【嵐ヶ丘】ブロンテ姉妹【ジェーン・エア】
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>>181 無理やり独特な設定にしてない?って気がしたけどな。 最後は帳尻合わせのようにハッピーエンドになるのも なんだかなぁ、と。ただ、こういう愛憎劇を、大衆受けする 文体で書いたというのは19世紀の半ばにしては斬新だったん だろうな、という気もした。まぁ、1回読んだだけなので、 2回目はまた違う感想になるかもしれない。 でも・・・・・2回読む気がしないけど。 ヒースクリフは何者だったのか? テーマはこれに尽きると思う。 読書中のBGMにメンデルスゾーンの「スコットランド交響曲」をおすすめする。 >>183 境遇、虐待、憎悪、復讐、偏愛、そのへんの材料を作者が 鍋でことこと煮込んで、悪魔を作ったということに思えるね。 19世紀半ばの作品のわりにすごく現代的に思えるところが 「嵐が丘」の人気の要素だったのかなぁ。今となっては、 ヒースクリフの悪魔的な行為の根拠となる動機づけが 弱いような気もするのだが・・・・・。しかし、19世紀ではこれ でも衝撃だったのかもしれない。 何者も着物もお腹を空かせてリバプールの街をうろついてた 多分ジプシーの子です 何も構えずにフラットに読んでも面白いと思うけどね、この本 イギリス人らしいきつい皮肉が特に 角川文庫(大和資雄訳)の「嵐が丘」を読み始めたけど大失敗。 「なんとろくでなしのすべた阿魔ッちょ?旦那様の馬の蹄音が道路の方で聞えると、 すばしこく『うち』にご注進かけ込むところも、ちゃんと この目で見とどけやしたのじゃ」 なんか読んでていらいらする。 ブックオフで100円で売ってたからだよっ どうせ俺が馬鹿だったんだよっ 岩波文庫買い直せばいいんだろっ (嵐が丘読んでるうちに心が荒んできた) ブックオフって行った事ないけどそんなお宝本売ってるんだ 今度行ってみるべ ブックオフはお宝が時々眠ってる。 文学全集が100円で投売りされてることもしばしば。 >>191 これ永川玲二訳だと「この役たたずのすべためが! 帰ってくる旦那の馬の足音を聞きつけたとたんに、 あわてて居間にとびこみやがって」になってる >>198 やっぱりかなり違うね。 角川文庫版でいちばんひどいと思ったのは、 キャサリンの台詞なのかヒースクリフの台詞なのか 理解できていないまま訳してるような箇所があるところ。 結局半分ほど読んで岩波文庫の下巻に切り替えた。 もしや鴻巣友季子訳ってその大和資雄訳のを 今風に書き直そうとしたのかな だけど狙いは何だったんだ・・? イギリスの小説って不思議だな 何故召使いが物語の重要なポストにいるんだろう ドラマのダウントンアービーも召使の話だよね エリザベス1世もペネローペっていう召使に私的なこと相談してるし 嵐が丘じゃ召使いが語り部だもんね >>202 カズオ・イシグロ「日の名残り」も その伝統をきちんと受け継いでるね。 ネリーのやってた家政婦仕事は 家事を受け持ってたエミリーもやってたことなのかなと 読んでいて思った 「1点のくもりも無く磨きこんだ台所の床」なんて文は エミリーも床をキュキュッ磨いたことあるんだなと想像した イギリス人は働き者が多いから 「嵐が丘」は最後の3つの章がなかったら 絶対に今の時代まで残ってないだろうな。 オイラも、「こんなに名作の評判が高いんだから、 ろくでなし人間の見本市のような話だけで終わるはずないよな」と 半信半疑で思いながら何とか最後までたどり着いた。 狂うほどキャシーを好きで 彼女への想いをを軸にして毎日生きてるヒースクリフの気持ちを考えれば 出てくるセリフも乱暴ではなく至極当然にきこえる 最後のほうなんかも幽霊キャシーが見えるだけで 嬉しくてたまらんって感じだもんね >>163 さんが書いてる「永遠の少年少女が相手だけを渇望した話」というのが 自分も1回読んでぴったりくる表現だ。 作者自身、自分の魂が自分の肉体だけにとどまってないことを実感してたんじゃないかな ジェイン・エアは素晴らしい女性だね。 不遇だったから反抗精神が強く,成り上がった後はそれを埋めようと同じようなことをする アデルを寄宿学校に入れ直したところでぁっになった。結末も血族と遺産と結婚でという天からのご褒美 忍耐で得た見返りはやはり第三者からという願望が如実に描き出されている 藤井光/Hikaru Fujii シャーロット・ブロンテの未発表原稿が母親の本の中から発見されたことを受け、 ブロンテ協会がその短編と詩を出版するそうです。 難破した船から救い出され、アメリカのコレクターが買い取ったものが、 2015年にブロンテ博物館に戻ってきていたとのこと。 2018年3月28日 「ジェーン・エア」はドロドロした文ばかりで読むのがしんどい ワイルドフェルホールの住人を買ったんだがKindle化して欲しいわ。 リアル本はかさばって昼休みや電車の中で読む気しないから全然すすまない。 嵐が丘が大事すぎて ジェーン・エア読む気にならない 読まなきゃ・・・と思ってもう何十年 秋の夜長に読んでみよう ジェーンエア読んだくらいで、あなたの嵐ヶ丘は揺らぐのですか その程度の物なのですか、見損ないました 嵐が丘には母性を感じる所が無いんだよな ネリーのキャサリンやヒースクリフに対する言動には社会常識的な感は受けるけど、慈しみな母性は感じない 一方ヒースクリフを介して暴力マッチョ親父の父性が物語を支配してると感じるけどな エミリが幼くして母親を亡くしたせいかな ヒースクリフは軍隊にいたかもしれない設定だから鍛えてたろうけど ムキムキのマッチョだったらイザベラが一目惚れするかな〜? 223でのマッチョは狭義的な筋肉ムキムキって意味じゃなく、広義的な意味でのマッチョ。 強靭さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性といった男性性を基盤とする思想、信条、行動。 ヒースクリフはアイルランド人 ジャガイモ飢饉の後で、リバプールは 食うや食わずのアイルランド人と アイルランド人の孤児であふれかえっていた ブロンテ家も、隠していたが、アイルランド系 >>226 時代が違いますよ 舞台は1801年に回想で始まるので、ヒースクリフの生誕は1700年代後半です ジャガイモ危機は100年以上後の1840年代です >>226 ヒースクリフのモデルは父親のパトリックじゃないのかな、だとしたらある意味アイルランド人で正解か パトリックの最晩年83歳当時の写真を見たけど、厳つく頑迷な正にヒースクリフ顔してる 妻と6人の子供全てに先立たれ上尚6年も一人生き残されて、自分の人生や境遇をどう想ってたんだろう ブロンテ一族は興味深いわ 確かにリバプールは昔からアイルランド系が多いね、ビートルズも3人がアイルランド系だし クィーン、イアン・ギラン、パバロッティー、相撲取り、三船敏郎、坂口安吾が好きで、最近は若い高校球児にも目が眩んでる人か リバプールは奴隷の輸出港だった歴史があるから、アイルランド云々よりもそっちだろう ヒースクリフは真っ黒な肌なわけで アンドレア・アーノルドの映画「嵐ヶ丘」では確かにヒースクリフを黒人にしてるけど、あれは無い 奇をてらい過ぎというか、ヒースクリフを黒人設定にしたら嵐が丘の本質がブレる。まぁ何が本質かは上手く説明出来ないけど。 流行りの人種融和を絡めて何か賞でも欲しかったんだろうか 原作ではヒースクリフの肌はネリーがジプシー云々と言う程度の浅黒さで真っ黒じゃない。 黒人奴隷血統じゃないと思うわ >>22 7 おっしゃる通り。スマソ。 だいぶ前に読んだので、間違いました。 正しくは、ジャガイモ飢饉の生々しい状態が、嵐が丘執筆に影響を与えたとすべきでした。 リバプールには、絶えず、アイルランドの悲惨な状況から逃れた、アイルランド人たちが流入していました。 アイルランド人だが、名前を変え、宗派を変えて、英国人に成りすましていた、ブロンテ家の人たちにとって アイルランド人の過酷な運命は、他人事ではなかった。 ヒースクリフ=アイリッシュのソースは、イーグルトンの論文。 エミリーは外の世界には全く興味が無い女性だった、 シャーロットによると彼女と世間の間には通訳が必要だったとか。 13年前の朝日新聞に小山内伸という人が嵐が丘に寄せて書いてる文がある。 「短期間暮らした隣町で悪漢の養子が一家に復讐する事件が起きて これが着想の端緒だろう」とある。 黒い髪、奥まった黒い目のヒースクリフは見た目ジプシー。 イギリス女性はラテン系に惹かれる。ハーレクイーンロマンス読んで見れば分かるよ。 テリー・イーグルトンを読む前は、おれもヒースクリフはジプシーだろうと思っていた。 イギリスは、スペインと、対ナポレオン戦争で、仲が良かったので、スペイン人の可能性も ある。イタ公は、陽気な助平なので、ヒースクリフにはなりそうもない。 ブロンテ家の子供たちは、周りの子供たちとは付き合いはなかった。オヤジが、新教の 牧師だったので、アイリッシュでカソリックという、出自を隠していたからだ。 その後も、各人程度の差はあれ、わりと人付き合いの悪い一家だった。 まあ、テリー・イーグルトンは、何でもアイルランドに繫げていく人なので おれも、ヒースクリフ=アイリッシュ説は、半信半疑だ。 それからヒースクリフには、 妖精の「取り換えっ子」(チェインジリング) のイメージがあると思う 廣野由美子さんは、信用できる人だと思っているが、 「謎解き『嵐が丘』」の中で、ヒースクリフの正体について 色々な説を手際よくまとめている。 3章と9章は、面白いから、ぜひ読んでください。 アイリッシュって代表的なイメージが サッカー選手のルーニーとか クリントン元大統領(アイルランド系)みたいなベビーフェイスじゃない? >>236 そうそう、テリー・イーグルトンの「ヒースクリフと大飢饉」(『表象のアイルランド』所収)のやつですね。 どこかで見たような、と思ったので『表象のアイルランド』を読み直しました。 イーグルトンは「アイルランド人でなかったかもしれないし、そうとは書かれていない」と二回も繰り返し書いたうえで、しかしこの論考ではヒースクリフをアイルランド人として扱う、としています。 テキストを書く最中に兄からリヴァプールのアイルランド難民を教えられて、時代をへずらして書いたとしても問題はないでしょう。 ジャガイモ飢饉はヒースクリフが実際にリヴァプールに登場したころにもありましたが、何百万人もの餓死者を出したのは1840年代になってからです。 その理由は1830年代の穀物法の廃止に加えて、「怠けるものが滅亡するのは神の摂理だ」という自助・禁酒に基づいたアイルランドへの蔑視により、福祉が一切なされなかったことにあるでしょう。 >アイルランドで1782年から1783年にかけて飢饉が起きた際は、港は閉鎖され、アイルランド人のためにアイルランド産の食料は確保された。 >結果、すぐに食料価格は下落し、商人は輸出禁止に対して反対運動を行ったが、1780年代の政府はその反対を覆した。 >しかし、1840年代には食料の輸出禁止は行われなかった。 1801年という物語のはじまる年は英蘭合同の年で、孤児ヒースクリフはそれ(it)は誰に所属する(owner/belongs to)知らず、唖のよう、と非人間、奴隷扱いされて登場する。 it starving, and houseless, and as good as dumb, in the streets of Liverpool, where he picked it up and inquired for its owner. Not a soul knew to whom it belonged 1830年代からの感情革命によって生まれた憐憫とともに、大飢饉は慈悲深く「酔っぱらいの無法者」アイルランド人を処分してくれる、とした当時のブルジョワ階級の奇妙な歪みとして捉えられます。 ヒースクリフはよく分からない言葉をしゃべる。 some gibberish that nobody could understand これは当時アイルランド語を描写する際によく使われた表現であるというのは重要で、「大飢饉」以後はアイルランド語が姿を消していく背景にも、神の摂理により消滅していく劣った民族というアイルランドへ向けられた敵意を読み込んでいく。 「ヒースクリフをアイルランド(人)」として寓意的に読んでいくイーグルトンの論考は、そもそもインド人ともアジア人とも黒人との混血とも決定できる描写がない、と認めたうえで「アイルランド性を持つ」として見ていきます。 ヒースクリフ黒人説(スーザン・メイヤー)やアイルランド説をたどる渡部悦子「Wuthering Heightsにおける帝国主義とHeathcliffについての一考察」は日本語で読めます。 S・メイヤーは当時ロンドンに二万人の黒人奴隷がいたこと、リヴァプールに黒人通りなる奴隷市場が開催されていたことなどを指摘し、作中の「インド人水夫の子か、アメリカ人かスペイン人のcastaway」に反しあえて黒人説を唱えています。 リヴァプールから60マイル離れたネリーにもまして、ヨークシャーで黒人をどれだけ知っていたかもわかりませんし、アイルランド難民の捨て子やインドや他国の船員の捨て子、(黒人?)に悪魔や取り換え子のどれにも帰着させないよう作られたと思います。 その中の「アイルランド性」や「黒人性」「植民地性」を当時の時代背景を読んでいくイーグルトンらの読解はよいものだと思います。 >>236 >>244 >>245 お前ゲイ爺だろ 自分の巣に帰れよ2度と来るな なんか小難しい事書いてるけど、嵐ヶ丘が松本清張ばりの社会小説とでも言いたいのかな 「Heathcliff」は「荒野(ヒース)」+「崖(クリフ)」という意味をもっており ってウィキに書いてあるけど「クリフ」はwolf(狼)って意味もあるって聞いたことがある だからヒースクリフは荒野の狼ってイメージだとずっと思いこんでたわ ケイト・ブッシュの「嵐が丘」、以前は何だかなぁ〜、こんな能天気な曲調は違うと思ってたけど 歌詞はまんま嵐が丘だし、狂気ぽさもあるし案外合ってるかと思えるようになったわ 冬の休み中いろんな本を読もうと思ったが 嵐が丘がどうしても面白くて口直しに読んでしまう 序章からロクウッドがコケにされて痛快極まりないw それに幽霊の出し方が上手いよなあ 終わりの方にもあるけど よくエミリの事を世間知らずで恋愛経験も無い田舎の行かず後家みたいに書いてる評論あるけど 幼少の頃から寄宿舎生活経験してるし、二十歳前から教職に就いたり、住み込みのガバァネスに雇われたりとそれなりに見聞は広めてたと思うわ 嵐が丘は田中西二郎訳しか読んでないけど、どんな評価なんですか? 水村美苗の本格小説って面白いですか? 「本格小説」面白いのか、本屋で注文してみよう BSの放送大学でまたブロンテ姉妹の特集やってる、もう何度も再放送してるな エミリとシャーロットを別けて各45分計90分、姉妹の生い立ちや作品の批評なんかをしてる まぁここの住人なら知ってる情報ばかりだが、貴重なのはブロンテ館や姉妹が住んでた寄宿舎、ホワースムーアの映像がたっぷり観れる事か イギリスは地震のない国だから昔の風景そのまま残ってて羨ましい その上世界中に植民地みたいなとこいっぱいあるんで外国へ簡単に移住しちゃう だから住むとこなくて田舎の土地を開発しちゃうなんて無いんだろうな 親父のパトリックなんだが 妻と子供全員に先立たれ、孫を得る事もなく、自分の血筋が絶えてなお数年間独り生き残されて、あの牧師舘で過ごしてたのか 妻や子供達に囲まれて幸せだった時期もあったろうし、成人した息子や娘達に後を託そうとも思ってたろうに 80才過ぎてそんな状況俺なら耐えられそうに無いわ 牧師だから自死する訳にもいかんしな 早世した子供達も不幸だが、独り生き残されるのは残酷だわ >>260 でも子供が全員若死をしたのは親父が元凶くさいぞ 嵐が丘の虐待の連鎖の描写が余りに生々しくてブロンテ一家を調べてみたんだが、どうやら親父が人格障害くさい エリート意識の高い牧師で、自分につりあわないという理由で婚約破棄をして村人に総スカンを食らったり 劣悪な環境の寄宿学校に娘たちを捨てて数人死なせてたり(息子は入れてない) 娘たちに見合いもさせんで飼い殺しで家事をさせといて、娘には一円も相続をさせんと言い放ったり そのくせ一人息子をアル中に追い込んで死なせとるし 人格障害本人はピンピンしてて周りがストレスでバタバタ死んでく典型だと思った せめて三姉妹が家庭教師で自立に成功して故郷に戻らなければなあ… 父ちゃんが酷い親だったていうのはギャスケル著の最初の伝記で広まった説だけど、その後の研究で明確にでっち上げだとされてるよ 寄宿学校の件も親には全く責任のない話でむしろ被害者、このあたりはいろんな本に詳細が書いてあると思う 当時は結核の感染の仕組みが分かってなくて予防も何もなく、世界中で若い人がバタバタ死んでた時代だから子ども達の早死には全然不思議じゃないしね そりゃ時代相応の男尊女卑観はあったかも知れんが、そんなヤバい奴だったと思わせるエピソードは読んだ覚えがないな >>261 >虐待の連鎖の描写が余りに生々しくて エミリー達は父親の書斎にある蔵書や新聞を読み漁っていたらしい そこから想像力を働かせたんだと思う 確かに結核が猛威をふるってた時代ではあるけど、母親含め5人(ブランウェを入れれば6人)も結核で死んでるのは、母親の免疫力が弱い虚弱体質が遺伝したのじゃないかな。 ブロンテ家や寄宿舎での気候風土や食生活も関係してるんだろうけど。 母親の死因は子宮(か子宮頚)ガン、シャーロットの死因は妊娠中毒症とされている シャーロットとアンは生来体が弱かったけど、気候のせいで毎年のように家族全員が大風邪ひいてたみたい 当時のハワースが平均寿命42歳くらいとは言え家族全員を喪ったのはえらい不運だったと思う だから嵐が丘で簡単にキャサリンやヒンドリー嫁が死ぬのも 当時としちゃ別に普通の設定なのかも 未だ公衆衛生対策がされてない当時、下水道が無くて汚物汚水は垂れ流し状態。 ブロンテ家はハワース村の上方にあり井戸水が汚染される事は無かったが、村の下手はコレラ、チフス、赤痢が定期的に流行。 それら伝染病が猖獗を極めた時期には平均寿命が25〜26才だったとか。 ヒースクリフは45歳くらいで死んだんだよね 4日断食したくらいでポックリなんてあるのかな それに引き換え医者のケネス先生は長生き キャサリンに取憑かれての狂い死に、ヒースクリフにとっては至福の死 風に打たれて窓ガラスがガタガタ、風に揺れる木々のざわめき、切り裂かれる風の音 台風の夜は嵐が丘の気分が味わえて中々に楽しい 「ヴィレット」がついに白水uブックスから出て嬉しいです。 以前、みすずの全集のやつ、字が小さい(老眼にはつらい)アンド重量ありすぎて上巻の途中でリタイアしたので。 新書になったおかげで寝床に寝っ転がって読める。 っつっても長いのは長いので、若い時に読んだ「ジェーン・エア」のように一気には読めそうもないです(嘆) 「ヴィレット」読破した人いますか? そうなんです!序盤、ジェーン・エアよりは地味めな感じでドラマチックな展開があまりないので 読み進むのに時間かかってるけど。 「嵐が丘」が大好きで嵐って聞くとドキッとするのに マイク持った男が5人で歌って踊ってるだけのむなしい瞬間が多すぎて耐えられない 嵐が丘は小学生の頃に読んだな 途中で投げ捨てる事もできず取り合えずだけで読みきったけど、ヒースの偏屈ぶりに意味不明で詰まらなく、初めて読書に対して精神的挫折した本として覚えてる 本は読むタイミングを外すと堪能できない >>279 解るんかいw >>280 小学生で嵐が丘は無理やろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる