エドガー・アラン・ポー PART1
今年はポーの映画が2作も公開されたことだし立ててみました っていうかなんでこの人のスレがない? 19世紀の作家だけど今読んでもなかなか刺激的 後世に与えた影響も多大だしね >>136 ちょうど俺も創元推理文庫で全集読んでるところだよ >>137 そうなんですか! 翻訳の方はどうでしょう? >>138 複数の翻訳者で構成されてるけど悪くないと思うよ >>139 翻訳者は複数名いるのですか。 知りませんでした。 情報ありがとうございます。 「ちんば蛙」辺りが乱歩のあこがれだったんだろうな。 あの境地を目指したとおぼしき短編がいくつかある。 ポーの凄さの一つは後世に与えた影響の広範さ 文学者ひとつとってみても多岐に渡る 推理小説やホラー小説のみならず フランス象徴派とドストエフスキーに決定的な影響与えてるから その後の文学史の流れをかなりの程度作ったとも言えるね 『アッシャー家の崩壊』 いいですねえ。プロットは単純だし、どうってことないように見せていながら、 晦渋な文体の奥にある格調の高さによって、この短編の全体が、 音楽性の高い一編の詩になってる。 ウィキペによると > フョードル・ドストエフスキーは1861年に自分の雑誌『時代』で > D・ミハイロフスキーという人物の翻訳による「告げ口心臓」「黒猫」「鐘楼の悪魔」を掲載し > それに序文をつけており だそうだけど、 この序文てドストエフスキー全集あたりで読めるのかな? お、そういえばドストエフスキーにもドッペルゲンガーものがあったような ……なんて書くと、また火種かな。 『二重人格』のことかな? 読んだことないけどウィリアムウィルソンに比べると冗漫だとか ま、ドストにそういう評価与えても決して否定にはならんかw Semolina pilchards climbing up the Eiffel Tower Elementary penguin singing Hare Khrishna Man, you should have seen them Kicking Edgar Allan Poe I am the eggman, they are the eggman I am the walrus ラトルズの名曲「ピギーインザミドル」によく似ている曲ですよね。 最近出た二万円箱を買った人、いるのかしら。 わたくしの周りにはまだひとりもおりません。 …と、間違ってよそに投稿してしまいました。 創元推理文庫の全集 全4巻のうちいよいよ2巻を残すのみとなった 通勤途中に少しずつ読んでるので今年中にはなんとか読み終わるかな ポーを全て読むとわ 君は進化したであろう そうではなくても 何かが、何かが変わったはずだ! 短編ほとんど全部読んだ、この人は怪奇小説、ミステリー そして最近はSFの始祖として言われてるけど、あと馬鹿小説でも大家だろ 「事業家」「不条理の天理」「悪魔に首をかけるな」「チビのフランス人」 など笑いの分野でもキレがある >>156 「タール博士とフェザー教授の療法」もな >>160 あれはアッシャーなんかより遥かに怖かった >>160 あれには乱歩は特に影響受けてる感じがする ゴードン・ピム読み始めたけど面白そうな予感ぷんぷんだな 恐怖とお笑いを両方書ける人はいるし 幻想とSFを両方書ける人もいる ただ詩と、理論的な話を両方書けるのはこの人くらい RPGでいうと火属性と氷属性を両方もってるようなもの 「恐怖とお笑いと幻想とSFと詩と理論的な話を 全部書けるのはこの人くらい」でいいよ 詩と理論的な話の両刀使いなら他にもいそうだ ジャック・フィニイとかフレドリック・ブラウンとか多才だけど、 ポーには遠く及ばないな。 ゴードンピム面白れえ 乱歩の『屋根裏の散歩者』ってこれの影響受けてるでしょ? >>168 「ゴードン・ピム」って、例の、文庫本でいえば300ページくらいの長い 小説のことだよね。 ポーの『メスメリズムの啓示』は、マクロビウスの殆ど 引き写しじゃねーかw ドーデも良いが、文学板よ、お前は既に死んでいるw HPLの狂気の山脈を読んで以来気になっていました。 今から小説全集2を買ってきます。 国内外の古今の推理小説はたくさん読んでるのに始祖と呼ばれるポーを未だ読んでいなかった事に気づいて 創元からポオ全集が4冊出てるじゃない?あれを買ったんだけど何なのこれ? 書いてる事がすごすぎるというか難しすぎて1編読むのにも相当な疲労感を感じるんだが… 精神的というか哲学的というか全然「推理作家」ではないんだな 先週から少しづつ読んでるんだけどやっと1巻の半分くらいだわ 今から息の喪失ってやつ 宮沢賢治読んだ時も知らない世界を叩きつけられて少し疲労感があったけど今回それ以上だ 本業は詩人で、小説もたくさん書いた その中にはのちに推理小説と呼ばれるようなものも含まれていた、というだけ だから肩書きとしては全然「推理作家」ではないというのはその通り この認識はもうちょっと広まってもいいと思う 詩でも小説でも食べられなかったからね。 てか、本業が詩というのははじめて聞いた。 いやいやいや 俺はむしろポーの詩が本業じゃないなんて初めて聞いたぞ 大丈夫かお前ら >>176 なんか最後は何かのサクラみたいな仕事をして死んでしまった 本業は小説家、詩人、編集者でひとつのジャンルにはくくれないと思うがどうかね 本業などというから違和感があるんだろ。 詩人は業態じゃないから。 18世紀までなら宮廷詩人というのは業態だったけど。 現代日本ではただ一人職業詩人がいるけど、まあポーも「本業」は詩人じゃなく酔っ払いでしょう。 短編は好きだし傑作もたくさんあるけど 大鴉は別にしてポーの詩はほとんど良いと思わん ポーの詩読むならロートレアモン読むわ ほんとおまいら色んな作家や作品名知ってんな 全部列挙してみて ぜーんぶ♪ 短編集って区切りが多くて気づいたら一冊読み終わってたってのが普通だったんだけど ポーは1、2編読むと息抜きがしたくなる 必死に想像してるが頭がついて行ってないんだと思う >>184 じゃ、やってみるね。 司馬遼太郎、赤川次郎・・・・これで全部かな、ぜ〜んぶ♪ おまいは? >>168 屋根裏の散歩者のどこがゴードンピムに似てるんだ? 強いていえば、孤島の鬼くらいかな似てるのは。 年内に創元推理文庫の全集読了できそうだ 年明けて早々詩と詩論そしていよいよユリイカに挑むぞ ユリイカって名前にイカって入ってなかったらもっと知名度というか人気があったと思う そんな気がする ボードレール『パリの憂愁』の1/3はポーの「群集の人」でできてるな ユリイカの命名は創刊当時の1960年代後半の世間の感覚だろうな。 エピステーメー、パイデイアらに対抗するには、ユリーカじゃ軽過ぎ る。ユリイカなら、粘っこくて踏ん張りが利くw ユリーカじゃなくユリイカじゃなければダメってのは 何となく分かるが、創刊は1956年だろ ユリイカに対抗するには「エピステーメー」くらい ハッタリをかまさないと、っていう順番じゃないのか 創元推理文庫の全集、『詩と詩論』以外は読み終わったから 不粋を承知の上で近いうちに個人的ポオ短編ベスト10を発表致します んじゃ、俺が先に(^^) ミイラとの論争 タール博士とフェザー教授の療法 不条理の天使 鐘楼の悪魔 ヴァルドマアル氏の病状の真相 天邪鬼 スフィンクス アルンハイムの地所 メエルシュトレエムに呑まれて 赤死病の仮面 >>200 順不同だけど、一番好きなのはミイラかな あのグダグダ感とユルさにハマる 年内に間に合いました 01.ウィリアム・ウィルソン 02.ヴァルドマール氏の死の真相 03.陥穽と振子 04.メエルシュトレエムに呑まれて 05.ハンス・プファアルの無類の冒険 06.群集の人 07.ウィサヒコンの朝 08.タール博士とフェザー教授の療法 09.赤死病の仮面 10.メッツェンガーシュタイン 自分で言っておきながら非常に迷いました というか、個人的にでもポオ作品のベスト10を決めるなんて本当に不粋だ・・・・・ 次点をいくらでも挙げられますからね ただ1位のウィリアム・ウィルソンだけは絶対的に不動です おっ、アクセス規制が解けてる。行きますよ。 1:ちんば蛙 2:盗まれた手紙 3:お前が犯人だ 4:アモンティリャドの樽 5:早すぎる埋葬 6:タール博士とフェザー教授の療法 7:メエルシュトレエムに呑まれて 8:眼鏡 9:陥穽と振子 X:スフィンクス スフィンクスは、森博嗣が同人マンガを描いていたころ、丸パクリしてました。 たいして読んでないんだが、 1赤仮面の死 2不条理の天使 3黒猫 3十三時 4告げ口心臓 5群集の人 6告げ口心臓 7跳び蛙 8スフィンクス 9ウィリアム・ウィルソン 10「お前が犯人だ」 あと赤死病の仮面だった。タイトル間違えるほどこの小説は鮮烈すぎるので。 赤死病の仮面は、ひょっとしたらデカメロンへのオマージュなのかね? あっちは黒死病だけど。 乱歩が「ちんば蛙」に憧れて書いたのが「躍る一寸法師」かな 岩波の方にしか入ってないけど、ある苦境が特に好きだったなあ そういや、リジイアとライジーアはどっちが原語に近いんですかね? あんな「黒猫」を書いておいて、 現実のポーは猫好きだったらしい。 村上さんちの春樹さんが 「あなたは猫好きなのに、なぜあんな猫を虐殺する場面が書けるのですか」と聞かれ 「自分が猫好きだからこそ、ああした場面が書けるのです」って答えてた ちょっと前から聞きたかったんだけど 谷崎潤一郎の弟さんが書いたポーの解説書読んでるんだけど その中で当たり前の前提みたいに、ポーはインポだインポだって書かれてるんだけど、そうなの? ポーの名作・傑作数多あれど 中でも「ウィリアム・ウィルソン」は何度読んでも凄い ドストエフスキーが崇めるのもよくわかる ウィリアムのどのへんが凄いの? 読んでもオチが全く意味がわからんかった >>225 そうだよ。評伝とか研究書がいろいろあるから読めばわかる。 飲酒と不節制とロリコンだったみたいだね。 ポーは26歳のときに結婚するんだけど嫁が13歳だったんだよ 19世紀のアメリカにもロリコン的な少女愛の概念はあったかもしれないけど それはせいぜい単に愛玩するだけのことであって ガチで性的対象とするペドフィリアの発想まではあまりなかったんだな だから「セックスの相手になるとはとても思えない少女と結婚する人」 イコール「セックスできない人」としか理解できない常識人は多かった そのせいで「ポーはインポ」説が生まれ、定説のようにまでなった (ポーがペドフィリアだったと言いたいわけじゃないぞ) それはロマン主義的少女崇拝者であったルイス・キャロルが ヌード写真の発見から少女性愛者だと判定されたのと同じ理由なんですかね? まあ、100年以上昔の人の性的嗜好なんて日記などの物証が無い限り確かめようがありませんからね。 ただまあ、18世紀フランスとはいえマリー・アントワネットが14歳で嫁いだこともあるし、 一般に昔の人は早婚だったんじゃないんですかね? 13歳は当時としてもいささか早めだったとは思いますが。 ポーの後継者だというのでレイ・ブラッドベリを何冊か購入して読みはじめようとしたんだが その前に5〜6年積ん読のままだったフィリップ・K・ディックをふいに読んでしまってハマり始めた まぁディックにしてもブラッドベリにしても今更といえば今更すぎる作家なんだろうが あとJ・G・バラードとかトマス・ピンチョンとか 最近公開された映画って最期の5日間とあと何だっけ? >>233 われわれ日本人には最強の後継者、エドガ・ワラン・ポがいてくれるじゃないか! read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる