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トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard) [無断転載禁止]©2ch.net

0068吾輩は名無しである
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2016/05/02(月) 12:30:01.31
原文は?
0069吾輩は名無しである
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2016/05/02(月) 15:51:10.37
>>68
>>57
0070吾輩は名無しである
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2016/05/02(月) 16:34:43.84
ループ
0071吾輩は名無しである
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2016/05/02(月) 21:10:56.97
ところが1982年、上の妹ツェツィーリアが叔母の紹介で結婚し、その相手というのは「狐が<こんばんは>を言いかわし、
ドイツ的愚かさが勝利するシュヴァルツヴァルト」からやってきた太ったワインボトル用コルク栓製造業者なのであった。
http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/someone/shelf/t_syokyo.html

親戚たちは彼曰く「彼らにあるのはぞっとする上っ面であり、とりわけ頭の中には約束された老後と車のことしかないのだ」。
ツェツィーリアの新郎、ワインボトル用コルク栓製造業者。

「他の人間も発達するという錯覚の中で生きているが、それはあくまでも錯覚であって、
たいていの者は立ち止まったまま、まったくどちらの方向にも発達しない。
彼らは良くも悪くもならず、ただ年をとっただけのことで、誰の興味もひかない人間になってしまう」。
http://the-cosmological-fort.hatenablog.com/entry/2015/05/09/070216
0072吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 12:20:01.54
Works (in translation)
Novels
Frost (1963), translated by Michael Hofmann (2006)
Gargoyles (Verstörung, 1967), translated by Richard and Clara Winston (1970)

The Lime Works (Das Kalkwerk, 1970), translated by Sophie Wilkins (1973)
Correction (Korrektur, 1975), translated by Sophie Wilkins (1979)
Yes (Ja, 1978), translated by Ewald Osers (1991)

The Cheap-Eaters (Die Billigesser, 1980), translated by Ewald Osers (1990)
Concrete (Beton, 1982), translated by David McLintock (1984)
Wittgenstein's Nephew (Wittgensteins Neffe, 1982), translated by David McLintock (1988)
The Loser (Der Untergeher, 1983), translated by Jack Dawson (1991)
Woodcutters (Holzfällen: Eine Erregung, 1984), translated by Ewald Osers (1985) and as Woodcutters, by David McLintock (1988)
Old Masters: A Comedy (Alte Meister. Komödie, 1985), translated by Ewald Osers (1989)
Extinction (Auslöschung, 1986), translated by David McLintock (1995)
On the Mountain (In der Höhe, written 1959, published 1989), translated by Russell Stockman (1991)

主要作品
小説
霜(Frost、1963年)
アムラス(Amras、1964年)
石灰工場(Das Kalkwerk、1970年)
理由(Die Ursache、1975年)
地下室(Der Keller、1976年)
呼吸(Der Atem、1978年)
寒さ(Die Kälte、1981年)
子供(Ein Kind、1982年)
ヴィトゲンシュタインの甥(Wittgensteins Neffe、1982年)
破滅者(Der Untergeher、1983年)
木を刈る(Holzfällen、1984年)
消去(Auslöschung、1986年)
0073吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 16:53:47.30
ベルンハルトの消去、高すぎだわ。あかん。
0074吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 17:53:53.20
「出版社が潰れてもいいの?」厨が来るから、それは言っちゃ駄目…
0075吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 18:40:29.22
ベルンハルトの消去、高すぎだわ。あかんわ。
0076吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 21:17:05.62
5000したけどいい買い物でした
0077吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 21:30:47.58
ベルンハルトの消去、高すぎます。あきまへんわ。
0079吾輩は名無しである
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2016/05/04(水) 23:45:32.59
ベルンハルトの消去、高すぎでんがな。だめぽ。
008077
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2016/05/04(水) 23:49:28.92
言っとくけど、79はコピーキャットだぜ。
0082吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 01:21:15.10
5千円なんてはした金だあな
0083吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 04:10:32.89
そうですかな。たかが本ごときが、一冊5000円。それをはした金とおっしゃるのか。
0084吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 04:39:08.97
一万円札なんてたった紙切れ一枚なのに一万円もするんだぜ
0085吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 04:44:16.64
消去一冊を数十時間は読むことになる
一時間100円もしない。ただし9割の人間が二章まですらたどり着かない。
0086吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 06:20:26.71
そんな根気はさいわい持ち合わせていないのが、よりさいわいだというわけだ。
0087吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 06:23:16.74
一万円札では、文庫本が20冊は買えるであろうが、ベルンハルトの
消去で、いったい何冊の文庫本が買えるかな?
0088吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 07:22:30.57
まあ、将来、ベルンハルトの消去が文庫本にな
ったら読んでみますよ。
0089吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 07:53:11.77
ある子供 単行本(ソフトカバー)
トーマス ベルンハルト (著), 今井 敦 (翻訳)
¥ 1,728
単行本(ソフトカバー): 158ページ
出版社: 松籟社 (2016/5/20)

没後四半世紀を経ても多くの読者を魅了する恐るべき作家トーマス・ベルンハルト、その全作品をとく鍵と言われる〈自伝〉五部作のひとつ。
母親、祖父母とともに暮らし、貧しい生活の中で、無名の作家であった祖父から決定的な感化をうけた少年時代をふりかえる。

(Thomas Bernhard, 1931-1989)
20世紀オーストリアを代表する作家のひとり。私生児として生まれ、貧しい少年時代を過ごしたが、
そのいっぽうで無名の作家であった祖父からは決定的な感化を受ける。
長じて音楽と演劇学を修めたのち創作をはじめ、1963年に発表した『凍え』によってオーストリア国家賞を受賞。
一躍文名を高める一方、オーストリアへの挑発的言辞ゆえに衆目を集めた。
以後、『石灰工場』『古典絵画の巨匠たち』『消去』『座長ブルスコン』などの小説・劇作を数多く発表。
1988年に上演された劇作『英雄広場(ヘルデンプラッツ)』でオーストリアのナチス性を弾劾するなど、その攻撃的姿勢は晩年までゆるがなかった。
1989年、58歳で病死。
0090吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 10:38:38.22
>>88
文庫化はまずありえない。『石灰工場』古本が高値安定なのを見よ。
0091吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 10:49:29.71
ところで、素朴な質問だけど、なんでそんなに
高いの? 理由は?
0093吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 13:52:25.63
みすず書房の本は高額少量出版だから。
0094吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 14:00:24.88
ちくま文庫か古典新訳文庫に期待
0095吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 14:03:51.59
石灰工場の版元は早川だからepi文庫で出る可能性もないとは言えない気がする
0097吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 14:45:04.46
何か言いたいことが喉まで出かかっているんだが。
おとなだから我慢する。
0098吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 14:49:44.52
frobergue
ウィーンではトーマス・ベルンハルトの通ったというカフェ、ブロイナーホーフへも。

窓にはベルンハルトの写真が貼られ、彼の席はどこの席かと聞けば、ウェイターが指差して教えてくれました。

トーマス・ベルンハルトの「ヴィトゲンシュタインの甥」という小説ではこのブロイナーホーフ、そしてザッハーがしばしば出てきます。

ヴィトゲンシュタインの甥であり、ベルンハルトの親友でもあるパウルは、このブロイナーホーフの上に住んでいました。
晩年に交友の少なくなってしまったパウルのことを、ベルンハルトはここに座って度々思ったそうです。
「ヴィトゲンシュタインの甥」はベルンハルトがそのパウルのことをふらふらと語る、不思議な小説です。

ガイドブックにも乗っているカフェですが、観光客は少なめでしょうか。
https://www.instagram.com/p/BE8dUQChuVH/
0100吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 21:37:41.03
うむ
貧乏な俺が無理して買ったのだから
文庫化で安くなるのはありえない
0101吾輩は名無しである
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2016/05/05(木) 21:46:56.62
じゃあ、みすずも三分冊にしてくれれば、1ぐらいは買えた
(我ながら、しつこいな。。)
0103吾輩は名無しである
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2016/05/06(金) 08:09:06.34
拒絶の精神としてのメタファー
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/43194/1/MSC58-003.pdf

真実の世界に属するものたち
@ 主人公ムーラウ
A ゲオルク叔父
B 村の人々
C ガンベッティ
D マリア
E ローマ
F 地中海諸国
G イタリア語
H 自然な生き方
I 植物的人間、庭師
J 音楽家ハイドン

歪曲された倒錯的世界に属するものたち
@ 両親
A 兄ヨハネス、姉(ツィツィーリア)妹(アマーリア)
B 姉の夫ワインボトル用コルク栓製造業者
C ヴォルフスエック
D ザルツブルク、オーストリア料理、ドイツ、オーストリア(中欧諸国)
E ドイツ語
F 証明書と肩書き願望病
G 動物的人間
H 国家社会主義、元ナチス党員
I カトリック教会、ハプスブルグ家、ヴァティカン大司教スパドリーニ
J 結婚式、20代の若者世代
K 葬儀
0104吾輩は名無しである
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2016/05/07(土) 20:23:50.29
感想があんまりないね
皆消去はとりあえず買って寝かせてるのかな
0105吾輩は名無しである
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2016/05/07(土) 21:11:11.06
『破滅者』 トーマス・ベルンハルト

「グレン・グールドに知り合わなかったならば、私はきっとピアノをやめてはいなかっただろう」
「ナンバー・ワンに出会ったときには、私たちは諦めるよりほかはない」

「自分はヴィルトゥオーゾというものに耐えられないのだということがわかったのだった。
というのも私は、なににも増して聴衆というものが嫌いだったし、この聴衆というものに関連したすべてが嫌いだったのである」

「ピアノ芸術家というものは、天才に出会っても、自分が萎えてしまうほどに心を動かされてはいけないんだ」

「アメリカ・カナダ的率直さで、グレンは、ヴェルトハイマーをいつもウンターゲーアー、破滅者と」「呼んでいた」
「ウンターゲーアーのヴェルトハイマーは、グレンからすると、いつも下(ウンター)に向かって歩んでいた。間断なく下に向かっていた」

「ヴェルトハイマーは、自分じしんを唯一これきりの存在と考えることができなかった。
これは、絶望したくなければ、誰もができ、またしなくてはならないことだ。どんな人間であれ、唯一これきりの存在なのだ」
http://leparadis.fc2web.com/2001/untergeh.htm
0106吾輩は名無しである
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2016/05/08(日) 12:09:55.03
『ヴィトゲンシュタインの甥』
トーマス・ベルンハルト

「ラテン語の中に身を隠して、そのラテン語を、堂々と、何百年も前から彼らの先輩たちがしてきたとおり、
ただただ自分たちの無能力を取り繕ってペテン師ぶりをカモフラージュするために、
自分と患者とのあいだの越えることのできない頑丈な防壁として用いてきた」

「その診療の方法たるや、誰もが知っているとおり、非人間的で血なまぐさく命取りにもなりかねない代物なのである」

「主要な町と世に言われている多くの町々で、それもザルツブルグでさえ、
ノイエ・チャルヒャー・ツァイトゥングを入手できなかったというこの事実に、
反動的で偏狭、田舎根生でいて同時にほとんど不愉快なまでに誇大妄想的なこの国に対する怒りが私たち皆にこみあげてきた」

「当然のことながら私たちは、私たちに嘘をつく人たちを軽蔑し、私たちに真実を言ってくれる人たちを尊敬する」

「人間はみじめであり、確実に死ぬのだ」

「パウルは落ち着きのない、いつも神経がぴりぴりした、絶え間なく自制のきかない人間だった。
もの思いに沈みがちで、絶え間なく哲学的にものを考え、絶え間なく人を咎め立てする人間だった。
パウルは信じがたいほどに年季を積んだ観察者だったので、
そして、時とともに観察の芸術というべきものにまでなっていたそうした観察法によってまったく情け容赦のない人間になっていたので、
つねに人を咎め立てするあらゆる根拠にこと欠かなかった」

「私は性格のいい人間ではない。とにかくけっして性格のいい人間ではないのである」
http://leparadis.fc2web.com/2001/witgensn.htm
0107吾輩は名無しである
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2016/05/08(日) 17:52:43.78
クラファンならこの本は読んどけ!2冊目
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1268659919/

191 :名無しの笛の踊り:2010/09/13(月) 09:24:10 ID:vPLT2N65
トーマス・ベルンハルト『ヴィトゲンシュタインの甥−最後の古き佳きウィーンびと−』『破滅者−グレン・グールドを見つめて−』

468 :名無しの笛の踊り:2012/01/21(土) 21:12:28.69 ID:p8FABZmx
岩下眞好は実際に会うとガラ悪いぞw
トーマス・ベルンハルトの講義受けたけど、
さすがベルンハルトを訳してるだけのことはあるという毒舌ぶりだった
美山さんは人はよさそうだが、講義は???
許のあんちゃんは・・・知らねw

469 :名無しの笛の踊り:2012/01/21(土) 21:25:06.54 ID:p8FABZmx
おっと、ここはお勧めの本を紹介するスレだったな
ということで、トーマス・ベルンハルトはとりあえず読んどけ
代表作は「消去」だが、
岩下訳の「破滅者」、「ヴィトゲンシュタインの甥」もいい(現在は古本でしか手に入らないようだ)
岩下訳の2冊のうちのどっちに書いてあったか記憶が定かではないが、
ベルンハルトのカラヤン評は、宇野珍のようなおかしな精神論に陥っておらず、慧眼
0108吾輩は名無しである
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2016/05/08(日) 19:22:46.20
トーマス・ベルンハルト『リッター デーネ フォス Ritter Dene Voss』
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~the0372/leistung/99-10.htm

 私達がこのパイを初めて食べる
 そうすると
 そうするとパイはいつも吐き気ものになる
 これ以上に嫌なものはなくなる
 クリーム・パイほど嫌なものはない
 私達がクリーム・パイを
 他の何よりも愛していると
 例えそのようにいつも言われていたとしても
 (姉に対して)
 私がクリーム・パイを食べるとお前は思っている
 そうだ、もしかしたらクリーム・パイだって私は食べるかもしれない
 もしかしたら食べるかもしれない
 悪魔が叫ぶ
 クリーム・パイを食べろ
 お前の姉が焼いたのだ
 悪魔が叫ぶ
 悪魔が叫ぶ
 そしてルートヴィッヒはそれを食べる
  (中略)
 こんなに吐き気もののクリーム・パイ
 こんなに嫌悪すべきクリーム・パイ 
 私の大好きなデザート
 みていろ    
0109吾輩は名無しである
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2016/05/08(日) 19:26:01.18
  絵を描かせる
  財産のために絵を描かせる
  沢山の金のために絵を描かせる
  (大声で叫ぶ)
  アフリカでは何百万もの子供達が飢えているんだ
  それなのにお前らは自分の絵なんぞを描かせている
  (自分に)
  絵を描かせる
  私の姉妹が自分の絵を描かせる
  ちょうど両親が絵を描かせたのと同じように
  芸術のパトロン、ああ、なんて嫌ったらしい
   (中略)
  醜い絵だ
  芸術的じゃない
  趣味が悪い
  絵を描かせる
  自分の絵を描かせる
  絵の芸術
  最低の芸術
  全くもって下劣な芸術
0110吾輩は名無しである
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2016/05/09(月) 22:36:46.56
「ドイツとポーランドの演劇におけるユダヤ人迫害の記憶」
演劇と文化的記憶との相互関係は現代演劇と演劇学の重要なテーマです。
第二次世界大戦中にユダヤ人迫害を行ったドイツ語圏諸国の戦後演劇においては、
ペーター・ヴァイスの『追及』やトーマス・ベルンハルトの『英雄広場』などがこうしたテーマを扱った代表作として知られています。
ポーランドの演劇としてはタデウシュ・カントールの『死の教室』が代表作です。
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/event/2014/04/15156/
0114吾輩は名無しである
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2016/05/14(土) 00:33:52.19
りなっこ(イグアナリナコ)
兄のお気に入りの言葉が、徐々に「穀物」「豚」「とうひ」「赤松」といったものになっていたのに対し、
私のお気に入りは、「パリ」「ロンドン」「コーカサス」「トルストイ」「イプセン」などになっていった。(トーマス・ベルンハルト『消去 ある崩壊』)
#2016page58
2016年5月8日
0115吾輩は名無しである
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2016/05/14(土) 00:45:50.48
仕方ない、消去は図書館で読もう。。。
0117吾輩は名無しである
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2016/05/15(日) 00:35:01.46
[No.8390] 【京都】国際マンガミュージアム/マーラー漫画パーク 投稿者:明日香 光二/馬場 投稿日:2015/01/14(Wed) 23:29:46
 四条河原町に近い京都国際マンガミュージアムでは、オーストリアの漫画家の展示を開催中です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆「愛すべき無理難題−マーラー漫画パーク−」〜2/8(日)
    水曜休館
    本展のみは無料 
 現代文化をユーモラスに描いたり、オーストリア文学をコミカライズしたりするなど、
様々な試みで世界的に注目されつつあるオーストリア・ウィーン出身の新進気鋭の漫画家・ニコラス・マーラーを紹介する展示。
1.コスプレやフィギュアなど日本のポップカルチャーをテーマにした一コマ漫画、アメコミ業界や引きこもりを皮肉ったりしたストーリー漫画
2.哲学的な言葉を視覚的に面白おかしく描いたイラスト作品(原画含む)
3.オーストリア文学として有名な長編小説(ロベルト・ムージル作『特性のない男』、
トーマス・ベルンハルト作の『古展絵画の巨匠たち』)をストーリー漫画化した作品
4.オーストリアにある「クレムス市漫画博物館」の展示を中心とする、オーストリア漫画事情の解説パネル読書コーナー
0118吾輩は名無しである
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2016/05/15(日) 02:49:27.96
消去、買ったまま何年も読んでないが、いいよな?
0119吾輩は名無しである
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2016/05/15(日) 03:00:01.13
もちろん、いいよ
0120吾輩は名無しである
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2016/05/17(火) 11:57:49.44
南森町三郎
トーマス・ベルンハルト『消去』新装版には、訳者がオーストリアのヴォルフスエックを訪れた「新装版に寄せて」という短い文章が追加されています。
2016年5月14日
0121吾輩は名無しである
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2016/05/18(水) 06:24:35.35
いくら話題がないからって他人のつぶやきを勝手に貼るのはやめて
0122吾輩は名無しである
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2016/05/18(水) 06:28:20.42
他のスレに勝手にレスをコピペするのもいい加減やめてほしい
0123吾輩は名無しである
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2016/05/18(水) 06:45:52.45
みすず、貧乏人は蒸しか?
0124吾輩は名無しである
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2016/05/18(水) 10:22:57.34
貧乏人は本など読まずに働き続けよ。
どうしても読みたきゃ図書館へ行け。
ベルンハルトがなきゃ別の本でいいじゃん。
0125吾輩は名無しである
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2016/05/18(水) 10:38:34.33
「うちの近所の公民館にある図書館コーナー、小さいんだけど結構面白い本がおいてある。
お金払わずに済んだから節約したご褒美にへそくり増やす。」主婦
0126P ◆.uKag/vUmY
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2016/05/18(水) 11:20:10.72
ベルンハルトの『消去』新装版、以前の上下巻と訳文に違いない様子で、訳者による新装版あとがきのみ追加。ここに、本邦でもベルンハルト著作集刊行の動きがある、とあって狂喜。
0129吾輩は名無しである
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2016/05/19(木) 11:46:48.58
Romane
@Frost. Frankfurt/Main: Insel 1963.
AVerstörung. Frankfurt/Main: Insel 1967.

BDas Kalkwerk. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1970.
CKorrektur. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1975.
DDie Ursache. Eine Andeutung. Salzburg: Residenz Verlag 1975.
EDer Keller. Eine Entziehung. Salzburg: Residenz Verlag 1976.
FDer Atem. Eine Entscheidung. Salzburg: Residenz Verlag 1978.

GDie Kälte. Eine Isolation. Salzburg: Residenz Verlag 1981.
HEin Kind. Salzburg: Residenz Verlag 1982.
IBeton. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1982.
JDer Untergeher. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1983.
KHolzfällen. Eine Erregung. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1984.
LAlte Meister. Komödie. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1985.
MAuslöschung. Ein Zerfall. Frankfurt/Main: Suhrkamp 1986.
0130吾輩は名無しである
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2016/05/19(木) 13:34:00.14
Werkbeschreibungen ausgewählter Erzählungen

@Amras (1964)
AUngenach (1968)
BWatten. Ein Nachlaß (1969)

CGehen (1971)
DJa (1978)
EDer Stimmenimitator (1978)

FDie Billigesser (1980)
GWittgensteins Neffe. Eine Freundschaft (1982)
0131吾輩は名無しである
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2016/05/19(木) 14:00:43.95
Werkbeschreibungen ausgewählter Theaterstücke

@Ein Fest für Boris. (1970)
ADer Ignorant und der Wahnsinnige. (1972)
BDie Jagdgesellschaft. (1974)
CDie Macht der Gewohnheit. (1974)
DDer Präsident. (1975)
EDie Berühmten. (1976)
FMinetti. (1977)
GImmanuel Kant. (1978)
HDer Weltverbesserer. (1979)
IVor dem Ruhestand. Eine Komödie von deutscher Seele. (1979)

JÜber allen Gipfeln ist Ruh. (1981)
KAm Ziel. (1981)
LDer Schein trügt. (1983)
MDer Theatermacher. (1984)
NRitter, Dene, Voss. (1984)
OEinfach kompliziert. (1986)
PElisabeth II. Keine Komödie. (1987)
QDer deutsche Mittagstisch. (1988)
RHeldenplatz. (1988)

SClaus Peymann kauft sich eine Hose und geht mit mir essen. (1990)
0132P ◆.uKag/vUmY
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2016/05/19(木) 21:01:33.97
アムラスは「消去」の中でガンベッティに語られる「偉大なるドイツ文学5選」のひとつでもある。読みたい!!
0133吾輩は名無しである
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2016/05/19(木) 21:25:41.61
お話はこんな感じ↓
カナダで亡命生活を送っている男が母親の葬儀のためにエルサルバドルに一時帰国した。
この男が、モヤという名の人物に延々と語り続ける...その内容というのが、なんと悪口。
「モントリオールに移住したのは戦争を逃れるためでも経済的によりよい生活をしたいわけでもない。ただエルサルバドルにいることが嫌なのだ。
Esta país no vale la pena nada.(この国には何の価値もない)」とまで言い切る。
祖国の悪口から始まり、友人、兄弟親族、大学、マスコミ、文化、医師、交通機関、食べ物までありとあらゆるものに対し悪態をつく。

章立ても改行もなく、延々とこの罵詈雑言文章が続くので、
終いには(もう、いいかげんにしれくれ〜)とイヤになってくるのだけれど、我慢して読み続けましたよ。
で、最後の数ページが、、、、まあ、なんと面白いこと!

すわ! パスポートの紛失!?

「このパスポートがなければカナダに帰国することができない」とパニックに陥る男の姿にただただ笑ってしまうのです。(ブラックな笑) 
で、見つかったかどうかは読んでのお楽しみ、ということに。 最後のオチ、これはややネタバレになってしまうけれど、この男、
トーマス・ベルンハルト という偽名を使っていたというところがミソ。

ただ、この トーマス・ベルンハルト を知らないと、この小説のユーモアは伝わらないかもしれません。
といかにも知ったかぶって書いているけれど、これはあとがきにあるロベルト・ボラーニョの書評を読んで知ったこと。(^^;)
以下、調べたこと
トーマス・ベルンハルトはオーストリアの作家で、自国をあからさまに非難するなど数々のスキャンダルを引き起こした。 
彼が書いた『消失』という小説のなかでもオーストリアの読者の神経を逆撫でするような毒舌がたっぷり味わえる。
というわけで、この "El asco" はベルンハルトのパロディーになっているんですね。
あ〜、面白かった。スペイン語は簡単で大変読みやすいです。

"EL ASCO"
【著者】Horacio Castellanos Moya
【出版社】Tusquets Editores 139p
ISBN 978-84-8383-027-7
http://oirahaanko.exblog.jp/11971011/
0134吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/19(木) 22:21:06.70
“ 80年代に上演回数ならびに発行部数が最も多かった作家はトーマス・ベルンハルトで、
その寓話性の強い戯曲や短編・長編小説はきわめて否定的な世界を描き出しており、サミュエル・ベケットを思わせる。
『ボリスのためのお祝い』、『狩猟の会』、『演劇人』、『リッター、デーネ、フォス』、『英雄広場』などの戯曲では、
生の否定がバロック的な饒舌で描き出されている。
トーマス・ベルンハルトに大きな影響を及ぼしたのは、イギリスに渡ったオーストリアの哲学者ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの言語批判である。
0136吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 06:28:57.31
例えば1988年/89年の劇作については37名の劇評家によって、以下のような結果が出ている。
 
Botho Strauß: Die Zeit und das Zimmer (12) Berlin Schaubühne 
Volker Ludwig: Ab heute heißt du Sara (6) Berlin Gripstheater
Thomas Bernhard: Heldenplatz (5) Wien Burgtheater
Peter Turrini: Minderleister (3) Wien Akademietheater
Matthias Zschokke: Blut (2) Bonn Schauspiel
Botho Strau : Sieben T ren (2) Stockholm Stadttheater  
Botho Strau : Besucher (1) M nchen Kammerspiele

とりわけ以下の三つの作品が重要と思われる。
まずボート・シュトラウスの『時と部屋』、次にトーマス・ベルンハルト『英雄広場』、そしてペーター・トゥリーニ『職無しのろくでなし』である。
 トーマス・ベルンハルトは1970年から劇作を始め、25年前の1974年にボート・シュトラウスと共にミュルハイマー劇作家賞を獲得した後、
二人とも70年代と80年代を代表する劇作家となったのだが、ベルンハルトは18作目の『英雄広場』をウィーンで初演した翌年の1989年に死去する。
ナチズムの過去を決着させないオーストリアの現状を告発するベルンハルトの<罵倒モノローグ劇>は、
最後に響く<ハイル!>の歓呼の高まりによって<戦後>のヒットラー・トラウマを挽歌として集約し、
同時に壁崩壊後の社会意識(ユダヤ人排斥→外国人排斥)への不安な予兆の宣言ともなっている。
ただしベルンハルトの劇作は、そのような政治批判をはるかに超えたダイナミックな表現特性を開拓しているだろう。

以上の三人の劇作家は、いずれも1968年世代的な批判意識を背景としながら、戦後の経済的繁栄を謳歌するドイツ・オーストリアの抑圧を描き続ける。
すなわち戦争責任 (ベルンハルト)、人間関係の希薄さ (シュトラウス)、 失業 (トゥリーニ)などを通して、
戦後の経済的繁栄の裏に潜む人間不信を描き出そうとする。
ただし告発の表現に自己相対化の視点が交じり合っていること、対話がモノローグへと閉塞する傾向が顕著なこと、
内容の深刻さにもかかわらず言葉や舞台形象に皮肉な軽味のあることなどに、60年代のイデオロギー的な政治告発とは異なった劇的展開が見られる。
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~the0372/leistung/01-4-30.htm
0137吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 06:38:12.27
『ふちなし帽』
[原題] Die Muetze
[著者名] トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)
[訳者名] 西川 賢一

本書は、短篇集 "Prosa." と "An der Baumgrenze." を完訳し、さらにいくつかの作品を加えて編まれた短篇集である。

ほかに、子供向けに書かれた「ヴィクトル・ハルプナル 冬のメルヘン」や、
刑務所生活のなかで小説のようなものを書き続ける男の話「クルテラー」など、11篇が収められている。
どの作品も暗い調子で、人生への絶望や自殺が描かれているものが多い。
しかし、そんなふうに人生に翻弄される人間は、傍から見ればこっけいなものなのかもしれない。
「喜劇? 悲劇?」という作品の中には、「この世はまるごと監獄です。
そして今晩、うけあって言いますが、あすこの劇場で演じられているのは、あなたが信じようと信じまいと、喜劇です」というセリフが出てくる。
この言葉がベルンハルト作品の本質を言い当てているのではないだろうか。

 ベルンハルト(1931〜89)はオランダのヘールレンで生まれウィーンで育ち、主にオーストリアで執筆活動をした。
その作品には短篇や長篇、戯曲などがあり、1970年にはゲオルク・ビューヒナー賞を受賞している。
改行の少ない特異な文体と、カフカやベケットに通じる不条理な雰囲気を特徴とし、W. G. ゼーバルトの作風にも影響を与えた。
http://litrans.g.hatena.ne.jp/dokunichi/20061130
0138吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 06:44:57.18
悩んでいた時にトーマス・ベルンハルトの演劇を観たら
あれ?あれれ?あれれれれ?

ドイツ語わかるぞ・・・

ドイツ語がわかるというだけでハマった訳ではないが
トーマス・ベルンハルトの
オーストリアや演劇に対する憎悪に満ちた愛
ブラック・ユーモアとも言いにく暗い厭世観や
容赦なく人をバカにする(しかも実名で)態度とか
オーストリア人はみんなナチスでアホだ、という
極端だが、もしかしたらそうだったのかも、と思わせる内容に
一時期、どっぷり浸かって
トーマス・ベルンハルトの作品が上演されると聞くと
せっせと通っていた時期がある。

で、クラウス・パイマンって誰だ?
1979年からドイツのボッフムの劇場のダイレクターとして活躍し
ベルンハルト以外にも
ペーター・ハントケやエルフリーデ・イェリネックの作品を積極的に上演。
1986年から1999年にかけて
ウィーンのブルク劇場のダイレクターとして
ともかく、スキャンダルと物議を醸し出した。
ベルンハルトの「英雄広場」の初演の大事件とか
(実名バンバン出てくるので
 招待された政治家たちが席を蹴って帰っちゃって
 次の朝の新聞は第一面で大騒ぎだった)
ブルク劇場の俳優さんたちの抵抗とかも色々。
(労働契約の変更とか、ドイツ人の俳優を多用したとかエトセトラ)
「パイマン時代」というのは、良くも悪くも
オーストリアで一番ダイナミックな演劇の時代だったと思う。
http://happawien.jugem.jp/?eid=1820
0139吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 13:15:35.28
Werke in 22 Bänden: Band 1: Frost
Werke in 22 Bänden: Band 2: Verstörung
Werke in 22 Bänden: Band 3: Das Kalkwerk. Roman
Werke in 22 Bänden: Band 4: Korrektur
Werke in 22 Bänden: Band 5: Beton
Werke in 22 Bänden: Band 6: Der Untergeher
Werke in 22 Bänden: Band 7: Holzfällen
Werke in 22 Bänden: Band 8: Alte Meister
Werke in 22 Bänden: Band 9: Auslöschung
Werke in 22 Bänden: Band 10: Die Autobiographie
Werke in 22 Bänden: Band 11: Erzählungen I
Werke in 22 Bänden: Band 12: Erzählungen II
Werke in 22 Bänden: Band 13: Erzählungen III
Werke in 22 Bänden: Band 14: Erzählungen. Kurzprosa
Werke in 22 Bänden: Band 15: Dramen I
Werke in 22 Bänden: Band 16: Dramen II
Werke in 22 Bänden: Band 17: Dramen III
Werke in 22 Bänden: Band 18: Dramen IV
Werke in 22 Bänden: Band 19: Dramen V
Werke in 22 Bänden.: Band 20: Dramen VI
Werke in 22 Bänden: Band 21: Gedichte
Werke in 22 Bänden: Band 22: Journalistisches Reden Interviews
0140吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 17:23:03.76
ツイッターのファン
『消去』、家族と故郷の悪口ばっか言ってるかと思えば本人に会って認識を改めたり改めなかったり
ラスト近くになってからワナビの言い訳みたいなこと言い出したりして最高

こんな内容だから改行一切なしのノンストップ文体が採用されているのは必然ですね

トーマス・ベルンハルト『消去』、読みました オーストリアに向けた怒涛の誹謗中傷に漂う只ならぬグルーヴ感よ

"消去"に対する(おそらくベルンハルトではなく)ムーラウの考え方、ナボコフが似たようなこと書いてた気がするけどあまり覚えていない
2016年5月15日

http://pbs.twimg.com/media/CiiZ-QIUYAAcfti.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CiiZ_q9VEAAXlLG.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CiiaBC4VAAIXiMf.jpg
http://pbs.twimg.com/media/CiiaCkvUYAEbIJi.jpg
0141吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/22(日) 11:11:29.16
消去を読まずに語っている人間ばかりだが、今井敦訳の「ある子供」はすばらしい!
自伝という「物語」に強く傾斜する形式を、ひたすらに「物語」や「言葉の自律性」に対する距離をとろうとし続けたベルンハルトの「特性」が現れている。

蓮實重彦が、「消去」の翻訳者である池田信夫の達成に静かに感嘆していたことを思い出す。
言語の自律性に抗った時代の空気を吸って生きた作家たちであり、それでもなお言葉から離れて物語的説得力を持ってしまう説話論敵装置への抵抗を表現しながら、言語によって真実を表現できないことを主張しながら「真実へ向かうことの態度」だけは放棄しなかった作者なのだ。
言語と表現されるもの、達成されるものの間にある絶望的な齟齬はあらゆるベルンハルトの主人公に共有されており、にもかかわらず作品を完成させない彼らは無意味ではない。

ありふれた、といっていいこのような読解においてもなお「新しいもの」を持っているベルンハルトの新しさはテキストの総体においてのみ現れる。
0142P ◆.uKag/vUmY
垢版 |
2016/05/22(日) 22:04:59.32
しかしベルンハルト『消去』の訳は本当に労作だが、文芸誌上では蓮實重彦がインタビューで言葉少なに感嘆の声を上げていた以外(当然「書評」や「紹介」レベルではない)思い出される評価がなされたいない。
あれはいつだったろう。柳美里とアンゲロプロスの対談が載った号周辺の「新潮」だったような。
https://twitter.com/orionaveugle/status/20065593285

2010年8月のツイート
0143吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/23(月) 01:04:58.05
>>141
何を言っているのか、さっぱりわからん。0点
0144吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/23(月) 03:07:16.08
あら、ベルンハルトスレあったのね。読みました?

2016/5/20発売 『ある子供』トーマス・ベルンハルト

没後四半世紀を経ても多くの読者を魅了する恐るべき作家トーマス・ベルンハルト、
その全作品をとく鍵と言われる〈自伝〉五部作のひとつ。
母親、祖父母とともに暮らし、貧しい生活の中で、
無名の作家であった祖父から決定的な感化をうけた少年時代をふりかえる。
0147吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/27(金) 00:54:26.84
ゼロモチベーション済藤鉄腸
後、トーマス・ベルンハルトの自伝「ある子供」が本屋にあって超ビックリ。今後自伝5部作全部翻訳するそうでヤバい。
2016年5月26日
0150吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/28(土) 14:09:07.03
阿部英樹
トーマス・ベルンハルト『ある子供』読了。自伝五部作の一つで少年時代の回想ということもあり呪詛は控えめ、
敬愛する祖父の多大な影響と家族への愛憎、子供ならではの多感な栄光と絶望。
段落改行無しで切れ味鋭い著者のお家芸炸裂の文体で、時に美しくも残酷な現実を的確に描写する、甘くはない快著。

トーマス・ベルンハルトの書く「否定」を、ぼくは肯定していたいなあと思う。
ベルンハルトの愛読者は多かれ少なかれその「否定」の美に惹かれるところがあるんじゃないだろうか。
なんつうか、くどいほどにキレッキレなのがカッチョイイと思うのですよ。
2016年5月26日
0151吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/29(日) 10:44:56.24
二十九日にピンチオの丘で教え子のガンベッティと落ち合い、五月の授業日程の打ち合わせを終えた私は、
とフランツ‐ヨーゼフ・ムーラウは記す、ヴォルフスエックから戻ったばかりのそのときも改めてガンベ
ッティの高度な知性に目を見張る思いをさせられ、大いに感激したこともあって、コンドッティ街からミネ
ルヴァ広場に直行するふだんの道を通らず、フラミナ街からポポロ広場経由でコルソへ抜ける道をとった
のだが、オーストリアでなくローマこそ自分の住処だと思いはじめてもう久しくなると考えるうちにだんだ
ん気持ちがはずんできたので、しばらくコルソをぶらついてから家に戻った矢先の午前二時頃、両親と兄ヨ
ハネスの死を告げる一通の電報を受け取ったのだった。「両親とヨハネス、事故にて死す。ツェツィーリア、
アマーリア」私は電報を両の手に開いたまま、さめた頭でがらんとして人気のないミネルヴァ広場を見おろ
す窓辺へゆっくり歩いていった。ガンベッティには、数週間以内に彼に有用かつ必要なものになるはずの本
を五冊渡し、その五冊、つまりジャン・パウルの『ジーベンケース』、フランツ・カフカの『審判』、トーマ
ス・ベルンハルトの『アムラス』、ムジールの『ポルトガルの女』、ブロッホの『エッシュもしくは無政府主
義』を細心の注意を払い、彼の場合特に守らなければならないゆっくりした速度で読みこんでおくよう言っ
てあった。
0152吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/30(月) 09:42:27.71
2016.5.28 09:33
【週間ベストセラー】
首位は「古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば」 〈5月24日 東京堂書店 総合〉
〔1〕森達也 青木理の反メディア論
               森達也、青木理著(現代書館・1700円+税) 
〔2〕古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば
                  小林信彦著(文芸春秋・1750円+税)
〔3〕ランチパスポート神保町・水道橋・御茶ノ水 Vol.5
      DRCマーケティング著(スイートチックオムレツ・907円+税)
〔4〕漫画家、映画を語る。9人の鬼才が明かす創作の秘密
              島田一志編(フィルムアート社・1800円+税)
〔5〕日本会議とは何か 「憲法改正」に突き進むカルト集団
                   上杉聰著(合同出版・1000円+税)
〔6〕ギケイキ 千年の流転   町田康著(河出書房新社・1600円+税)
〔7〕昼ベロ酒場 明るいうちから呑める安くて旨い店 東京編
              居酒屋散策同人会監修(辰巳出版・800円+税)
〔8〕ある子供
       トーマス・ベルンハルト著、今井敦訳(松籟社・1600円+税)
〔9〕村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝
                   栗原康著(岩波書店・1800円+税)
〔10〕ロッキング・オン天国 増井修著(イースト・プレス・1500円+税)
http://www.sankei.com/life/news/160528/lif1605280021-n1.html
0153吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/01(水) 22:16:12.29
ここの住人はコピペばっかりで誰もベルンハルト読んでないんだな
それとも読んでもコピペしかできないのか
0154吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/01(水) 22:19:54.80
主人公は一見、世界を憎悪し、家族への恨みに粘着しているようでいて、
実はすべての感情や思考をサラサラと水のように流し続けていて、
その中身にはまったく捉われていない(もちろん小説としては捉われている風に描かれていますが)。
刻々と襲ってくる暗い思い出やうんざりする感情といったものを、自らの中で明確に認識し、味わい、瞬刻ごとに落としている
(ムーラウがそうしているというよりは読者に与える効果がそのような物であるという意味)。
この延々と続くモノローグの記録は、この浄化のための手段ではないかとさえ思える。
つまりムーラウが直面しなければならないストレスに満ちた個人的体験を乗り切るためには
このように絶え間ないモノローグによって自らの体験を「消去」し続けるような文体を選択するしかないという必然性が伝わってくる。
http://happy.ap.teacup.com/bennett/1054.html 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:87f20c3c9ee883ab649a4d7f8b996d63)
0155吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/01(水) 22:34:11.76
>>153
これ、たぶんひとりの人がえんえんとコピペしてるんだよ
ほかのスレもやられてる
本人はこうして文学板を盛り上げているつもりなんだろうが
0156P ◆.uKag/vUmY
垢版 |
2016/06/02(木) 21:09:58.48
>>153
「自分でやってみせろ」っていうツッコミが想定できてないのがすごい。

>>155
同上
0157吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/02(木) 21:23:57.74
ググれば誰でも見付けられるコピペの羅列とか邪魔なだけなんだけど?
0158P ◆.uKag/vUmY
垢版 |
2016/06/02(木) 21:41:37.85
>>157
僕はそれを貼った人の意思を決して否定しない。彼/彼女の前に誰も貼らなかったのがおかしい。
0159P ◆.uKag/vUmY
垢版 |
2016/06/02(木) 21:42:49.18
ググれよ。真実が書いてあるとは限らないが、多くの場合は読まないよりもまし。
0160吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/02(木) 21:50:11.15
次スレからはワッチョイ必須だな ちょいちょいレス乞食が沸くから
0162P ◆.uKag/vUmY
垢版 |
2016/06/04(土) 00:12:58.88
違うよ。どうでもいいから、率先してベルンハルトの事を書いてくれ。
0163吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/13(月) 23:59:08.46
ツァ
『消去』でベルギーの画家としてデルヴォーとアンソールが挙げられてる一節があったな
2016年4月26日

私にアンソールやデルヴォーの芸術を教えてくれたり、
ブリュッセル近郊の美しい別荘に連れていってくれた。

haben mich mit der Kunst Ensors und der
Kunst von Delvaux bekanntgemacht, mich mitge-
nommen auf die schönen Landsitze in der Brüsseler
Umgebung.


移民の子どもたちの水泳教室に批判相次ぐ「移民は溺れ死ねばいい」 オーストリア [無断転載禁止]©2ch.net [764086481]
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1465683035/

71 : 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 2348-oU5x)2016/06/12(日) 08:03:13.55 ID:V+XGDKmX0
ボルフスベルグってベルンハルトの「消去」の場所じゃん
0164吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/17(金) 19:09:48.12
最初に僕にトーマス・ベルンハルトを推薦したのはアスビョルンだった。
彼はノルウェーの文芸愛好家が彼に言及しはじめる十年も前に出版されたイッレンダール出版のヴィータシリーズで『セメント』を読んでいたが、
僕はアスビョルンの感じるこのオーストリア人作家の魅力を当初はほとんど理解できなかった。
が、それから十年経ってようやくノルウェー文学界の残りの人々と共にその作家の偉大さを見出した。
アスビョルンの才能は「鼻が利くこと」で、僕はこれまで彼のような人に会ったことがない。
しかし、学生としての存在以外の場所では、それが何になるだろうか?

わが闘争 父の死
カール オーヴェ クナウスゴール (著), Karl Ove Knausgård (著), 岡本 健志 (翻訳), 安藤 佳子 (翻訳)
出版社: 早川書房 (2015/9/19)

父の訃報を受けて故郷に帰った作家は、緊張と不安に満ちていた少年時代を回想する。
ジェフリー・ユージェニデス、ゼイディー・スミス、ハリ・クンズル絶賛。ノルウェーの大人九人に一人が読んだ自伝小説の傑作!

想像を絶するほど赤裸々に描かれる家族の肖像と、青春の日々。世界を席巻した破格の自伝的小説。
執筆に励む作家カール・オーヴェ・クナウスゴールは、十年前の父の死を回想する。
冷たく専制的だった父は、少年時代にも、そしてその後にも、どこか遠い存在だった―。世界の読書人を熱狂させたノルウェー人作家のベストセラー。
0165吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/23(木) 23:21:39.64
----そうした人たちは、どんどん多く、そしてどんどん次から次へと、自分たちの精神的財産を(自分たちの頭の)窓から投げ出してゆくのであるが、
その精神的財産は、自らが(自分たちの頭の)窓から投げ出すのと同じ速度で、頭の中で増殖してゆく。(略)
そしてついには(自分たちの頭からの)精神的財産の投げ出しのほうがもう間に合わなくなってくる。(略)
これらの頭の中ではついに絶え間なく、そしてじっさいに次からと次と精神的財産が生まれ、
しかもその速度は、彼らがそれを(彼らの頭の)窓から投げ出すよりもはるかに、残酷なほど速いのである。
そのためにある日、頭が爆発し、彼らは死んでしまう。
『ヴィトゲンシュタインの甥』(岩下眞好訳・音楽之友社)

----写真の映像が、と私はガンベッティに言った、世界規模の白痴化を作動させたのだが、
そのプロセスは、写真映像が動きはじめた瞬間、人類にとって致命的な速度に達した。
人類はこの数十年来痴呆のようにそういった致命的な写真映像だけを眺めているうちに、麻痺させられたも同然の状態になっている。(略)
そういう痴呆状態の支配する世界に生きるのはどだい無理だ、ガンベッティ君、と私は彼に言った、と私はいま開いた墓を前に考えた。(略)
思考を糧に思考を通して生きる者が二千年期の終わる前に自殺を「遂げる」ほど論理的なことはない。(略)
と私はガンベッティに言った、と私はいま開いた墓を前に考えた。
『消去』(池田信雄訳・みすず書房)
0166吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/05(火) 01:35:48.79
パウル・ヴィトゲンシュタイン 投稿者:kiyo  投稿日:10月 9日(木)
これに関連してひとつお読みになったことのない方のために本を紹介しておきます。
ウィーンの劇作家のトーマス・ベルンハルトが書いたパウル・ヴィトゲンシュタインの回想録で音樂の友社から邦訳が出ていたと思います。
ここに登場するパウルとはかの有名な哲学者のルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの甥にあたる人物です。
二人の出会いのとき最も中心的な話題になっていたのが前日にムジークフェラインで聴いたSchurichtの指揮するロンドンフィル
(実際にはロンドン交響楽団と思います)のMozart ハフナー交響曲だったのです。
ベルンハルトはこれ以上の音楽的体験はこれまでしたことがないというほどと絶賛しています。
パウルはその数学的なまでの対称性の美しさと完璧さを賞賛しています。
その他に中庭でいっしょにラインを聴いてそのすばらしさに感動したエピソードなんかも出てきます。

ベルンハルトはSchurichtとカラヤンを絶賛しており
‘私はSchuricchtを心から愛していたがカラヤンにはいつも小さい頃から現場で接して感服していた’と述べています。
何か気持ちはわかるような気もします。

対照的にパウルはカラヤンをとことん毛嫌いしています。そもそも彼は典型的なオペラ人でありオペラ的思考の持ち主であった。
裕福な貴族の生まれの彼はその晩年に体を悪くしてからでさえオペラ座の立見席の一番前に最初から最後まで立ちつづけ
彼の先にも後にもないと言われるすさまじいブラボーやブーでその公演の成否を決定付けてしまっていたという
(カラヤンには通用しなかったようですが・・・)。
そんな彼がSchurichtを熱愛していたということはオペラというものを考えるにしてもある重要な意味を含んでいるのではないかと思うのです。
ベームなんかでワーグナーをきいたら二日酔いになっちまうよとクレンペラーを懐かしんで話してもいたようです。

このようにオペラでさえもかなりスタイルの好みをわかつものですが要するに交響曲を聴くときと同じように一概には扱えないものなのだと思います。
僕はSchurichtにMozartのオペラだけでも指揮してほしかったと心から思います。
http://www.asahi-net.or.jp/~hm7t-kbys/schuricht/schuricht_bbs750-701.html
0167吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/23(土) 15:53:52.83
のべつ写真を撮りまくり、絶えずカメラを首にかけて
走り回っている人間を私は軽蔑する。そういった連中は四六時中モチーフを探していて、何でもかでも、こ
のうえなく馬鹿げたものでさえも手当たり次第、写真に撮る。彼らの頭にあるのは、身の毛もよだつような
仕方での自己演出だけだが、もちろん自分ではそのことに気づいていない。そうやって彼らの写真には倒錯
的に歪曲された世界が定着される。それは倒錯的に歪曲されているという点でしか現実の世界と通いあうと
ころのない世界である。彼らは自らの世界の歪曲に手を下したのだ。写真という下品な中毒症は、徐々に全人
類をまきこんだ。人類は歪曲と倒錯がたんに好きでたまらなくなったばかりか、すっかりそれに血道をあげ、
写真を撮りまくるせいで、歪曲された倒錯的な世界だけが真実の世界だと思いこむ結果になっている。写真を
撮る人間は、犯されうる犯罪の中でもっともたちの悪い犯罪を犯す。というのも写真の中で、自然は倒錯
的でグロテスクなものに変えられてしまうからだ。写真に写っている人間は、正体不明なまでにねじ曲げら
れ、ぶざまにされた滑稽な人形でしかない。それがびっくりした表情をして、レンズを覗いているから、馬
鹿ばかしくて腹が立つ。写真は、地上のすべての大陸のすべての住民を虜にした下賎な情熱であり、全人類
を冒した、癒える見込みのない病である。写真術の発明はあらゆる技術のうちもっとも人類に敵対的なも
のを発明したのだ。自然とその中に生きる人間が決定的に歪曲され自然の渋面と人間の渋面に変わってしま
ったのも、みなその発明家のせいだ。私はいまだかつて写真の中で自然な人間、真に実在する人間にお目に
かかったことがないし、真に実在する自然を目にしたこともない。写真は二十世紀最大の不幸だ。(20ー21p)
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