【嵐ヶ丘】ブロンテ姉妹【ジェーン・エア】
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『嵐ヶ丘』を岩波文庫の新しいほうの訳で読んだが、面白かった。 純文学とエンタメの区別なんてなかった時代の大衆小説 ケイト・ブッシュのWuthering Heightsは昔の曲だけどいいよ 気になるあの子が読んでたので気になったけど長編だったので諦めた かーば、かーば、 そんないもったいないなら舐めちゃえよ! Jane Eyre は、わかりやすくて歯切れがいいから、気楽に楽しめた。 Wuthering Heights は、最後まで頑張って読んだという感じであって、 まだまだそれを面白いとまで思える段階にはきていない。 そのうち、もういっぺん読みたい。 Jane Eyre は、楽しみやすいと思う。でも、Wuthering Heights って、 けっこう難しいっていうか、その本当の面白さがわかる人って、 少ないんじゃないかな? 本当の面白さって言われるとわからないけど、普通に面白いと思うけどな。 風景描写に胸がドキドキする。 荒唐無稽な話なのにどっぷり入り込んでしまい、読み終わったあとは2,3日クラクラしてる。 >>819 チチチ、烏賊じゃないもん、818は、「おれだよ、おれ」ね。 >>816 >>つけたみたいな 舌ったらず、というよりは、語彙が拙劣。 「とってつけた」といいたかったのだろうな。 ここまでアンの話題なし。 ワイルドフェル館の住人は三姉妹の作品では一番好きだ。 嵐が丘は男のオレにはいまいちピンとこなかった。 ジェーン・エアは男のオレでも面白かった。 アンは読んでないね〜 『嵐が丘』は凄い小説だと思った。ヒースクリフとキャサリン、二人の魂は今でも荒野を彷徨っているのかな?(若くて生涯独身、内向的?なエミリーにこんな小説を書けたとは、とても信じられない…) 内向的だからあんなの書くんでは?普通あんなに根に持つかな。。 読んだのずっと前なのでどんな話かだいぶ忘れてしまったのだが アンの『アグネス・グレイ』読み終わった。 なんか鬱陶しい小説・・・。 これで3姉妹全員読んだけど、シャーロットが一番好きだ。 デュモーリアのレベッカは、ジェーンエアに似ているな。 http://www.logsoku.com/r/book/1300015210/ ダフネ・デュ・モーリア 5 : 吾輩は名無しである[sage] : 投稿日:2011/03/17 21:14:16 『レベッカ』は『ジェーン・エア』のパクリ 9 : 吾輩は名無しである[] : 投稿日:2011/04/03 01:06:18 あーなるほど たしかにジェーンエアに似てる! ジェーンエアだけじゃないが、義母とか先妻って大抵は悪役だよね。 確かに。 今も昔も、こういった部分は変わらないものだ。 嵐が丘では、ヒースクリフを悪役にすれば全て解決です 嵐が丘ってたくさん出てるだね、どの訳本がオススメなのかなぁ・・・(´・ω・`) 「嵐が丘」読んだけど、煽りというか罵倒がすげえな 2ちゃんでもここまで相手の尊厳傷つける言い回しってほとんどお目にかかったことないわ アーンショー家の子供らは唯一の理解者が近くにいる間だけはいばれるのよ 理解者を失うとポッキリ折れて枯死 岩波文庫でジェイン・エア新訳、9月 訳者は嵐が丘の人 冒頭でアーンショー氏はリバプールまで片道60マイルを歩いたとあるが 老人なのにスゲー…真似出来ません ヒースクリフとキャサリンって作中で名言されてないけど異母兄弟だよね。 >>30 エミリーにヒースクリフが憑りついていたんじゃないかな。 インドの王様、シナのお妃様、キャサリンがヒースクリフを慰めるところが好きだ。 この本最初読んだ時ネリーの存在意義がわかんなかったが 段々イッギリス人だな〜と思うようになってきたな・・ ネリーがヒースクリフと再会したときの印象が 「ヒースクリフはあまり醜くなくなっていました。」というのが辛辣だと思った。 ネリーに冷たい言葉を吐かせる原作者が皮肉の好きなイギリス人ぽいと思うんだ 激情家カップルのメラメラ燃えてる大悲劇を 冷たい氷でコーティングしてるような書き方が面白い 冷めていいんだか燃えていいんだか 読んでる人間にはヒースクリフに心底惚れさせといてさっ 憎いねっ もっと言うとさ、エミリーさんて妄想の世界で遊んでいても ハッと我に返って「しかし現実はキビしいのだ」といつも思いしっていたんだろな そんな生活がこういう書き方を生んだのかななんて考える エミリーさんはヒースクリフラブの人だったよ。 彼女にとってヒースクリフは小説のなかの人物だけじゃなかったようだ。 妄想の世界で遊んでいるというより半分非現実の世界のなかで正気で生きていた。 『嵐が丘』って、お互いの首筋に噛み付いて、唾液たらしながら、ガルルガルル唸ってる場面なかった? まさにそんな感じがしたんだけど スカルカーってブルドッグがキャシーに噛み付いた場面ならあるけど まさにヨダレを垂らして この小説っていろんな犬が出てくるのね 赤いポインターとか(見たことない、どんなん?) 三姉妹なのに、シャーロットとブロンテばかり語られて、アンが悲惨だ。 まあ、アンが足りなかったのも事実だけど。 ジェーン・エアの新訳の河西弘美って人の訳ってどうなの? チラッと流し読みしたらそんなに悪くない、っていうか田中西二郎の訳と そんなに変わらないと思ったけど 一部のネット評で不感症の女がポルノ小説を訳してるみたいに 無味乾燥な翻訳みたいに酷されてたようだけど そもそも英語って無味乾燥だと思わない? 癖のある翻訳すればそれはそれで嫌がる人もいるわけだし 英語のほうが語彙が多いんじゃなかったっけ? >>4 ネリー 無味乾燥と語彙って全く別の話じゃないか わかって言ってるの? 難しい言葉放り込むだけってのはやめてくれ てかこのスレなさけない奴多すぎシャーロットとブロンテとか もういいよ、サヨナラ >>70 エミリーさんは孤高の人。だけど兄弟の仲はよかった。DQNはお兄さんのブロンウェル。 嵐ヶ岡って面白いですか? 長そうだけど読んでみようかと思いまして・・ ↑嵐ヶ岡って書くと日本の地名のようでなんだか味わい深い… ネリーは唯一まともな人物というけど、盗み聞き・見て見ぬふり・要らんおせっかいなどが多い気がする。「家政婦は見た」のようだ。 あんがいくせものじゃぁないかと思う。 シャーロットのはジェーン・エア以外読んだことなかったので、みすず書房とかから出てる他の小説も読みたいんですが。 面白いですか?アマゾンじゃプレミア価格になってて…。 ネリーは乳兄弟のような感覚でしょう。 家政婦のような他人ではないような。 ブロンテ姉妹ってアイルランド系なんだね。 「嵐が丘」って英国人が〜?と言うような変わった小説。 「何か変だなぁ」と思ったらアイルランド系が多いと思う。 アイリス・マードックだって変わってるじゃない。 へぇ〜、アイルランド系って変わってんの? 非常に文学的だって思うけれどね。 どんなところが文学的だって思うかといえば、 肉体がいらない、みたいな考え方でしょう?精神だけでいい。それでさまよう、みたいな。 ある種の陶酔を感じさせるのよね。うまいわあ。 ところで『嵐ヶ丘』新潮版鴻巣訳は悪訳絶版推奨で評価は定まったのかな? >>78 阿部知二が誤訳の根源。 業界内では有名なのだが、阿部訳は誤訳のオンパレード。 新訳を出す際に、旧訳を参考にしたりする。 訳文のチェックや、下訳としてな。 そんで、旧訳=正解と思い、自分が間違っていると思いがち。 こんな感じで、誤訳が連鎖する。 さらに新訳が出るときに、またしても旧訳を参考にする。 複数の間違った訳を参考にしてしまう悪循環が発生する。 これが如実に表れているのが、嵐が丘。 >>78 アマゾンで売られているようです。 以前にあったスレッドで、そもそも翻訳された日本語の意味が分からないと言われていました。 ちょっとそれでは、翻訳本として意味がないようです。新潮版鴻巣訳を初めての嵐が丘として 選ばないことをおすすめしたいです。きらいになってしまうかもしれないから。 嵐が丘の翻訳って本当に難しい。その心髄を表現するためには翻訳以上のものがいるよう。 (新潮田中) 「なんでもないことなの、ただ天国ってところは、あたしの住むところじゃなさそうだと 言いたかっただけ。だからあたしは、地上へ帰りたくて、胸の張り裂けるほど悲しんで泣いてたの。 天使たちがとてもおこって、嵐が丘のてっぺんの荒地(ヒース)のまんなかへあたしを投げ落としたの。 で、そこで、うれし泣きに泣いているところでめがさめたの。・・・」 (岩波川島) 「ねえ、ネリー、わたし、もし天国へ行ったら、とってもみじめな思いをすると思うの… 地上に帰りたくて胸が張り裂けるほど泣いたら、天使たちが怒って、わたしを荒野に放り出したんだけど、落ちたところが嵐が丘のてっぺんで、嬉し泣きして目がさめたわ。」 「なごやかな空の下、僕は墓畔にしばし、たたずんだ。ヒースやほたるぶくろの葉かげに、 我の舞っているのを眺め、草をわけて息づくかすかな風に耳をすました、そして、この静かな大地の下に ねむるひとびとの夢が安らかでないとは、はたして誰が想像するのだろうかと、いぶからずにはいられなかった。」 「穏やかな空のもと、ぼくは墓のまわりを歩きながら、ヒースや釣鐘草の間を飛ぶ蛾を眺め、草にそよ吹くかすかな風に耳をすませた。 そして、こんな静かな大地の下に休む人の眠りが安らかでないかもしれないなどと、誰が考えつくだろう、と思うのだった。」 ここら辺の良し悪しは判断が難しいですわ、本当に。 俺みたいなトーシロはどちらも素晴らしいみたいですと言うほかないw もちろん河島訳は日本語として流れるようにわかりやすいですが、 それが一見くどいように見える田中訳よりもいいのかと言うと…わかりませんとしかw そりゃまあそうですけど、そんなに大きな問題でもないような… すごく大きな問題だと思う。 キャサリン(母)は「あたし」などと言う女性ではないし エドガー・リントンは弱く見えたかもしれないが弱い男ではない >>78 私は新潮版鴻巣訳いいと思うよ。 原文読めない私は鴻巣訳で初めて意味が通ったところが二箇所くらいあった。 マニアには許せないことかもしれないけど。 ほんとうに、人それぞれですね。 それから、訳本もそれぞれ、いいところがあるのですねw 私は、鴻巣訳はちょっと初めての人には向かないのではないかと思います。 その理由は、一番最後の文章が、どちらでも取れるという点です。 嵐が丘は、嵐が丘の人たちの顛末の物語ですが、その物語を語る家政婦のネリーと またまたそれを聞いて語るロックウッドという都会の人という厳重な構造をもっています。 そのロックウッドが最後に、ヒースクリフやキャサリンに対して同情的な常識的な大人の 思いを抱いたというところが結構大切だと思うのです。 鴻巣訳: そして、思うのだった。こんな静かな大地に休らう人々が静かに眠れぬわけがあるだろうか。 原文: and wondered how any one could ever imagine unquiet slumbers,for the sleepers in that quiet earth. 河野訳: そして、このような静かな大地の下に眠る者に静かならぬ眠りがあろうとは、いったい誰に想像できようかと思うのだった。 安部知二訳 そして、この静かな大地のなかに横たわるものの眠りが静かでないだろうなどと、 だれが想像できるものだろうか、と心に問うのだった。 "Wuthering Heights"(嵐が丘)って、荒涼たる風景の中で、登場人物たちはみんな ギスギスしてて、実の息子を階段から落として殺しかけたり、復讐に燃えて周りの人を どんどん破滅させて自分だけが金や不動産をどんどん奪っていったりして、 たくさんの登場人物が次々に悲惨に死んでいくし、凄惨きわまりないんだけど、 一方では、ユーモアがいっぱいですね。一ページごとに何度もクスッと笑わせてくれる ような言葉や場面がある。 Charles Dickens の "Great Expectations"(大いなる遺産)を原文で読むスレ http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1393425859/l50 鴻巣訳が一番わかりやすいじゃんよ。 英語の言い回しには忠実ではないかもしれないけど、日本語としては一番意味が通り易いちゅうことだ。 はっ、もしかして・・・。 鴻巣訳は最後に(いや、無い。)が入る二重否定だよね。 私高卒だよ。 日本語の常識だよね・・・。 たまたま買った永川訳で読んだが良い訳だったと思うよ 末っ子の作品も読んで三姉妹コンプリートしようと思ったけど バカみたいに高い アン・ブロンテは全集くらいしかないからね。 どこか文庫化しないかしら。 映画「ブロンテ姉妹」をずっと前に映画館で見た。 イザベル・アジャーニがエミリー、マリー・フランソワーズ・ピジェがシャーロット、 イザベル・ユペールがアン。男の兄弟がジャン・ソレル。 豪華絢爛キャストなんだが、フランス語版。 あまりと言えばあんまりな・・・で、途中で帰ってしまった。 カール・バルトが出演していたらしいね。 イザベル・アジャーニとか、英語も上手なんだろうに、何でフランス語版を上映したんだ? 翻訳(鴻巣)で読んでそのまま原書で読み始めた 1ヶ月以上かかりそうだが楽しい 「焼き印」とか阿部訳からの誤訳承継なのかねえ 誤訳誤訳っていうなや 誤訳指摘することほど憐れなことってないと思うぞ そもそも誤訳ってなんだ? 英語が日本語になるってどういうことだ? 軽々しく誤訳なんていうなや 誤訳をしたうえに、文脈のつじつまを合わせるため、原文の改編までされるとなあ。 「焼き印」だけだと文章が若干おかしいため、原文には存在しない「火掻き棒」が出てくる訳もあるんだぜ。 でも火かき棒pokerで追い払ってたのに わざわざ素手で殴ってsignetをつけるかね って気もしてきた 吹かしだとしてもロックウッドならありえるが >>96 ,97 アン・ブロンテ『アグネス・グレイ ブロンテ姉妹集T』田中妟男訳 京都修学社 文庫サイズ 1200円+税 2001年刊 遅レスですまんが,参考までに。 18章の二代目キャサリンとヘアトンの会話部分で、 岩波文庫 (河島訳) 「正反対ですって?」 光文社古典新訳文庫 「はん・たい、に!」よ。 新潮文庫(鴻巣訳) 「あい・はん・する、だったら!」 原文 'Con−trary!' 注:traryはイタリック体になっている。(ペンギン版) は、どれが正しい訳か?ちなみに「Contrary」は、発音によって「強情な」 という意味もある。ヘアトンがキャサリンに心を開かなかったことから 岩波文庫の河島訳が正解か? traryの発音がうまくできてないからそこを強調して正して言ってるのかと思ってたわ 指摘のとおり、ヘアトンが後ろにアクセントをつけてしまったというのかもしれないね でもそうだとすると、「強情ですって!」みたいな訳し方にならないとおかしいね 「正反対」は前にアクセントがある方の意味だから、それを使うなら「正反対よ!」みたいになるはず >>105 原文 "Con-trary!" said a voice ,as sweet as a silver bell-"That for the third time,you dance! I'm not going to tell you again-Recollect or I pull your hair!" "Contrary, then,"answerd another,in deep,but softened tones. >「強情ですって!」みたいな訳し方にならないとおかしいね おっしゃるとおり、わたしも最初から「強情ですって!」という訳に すればいいと思ったのですが、岩波文庫の河島訳では最初の「正反対」 にコントレアリ、次の正反対(ヘアトンの発言)ではコントラリになっています。 ちなみに集英社文庫の永川訳でも「正反対」にルビがついています。 なので、ここはエミリーブロンテのユーモアではないでしょうか? >>108 例えば大田美和「アン・ブロンテ 21世紀における再評価」。 >>108 中岡洋、内田能嗣「アン・ブロンテ論」なんてのもあるよね。 欧米でも同じような動きがあるらしい。 「ワイルドフェル館の人」はイギリスでテレビ化された。 俺は「ワイルドフェル館の人々」の方が「ジェイン・エア」 よりも上だと思う。 姉たち以上の才能 早死しなければ〜 とは昔から言われていること ジェーン・エアは、作者の私生活のエピソードを知ってしまうと、ストーカーの妄想のようにも思えてくる…作品の中で奥さんに復讐したのかな… アマゾンに、「エミリ・ブロンテ全詩集」が出ていましたが、この 藤木直子という人の翻訳はどうでしょうか。外国文学、詩は、翻訳者の 力量によって印象ががらっと変わってしまうので。 ジェーン・エアを読んだ。感動した。 今度嵐が丘も読む積り。 まだ近代小説がない時代に姉妹で才能のある小説家がよくでたもんだ。 姉妹で切磋琢磨していたのが、良作を産む土壌であったな。 寄宿学校で、生死を分けるような経験もしているし、見落されるということの 悲惨さも知っている。まともな人間たちだよな。だからこそ普遍性を持つ。 個人的な感想にすぎないのだろうけれど、嵐が丘が喜劇だとかユーモアにあふれている だとか言う人たちにも、げんなり。甘やかされた人たちが文学者や作家になった結果か… いるいるwこういう嫌な奴らwwという読み方ならそう思うのかもしれないけど、 自分はエミリーの容赦のない観察眼に凹みまくったわ。 放置子らの依存、執着、視野狭窄、そしてその脆さ。 愛されなかった子が愛された子に打ち負かされるラストに涙が止まらなかった。 ほんと、この物語には数百年生き続ける普遍性がある。 今も世界のあちこちにヒンドリーが、キャシーが、ヒースクリフが、 ままならぬ心と境遇に苦しんでいる子供らがいると思う。 2011年リメイク版に はまってしまった素晴らしすぎる 中学生3年生の姪に嵐〜とジェーン〜を買い与えようかと思うが、そのくらいの年齢の女の子でも読んでいけるかな? ジェーン・エア、どの翻訳読んで良いのかわからん。 21世紀訳が良い?光文社の小尾芙佐訳は「高慢と偏見」で読みづらかったんだよな。 姉ちゃんってすごい小さかったらしいね ギャルケルがこんな小さい婦人初めて見たって言ってるぐらい ハワースにブロンテ詣でに行った人のHPにも 遺されてた服が小さくて驚いたってあったな ジョーゼフは自分だけ天国へ行けて他の皆は地獄行きと思ってる 久しぶりにジェイン・エアを読んだら、 学生のころの感覚がよみがえってきた。 ジェーンエア読んだのなら サルガッソーの広い海 (ジーン・リース著)も読んで見て ロチェスターの奥さんからの視点で書かれてる 嵐らしが丘は四だけとあるけど原文というか英語版当たってみます。 河島弘美訳『嵐が丘』 味気ない翻訳だな。原文に忠実なんだろうけど。 工藤昭雄訳(講談社文庫)は流れるような訳文で好きだ! 河野一郎訳はどうなんだろう? 『嵐が丘』を洋書で読む場合 「ペンギン・クラシックズ」と 「オックスフォード・ワ―ルズ・クラシックズ」となら、 どちらがお薦めですか? 他の本で比較した際にペンギンの方が 書体が読みやすくて大きくて、解説と注釈が豊富だった。 なのでそれ以来ペンギンを買うようにしている。 vintage classics も文字は読みやすいかな。 それと思い出したけど、登場人物に訛りが酷い人がいるから なるべく注釈が多い本で読んだ方が良いと思う。 >>140 >>141 ご丁寧にありがとうございます。 ヒンドリーとキャサリン(1)の年齢が9才も離れているせいか、語り手ネリーをオバチャンと錯覚しがち 実際は兄妹の間くらいなんだな 嵐が丘は全員キチガイにしかみえない ヒンドリーは典型的な没落貴族の無能息子だからああなるのもわかる ヒースクリフみたいに元々名家の子でもなく自力で成功できる奴がいつまでも無関係の家にしばられたりしないだろ 嵐が丘を読んでるけど、これ時系列を揃えるのってかなりメンドイな。 しかも一回読んだ位じゃ全然理解出来ない。 二度読んでようやく何となく話が見えてくるタイプの作品ですわ。 良く分からなくなってきたんだけど ロックウッドが読んだキャサリンの日記と リントン家で気が狂ったキャサリンの発言「生まれて初めて一人で寝た」からして 祖父の葬式後、リントン家に冒険に行った事をヒンドリーに怒られた日まで キャサリンとヒースクリフ辺りは一緒に寝てたみたいだけど 矢張りあのボックスベッドで寝てたのですかね?中々描写が見つからないけど。 そしてキャサリンが犬に噛まれてリントン家で養生してた頃はリントン家の誰か一緒に寝てたのかな? 『嵐が丘』は男性読者にはなんだか読みづらい。 『ジェイン・エア』は男性読者でも読める。 嵐が丘は皮肉満載で何回読んでも面白いよ〜 特に召使頭ジョウゼフの嫌味タラタラのお説教最高!イエ〜イ 嵐が丘読んだ かなり感動した 好きすぎるからこその辛さが濃い 姉妹の本も読もうか迷う エミリーの苛烈さに圧倒されてしまった 嵐が丘読んだので ジェイン・エアかワイルドフェル館の人々を読もうと思うのですが どちらがお奨めでしょうか? 感情描写が独特なのが好きです >>151 ですよねー アンの方ポチッたわ高い…! 明日シャーロットの方書店に買いに行くわ 本の嵐が丘を読んでからケイトブッシュの歌聴いたら良さがわかったわ ぶっちゃけキャサリンのことが嫌いなネリーのバイアスを通した姿じゃなくて キャサリン本人の肉声が聴けるわけだ 一番感動した本 中1で読んだ嵐が丘 何十年経ってもまだ一位 ワイルドフェルの方は、男の独白の部分がすごく面白かったけど、ヘレンの 日記の部分になると面白くなくなった。それから、あの夫、たいして虐待 していないけど。 ブロンテ姉妹の作品は、19世紀では不道徳とか言われていたが、今では 彼女たちの価値観が常識になってものも多いから、中流家庭の女の子のための 教訓話として読まれているか? 努力や教育の必要が作品の中で描かれているから。 イギリスって召使の子が結構ダチっぽいんだね エリザベス女王なんてペネローペに何でも言っちゃうし 嵐が丘もそう ブロンテ姉妹 ポケットマスターピース12 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ Z) ブロンテ姉妹 (著), 侘美 真理 (翻訳), 田代 尚路 (翻訳) 出版社: 集英社 (2016/11/18) 三姉妹よ、逆境に向かえ! ヴィクトリア朝期に教師として働きながら執筆した作家姉妹、シャーロット、エミリ、アン。 自由と平等への強い意志、内に秘めた激しさ、社会を俯瞰する眼…ともに磨きあげたそれぞれの個性は、今もなお鮮明に輝く。 (解説/桜庭一樹) 桜庭一樹=編 編集協力=侘美真理 【収録内容】 詩選集(エミリ) ジェイン・エア 抄(シャーロット) アグネス・グレイ(アン) 解説 桜庭一樹 作品解題 田代尚路/侘美真理 ブロンテ姉妹著作目録 ブロンテ姉妹主要文献案内 ブロンテ姉妹年譜 【著者について】 ブロンテ,シャーロット (1816.4.21-1855.3.31) ブロンテ,エミリ (1818.7.30 -1848.12.19) ブロンテ,アン (1820.1.17-1849.5.28) イギリスの作家。イギリス北部ヨークシャーの牧師夫妻のもとに生まれる。シャーロットは三女、エミリは四女、アンは五女。 幼いときに母を亡くし、三姉妹は長男のブランウェルと一緒に想像の世界に遊び、詩や散文を書き始める。 1846年、三姉妹合同詩集を自費出版するが、各々カラー、エリス、アクトンという、女性とはわからない筆名だった。 以後三者三様の個性と素質を備えた作品を刊行。 あたしは嵐が丘だけでお腹いっぱい 100回読み直してまだ読み足らない 1冊、印象深い小説、好きな小説、思い入れのある小説をあげよと問われたら 嵐が丘 をあげる この小説は何故少女趣味と言われたのだろう どこもそんなこと無いように思えるけど 最後じゃないかな 従妹同士がじゃれ合うような最終章 あれは胸キュンの少女があこがれそうなラスト 読み書きを教える ちゃんと読めたらkiss 相手が別の異性と子供を作ったことに嫉妬すらしなかったしね てゆうか血を分けた我が子にすら興味を持たなかった 永遠の少年少女が相手だけを渇望した話 イケメンだしお金持ちだしプロポーズを受けて当然じゃない?と 年相応の生意気さを吹かしたキャサリンの口から 頭に反して心からヒースクリフへの想いが迸るシーンは胸に来た 天国を追放されたキャサリンがヒース(草)の上に落ちてくる夢もせつなく美しい 通常時のキャサリンはウザいし面倒だし好きじゃないんだけど この場面の彼女は羽化に失敗した蝶のような痛々しさが良い ブロンテ三姉妹の抽斗―物語を作ったものたち デボラ ラッツ (著), Deborah Lutz (原著), 松尾 恭子 (翻訳) 出版社: 柏書房 (2016/12) ブロンテ姉妹 エッセイ全集: ベルジャン・エッセイズ スー ロノフ (編集), Sue Lonoff de Cuevas (原著), 中岡 洋 (翻訳), 芦澤 久江 (翻訳) 出版社: 彩流社 (2016/6/7) ブロンテ姉妹の空白を埋める、ブリュッセル留学時代に 書かれたシャーロットとエミリの若き日の貴重なエッセイ集! 1842 年、25 歳のシャーロットと23 歳のエミリは、 ベルギーのブリュッセルへ留学した。 「彼女たちは勉強したいと思っていた。勉強したかったのだ」 ギャスケルが記したように、 この姉妹は留学先のエジェ寄宿女学院で心を鬼にして勉強した。 ブロンテ姉妹のどの伝記にもブリュッセル留学の事実は 記してあるが、散逸したエッセイの全貌は分からなかった。 フランス語で書かれた留学時代のエッセイを丹念に収集し 英語に翻訳された本書は、“ブロンテ姉妹の空白” を埋める ブロンテ研究必携の大著である。 本書で明かされる、留学先の寄宿所学院での生活を描いた 貴重なエッセイには、後年、世界文学史上に燦然と名前を 刻んだ姉妹の才能の源泉が窺える。 ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像:作家をめぐる人間ドラマ (MINERVA 歴史・文化ライブラリー) 岩上はる子 (著), 惣谷美智子 (著) 出版社: ミネルヴァ書房 (2015/9/20) >>30 若く内向的で男性経験が無いからこそ書けた。 内にある純粋である種歪んだ渇望を書いたんじゃないかと。 >>98 同じ、昔ビデオで観たがフランス語がどうしても馴染めなかった。 スレ立から5年、200レスも消化出来ないのに亀レスも無いわ 悪評高い鴻巣訳・・・注釈あるんでそこは良いかも (この言葉は聖書の何章何節引用みたいな) あとは読みづらくて読破できなかった・・・ なんか古文の授業で出てきたような言葉とか辛い >>167 エミリーは、実兄と恋愛関係にあったらしいから、男性経験はあるでしょう。 有名な話だからねえ。深夜、火事か何かの緊急時に家族が各々の部屋から飛び出して来た時、 エミリーは実兄の部屋から出て来たというエピソードもあるらしいし。 実兄との関係に苦悩する心理が作品の原点だと言う見方もあるし。 キャサリンやヒースクリフの支離滅裂な言動とか面倒臭くて、途中から飛ばし読みしてたわ。 >>173 その話は眉唾だよ。 独身の姉妹作家だけに、色々と噂される事が多かったし。 作家としての成功を妬んで、変な中傷をする人も多かったからねえ。 エミリーは「お金については困っていない」って書いてたらしいよ 夏が来ると読みたくなる本 初めて読んだのが中1か中2の夏休み 高1の入学した間なしのときに現国の時間、好きな本、印象にある本を一人一人言わされた 嵐が丘と言うと年配のおばさん教師は、おませな・・というような眼をした・・・ その後、指名される回数、一番多かったように思う また読んでみよう 英語の先生だったら嵐が丘は歓迎してくれるのかな 私はこの本でイギリス人に興味を持ったわ 独特なんだなと思って いろいろと >>181 無理やり独特な設定にしてない?って気がしたけどな。 最後は帳尻合わせのようにハッピーエンドになるのも なんだかなぁ、と。ただ、こういう愛憎劇を、大衆受けする 文体で書いたというのは19世紀の半ばにしては斬新だったん だろうな、という気もした。まぁ、1回読んだだけなので、 2回目はまた違う感想になるかもしれない。 でも・・・・・2回読む気がしないけど。 ヒースクリフは何者だったのか? テーマはこれに尽きると思う。 読書中のBGMにメンデルスゾーンの「スコットランド交響曲」をおすすめする。 >>183 境遇、虐待、憎悪、復讐、偏愛、そのへんの材料を作者が 鍋でことこと煮込んで、悪魔を作ったということに思えるね。 19世紀半ばの作品のわりにすごく現代的に思えるところが 「嵐が丘」の人気の要素だったのかなぁ。今となっては、 ヒースクリフの悪魔的な行為の根拠となる動機づけが 弱いような気もするのだが・・・・・。しかし、19世紀ではこれ でも衝撃だったのかもしれない。 何者も着物もお腹を空かせてリバプールの街をうろついてた 多分ジプシーの子です 何も構えずにフラットに読んでも面白いと思うけどね、この本 イギリス人らしいきつい皮肉が特に 角川文庫(大和資雄訳)の「嵐が丘」を読み始めたけど大失敗。 「なんとろくでなしのすべた阿魔ッちょ?旦那様の馬の蹄音が道路の方で聞えると、 すばしこく『うち』にご注進かけ込むところも、ちゃんと この目で見とどけやしたのじゃ」 なんか読んでていらいらする。 ブックオフで100円で売ってたからだよっ どうせ俺が馬鹿だったんだよっ 岩波文庫買い直せばいいんだろっ (嵐が丘読んでるうちに心が荒んできた) ブックオフって行った事ないけどそんなお宝本売ってるんだ 今度行ってみるべ ブックオフはお宝が時々眠ってる。 文学全集が100円で投売りされてることもしばしば。 >>191 これ永川玲二訳だと「この役たたずのすべためが! 帰ってくる旦那の馬の足音を聞きつけたとたんに、 あわてて居間にとびこみやがって」になってる >>198 やっぱりかなり違うね。 角川文庫版でいちばんひどいと思ったのは、 キャサリンの台詞なのかヒースクリフの台詞なのか 理解できていないまま訳してるような箇所があるところ。 結局半分ほど読んで岩波文庫の下巻に切り替えた。 もしや鴻巣友季子訳ってその大和資雄訳のを 今風に書き直そうとしたのかな だけど狙いは何だったんだ・・? イギリスの小説って不思議だな 何故召使いが物語の重要なポストにいるんだろう ドラマのダウントンアービーも召使の話だよね エリザベス1世もペネローペっていう召使に私的なこと相談してるし 嵐が丘じゃ召使いが語り部だもんね >>202 カズオ・イシグロ「日の名残り」も その伝統をきちんと受け継いでるね。 ネリーのやってた家政婦仕事は 家事を受け持ってたエミリーもやってたことなのかなと 読んでいて思った 「1点のくもりも無く磨きこんだ台所の床」なんて文は エミリーも床をキュキュッ磨いたことあるんだなと想像した イギリス人は働き者が多いから 「嵐が丘」は最後の3つの章がなかったら 絶対に今の時代まで残ってないだろうな。 オイラも、「こんなに名作の評判が高いんだから、 ろくでなし人間の見本市のような話だけで終わるはずないよな」と 半信半疑で思いながら何とか最後までたどり着いた。 狂うほどキャシーを好きで 彼女への想いをを軸にして毎日生きてるヒースクリフの気持ちを考えれば 出てくるセリフも乱暴ではなく至極当然にきこえる 最後のほうなんかも幽霊キャシーが見えるだけで 嬉しくてたまらんって感じだもんね >>163 さんが書いてる「永遠の少年少女が相手だけを渇望した話」というのが 自分も1回読んでぴったりくる表現だ。 作者自身、自分の魂が自分の肉体だけにとどまってないことを実感してたんじゃないかな ジェイン・エアは素晴らしい女性だね。 不遇だったから反抗精神が強く,成り上がった後はそれを埋めようと同じようなことをする アデルを寄宿学校に入れ直したところでぁっになった。結末も血族と遺産と結婚でという天からのご褒美 忍耐で得た見返りはやはり第三者からという願望が如実に描き出されている 藤井光/Hikaru Fujii シャーロット・ブロンテの未発表原稿が母親の本の中から発見されたことを受け、 ブロンテ協会がその短編と詩を出版するそうです。 難破した船から救い出され、アメリカのコレクターが買い取ったものが、 2015年にブロンテ博物館に戻ってきていたとのこと。 2018年3月28日 「ジェーン・エア」はドロドロした文ばかりで読むのがしんどい ワイルドフェルホールの住人を買ったんだがKindle化して欲しいわ。 リアル本はかさばって昼休みや電車の中で読む気しないから全然すすまない。 嵐が丘が大事すぎて ジェーン・エア読む気にならない 読まなきゃ・・・と思ってもう何十年 秋の夜長に読んでみよう ジェーンエア読んだくらいで、あなたの嵐ヶ丘は揺らぐのですか その程度の物なのですか、見損ないました 嵐が丘には母性を感じる所が無いんだよな ネリーのキャサリンやヒースクリフに対する言動には社会常識的な感は受けるけど、慈しみな母性は感じない 一方ヒースクリフを介して暴力マッチョ親父の父性が物語を支配してると感じるけどな エミリが幼くして母親を亡くしたせいかな ヒースクリフは軍隊にいたかもしれない設定だから鍛えてたろうけど ムキムキのマッチョだったらイザベラが一目惚れするかな〜? 223でのマッチョは狭義的な筋肉ムキムキって意味じゃなく、広義的な意味でのマッチョ。 強靭さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性といった男性性を基盤とする思想、信条、行動。 ヒースクリフはアイルランド人 ジャガイモ飢饉の後で、リバプールは 食うや食わずのアイルランド人と アイルランド人の孤児であふれかえっていた ブロンテ家も、隠していたが、アイルランド系 >>226 時代が違いますよ 舞台は1801年に回想で始まるので、ヒースクリフの生誕は1700年代後半です ジャガイモ危機は100年以上後の1840年代です >>226 ヒースクリフのモデルは父親のパトリックじゃないのかな、だとしたらある意味アイルランド人で正解か パトリックの最晩年83歳当時の写真を見たけど、厳つく頑迷な正にヒースクリフ顔してる 妻と6人の子供全てに先立たれ上尚6年も一人生き残されて、自分の人生や境遇をどう想ってたんだろう ブロンテ一族は興味深いわ 確かにリバプールは昔からアイルランド系が多いね、ビートルズも3人がアイルランド系だし クィーン、イアン・ギラン、パバロッティー、相撲取り、三船敏郎、坂口安吾が好きで、最近は若い高校球児にも目が眩んでる人か リバプールは奴隷の輸出港だった歴史があるから、アイルランド云々よりもそっちだろう ヒースクリフは真っ黒な肌なわけで アンドレア・アーノルドの映画「嵐ヶ丘」では確かにヒースクリフを黒人にしてるけど、あれは無い 奇をてらい過ぎというか、ヒースクリフを黒人設定にしたら嵐が丘の本質がブレる。まぁ何が本質かは上手く説明出来ないけど。 流行りの人種融和を絡めて何か賞でも欲しかったんだろうか 原作ではヒースクリフの肌はネリーがジプシー云々と言う程度の浅黒さで真っ黒じゃない。 黒人奴隷血統じゃないと思うわ >>22 7 おっしゃる通り。スマソ。 だいぶ前に読んだので、間違いました。 正しくは、ジャガイモ飢饉の生々しい状態が、嵐が丘執筆に影響を与えたとすべきでした。 リバプールには、絶えず、アイルランドの悲惨な状況から逃れた、アイルランド人たちが流入していました。 アイルランド人だが、名前を変え、宗派を変えて、英国人に成りすましていた、ブロンテ家の人たちにとって アイルランド人の過酷な運命は、他人事ではなかった。 ヒースクリフ=アイリッシュのソースは、イーグルトンの論文。 エミリーは外の世界には全く興味が無い女性だった、 シャーロットによると彼女と世間の間には通訳が必要だったとか。 13年前の朝日新聞に小山内伸という人が嵐が丘に寄せて書いてる文がある。 「短期間暮らした隣町で悪漢の養子が一家に復讐する事件が起きて これが着想の端緒だろう」とある。 黒い髪、奥まった黒い目のヒースクリフは見た目ジプシー。 イギリス女性はラテン系に惹かれる。ハーレクイーンロマンス読んで見れば分かるよ。 テリー・イーグルトンを読む前は、おれもヒースクリフはジプシーだろうと思っていた。 イギリスは、スペインと、対ナポレオン戦争で、仲が良かったので、スペイン人の可能性も ある。イタ公は、陽気な助平なので、ヒースクリフにはなりそうもない。 ブロンテ家の子供たちは、周りの子供たちとは付き合いはなかった。オヤジが、新教の 牧師だったので、アイリッシュでカソリックという、出自を隠していたからだ。 その後も、各人程度の差はあれ、わりと人付き合いの悪い一家だった。 まあ、テリー・イーグルトンは、何でもアイルランドに繫げていく人なので おれも、ヒースクリフ=アイリッシュ説は、半信半疑だ。 それからヒースクリフには、 妖精の「取り換えっ子」(チェインジリング) のイメージがあると思う 廣野由美子さんは、信用できる人だと思っているが、 「謎解き『嵐が丘』」の中で、ヒースクリフの正体について 色々な説を手際よくまとめている。 3章と9章は、面白いから、ぜひ読んでください。 アイリッシュって代表的なイメージが サッカー選手のルーニーとか クリントン元大統領(アイルランド系)みたいなベビーフェイスじゃない? >>236 そうそう、テリー・イーグルトンの「ヒースクリフと大飢饉」(『表象のアイルランド』所収)のやつですね。 どこかで見たような、と思ったので『表象のアイルランド』を読み直しました。 イーグルトンは「アイルランド人でなかったかもしれないし、そうとは書かれていない」と二回も繰り返し書いたうえで、しかしこの論考ではヒースクリフをアイルランド人として扱う、としています。 テキストを書く最中に兄からリヴァプールのアイルランド難民を教えられて、時代をへずらして書いたとしても問題はないでしょう。 ジャガイモ飢饉はヒースクリフが実際にリヴァプールに登場したころにもありましたが、何百万人もの餓死者を出したのは1840年代になってからです。 その理由は1830年代の穀物法の廃止に加えて、「怠けるものが滅亡するのは神の摂理だ」という自助・禁酒に基づいたアイルランドへの蔑視により、福祉が一切なされなかったことにあるでしょう。 >アイルランドで1782年から1783年にかけて飢饉が起きた際は、港は閉鎖され、アイルランド人のためにアイルランド産の食料は確保された。 >結果、すぐに食料価格は下落し、商人は輸出禁止に対して反対運動を行ったが、1780年代の政府はその反対を覆した。 >しかし、1840年代には食料の輸出禁止は行われなかった。 1801年という物語のはじまる年は英蘭合同の年で、孤児ヒースクリフはそれ(it)は誰に所属する(owner/belongs to)知らず、唖のよう、と非人間、奴隷扱いされて登場する。 it starving, and houseless, and as good as dumb, in the streets of Liverpool, where he picked it up and inquired for its owner. Not a soul knew to whom it belonged 1830年代からの感情革命によって生まれた憐憫とともに、大飢饉は慈悲深く「酔っぱらいの無法者」アイルランド人を処分してくれる、とした当時のブルジョワ階級の奇妙な歪みとして捉えられます。 ヒースクリフはよく分からない言葉をしゃべる。 some gibberish that nobody could understand これは当時アイルランド語を描写する際によく使われた表現であるというのは重要で、「大飢饉」以後はアイルランド語が姿を消していく背景にも、神の摂理により消滅していく劣った民族というアイルランドへ向けられた敵意を読み込んでいく。 「ヒースクリフをアイルランド(人)」として寓意的に読んでいくイーグルトンの論考は、そもそもインド人ともアジア人とも黒人との混血とも決定できる描写がない、と認めたうえで「アイルランド性を持つ」として見ていきます。 ヒースクリフ黒人説(スーザン・メイヤー)やアイルランド説をたどる渡部悦子「Wuthering Heightsにおける帝国主義とHeathcliffについての一考察」は日本語で読めます。 S・メイヤーは当時ロンドンに二万人の黒人奴隷がいたこと、リヴァプールに黒人通りなる奴隷市場が開催されていたことなどを指摘し、作中の「インド人水夫の子か、アメリカ人かスペイン人のcastaway」に反しあえて黒人説を唱えています。 リヴァプールから60マイル離れたネリーにもまして、ヨークシャーで黒人をどれだけ知っていたかもわかりませんし、アイルランド難民の捨て子やインドや他国の船員の捨て子、(黒人?)に悪魔や取り換え子のどれにも帰着させないよう作られたと思います。 その中の「アイルランド性」や「黒人性」「植民地性」を当時の時代背景を読んでいくイーグルトンらの読解はよいものだと思います。 >>236 >>244 >>245 お前ゲイ爺だろ 自分の巣に帰れよ2度と来るな なんか小難しい事書いてるけど、嵐ヶ丘が松本清張ばりの社会小説とでも言いたいのかな 「Heathcliff」は「荒野(ヒース)」+「崖(クリフ)」という意味をもっており ってウィキに書いてあるけど「クリフ」はwolf(狼)って意味もあるって聞いたことがある だからヒースクリフは荒野の狼ってイメージだとずっと思いこんでたわ ケイト・ブッシュの「嵐が丘」、以前は何だかなぁ〜、こんな能天気な曲調は違うと思ってたけど 歌詞はまんま嵐が丘だし、狂気ぽさもあるし案外合ってるかと思えるようになったわ 冬の休み中いろんな本を読もうと思ったが 嵐が丘がどうしても面白くて口直しに読んでしまう 序章からロクウッドがコケにされて痛快極まりないw それに幽霊の出し方が上手いよなあ 終わりの方にもあるけど よくエミリの事を世間知らずで恋愛経験も無い田舎の行かず後家みたいに書いてる評論あるけど 幼少の頃から寄宿舎生活経験してるし、二十歳前から教職に就いたり、住み込みのガバァネスに雇われたりとそれなりに見聞は広めてたと思うわ 嵐が丘は田中西二郎訳しか読んでないけど、どんな評価なんですか? 水村美苗の本格小説って面白いですか? 「本格小説」面白いのか、本屋で注文してみよう BSの放送大学でまたブロンテ姉妹の特集やってる、もう何度も再放送してるな エミリとシャーロットを別けて各45分計90分、姉妹の生い立ちや作品の批評なんかをしてる まぁここの住人なら知ってる情報ばかりだが、貴重なのはブロンテ館や姉妹が住んでた寄宿舎、ホワースムーアの映像がたっぷり観れる事か イギリスは地震のない国だから昔の風景そのまま残ってて羨ましい その上世界中に植民地みたいなとこいっぱいあるんで外国へ簡単に移住しちゃう だから住むとこなくて田舎の土地を開発しちゃうなんて無いんだろうな 親父のパトリックなんだが 妻と子供全員に先立たれ、孫を得る事もなく、自分の血筋が絶えてなお数年間独り生き残されて、あの牧師舘で過ごしてたのか 妻や子供達に囲まれて幸せだった時期もあったろうし、成人した息子や娘達に後を託そうとも思ってたろうに 80才過ぎてそんな状況俺なら耐えられそうに無いわ 牧師だから自死する訳にもいかんしな 早世した子供達も不幸だが、独り生き残されるのは残酷だわ >>260 でも子供が全員若死をしたのは親父が元凶くさいぞ 嵐が丘の虐待の連鎖の描写が余りに生々しくてブロンテ一家を調べてみたんだが、どうやら親父が人格障害くさい エリート意識の高い牧師で、自分につりあわないという理由で婚約破棄をして村人に総スカンを食らったり 劣悪な環境の寄宿学校に娘たちを捨てて数人死なせてたり(息子は入れてない) 娘たちに見合いもさせんで飼い殺しで家事をさせといて、娘には一円も相続をさせんと言い放ったり そのくせ一人息子をアル中に追い込んで死なせとるし 人格障害本人はピンピンしてて周りがストレスでバタバタ死んでく典型だと思った せめて三姉妹が家庭教師で自立に成功して故郷に戻らなければなあ… 父ちゃんが酷い親だったていうのはギャスケル著の最初の伝記で広まった説だけど、その後の研究で明確にでっち上げだとされてるよ 寄宿学校の件も親には全く責任のない話でむしろ被害者、このあたりはいろんな本に詳細が書いてあると思う 当時は結核の感染の仕組みが分かってなくて予防も何もなく、世界中で若い人がバタバタ死んでた時代だから子ども達の早死には全然不思議じゃないしね そりゃ時代相応の男尊女卑観はあったかも知れんが、そんなヤバい奴だったと思わせるエピソードは読んだ覚えがないな >>261 >虐待の連鎖の描写が余りに生々しくて エミリー達は父親の書斎にある蔵書や新聞を読み漁っていたらしい そこから想像力を働かせたんだと思う 確かに結核が猛威をふるってた時代ではあるけど、母親含め5人(ブランウェを入れれば6人)も結核で死んでるのは、母親の免疫力が弱い虚弱体質が遺伝したのじゃないかな。 ブロンテ家や寄宿舎での気候風土や食生活も関係してるんだろうけど。 母親の死因は子宮(か子宮頚)ガン、シャーロットの死因は妊娠中毒症とされている シャーロットとアンは生来体が弱かったけど、気候のせいで毎年のように家族全員が大風邪ひいてたみたい 当時のハワースが平均寿命42歳くらいとは言え家族全員を喪ったのはえらい不運だったと思う だから嵐が丘で簡単にキャサリンやヒンドリー嫁が死ぬのも 当時としちゃ別に普通の設定なのかも 未だ公衆衛生対策がされてない当時、下水道が無くて汚物汚水は垂れ流し状態。 ブロンテ家はハワース村の上方にあり井戸水が汚染される事は無かったが、村の下手はコレラ、チフス、赤痢が定期的に流行。 それら伝染病が猖獗を極めた時期には平均寿命が25〜26才だったとか。 ヒースクリフは45歳くらいで死んだんだよね 4日断食したくらいでポックリなんてあるのかな それに引き換え医者のケネス先生は長生き キャサリンに取憑かれての狂い死に、ヒースクリフにとっては至福の死 風に打たれて窓ガラスがガタガタ、風に揺れる木々のざわめき、切り裂かれる風の音 台風の夜は嵐が丘の気分が味わえて中々に楽しい 「ヴィレット」がついに白水uブックスから出て嬉しいです。 以前、みすずの全集のやつ、字が小さい(老眼にはつらい)アンド重量ありすぎて上巻の途中でリタイアしたので。 新書になったおかげで寝床に寝っ転がって読める。 っつっても長いのは長いので、若い時に読んだ「ジェーン・エア」のように一気には読めそうもないです(嘆) 「ヴィレット」読破した人いますか? そうなんです!序盤、ジェーン・エアよりは地味めな感じでドラマチックな展開があまりないので 読み進むのに時間かかってるけど。 「嵐が丘」が大好きで嵐って聞くとドキッとするのに マイク持った男が5人で歌って踊ってるだけのむなしい瞬間が多すぎて耐えられない 嵐が丘は小学生の頃に読んだな 途中で投げ捨てる事もできず取り合えずだけで読みきったけど、ヒースの偏屈ぶりに意味不明で詰まらなく、初めて読書に対して精神的挫折した本として覚えてる 本は読むタイミングを外すと堪能できない >>279 解るんかいw >>280 小学生で嵐が丘は無理やろ >>281 自分も小学高学年 わかるよ 何となくズシーンとくる衝撃 ほらちょっと物思いでませた子が何でも片っ端から図書館や大人の本だなの本読み漁るって症状 今でも嵐が丘は愛読書ベスト3の一つだ ヒンドリー、ヒースクリフ、ヘアトンっていう 名前の付け方が最初は印象的に思えたわ きつい感じがして 小学生から「嵐が丘」とは皆さんませてるな 小学生時分は動物文学ばかり読み漁ってたわ もっとも俺の場合、動物文学からの延長で「嵐が丘」にたどり着いたんだけどな。中学時分に >>282 因みにベスト3の他の2作品は? そう言や嵐が丘には犬がいろいろ出てくるが エドガーんちのスカルガーって犬の名前も獰猛そうだった 「ヒースクリフはロケットの中身を捨て、かわりに自分の黒髪を入れたのです。 私は二つの髪をより合わせて一緒に入れておきました。」 ネリー・・余計な事すんなや・・・ 業務中だが新型コロナで暇持て余すわ ブロンテ姉妹の時代は平均寿命40才ぐらいで 感染症が流行したら新型コロナの百倍増くらいの死亡率だったんだろうな それにしても欧州人は感染症に鈍感だわ 散々感染症には苦しめられて来たろうに キリスト教の信者さんは神様のおぼし召しと諦めるんじゃなかろうか 死んだあとは天国行けるしね 当時は今よりもずっと死が身近にあって、キリスト教徒にとっては死も日常の延長感覚だったのかな(キリスト教に限らないけど) 漠然と内容だけは知ってたけど初めて嵐が丘をきちんと読んだ 二代目キャサリンの生命力いいわーw あんな過酷な状況に追い込まれてもヒークスリフに食ってかかり 計算じゃなく天然でヘアトンをたぶらかすあたり邪悪王ヒークスリフに勝てる人間てああいう逞しさ持った人間なんだなとあらためて実感 普通の人間なら絶望して無気力人間になっちゃうよ 哀れなのは息子のリントンで母親が不幸になったのはいわば一時の恋に狂って人を見る目が無かった自業自得さが原因だけど息子のほうはあんな幼少から囚われ状態になって精神的虐待受けて育ったから 最後までヒークスリフの呪縛に囚われて利用されるだけの人生で、たぶんキャサリンもヘアトンもそのうち彼の事を忘れていくんだろうなと思うとほんとなんの為に生まれて生きてきたのかと可哀想に思える ヒークスリフはおそらく自分自身の事を呪ってただろうし軽蔑しきってたイザベラとの子なんか愛せなかったんだろう 対してヘアトンがろくな教育受けてなく乱暴ぽく見える人間に育ったのにもかかわらず根っこには善良さとか良識や向上心を持ってたのはヒークスリフからほんのわずかとはいえ愛情を受けてたからだろうし やっぱり人が健全に育つには愛情が必要なんだなとわかる ドロドロしてるのにスッキリ終わるのがすごいな エドガーとイザベラの兄妹はかわいそうなんだけども 大和資雄の訳は古くて逆に面白い「よござんすか」「娑婆に出たら」だってw 文庫本の後ろに年譜が載ってて エミリーが8月30日生まれって書いてたから 7月30日に直してリサイクルショップに売ったった まぁ確かに、当事者が死ねば決着はつくんだろうけどさ。 ヒースクリフの死に様はキャサリンに取り憑かれての狂い死に。 キャサリンが早世した時点で話の終わらせ方はあれしかなかった。 嵐が丘って外から隔絶されたムーアを舞台に、不器用なはぐれ者達が織り成す愛憎劇 ドロドロした一種のオフビート恋愛小説なんだよな エミリ達が皆早死にしたのは母親の虚弱体質が遺伝したのと親父の毒親支配かな >>290 ヘアトンに「ヒースクリフは大切な人だから憎まないで欲しい」的に頼まれた時、 「分かったわ。もう酷い態度はとらないわ。」と返した2代目キャサリンに感動したよ。 あの瞬間「勝った…!この子ヒースに、三代ん十年続いた憎しみの連鎖に勝った!!」と。 あのシーンが嵐が丘のクライマックスだと思う。 やられっ放しだったエドガーのとった愛情教育は正しかった。エドガーもまた勝者。 憎しみや復讐って視野狭窄のまま全力投球するから 相手のレスポンスがないと何も残ってない自分に気付いてしまう。 生き甲斐だった復讐対象の二人はキャサリンの面影を残すがゆえにこれ以上痛めつけられず、 しかも自分とキャサリンの一番幸せだった時代を常に思い起こさせてくる。 エグい。 ラストの展開はエミリーの才能にほんと震える。 この作品は恋愛小説の皮を被ったもっと恐ろしい何かだと思う。 ジェインオースティン好きに侮られているの解せないわ ああいう英国保守本流みたいなのわりとどうでもいいので。 オースティンの小説はうまいし嫌いではないんだけど、オースティンファンのおっさんにブロンテ姉妹アンチみたいなの(ようはいわゆるアンチフェミニズムみたいなものだろう)が多い ローレンス・オリビエ主演の「嵐が丘」を観た。 2階部分を取っ払ったパターンだが、2階部分が無いと陳腐なストーリーなんだよな。 >>301 キャサリンが早世した時点でラストはあの展開しか無いと思うわ。 2階部分の怒涛の回収と1階部分との対比が圧巻なのになあ キャサリンとヒースクリフの野生的で依存的な相思相愛が恋愛小説好きに刺さるのは分かる 2階ラストの悪漢ヒースの崩壊とキャサリンへの思慕と回帰は1階ラストの死別シーンより心震えるのに勿体無い 恋愛小説好きじゃねぇけど、突き刺さったよ 確かにこれは恋愛小説の皮を被った何か別のものだわ 二人の関係は、恋愛みたいにいつかは枯れる草じゃなくてその下の岩盤なんだよねまさに キャサリンとヒースクリフは結構相手をクソミソに言ってたりするけどwそれでも相手が自分を見限って去ってゆくなんて夢にも思ってない 互いが互いの母親だったのかなーと思う ギャンギャン泣き喚こうがミルクを吐こうがうんこを漏らそうが絶対に見捨てないでありのままを愛してくれる存在 自分の全てを支える岩盤だから、見捨てられた!いなくなった!と思った瞬間からグズグズ〜と崩れて衰弱死 二人の愛着がもっと成熟してれば、たとえ離れ離れになっても「自分だけはお前の最後の砦やでぇ!辛かったらいつでも戻ってき!」的に 世間の風雪から相手を守る実家(嵐が丘)のオカンになったのにね…二人はいつまでも幼すぎた ジェーン・エア 今思い出すと、イトコに食って掛かるとこなんか結構気が強い。 どこかで見たことあると思ったら、ヒースクリフに似ている。 シャーロットやアンの作品で、ヒースクリフに似ているキャラは 誰だといろいろ言われるけど、ジェーンがそれ。 シャーロットがエミリと意見交換してキャラ作りした結果だろう。 ジェーンエアはローウッド寄宿舎での生活情景を読みながら カウアン・ブリッジでのエミリ達の生活を想像するくらいしか読む処無かったわ 好きな人には悪いが、御都合主義なストーリーがね >>301 よく分からないないんだけど復讐ってなに? 誰にどんな酷いことされたことへの復讐? 女性の作品だからか、いまいちピンボケしててよく分からんわ もっとホラー仕立ての映画「嵐が丘」があってもいいのにな キャシーの幽霊がフワフワ雲へ吸い込まれて吹き荒れるとか >>311 ヒンドリーにボコられてるじゃん エドガーにはキャシー泥棒されるしイザベラにはバカにされるし あと一人のブロンテ姉妹についてはほとんど語られることがないな >>311 己が得られるはずだったもの(アーンショー家の財産&キャサリン)を 奪われたとヒース自身は認識したから復讐しに戻ってきたんでしょ 実際はほぼ逆恨みだけど… アーンショー家の先代は子供達の仲を取り持つどころか対立を煽るからイラついたわ ディオをええかっこしいで引き取ったら実子を虐め抜かれたジョナサン父を思い出したw ヒースクリフはもともと他人の家に厄介者としてきた身であり 物語の最後はアーンショー氏の直系男子ヘアトンに継がれるのはうまい流れである 的なことが最初の訳者大和資雄があとがきで書いている だからと言ってヒンドリーはボコり過ぎなんだけど DV描写がすごいってのもそこは嵐が吹きまくって 人間がもともと自然に暴力を受けてる土地ってのを 読者が認識しなきゃいけない物語なんだと思う ムーアの情景描写はもっとあって良い。 ムーアあってこその嵐が丘。 翻訳する人ってパクったと言われないように 過去の訳者とは表現を変えるんだろうけど He bled her, (ケネス医師がキャシーの血をとる)を例えば 大和資雄→ヒルで血を吸わせ 永川玲二→血を抜き 鴻巣友季子→瀉血し と三様な書き方してる。大和資雄は昔の感覚だな~。でもそれも面白いかも。 オーソン・ウェルズがロチェスターを演じた1944年のジェーン・エアの映画の脚本には オルダス・ハックスレーが参加している。 またその映画の音楽を担当したバーナード・ハーマンは嵐が丘をオペラ化したが、余り評価 は得られなかった。 ケイト・ブッシュの嵐が丘リメイクされまくってるけど 最近のはヘヴィ・メタ風だね ケイト・ブッシュの「嵐ヶ丘」は近代文学をモチーフにした曲の中では一番知られてるし、カバーも多いな。 あの歌の歌詞はキャシーが家出したヒースクリフを呼んでるところだと思ってたが 死んだキャシーが家の中に入れてと言ってる部分だとlet me inで分かった キャサリンはムーアの彼方から ヒースクリフの魂を奪いに来たんだな 日本の嵐が丘と名乗れそうな強風地帯で育ったけど so coldooooの後に(your windowoooo)と小さく続くところがめっちゃムーア感があった 建物を揺るがすゴーーービリビリビリって風の後に上空で ぉぉぉぉぉ って残響があるの だからケイトは現地で風を聞いたんだなって曲聴いて分かった ヴィレット 貴族に嫁いだ友人をあざ笑うルーシー。 確かに、その友人は軽薄だったけど、ルーシーには温かく接していたのに それをあざ笑うのは気に入らない。 シャーロットの小説を読んだ昔の友人や教え子は、自分たちのことを心ではこう 思っていたのかと嫌な気分になっただろう。 パーン _, ,_ パーン パーン_, ,_ ( ・д・) _, ,_パーン ( ・д・) U☆ミ (・д・ ) ⊂彡☆))Д´>>329 ☆ミ⊃ パーン , ,∩彡☆ ☆ミ∩, , ( ) パーン ( ) パーン パーン 愛ってある種の呪いだったんだね キャサリンとヒースクリフが互いに呪いあってたと思えば 嵐が丘の展開、特にラストがしっくり来る シャーロットは幽霊の存在を信じてる書き方だけど エミリーは登場人物には信じてるって言わせてるわりに 自分では信じてない気がする。 だからロクウッドがお化けが出たって騒ぐに至るまでの 組み立てが巧みでうまいと思う。 そうか? あの時代のイギリス人なら、ほぼ確実に幽霊信じてると思うけどな 神風が飛び立つ海明石海浜公園じゃないが海浜公園に各国軍用機燃料の空港ヘリポート。 イギリスはジプレキサ健常者嫉妬統合失調症無効化薬品混入事件で、沈んでいくね。キャプテンシャーロック探偵の登場を待て。 核平和はいらない。 平和裏の策略とかイギリスも南米も日本と弱体化してる。スポーツ警察がいけない精神科病院拡充地域。 仙術 恢復 攻撃 そろった善意の恐怖政治をお見せしよう。 ヒースクリフより狂信者セントジョンの洗脳の方が怖かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる