【にごりえ】樋口一葉【たけくらべ】
[1872〜1896]小説家・歌人。東京の生まれ。本名、なつ。中島歌子に和歌を学び、半井桃水(なからいとうすい)を小説の師とした。
「文学界」の同人と親交。民衆の哀歓を描き、独自の境地を示した。小説「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など。 読んでるとすぐ慣れて読めるようになるよ
んで、昔の人というより、若い女の子の瑞々しさみたいのがリアルに感じれたりする >>58
一番恩恵にあずかったのは妹の邦子だよ
全集の印税は誰しも知るところだが、その他に、
学校教科書(博文館)の小石川に於ける販売権を
有していた。 >>65
平安時代の作品でも、読めば共感できるのは、同じ日本人だから、まあ、同じ人間だから、といってもいいけれど、
千年じゃ否定できない普遍性があるからだろう。
江戸末期から明治の、同時代の作家たちのものを読んでみるのも一興。
まあ、一葉は暗喩もうまいから、同じようなものがごろごろ、ってわけにはいかないだろうがな。 sage 女流で樋口一葉を越える傑作を書いた作家を知らない。どうしても男性作家ばかり読んでしまうが。
初めて樋口一葉を読んだ時の感応は忘れられない。当時の男性作家にも人気だったんじゃないかな。占い師に手付けられたらしいけど 南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会 明治5年〜明治29年かー
その頃の町の雰囲気はどんな感じだったのか
まだ江戸の感じも残っていたのか 終焉の地とか碑をもうちょっと目立つようにした方がと思う
お世話になったって土蔵の方がまだ存在感ある 原文で読んでみたら難しかった、という意見が多いが
試しに朗誦してみてほしい。びっくりするほどわかりやすくなるから(講談や古典落語を聴くように)
さらに、書き写してみてほしい。
あっという間に、真意が自らの手を通してアウトプットできるから。
その時分にはもう、自分と文語(正確には漢文くずし文体)の関係は自ずとハネムーン状態に。
「たけくらべ」らは、日本近代文学における、完結にして妙世界を醸する漢文くずれ記述の”しんがり”をつとめる作品である。
文語は平安時代の口語であるが、千年以上かけて洗練尽くした妙世界を負っている。
『十読は一写に如かない』と言うが、手で書き写せば自ずとわかる。すべてが入ってくる。
25歳の若い女子があれほど成熟した傑作を書けたのは
文語こそが平安時代からの千年の洗練の後押しを受けた、
この国の文学の柱石を担っているからということもわかってくるであろうから。 日本文学者の本には樋口一葉と尾崎紅葉は源氏物語の影響がある
とある。
よく知られているのは芥川龍之介が今昔物語などの影響があるってこと。
やっぱ古典をちゃんとやった人は文体やストーリー展開とか
自然と学ぶんじゃないか。 『三五郎は居るか、一寸來くれ大急ぎだと、文次といふ元結よりの呼ぶに、
何の用意もなく おいしよ、よし來たと身がるに敷居を飛こゆる時、
此二タ股野郎覺悟をしろ、横町の面よごしめ唯は置かぬ、誰れだと思ふ長吉だ
生ふざけた眞似をして後悔するなと頬骨一撃、
あつと魂消て逃入る襟がみを、つかんで引出す横町の一むれ、
それ三五郎をたゝき殺せ、正太を引出してやつて仕舞へ、弱虫にげるな、
團子屋の頓馬も唯は置ぬと潮のやうに沸かへる騷ぎ、』
・・たけくらべ 喧嘩の段。 今は 亡 ( う ) せたる傘屋の先代に太つ腹のお松とて一代に身上をあげたる、女相撲のやうな 老婆 ( ばゝ ) さま有りき、
『わかれ道』 上野藝大で鏑木清方の美登利を見てきたよ
屈指の美人画だった 卒論のテーマ日記でも調べたけど、あまり時間は割かなかったよ。 たけくらべの原稿、ほれぼれする江戸の女文字
日本はええなあ
そやけど
なんとしても早死には惜しい 昨日のサザエさんでワカメに樋口何とか呼ばわりされてかわいそうに あなたの死がコロナから救うかもしれない
(結核国民病をBCGが改善した)
心置きなく5000円から引退できますな >>45
それまで信如の気持ちははっきり書かれていませんが、最後に旅立ちの時に水仙の造花を差したことで信如も美登利を好きだったことがはっきりしている。 子ども達ひとりひとりの輪郭がくっきり浮かび上がってきて、あの頃に戻りたい気持ちになった。 『別れ霜』で芳之助の死ぬ描写が読み取れないのだが・・・・ 青空文庫で「たけくらべ」を一通り読んだ。
古文と現代文が入り混じったような独特の文体。
一つの単語として意味のわからない単語は余りなかったが、文章を読んでも
すぐに意味が頭の中に入ってこない。読んでいてしんどかった。 >>94
頭の中で音読すると(変な表現だけど)すんなり入ってくるよ。 >>95
人間が頭の中で考えるということは、言葉で考えるということだから、
考えるということ自体が、頭の中で文章を音読しているようなものだと思う
が。
それだったら、(大きな声でなくてもいいから)実際に小さく声を出して
読んでもいいかも。 文章は、寧ろ江戸期の言葉が多く含まれ、
出始めの頃の作品には、句読点すら用いられていないので、
一葉さんの作物を読みなれない人には、多少戸惑いもあるでしょう。
かく言う私こそその一人でしたが、やはり、不思議な事に七頁、八頁と
読み進むごとに、段々と一葉さんの文章が、自然に難なく理解できるようになった。
あの時の悦びは、忘れられないね。絶対、中高生の頃から読んでみるべきだよ!
マンガで読破!なんて、意味ないからね。 マンガで読破懐かしい
まだあるのか
あの意味のないマンガもどき…。あらすじ読んでりゃええやんて思った。 そうなんです。なんの意味も無い。
文学は、粗筋だけ追えばよいものでは、ありませんぞよ〜。 >>99
中・高生になって、樋口一葉を読み始める…いいとおもう! 樋口一葉肖像の5千円札もあと1年で見納め
自分はピン札を1枚保存してある チケットぴあ
山下達郎 100Qインタビュー
Text●森朋之
Q11 おすすめの本は?
「僕は樋口一葉のファンで、日記も含めて、全作品を読破してるんです。
そのなかで1冊選ぶとすると「にごりえ」かな。何百回も読んでます。
ただ、僕は人に言えるほど本を読んでるわけじゃなくて、
むしろ読書コンプレックスが大きいんですよね。
若いときから、本買うお金があればレコードを買ってたから」
Q51 おすすめの戦前の日本映画は?
「山中貞雄の『人情紙風船』。これは人生の1本ですね。
この映画が作られた昭和12年に赤紙が来て、13年に中国戦線で赤痢で死んじゃうんです。
もし生きていたら、小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと並ぶ大監督になったでしょうね」
Q84 現在、レコードは何枚くらい持ってますか?
「CD、LP、シングル合わせて6万枚くらい」
2011/08/18 ファンタジア文庫
夏目漱石ファンタジア
著者 零余子イラスト 森倉 円
発売日:2024年02月20日
西暦一九〇六年。夏目漱石、作家の自由を脅かす政府に反逆。
西暦一九一〇年。夏目漱石、暗殺。
西暦一九一一年。夏目漱石、樋口一葉の身体にて蘇生。
「――彼女の肉体に、俺の脳を移植したのか」
森鴎外による禁忌の医術を受け夏目漱石は樋口一葉の身体で蘇った。それは帝
都に渦巻く闇との戦いの再開を意味していた。
誰が自分を殺したのか。どうして鴎外は漱石を蘇らせたのか。そして作家をつ
け狙う殺人鬼『ブレインイーター』の正体とは。
様々な謎が見え隠れする中、漱石の協力者の筈だった野口英世が独自の思惑で
動き出し――文豪バトルファンタジー開幕。