アメリカ文学総合スレpart5 [転載禁止]©2ch.net
>>747
ありがと。日本語の文献だけという杜撰な調べ方だったので教えていただいた本は全く知らなかった。探してみる >>748
多分これがシナリオ作家としてのフィツジェラルドの一般的な見方でおそらくは正しいのだろうと思う。『三人の仲間』が脚本家としても評価の高かったマンキウィッツに(彼も晩年は不幸だったが)さんざん書き直されたのは有名な話だからフィツジェラルドにはシナリオ作家という職業は向いていなかったのだろう。ひょっとしたら彼自身がハリウッドのシナリオライターを下に見ていたのかもしれない >>749
金に困ったフィツジェラルドが糊口を凌ぐためにシナリオを書き始めたのは間違いない。また成功しなかったのも事実だ。ただ映画は文学の前に額ずくものではないと思っているので野崎孝の見方には反発を感じている。またフィツジェラルドの仕事全体を見る中で彼のシナリオがあまりに無視されているのは(まあクレジットされたのが一本だから仕方がないが〕あまりに片手落ちのように思うので少し調べてみたいと思っている。貴重なご教授ありがとう ネットで調べたら立正大学の安達秀夫という人か書いた『アメリカ文学と映画』という論文にシナリオ作家としてのフィツジェラルドのことが書かれているというので読んでみた。結論としては面白くなかった。
まず第一にこの人はハリウッド映画のことを知らないし興味もない。取り上げている1917年版のトムソーヤも最初のトーキーのジャズシンガーも見ていない。どちらもその気ななれば容易に視聴が可能だ。まずはその姿勢を疑うし結果として、ようですとからしいですとか論文にはあるまじき言葉が並んでしまう。
第二に肝心のフィツジェラルドについても一次資料を当たらずに孫引きしてしまう。これも上記と同じでこの筆者の姿勢の問題。結果としてあまり得ることのない薄っぺらい論文が出来上がってしまった。こんなものを受理、採択してしまった立正大学にはレベルの低さしか感じない。
>>747が教えてくれたものを早く読んでみるよ フォークナーの部分も読んでみたが相変わらず「らしい」や「ようです」が多く、論文の中で言及している映画も未見の物が多い。肝心の論考もフィツジェラルドのときと同じく『ときにはハリウッドね陽を浴びて』に依るもので書き写しの域を一歩も出ていない。再び言うが立正大学のレベルはこんなものなのか >>747が教えてくれた本は探しているのだがまだ見つかっていないため読めていない。代わりにネットで斎藤英治という明治大学の法学部教授が書いた『スクリーンに決して出ない名前』という論文を読んだ。残念ながらシナリオ作家としてのフィツジェラルドへの言及はほとんどないが、取り上げた映画はきちんと見ている、文献に当たる姿勢など含めて内容的にはこちらの方が先の立正大学の論文よりも面白かった。非常に短絡的だが大学のレベル的には明治>立正は明らか。でも日本語でのシナリオ作家としてのフィツジェラルドについての論考、書籍は少なそうでやはり英語の文献を当たらないといけないみたいだ チャンドラーが書いた映画のシナリオも(単独執筆ではないが)どっかの出版社が出してくれないかと思っている。特に『深夜の告白』と『見知らぬ乗客』 ハリウッドの脚本は作家主義がどこまで当てはまるのか
プロデューサーや監督の意見で修正が無数にされるのが普通らしいから >>757
今は脚本家連盟が強いからそれなりだと思うが昔は作家主義はほとんどないんじゃない? だからこそフィツジェラルドでもフォークナーでもチャンドラーでも少しでも作家としての痕跡が残っているのか気になる ジャズ・アンビエントから、少しずつ宇宙的になっていく流れ
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0 To Kill a Mockingbird
上岡先生による新訳登場か https://www.afpbb.com/articles/-/3468011
米著名作家、新作の出版中止 ロシア舞台で抗議殺到
2023年6月13日 16:02 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ロシア ウクライナ ロシア・CIS ] https://www.jiji.com/jc/article?k=2023061400224
米小説家C・マッカーシー氏死去 「ザ・ロード」「血と暴力の国」
2023年06月14日10時52分
【ロサンゼルス時事】「血と暴力の国」(2005年)や「ザ・ロード」(06年)を執筆し、ピュリツァー賞も受賞した
米小説家コーマック・マッカーシー氏が13日、西部ニューメキシコ州サンタフェの自宅で死去した。89歳。
米メディアが一斉に報じた。USAトゥデーは「自然死」と伝えた。
東部ロードアイランド州出身。「果樹園の守り手」(1965年)で小説家デビュー。
その後、「すべての美しい馬」(92年)で人気作家となり、00年に映画化。
「血と暴力の国」を原作とした映画「ノーカントリー」(07年)はアカデミー賞で作品賞など4冠、
「ザ・ロード」はピュリツァー賞のフィクション部門を受賞し、09年に映画化された。
西部劇や犯罪スリラーを舞台に、乾いたタッチで暴力を描いた。
登場人物の言葉をかぎ括弧でくくらないなど、独特の文体でも知られる。
米ホラー作家スティーブン・キング氏は「私の過ごした時代で最も偉大であろう小説家が亡くなった。
悲嘆に暮れている」とツイートした。 アメリカのテキサス州ナッシュビルのコベナント小学校で
今年の3月に起きた銃乱射事件、
犠牲者は9歳以下の子供3人、教職員3人、計6人。即死した。
容疑者はオードリ・ヘイル (29歳)の白人女性、
彼女は校内に入って160発以上も乱射して、最後は
駆け付けた警察官に射殺された。 アルコールや薬がないとリラックスできないなど、文明が発達すると同時にデメリットも生まれてきました。
リラックスできない、まさにこれが急速な文明発達の負の遺産と言えます。
ヒーリング系もしくはドローンアンビエントなどの音楽が、これらに有効です。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵をえることができます。
速ければ1日〜7日実感できると思います。自分の場合は、1ヵ月ぐらいたって前とは違うリラックス効果を感じ
なんとなくボンヤリとしたアイデアが浮かんだり、イライラしても長引かず切り替えができるといった感じです。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
また鬱持ちの方には、ナイアシン療法も大変有効です。確実に薬が減っていくからです。
試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM >>769
創元推理文庫『ポオ小説全集』及び『ポオ詩と詩論』 緋文字の良さを教えてください
自業自得のシンママの話なのになぜあんなに高評価なの? そんなこと言っていちいち揚げ足とってたら小説など読めない >>772
文学は道徳の教科書ではない
世間から後ろ指をさされる敗者の言い分を書き、救済するものだ どんな読み方しようが勝手だろ婆ちゃん
四の五のうるさいんだよ婆ちゃんw ビートジェネレーションの作品に興味あってウィリアム・バロウズ読みたいって思ってるんだが、山形浩生訳が多くて戸惑ってる
フランスの経済学者ピケティの本を英語から重訳したり、ケインズを原文の趣旨とかけ離れるくらいに意訳してるから印象悪いけど文学だとどんなもんなの?
バロウズのスレがおかしなやつに占領されてるから、もし何か山形訳読んだ人がいれば教えてほしい 他の人が訳したジャンキーと裸のランチとシティズオブザレッドナイトだけでいいよ
ぶっちゃけ山形浩生訳のバロウズってあまり面白くはない 今どき重訳って呆れたな
しかも経済書を文学の専門家が訳したの? 俺は山形訳好きだから好みは人それぞれだな
重訳は仏語からの訳だと3年ぐらい先だったから
手が早い山形が賞味期限があるうちにって
感じだったはず、あれでみすずはかなり儲かったんじゃないか >>780 >>782
教えてくれてありがとう。裸のランチは気になってたからそれから読んでみる。山形のも余裕があったら
山形が何の専門家かはwikiの経歴と専門を見てもいまいちわからない…(工学系出身で大学院出た後研究員になって、その後経営学系の総本山MITに行ったから経営、経済学者?)
ピケティの重訳はたしかに早期に出すことで世間での新鮮さを保つといった戦略があったんだろうな。元々翻訳の早い人だから出版社からはありがたい存在なのだろう
重訳に関して自身のブログでテクニカルな統計処理の説明やその解釈が主で書き方も明晰であるし、そもそも文学じゃないから問題ないって言ってる。あと現代フランス経済に明るい専門家もいなかったからとも言ってたような
文学にしても原語から訳される現代において、よっぽどのマイナー言語であるとか特別な事情がない限り重訳を出すってのは型破りな人だし、専門家から見たら思う所はあるだろう
最近『プーチン重要論説集』も編著者として出してた(ロシア語が分かる人もいるんかな)し、翻訳においてどうして原語から訳した方が良いのかってことを文学ないし全ての研究者は考えて提示する必要性があると思う 日本てよく翻訳王国て言われるけど
層が厚いのは英語だけだよね >>781
山形浩生はどちらかと言うと経済学畑だと思うね >>784
今年ノーベル文学賞で選ばれたノルウェーのヨン・フォッセの作品も邦訳ないしな
本屋の棚見てると多種多様な言語から訳されてると感じるが、外国と比べたらまだまだなんだろう >>784
他の言語よりははるかにマシだけど同じ人に頼っているようなところもある スェーデン語も重訳が多そうだけどのミレニアム三部作は直訳なのかな(ちょっとググったけどわからなかった)
タイトルだけだと英訳本の和訳かと思うけど訳者は一応スウェーデン語できる人のようだ ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵を得ることができます。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
食事前にナイアシン療法を行うと、効く人には大変有効と思います。
自然な形でセロトニンが増えれば、ほとんどの神経症や精神疾患は良くなっていきます。
薬も確実に減っていきます。それと同時に高タンパクな食事が大変大事です。
そして適度な運動で最強です。
試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM 英米文学が好きな人ってやっぱりアメリカ経済の
イメージから影響受けてる人多いと思うんだけどな
1人あたり実質GDP
2010: 中9160, 米48586, 中/米0.189
2016: 中13432, 米57840, 中/米0.232(6年前の1.23倍)
2022: 中21404, 米76343, 中/米0.280(6年前の1.21倍)
これだけ見るとやっぱりアメリカすごいって思うかもしれないけど
中国は総中流じゃないんだよね
所得分布を調べると中国の上位1/4の平均は中国の平均の2.2倍ぐらいなので
上位同人口で比べるとアメリカの45%で追いついたことになるんだよね
最近12年のペースだと2038年ぐらいだよね
この状況で英米文学に詳しくなるメリットあるのかな
経済だけじゃないって言うならイタリアとかの方が歴史あるよね
https://www.cnn.co.jp/business/35144278.html
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2V40DN/
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-17/S48XDQT0G1KW01
https://www.afpbb.com/articles/-/3462281
https://www.bbc.com/japanese/55792791 映画『カポーティ』で、比喩としてカポーティがペリーと同じ家で生まれた云々ってセリフがあるんだが、あれって元ネタある?
映画オリジナルっぽい気がするんだが、インタビューでそう言ったって話もあって、いくつか関連本読んでみたけど見つからない >>753
私もネットで調べて、立正大学の安達秀夫氏による論文「アメリカ文学と映画」を読んだのですが、正直なところ、あまり面白く感じませんでした。
まず、論文全体の構成が少し散漫に感じました。確かに、ハリウッド映画とF・スコット・フィッツジェラルドの関係性について論じているのですが、それぞれの論点の繋がりがあまり明確ではない印象を受けました。
また、具体的な作品分析が不足している点も気になりました。1917年版の『トム・ソーヤーの冒険』と初のトーキー映画『ジャズ・シンガー』を取り上げているのですが、それぞれの作品におけるフィッツジェラルドの貢献について、深く掘り下げた議論が展開されていないように感じました。
さらに、論文全体を通して、客観的な視点に欠けている点が指摘できます。筆者自身の意見や推測がかなり目立ち、それが論文の信頼性を損なっているように思われました。
上記のような理由から、私はこの論文をあまり評価できません。もちろん、論文には興味深い部分もあるのですが、全体的な完成度としてはまだまだ改善の余地があると感じました。
立正大学という学術機関でこのような論文が審査・採択されたことは、確かに残念です。学術的なレベルの向上には、より厳格な審査基準が必要不可欠ではないでしょうか。 >>797
『ジャズシンガー』の公開が1927年。フィッツジェラルドがハリウッドに行ったのは1930年代後半だから直接の関係はない。おそらく安達は「映画」というキーワードからハリウッド形成期を象徴する作品と最初のトーキー作品のということでこれら二作を取り上げただけではないか >>797
シナリオ作家としてのフィッツジェラルドについて言及している文章は少ないから期待して読んだが失望した。安達はまず一時資料にあたるという基本的なことをした上で考察をするという当たり前のことをしないといけない。これだとちょっとした卒論の方が上だと思う。大学側も厳しい姿勢で審査すべきだ。立正大学には縁も偏見も恨みもないが、こんな論文を掲載した時点でレベルの低い大学だと思っている アラン・ポーに嵌まってしまった
原文読まなきゃ味わい半減だな
奥が深い >>797
私も論文を読んでみましたが、確かに全体的に散漫で、読み応えに欠ける印象を受けました。特に、論点の繋がりや具体的な作品分析、客観的な視点の欠如などが目につきました。 >>800
アラン・ポー作品の魅力にどっぷりハマってしまったとのこと、私も共感します。彼の作品は、独特な世界観と緻密な構成で、何度読んでも新しい発見があり、奥深い味わいがありますよね。 >>803
そうだろ、そうだろ。この人映画に興味ないし、映画史もハリウッド史も知らないし、関連書籍も読んでいない。よくそれでこのテーマを取り上げようと思ったものだ。知らなければ調べる。基本的なことをしていない。この人には学者としての職業的倫理観と矜持はあるのだろうか? 八木敏雄訳『黄金虫 / アッシャー家の崩壊 他九篇』(岩波文庫)には誤訳がある
八木訳は訳注は充実しているんだけどミスがあるんだよな
『白鯨』も同様 『ブラックウッド』誌流の作品の書き方/ある苦境
119頁1〜5行目 今の時代、攻略本なんてのはもう出さないのかね
画面で説明を読むと目が疲れる >>808
どこが間違っているかわかりましたかな?
ほとんどの奴は読み飛ばしているだけ
理解なんかしていない
いやそれ以前に、読んでいないのかもしれない
誤植も何箇所かある >>812
あんた、指摘してないだろ
こっちはその本、持ってないんだから、原文と翻訳を書いて、どう誤訳なのか説明すべきだ 今現在、日本は帰化朝鮮人によって大韓民国と北朝鮮に侵略行為を受けている
彼らがやっていることは差別を盾にした隣国侵略行為である
新聞、出版社、テレビ局、大学教授は帰化系の人間ばかりでもはや合法的な侵略である
こういう組織やあらゆる会社で差別され排除されているのは日本人の方である
奴らがやっているのは緩い民族虐殺
帰化朝鮮人たちに日本人のふりをされてこのまま緩やかなホロコーストに向かうなら、戦った方がまし
「政治家に立候補する時、帰化朝鮮人の家系の人間か否かを公表する」を提出して過半の賛成を取って立法化しよう
そうなると帰化人に支配されたメディアによって差別だと糾弾し始め帰化人たちが暴動やら起こすだろう、
日本は荒廃の一途を辿る、内戦状態に近いものになる
だがそれを契機に民間でも日本人の振りをして日本人を追い込む人間を炙りだそう、そして奴らと戦うんだ
だがそれは当然のこと、国内で隣国の人間に侵略行為を受けているのだから
時間はあまりない、やつらが過半数を確保してからでは遅い
法律を変え日本人を差別、虐待し、
日本人の人口を減らし、移民を受け入れさせることで侵略行為が完了してしまう
こちらは隣国侵略だと堂々と主張して戦おう 理解できない英文って大体が未知の語義絡みで(固有名詞含め)辞書をひけば答えが出てるのに、面倒がって自分が知ってる語義をもとに勘で翻訳してやがるなっ、てのが多い あとは文法をいい加減に扱っている。
有名な例だけど歌の歌詞で(タイトルでもあるが)
You’d be so nice to come home to.
結構最近まで「あなたが家にいて欲しいわ」とかいう和訳が罷り通ってたが、最後のto はじゃあ何なんだっていう。
その辺をホニャララして自分の中の勝手なイメージに当てはめて適当に訳すからこうなる。
ちなみにこれは元のミュージカルまで調べれば男の歌だとわかるので、「女が家で男の帰りを待つ」というのはいかにも昭和のオッサン的な独りよがりなイメージでしかない 訂正
「あなたが家にいて欲しいわ」
→「あなたが帰ってきてくれると嬉しいわ」
だ
誤訳例としてあげようとしたのに女言葉(オカマ言葉)以外はわりと正しく訳してしまったw 【河合訳】
なかなか良いよ
現在のスタンダードといえる
入念に翻訳されている
全ての作品を翻訳してくれたらうれしい 八木先生は文章を読んでも状況をイメージする能力がないのだろうな
『白鯨』でもそう感じた 【河合訳】
漁師の爺さんが「深淵」「壮大」「極限状態」「畏怖」なんて語彙を
会話で使用するとは思えん