アメリカ文学総合スレpart5 [転載禁止]©2ch.net
ぼくもフォークナーの「アブサロム、アブサロム!」(日本語)を読みましたよ。
どすんと腹に溜まるような、なかなか強烈な印象を受けました。
ゆうに傑作の名に値すると思いますが、(二人は同世代なので)あえて比べるならば、
個人的には、英語で読んだ「ギャツビー」の方が好き(印象深い)ですね。
前者8.6、後者9・0点くらい。 IN THE CLEARING
By Robert Frost 1962
この辺がネタ元じゃない
The Dangling Conversationの歌詞の中にディキンソンやフロストの名前も出てくるし
影響を受けているのでは
下記はNYtimesの書評
ttp://www.nytimes.com/books/99/04/25/specials/frost-clearing.html
CLEARINGはやはり森の中の開拓地のようですが
フロストは森を含めその言葉をメタファーとして用いているらしい >>378
マルティン・ハイデガーのLichitungという言葉を思い出した
少し調べたら、語源は同じらしい
以下引用
この Lichtung という語について、ハイデガーは次のように注釈している。
「Lichtung[空け開け]というドイツ語は、言語史的には、フランス語のclairiere[森の中の空き地]の直訳借用語である。
この語は Waldung[森林]とか Feldung[畑を区切ること]という、いっそう古い語にならって形作られた。
Waldlichtung[森の中の空き地]は、いっそう古い言葉で Dickung[密生林]と名づけられた密生した森と区別して経験される。
Lichtung という名詞は、lichten(薄くなる、透ける、まばらになる)という動詞にさかのぼる。
licht(明るい、輝いた、まばらな、透けた)という形容詞は、leicht[軽い]という語と同じである。
何かを空け開くということは、何かを軽くすること、何かを空けるとか開けるということを意味し、たとえば、森を或る箇所で木を伐って空けることを意味している。
そのようにして生じた空いたところ[das Freie]が Lichtung である。」
引用終わり
この単語は「エクシステンズ外ー立」というハイデガーに非常に特徴的な概念で、自らの存在の外に立つ事に直面する経験を示す ハイデガーが「杣道」で使った比喩、「暗い森のなかに明るみ(間伐地)が開かれ、その光のなかで、そこに現れるすべてのものがその形を見せることになるが、それと同時にそれをとりまく森の暗さもまたそれとして見えてくる。」
「明るみ」は、光を集める場を切り開くこと。その光により現前するものがある。そしてまた同時に、その光が周囲の森の暗さを顕にする。「明るみ(Lichtung)」とは、「開かれ」であり、ハイデガーにとって、「明るみ」は現存在(Da-sine)そのものの比喩ともいえる。
しかし、周知のとおり、「明るみ(Lichtung)」には失われ隠匿されたものが伏在している。
それによってその場所が人間固有の場(外立:de-Ek-sistenz)であり、真理の生起する場所と呼ばれる。
In the clearling stands a boxer
In der Lichitung steht Da-sein
興味深い というか、ハイデガーのLichtungの英訳がそもそもclearingだった
ロバート・フロストのモトねたがハイデガーなんでないの
Clearing[edit]
(German: Lichtung)
In German the word Lichtung means a clearing, as in, for example, a clearing in the woods.
Since its root is the German word for light (Licht), it is sometimes also translated as "lighting," and in Heidegger's work it refers to the necessity of a clearing in which anything at all can appear,
the clearing in which some thing or idea can show itself, or be unconcealed.
Note the relation that this has to Aletheia (see the main article or the entry above) and disclosure.
Being, but not beings, stands out as if in a clearing, or physically, as if in a space.[14] Thus, Hubert Dreyfus writes, "things show up in the light of our understanding of being." 村上春樹の「どうしても分からない」が俄然補強されているという……笑 きっとアメリカに生まれれば中学生でも a clearing が指し示すものをイメージできるよ。
おそらく村上某氏のお手元のお勉強用の和製英和辞典には
この単語のこの使い方が載っていなかったということだろうね。
以上。 オープンスペースはアイヴァンホーの
冒頭に出てこなかったっけ >>386
clearingという単語では出てこないね
少し調べてみたけど、シェイクスピアの劇にはclearingは出てこない
ヘンリー・デヴィッド・ソローの「ウォールデン」には何箇所か出てくる
ウォルト・ホイットマンの「草の葉」にも数回だけ出てくる
どうもハイデガーに言わせると、この「Lichitung」というのはイギリスじゃなくて大陸の、フランスやドイツの「森」があるところの概念らしい
そいういう鬱蒼とした森の中にぽっかりと現れる光の差す空間が「明るみ」であって、そこではっと立ち止まるという事らしいんだな
英語のclearing「開拓地」もおそらくフランスから輸入されてきた概念だと思う
スポットライトの光=そもそもの語源の「Licht」
それによって隠されるものと、孤独を際立たせるもの
サイモン&ガーファンクルはフランソワーズ・サガンの影響を受けていて、彼女はサルトルの盟友だったか
ハイデガーを戦後に再度引っ張りあげたのがサルトル
1960年代の実存主義の時代には含意が理解できやすかったのかもね
ボクサーというタイトルなのに、この一度しか出現しないとか、興味深い曲だね
ハイデガーの「明け開き」のwikiがBeing, but not beings, stands out as if in a clearing, or physically, as if in a space.
こんな風に「clearingの中に立つ」って強調しているからには、単にリングの比喩とかじゃなくて、サルトルやヤスパース、ハイデガーのような含意がある曲なんじゃないの cut him till he cried out
泣き出すまで切りつけられる
殴り倒されるのはまぁいいとして、こういう言葉遣いは現実のリングではちょっとおかしい
やっぱり形而上的な(本人も言うとおり)人生の闘いであって、現実の森の中に作られたリングではないだろうね(そもそも都会だし)
なんで都会で、clearingという単語を使ったかといえば実存的な意味があったんじゃないかな
そのあたりは、正直理解できないという村上春樹を馬鹿にできるようなものじゃないと思う
ハイデガーのLichtungはまさに「闘争の場」であって、開示(hereinstehen)と隠蔽(verborgen)の原闘争(Urstreit)の場として現れる・・・
サイモンがハイデガーを知っていたかじゃなくて、こういうclearing・lichtungの分析が共通する状況を指し示すのは面白いな 関心はわかるけど
それら諸々は
森を切り開く=文明/啓蒙
っていうヨーロッパの原型を
とりあえず踏まえて展開すべきだな anne enright本人の朗読イマイチだった
期待してた >>390
ハイデガーを読むと、森の開拓ー技術・啓蒙という観点から考察しているのではないのがわかるよ
アレーティアに触れるということは「啓蒙や技術=近代的clearing」によるものではない
まぁそれはいいとしてハイデガー研究者ヒューバート・ドレイファスが1960年代のロックとハイデガーの関係について述べている
「存在と時間」第1部についての詳細な注解をつけた人
Heidegger on the Connection between Nihilism, Art, Technology and Politics
Hubert L. Dreyfus
ここではclearingという言葉、ニヒリステックclearingを以下に克服するか、そのひとつの態度として1969のウッドストックをあげている
Heidegger raises new questions: What is it to have a nihilistic clearing, how did we come to have one, and what can we do about it?
A hint of what such a new god might look like is offered by the music of the sixties.
Bob Dylan, the Beatles, and other rock groups became for many the articulation of new understanding of what really mattered.
This new understanding almost coalesced into a cultural paradigm in the Woodstock music festival of 1969
文化的パラダイムを主流の芸術、文化的実践にbeing in the clearingとはどういうことか
Heidegger generalizes the notion of a cultural paradigm from a work of art to any being in the clearing that can refocus and so renews cultural practices. カルスタっていつ何時でも
「わかりやすく」衒学だな ワシ、ハイデガー
きみ、臭い
おれ、小学生女児 息のにおい、勃起 clearingとか試験勉強で出てきそうな単語だけどな
いつの間にか知っていた感じの単語 ジル ドゥルースのスキゾ的
文明の医師より、限界文明のチェ・ゲバラ的看護師?
それよりはなにがしかの保健婦のほうがハイエク的で、
カリキュラムや採点にかかわる方も、僕は優秀と思うけど。 今日気付いたんだけど
コーマックマッカーシーは
彼はスタインベックの描写や語彙を
ヘミングウェイの文体でやってるんだね
なんでインチキ臭く感じるかようやくわかったよ ずっと分からないことがあって教えてほしいんだが
ポール・オースターのムーン・パレス、新潮文庫13頁の
母親の謎の外出の理由って何なの?
後ろの頁でも明かされてない気がするんだが俺が読み落としてるだけかな ソール。ベローなんて読まれているのかな
つねに弱者の視点にたっている
ノーベル賞もとった
マラマッドとかはごどうなのかな ソールベローはいい作家だね。
雨の王ヘンダソンなんかはもっと読まれてもいいのにね。 昨日のアメトークで又吉がジョン・アーヴィングの「神秘大通り」を選んでいたがカットされたのか特に内容への言及は無しで残念だった オースター「4321」読了
長かったー
疲れたー
寝る なんという、おまオレw
おれも一月かけて昨晩ようやく読み終わったとこ。
途中で年表作成が必要かと思ったが、
なんとか、こんがらがらずに読めた。
いや、かなりこんがらがったが、
それをほぐしつつ読むのを含めて面白かった。 あ、おはよっ!
事前知識全くなしで読んだから最初スゲーこんがらがったよ
オースター流デイヴィッド・コパフィールドなのかな themというおしゃれな雑誌で
アメリカ文学特集してた
内容薄い気もするけど
こんなもんか いやセンスいい突っ込んだ
チョイスで薄かった
ヘミングウェイの海を見に行く
とかそういうノリじゃないからいいけど 弁護士アリー・マクビールが、
愛読書はソール・ベローの「雨の王様ヘンダーソン」だと言ってたな。 >>355
> 1.異性を死ぬほど好きになったことがない(ゆえにもちろん大いなる失恋を経験していない)。
1a. (値が)いい女を、
1b. 自分の属性不足でモノに出来ず、それが生涯克服できないトラウマ
の間違いじゃないのか?
小説にもはっきりとデイジーは張子の虎だと書いてあるだろ
1aより1bが問題なんだよ
ただ野心からのビジネス上の戦略もあって
>>355のように誤解出来るように書いてあるだけ
短編で金稼いでいたが
芸術的に自信ある長編作品で金を稼ぐ俗世上の野心があった作家 LINCOLN in the BARDO by George Saunders
を読み始めたけど評判通りのワケわかんなさ
まだ30ページを過ぎたあたりだけど、なんの話かさっぱりだ
でも、ほんの少しだけ見えたかななって手ごたえは感じたから
少しづつ見えてくるんだろうな >>408
僕もです!でも、ピンチョンより読みやすい。 アメリカ文学超初心者だけど英語難しい
ゆっくり読んだら分かるけどこんなんじゃ一冊全部読み切るのに1年かかる
これって慣れるものなのかね >>426
>>427
フィッツジェラルドのグレートギャツビー
村上春樹が訳せるくらいなら俺も読めると思って購入しますた 最初はみんな苦労するよね
時には分からない部分をじっくり考えたり
勉強しつつ、沢山読むしかない
日本語訳の文庫買ってきて参照しながら読むとか
最初は少しハードルを下げて読んでみるのはどうでしょう
講談社英語文庫のギャツビーなら注釈がついている
ギャツビーは確か出だしが一番難しかったような
あと村上春樹の小説だったらかなり簡単な部類だよ
上に挙げた講談社英語文庫にもあるし ギャツビーの出だしは超難しいよな。
こないだ立ち読みしたが理解不能だった。
まさか全部あの調子のわけないから
最初だけ飛ばして読んだほうがいいね。 ケルアック「路上」と「オン・ザ・ロード」どっちの翻訳が良いですか。 オンザロードは青山南さんなのか、懐かしい
以前はアメリカ文学の紹介者として活躍してたイメージある
雑誌文化が廃れたせいか久々に名前を見た
オンザロード、評判もいいみたいだね 2000年の少し前頃に発刊され、アメリカで異例のベストセラーになり、日本でもベストセラー、
いまや30数カ国以上に翻訳されて読まれているニール・ドナルド・ウォルシュ氏の『神との対話』シリーズ。
もし本当に「神の存在と恩寵」を確信したいなら、まず正しい「神の理解」が必要です。
単なる読書本ではなく、人生の観方と体験が変わるスピリチュアル本ではありますが、
思索的な哲学書として読んでも面白いと思います。
《10分ほどで読めて分かる『神との対話』》
https://conversationswithgod.wixsite.com/kamitonotaiwa-matome
路上ってどんな話だったかあんま覚えてないわ
俺も読み直してみようかな ケルアックとかビートとか言ってる日本人がことごとく嫌いでなんとなく避けてたw 古い小説をちょっと古い訳で読む味わいってあるよな。新訳も必要だろうがね。 読みやすいのは和語重視で長ったらしい
アスペクトとか丁寧に訳しすぎると
ロクなことない ナサエル・ホーソーン
ハーマン・メルヴィル
エドガー・アラン・ポー
マーク・トゥエイン
アーネスト・ヘミングウェイ
ウィリアム・フォークナー
スコット・フィッツジェラルド
ジョン・スタインベック
ヘンリー・ミラー
ソール・ベロー
レイモンド・チャンドラー
ノーマン・メイラー
トルーマン・カポーティ
JD・サリンジャー
ジャック・ケルアック
ウィリアム・バロウズ
カート・ヴォネガット
ジョン・アップダイク
フィリップ・ロス
リチャード・ブローティガン
ジョン・バース
ドナルド・バーセルミ
トマス・ピンチョン
ドン・デリーロ
ジョン・アーヴィング アメリカ文学とかアメリカの哲学で
一番良い純粋な良質なものって何ですか?
マーク・トウェインとか? 下記のサイトの後半部分に、『喜びから人生を生きる!(臨死体験が教えてくれたこと)』アニータ・ムアジャーニ著の抜粋を入れました。
4年越えで絶命寸前までいった末期ガン(ステージ4B)・多臓器不全からの臨死体験、
そして意識復帰と数日での大きなガン部位の消滅・臓器回復という奇跡的体験(何人もの癌専門医が詳細に病院での病状データを検証・確認し驚く)をした女性が、
臨死時の具体的な詳細を語った貴重な本です。
この本もベストセラーであり、かつ読んだ人全体から相当に高評価されている本です。
《10分ほどで読んで、分かる『神との対話』》
https://conversationswithgod.wixsite.com/kamitonotaiwa-matome
抜粋の中の一部です。この一部だけでも、「神との対話」への大きな確信と、「死」への安心に繋がると思います。
P19〜
「心臓はまだ動いていますが、奥様の意識はもうありません。助けるには手遅れです」と、医師は夫のダニーに告げました。
「医師は誰のことを話しているんだろう? 私は、こんなに最高の気分なのに。
ママやダニーは、どうしてあんなにおびえて心配そうなの? ママ、どうか泣かないで。何があったの? 私のせいで泣いているの?
お願い、泣かないでちょうだい。私は、大丈夫よ!」 大きな声で言っているつもりでしたが、声になりませんでした。
「ダニー、見てちょうだい。もう車椅子なしで動き回れるのよ。最高の気分!もう酸素ボンベもいらないわ。
呼吸も苦しくないし、皮膚病変も消えている。傷口はじくじくしてないし、痛くもないわ。四年間苦しかったけれど、
やっと元気になったのよ」私はただ、この上ない喜びに包まれていました。私の身体をむしばんでいた癌の痛みから、
やっと解放されたのです。
その時、自分は死ぬのだと悟りました。「ああ…… 私は死ぬんだ。死ぬって、こんな感じなの?
これまで想像していたのとは、まったく違うわ。とても安らかで、穏やかな気分…… やっとやっと癒された気がする!」
私は、たとえ身体の機能が止まっても、生命という大きなタペストリーの中で、あらゆるものが完璧であり続けると理解したのです。
すなわち、それは、人は死なないということでした。 フィリップ・ロス(1933年3月19日 - 2018年5月22日)
『さようならコロンバス』 Goodbye Columbus (1959) 佐伯彰一訳、1969年、集英社 【映画化】
『ルーシィの哀しみ』 When She Was Good (1967) 斎藤忠利・平野信行訳、1972年、集英社
『ポートノイの不満』 Portnoy's Complaint (1969) 宮本陽吉訳、1971年、集英社 【映画化】
『われらのギャング』 Our Gang (Starring Tricky And His Friends) (1971) 青山南訳、1977年、集英社
『乳房になった男』 The Breast (1972) 大津栄一郎訳、1974年、集英社
『素晴らしいアメリカ野球』 The Great American Novel (1973) 中野好夫・常盤新平訳、1976年、集英社 / 2016年、新潮文庫
『男としての我が人生』 My Life As A Man (1974) 大津栄一郎訳、1978年、集英社
『素晴らしいアメリカ作家』 Reading Myself And Others (1975) 青山南訳、1980年、集英社(インタビュー集)
『欲望学教授』 The Professor of Desire (1977) 佐伯泰樹訳、1983年、集英社
『ゴースト・ライター』 The Ghost Writer (1979) 青山南訳、1984年、集英社 【テレビ映画化】
『解き放たれたザッカーマン』 Zuckerman Unbound (1981) 佐伯泰樹訳、1984年、集英社
『解剖学講義』 The Anatomy Lesson (1983) 宮本陽吉訳、1986年、集英社
『背信の日々』 The Counterlife (1986) 宮本陽吉訳、1993年、集英社
『いつわり』 Deception (1990) 宮本陽一郎訳、1993年、集英社
『父の遺産』 Patrimony (1991) 柴田元幸訳、1993年、集英社
『ヒューマン・ステイン』 The Human Stain (2000) 上岡伸雄訳、2004年、集英社 【映画化】
『ダイング・アニマル』 The Dying Animal (2001) 上岡伸雄訳、2005年、集英社 【映画化】
『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが…』 The Plot Against America (2004) 柴田元幸訳、2014年、集英社 ”the great american novel”は大学のとき授業で読んだ ワインズバーグオハイオが新潮文庫で今月末出るんだな
上岡伸雄の新訳 >>455
すばらしい
日本では想像できないくらい、いろんな作家に影響与えた作品集なんだよね >>455
旧訳『ワインズバーグ・オハイオ』シャーウッド・アンダスン 橋本福夫訳
新潮文庫 1959年9月発売
↓
新訳『ワインズバーグ、オハイオ』シャーウッド・アンダーソン 上岡伸雄訳
637円(税込)2018年7月1日発売 新潮文庫(Star Classics 名作新訳コレクション)
橋本福夫の旧訳は良い訳だったけど、59年前の訳で絶版だったから新訳が出るのも仕方ない
「アンダスン」という表記は昭和の匂いがして良いね(笑) フォークナーのように面倒な文法を使うことなく
ヘミングウェイのような多くを語らないわかりにくさもなく
極めて平易な英語だよね デリーロのホワイトノイズいつになったら訳し終わるんだよ 昔買って持ってることすら忘れてたスチュアートダイベックを今更読んだ
なんつーか、死ぬまで忘れたままで良かった
アメリカ人だったら、または出版された当時読めば違う印象だったと思うけどさ 上岡伸雄新訳手がけているけどどれも格調が落ちているのは仕方ないのかね
わかりやすい日本語で訳すみたいな方針なのかな 上岡さんのデリーロの訳を読んだことがあるけど
ワインズバーグオハイオと同じような調子だった
なので個人的にはミスキャストなのかなぁと おっ、ジョンチーヴァーだ! と思ったら村上訳だった、残念 ウィリアム・ギャディスの『JR』の翻訳が出版されるようだ
2018/12/21、木原善彦・訳、940ページ、8000円+税 へえ、
特別意味はないんだろうけど、なぜ今なのかな >>463
イギリス文学だが、上岡訳『情事の終り』も旧訳のほうが良かった気がする。
旧訳を読んだのはかなり前なので、正確に比較はできないけど。 ギャディス買ってしまいました。
これきっと原書で読むの難しいだろうなあ。会話が噛み合っていないし、誰の言葉かも分かりづらそう。 monado
まとめを作りながら90時間ほどかけて読了。
https://scrapbox.io/monado-jr/
言うなれば複雑な海外ドラマを漫画化し、そこからセリフを残して絵を消し去ったような書き方をしているので、
状況把握が非常に大変だった。 内容はエンターテイメントとしても面白く、それでいて風刺や含蓄もあり、
非常に重層的な読みができる作品である。 これを書いたギャディスもすごいが、
伏線を読み解きつつ丁寧な訳注まで作った訳者にも拍手。 人生においても貴重な読書体験ができた。
2019/01/23 「扇風機男」を読んだけど楽しみ方がわからなかった。若島さんはどの辺を評価してるんだろう。
>>471
なんか凄いねこの人。 >>463
語彙や表現力が翻訳全体で落ちているな
ひとつにはコロケで怪しいものがチェック
されることで一掃されてしまっている
言い回しが平板だ