 1961
Raise High the Roof Beam, Carpenters, and Seymour: An Introduction Stories , 1963 伝記映画公開に合わせて未収録の作品集を出すって話はどうなったんだろう
サリンジャーが遺言で言ってた奴 男子はみんな、サリンジャー(主にライ麦畑で捕まえて)が、好きだというイメージがある。 と言うのは、私統計。
出会ってきた男子の90パーセントは、サリンジャーが好きで、それらの男子は例に漏れずブランキー、ゆら帝が好きだと言った。
ナインストーリーズを読んでるけど、全然意味わからない。サリンジャー好きの人に言うと、「そこが良い」らしい。。。
やっぱり男子という生き物は不思議だ。 もしかしたら事前知識が必要なのかしら。頑張って読みます
http://www.thepicta.com/media/1234088845489973835_5083305 そういう男子が好きなだけだろ?
読んだ事ある人ですら50%もいなそう。 サリンジャーの「ライ麦畑」を読んだ人の感想を聞きたいです。
わたしは読書好きの大学一年生(いちおう英文学科です)。 高校生のとき定期的に担任との面談があった。
最後に何か達成できたことはある?と聞かれたので
サリンジャーのライ麦を読んだと言ったら、いきなり笑われた。 いきなり笑うなんて変な先生だね。
でも先生のなかにもきっとサリンジャーの好きな人もいると思うよ。
卒業して教師になったら、サリンジャーを読んだ生徒は褒めてあげたいな。 ライ麦畑は全世界で5000万部以上売れてるんだってな。
思春期に読む本って擦り込みが全世界的にあるのかな。 サリンジャーの作品て思春期に読むとグッと胸に食いこむ感じなんじゃないかな。
わたしの場合ライ麦畑を最初に読んだのは小学校5年生のときだけど、
そのときの衝撃はハンパなかったもの。
それから何回読んだかわからないくらい繰り返し読んできたけれど、
毎回ホールデンの心の痛みが自分のそれみたく感じられてヒリヒリするのね。 ライ麦畑ってさ、ライ麦畑で冒険する話かと思って読んでて、いつまでたってもライ麦畑に行かないうちに終わっちゃった。 ライ麦はおっさんになってから読んだけど、まったく意味不明だった。
あれは、若い頃に読まないとダメだ。 >>402
きみは男?女?
小学校5年生で読んだきっかけは?親の勧め?先生の勧め? >>398
「達成できたこと」を聞かれて、本を一冊ぽっち読み終えただけのことを言ったら笑うわな。
サリンジャー関係なく。 そんなことはない。
一冊でもヘーゲルを読みました、ガロアを読みました。
なら、凄いね〜となったさ。
サリンジャーは、あっち系のジャンルだからな。
たぶん、それで笑ったんだよ。 スゲー、珍しくスレが動いてるっ!
学校の先生が「達成できたことは?」と質問するのって
本を読んだとかそういうことじゃなくて、もっと違うことじゃないの?
字もろくに読めない人が本を読めるようになったらすごい達成だけどさ。 >>405
いちおう女だけど、なにか?
ライ麦畑を読んだきっかけは仲のいい子からこんあのあるよ、
ってすすめられたからだったと思う。 インターステラー
回転する船にドッキングするハラハラドキドキなシーン。
どうせ成功するんでしょ?って退屈だった。 ホールデンの苦悩は、女の子とやりたいのにできないというものなのだけど
きみならホールデンの苦悩を解消させてやれると思ったのかい?小学校5年生のときに ぼくの苦悩をきみに解消してほしいのだけど
英米文学は英語で書かれてるので簡単という印象があるせいか、
翻訳の質が悪く、翻訳の質向上に取り組んでもらいたい。
パロールの現場を知らないとエクリチュールが理解できないというのが、
ポストモダン以降の英米文学なんだ。
たとえば、How are you?というのを英語教育では「ごきげんいかが」と教える。
そういう意味はもちろんあるのだが、声のトーンによっては「あんた、頭大丈夫?」の意味になる。
これを理解するには英語の現場に入り込まないとわからない。
イギリスとアメリカの留学を早い時期に勧めたい。
でも、日系企業の駐在員や外交官のように現地の日本村にいてはだめで、
英米人の生活する渦中に入らないと学べない。辛い思いもたくさんすると思うが、
健闘を期待したい。 ライ麦は尾崎と似てる。
若い人には鋭く響くが、
年取った人には「なにそれ?」 2ちゃんねるではサリンジャーはあんまり人気ないみたいで残念。 尾崎と似てるか?
尾崎の主人公は大人になったら普通に働いていそうだけど
ホールデンは大人になってもうまくやってなさそうだし、下手すると病気。
初めて読んだ時は思春期の話って印象だったけど
大人になって読み直したら結構印象が違った。 >>421
亀レスだが、尾崎はどんなに反抗してても結局社会の歯車に飲み込まれてしまう苦悩を歌ってる。だから尾崎の歌う人物は社会で立派にやっていく運命にある。(この点、失業率が上がって、飲み込まれたくても飲み込まれない現代にはちょっとそぐわないテーマでもある。)
ライ麦はニューヨークにはびこる拝金主義、権威主義を嘲笑ってる。ただ、それらが浸透しきった社会では、独りでそんな主張をしたところで狂人扱いになってしまう。
なので>>412の疑問は正当。 >>404
俺30歳だけど、一々すごくわかりすぎるくらいわかるんだけど そういえばそんな話あったね。
でも、出るって話と
遺言で50年は出さないって話があったような。 図書館でデイヴィッド・シールズとシェーン・サレルノの本と娘マーガレットの本借りて読んだ。
すごい偏屈がんこジジイって感じで絶対近くにいて欲しくない・・・
ただ戦争の描写が前者の本にはきつくて、こういう事経験すると多少は偏屈になってしまうのかなと同情する面もある。
おっと思ったのが、従軍中ライ麦の最初のほうを書いていたということ。
よれよれの好きでもない先生とか不潔な同級生の描写をしつこいくらい描いていたのは
それがもっとも戦争の現実から遠い平和な情景だったのかなと思った。 戦争とライ麦ってなんか結びつかないね。
NewYorkerに
かつて「エズミに捧ぐ」を映画化しようとした人ががいた
という記事が出ていた。
エズミに捧ぐは戦争の影が感じられる作品だよね。
ttp://www.newyorker.com/magazine/2016/11/21/the-film-jd-salinger-nearly-made ジョンレノンを殺したマークチャップマンが殺した後に現場でライ麦を読んでたらしいな ビートたけし「あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!」 やれやれ、ここには退屈な奴しかいないな。例えばアリーの死亡年月日を即答できるような奴はいないだろうな。
…いや、でもそれを決めつけるのは慎重にならないといけないな。
ここにいる奴らがこっそりとすっごい口笛吹きかもしれないし。 ライ麦とフラニー読んで良かったけどナインストーリ−ズの良さがあまり分からなかった
言語能力がかなり高い方向けなのかな? 難しいとは思わないけど
短編は短編の味わい方があるから慣れかも サリンジャーの作品だと思うんだけど国籍の違う二人の男女(二人とも女?)がそれぞれ相手の母国で会話していく話ってどんなタイトルだっけ >>446
ライ麦とフラニーを村上訳で読んだせいだと思われる >>451
どちらも野崎孝訳で読んだのですが>>447さんの言うように短編の味わい方を知らないのかも
ライ麦の訳は当時の若者言葉を使って訳しているそうなので
個人的には今だとそこまで良いとは思えないのですが
フラニーとゾーイーの訳し方の良さにはびっくりしました
賛否あるそうですが機会があったら春樹訳も比べるために読んでみようかな >>452
ではナインストーリーズも新潮文庫の野崎訳ですか。 小舟のほとりとエズミは誰の訳で読んでも名作だとおもう。
次にコネティカットと笑い男。 むしろ野崎訳以外の選択肢がないでしょ
あれほど素晴らしい翻訳もなかなかない 中二病だった時期に読んでたな
今思えばこの本が心の支えになってた気がする 野崎訳は言葉は少し古いけど作品世界に引き込まれるから古さを忘れて気にならなくなる これな
http://www.shinchosha.co.jp/book/591006/
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年
J・D・サリンジャー/著 、金原瑞人/訳 エズミなんてほんとにいいのにな
ライ麦で人生狂ったやろ
フラニーとゾーイも才能感じるのに現世の大成功に作品の発展を阻まれてるように思った >>459
読んだこと無い奴が含まれてるのかな?
買ってみようかな、ありがとう! あ、あと金原さんはサリンジャー合いそうだよね
タイトルにサリンジャーが入ったエッセイ出してたな、そう言えば エズミもいいし、小舟のほとりで、なんか最高だな。
柴田さん訳も悪くないんだけど、野崎さん訳を最初に読んだせいで、
最後に親子一緒に走る場面は、個人的に世界一美しい短編ラストだわ。
あと、有名じゃないけど、『ヴャリオーニ兄弟』もめちゃくちゃ良いから、
まだ読んでない人はぜひ。 ちょっと違う角度からいうと、
スペイン作家のエンリーケ・ビラ=マタスの『バートルビーと仲間たち』に、
老年時代のサリンジャーが登場する。
そのセリフがもうほんとに「サリンジャー的」だから、
まじでおすすめ。 バートルビーっていうのはメルヴィルの『代書人バートルビー』に出て来る奇妙な人物。
「せずにすめばありがたいのですが」と言って、
何をすることもしない人物。
それにあやかって、筆を折った作家のことをエンリーケ・ビラ=マタスが
「バートルビー」と名付けた。
世の中にそれが蔓延していることを「バートルビー症候群」とも
エンリーケ・ビラ=マタスは、その「バートルビー症候群」の
代表格として、サリンジャーをあげているんだよ。
理由は、サリンジャー好きの皆ならわかるだろ?
長文ごめんな 新訳読んだ。けっこう衝撃的、というか僕には衝撃的すぎた。 3ヶ月以上経っても、俺みたいな「本物のファン」がコメしたら、みんな黙っちゃうのな?
466※のヤツなんか勘違いして「釣りかよ!」なんてコメしちゃう低レベルだし。
なあ、誰か反応してみろよ。
新訳の話題でもいいし、これまでのサリンジャーの見識でもいいけど、どうせお前らにわかだから、
俺みたいな「本物」が出てきたら躊躇しちゃうんだろうな。
ほんと、ここ腐ってるわ。 >>467
もしかして映画「アメリ」に出てくる小説家のモデルはサリンジャーなんだろうか