★文学板住人が選ぶ必読書リスト★
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リストの対象は…
本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生、
子供向けの本はよく読んでいた中高生です
10冊くらいを目処に書いていけばいいじゃない
例:こころ(夏目漱石)
カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)
・
・
・ ふたりのロッテ
万年元年のフットボール
城
ジュラシック・パーク
豊饒の海
重力の都
高野聖
桜の森の満開の下
ニューロ・マンサー
たんぽぽのお酒 2chとパチスロって似てると思う
パチスロにアニメの作品多いよね
2chやパチスロを呆けた顔してやってる池沼が、呆けた顔のままアニメを見ている
ただそれだけのことである こういうスレで必要なのは自分の衒いを出さないことだろう
意志と表象としての世界とかマジで薦めてんのか? 馬鹿を承知の上でする発言とか、思ったことを素直に口にすることは悪くないと思うよ。
「ためらい」とか「諦め」こそが罪悪。 >>35
逆だな。沈黙は金。慎み深いことは美しいし、無害だよん。
リアルでは沈黙
2ちゃんでは言いたい放題
この場合は? >>38他人に迷惑をかけるのはよくないけど、少しくらい迷惑かけるのは仕方ないと腹をくくって、
馬鹿なことを言ったら容赦なく批判してくれていいから、次々と先へ進みたい、と思う。
そのほうが面白いと思うな。思慮深さに欠けるのは確かに美しくはないけど。
ということで、俺は少数精読より多読派だ。
そして、若者には根本的なテーマを扱った小説を読んで欲しい。もちろん、詩も。 必読書も何も
新潮社の文庫でどこの本屋でもブックオフでも
売っててみんな読んだ事あるに決まってるし。
こんなのは、結局自分にとっての必読書だったのを自慢するスレなんだな。
とりあえず、中学三年までの数学の本とかは、理解したら何か考えたり説明するのに役に立つ。
そのぐらいの論理力みたいなものは在った方がいいみたいだし。なかったら駄目みたい。
あと、キーモンニコライデスのデッサンの道しるべ。
とか右脳関連の絵の本。
右脳が結構大きな位置しめるからな。
本読んでもおもしろくなかったとか分からないとかいうやつは。
右脳鍛えてから読むと良いだろう。
本読んで感動出来るとか言うのは感受性とか才能じゃないわ。
本人の体験とかによる。 >>41
ほほう。三浦は多読派か。一日一読も大変だからな結構。 >>41ショーペンハウアーとかが、天才の作品だけ、良書だけを熟読しろ、とか、古典を読め、とか言ってたけど、
そういう作品って、俺には理解するのが難しいし、
古典は、それが書かれた必然的な理由、バックグラウンドを知らないと読めないって思った。
本読んでて理解出来ないのは正直辛いし、落ち込む。
だからこそ、まずは、歴史とか文化、哲学なんかで理解装置を作るためにって意味でも多読派だ。
ここの住人は、入門書とか、解説書、概説書をみんなまとめて軽蔑してるかもしれないが、
いい入門書、いい解説書はある。そういう本はためになるし、面白いと俺は思う。
あと、読書は癖をつけたら、興味薄い本でも意外と読めるぞ。 >>44
>ショーペンハウアーとかが、天才の作品だけ、良書だけを熟読しろ、とか、古典を読め、とか言ってたけど、
賛成。しかもなるべく生に近いテキストで読みたい。
惜別
金閣寺
正義と微笑
アンナ・カレーニナ
人間失格
音楽
ツァラトゥストラはこう言った
斜陽
午後の曳航
宴のあと
もの思う葦 宇津保
源氏
とはずがたり
万葉集
八代集
金槐和歌集 どうもピンと来るものがないな。武陽ならば散々罵倒するのだろうが、奴が居ないとくだらんw >>50
ただのレス乞食だよ。
他人の趣味をけなすだけの不快なコテだった。 いや、何かどす黒いものを抱えているんだろうが罵倒には知識の裏付けがあって面白いことも多かった。 でも言ってる意見に同意できることがほとんどなくて地頭が悪い感じだった ハッキリ言ってモテモテだったな
ムキになって言い返してくるところがウケたのか
かまって欲しくてイチャモンつける奴等ばかりだった まあ
(o^v^o)に較べればかわいいもんやけどな
人気者だったんだな…
武陽にオススメの本とか聞いてみたかった。 プラトンとキリスト教知らないうちから、ほかの西洋哲学に手を出しちゃだめだよね。
プラトンの名前くらいしか知らない人間は、手始めに何を読めばよさそうですか。 せめて藤沢令夫くらいには手を出しといたほうがいいよ
竹田とか超訳ニーチェとかより多少ましって程度だろ >>63岩波現代文庫に田中美知太郎っていう、プラトン研究の第一人者が書いた『哲学初歩』って本があるけど、
その本は古代ギリシャ哲学の主要な問題点をある程度押さえながらなぞっていく本で、便利。
手始めにそれを読んで、わからない用語を、ネットか、『岩波哲学・思想事典』みたいなので調べていくと、
哲学の本質的な問題について、ある程度はまでなら知ったかぶりすることができるよ。 ありがとうございます。学生時代にはギリシア語だのアリストテレスを読む演習だのを
履修してなぜか単位も取れてるのですが、悲しいことに出席した記憶が
ぼんやりとあるきり、中身はこれっぽっちも覚えてない…。
心を入れかえてやり直します。 他に当たり前すぎてあまり名前が出てこないようなのあったら教えてください
フロイトとかですか? 本当かどうかわからないけど、立花隆なんかは、フロイトは間違ったこと言ってるから読む価値ないって言ってますよ。
フロイトの思想は一時期文学に大きな影響を与えたし、真偽はともかく、教養だと思って読むのはありだと、個人的には思います。 立花なんてブンヤには文学はわからんと思うが
フロイトを読む必要がないのは事実 罪と罰、ボヴァリー夫人、白鯨、レ・ミゼラブル、神曲、マクベス、ハムレット
挙げると切りがなくなるなw
一冊なら罪と罰だねー、色んな要素があるからなこの本。構成も完璧だし。 >>72-73
それほど重要ではないんですねえ
>>74-75
有名な作品は出版社やら翻訳者やらが違うものがあるんですが、
これよりはこっちがいいとかむしろこれは絶対にダメとかあるんですか? 罪と罰:岩波、新潮、光文社
白鯨:岩波、新潮
どれがええのん フロイトは科学だと思って読んだら駄目だけど(検証不可能だから)、
一つの思想だと思えばじゅうぶん読む価値がある。
とくに「人間モーセと一神教」とかやっぱり何か凄い洞察がある。 白鯨に関して講談社文芸文庫の訳が読みやすいと思うものの
一冊2000円近くする金銭的ネックからお勧めはしない
一番安価な新潮も味わい深い訳だが
(「Call me Ishmael」を「まかりいでたのはイシュメールと申す風来坊だ」と訳している)
解説や註は岩波に劣る
やはり註も豊富であり訳文も読みこなすのに無理のない岩波を推す 白鯨って特異な小説だと思う。過剰だし、長いし。
私の知る限りでは、他に同じような本が全く無いから、あれは絶対に読んでおくべきだね、同意するよ。 聖書を知ってると知らないとじゃ文学作品の見方が、ガラッとかわってしまうくらい、聖書の影響はデカイしなあ。
聖書を知らない日本人が読む『白鯨』とアメリカ人が読む『白鯨』は別物だ。 新約聖書。確かに思想基盤というか影響力というのもあるけど、とにかく書かれてある内容が凄い部分がある。
カラマーゾフの大審問官といい、遠藤周作の沈黙といい、一節をネタにしただけで本が一冊出来上がっちゃうくらいだからね。 あなた方、知識が豊富ですよね。趣味でここまで達したのですか? >>85
日本の近代文学史を見てみれば分かるけど、その質問は少しナンセンス >>87
センスがあったら質問なんかしないでしょ
そのレスこそがナンセンス ちなみにセンスの意味はわかってます^^;;;;;;; 生きている作家なら高村薫「晴子情歌」からの三部作、
大西巨人「神聖喜劇」。
実力の割に評価されていない野上弥生子、漱石よりも骨太だと思う。 古都 川端康成
春琴抄 谷崎潤一郎
こころ 夏目漱石
山月記 中島敦
斜陽 太宰治
聖書
シェイクスピア
百年の孤独 ガルシアマルケス
神曲 ダンテ
イリアス、オデュッセイア ホメロス
聖書、ギリシア神話は必読だと思う。下地がないとわからない文学がたくさんあるから ドストエフスキー 罪と罰
三島由紀夫 金閣寺
大江健三郎 万延元年のフットボール
平野啓一郎 決壊 ドストエフスキー「虐げられし人々」「カラマーゾフの兄弟」
ディケンズ「ディウ゛ィッド・コパフィールド」
夏目漱石「こころ」「それから」
森鴎外「舞姫」
「源氏物語」
ゲーテ「ファウスト」「ウ゛ィルヘルム・マイスター」
トーマス・マン「魔の山」
プラトン「ソクラテスの弁明」「パイドロス」
スタンダール「赤と黒」
「万延元年の玉転がし」を何度も挙げてるやつは同一人物だろwww
投票は1人1回にしろよ 文学板某OB(OG?)が新参者にすすめる10冊。
「徒然草」
「歎異抄」
「青が散る」
「水辺のゆりかご」
「人間・この劇的なるもの」
新約聖書
ギリシア悲劇(一つを選ぶなら「オイディプス王」)
シェイクスピア(一つを選ぶなら「ハムレット」)
「賭博者」
「嵐が丘」
ごくたまーに見にくることもあるからね、みなさん♪ 三島由紀夫は絶対読んどけ!文学板の住民ならとりあえず何でもいいから嫁。
名称を正しいものにしないサヨクの伝統的手法
どの板でも見られる伝統芸能です
聖書
プラトン
ドストエフスキー
ここらへんは共通かな 詳説世界史研究
詳説日本史研究
聖書(新共同訳)
コーラン(井筒訳)
原始仏典&大乗仏典(筑摩書房)
失われた時を求めて(鈴木訳)
ドンキホーテ(牛島訳)
源氏物語(玉上訳)
何のジャンルでもそうだけど、その分野の基本書というか教科書というか、
そういう定番の本を熟読するようにしてる。
人文系なら歴史の素養は必須だと思う。
思想をやるなら、その源流としての宗教聖典は読んでおきたい。
文学作品であれば、若くて体力のあるうちに、横綱級の大著を読み込んでおきたい。
ここ3〜4年のあいだ、上記の本しか読んでない。
それなのに消化不良気味だ(笑) >>111
方向性は賛成だけど。
筑摩書房の原始仏典&大乗仏典はあんまりよくない。
特に中村訳原始経典はだめ。
大乗仏典は中公文庫の方がよく、原始仏典は片山一良訳がよい。
歴史も山川の詳説はないでしょ。日本なら六国史とか大日本史とか。
世界史はそんな概説書より、史記とか通鑑とかの方がいい。
西洋史だと通史で何がいいか知らないが、ヘロドトスとか読んだ方がいいよ。
>>114
> 大乗仏典は中公文庫の方がよく、原始仏典は片山一良訳がよい。
>
片山一良訳の原始仏典をamazonで探してみたら「ブッダのことば パーリ仏典入門」くらいしかなかった
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4804612718/
「大乗仏典 中公文庫」でamazon検索すると一冊の仏典が高すぎる(文庫なのに1000円以上)
何かしっくりくるものはありませんか?>中公文庫and片山一良訳
てか片山さん仕事してください…文庫で持ち運びやすいように分冊してください…
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>>111
聖書は新共同訳を薦めているようですが、口語訳になるとデメリットはありますか?
あと、このスレはドストエフスキーはたくさん薦められているのにトルストイがあまり薦められていないのはなぜですか?
名作故ですか?それとも何か事情があるのですか? ここで、必読書を上げてる人達ってどういうヴィジョンを持ってその本を選んでるの?
自分が読んで、こういう点で役に立つから読めというならわかるけど
他人の受け売りで自分でもその本の良さが説明できないとしたら笑えるよなw こことか必読書150とか、よくある十代までに〜とかってさぁ、
ぶっちゃけ文芸と哲学、社会科学なんだよね
リベラルアーツとか教養って言ったらそうなんだろうし
ここは文学板だし当然なんだけど
オレは宗教聖典や歴史古典に嗜好が偏ってるから、ここ数レスの流れに共感する
文学板でこんな嗜好な人は異端だろうね >>119
オイラは簡単。文学を読む上でより典拠、原形となるもの。
だから、西洋だと聖書やギリシャ文献が必読で、
東洋だと仏典と史記、四書五経あたりになると思う。
そういう前提、典故が分かんないと読んでも分かんないか、
分かっても枯れ木のように痩せ細った理解しか得られないからですよ〜ん。 日本人なら、日本の古典を読め
外国の文献にかまってる余裕なんかないだろ
論語もダメ、読むな。外国かぶれになる
日本人なら自分の足元をしっかり見直して万葉集、古事記、日本書紀
を読め。 >>123
その三つも仏典と史記、四書五経あたりの知識があった方がわかるっしょ。
そもそも漢字で表記されてるし。
宣長がなんと言おうが、唐心がないとよめんよ〜 >>119
俺はもともと読書スピードが遅いから、読む本を絞り込んでたの。
浅田某みたいな情報処理能力があれば、もっとたくさんの本を濫読できたんだろうけど、
残念ながら俺はそうじゃなかった。
そうなると、「優先順位」の高い本をくり返し熟読することになる。
俺にとって「優先順位」の高い本と言うのは、その分野の古典・教科書・基本書と呼べるもの。
121の言うような「前提」となる本。
そういう本を熟読すると、その後の読書も楽になるんだな。
太い幹ができると、後はそこに枝葉をつけていけばいい。
歴史の通史をくり返し読み込むと、
歴史の各論を扱った新書(中公新書の『○○の歴史』みたいな本)の理解もぐっと深まるし、
読む速度もぐんと速くなる。
そういうことを可能にしてくれる本が、俺にとっての「必読書」かな。
ちなみに次のターゲットは、エリアーデの『世界宗教史』。
読破できるか非常に不安だが(笑) ちなみに文学板の人にとって、文学理論ってどういうもの?
内容の解釈にまで踏み込んだ「精神分析的批評」や「マルクス主義的批評」なんかは、
俺にはコジツケっぽく感じられて、どうにもついていけなかったけど、
ジュネットの『物語のディスクール』はよかったよ。
「語り手」や「焦点人物」や「物語の時間」なんかが詳しく論じられていて、
形式主義的な分析に徹した本だから、小説の仕組みに対する理解がずいぶん深まったと思う。
ジュネットは文学研究をする人には定番中の定番みたいだけど、
普通に小説に親しむだけの人も読んで損は無いと思う。
こういう「その後の読書生活」の質を高めてくれるような本も、
必読書と言っていいんじゃないかな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています