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★★★大江健三郎スレ★★★ [無断転載禁止]©2ch.net
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0001吾輩は名無しである
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2017/01/17(火) 15:22:21.54ID:a7+N7ozt
晩年様式集文庫化
0206吾輩は名無しである
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2017/09/08(金) 08:57:04.22ID:1ZbfHnes
>>205
中露は批判はしても、対策はまったく異なる。
批判の内容が違うということだ。
中露の北朝鮮避難は、核不拡散条約に違反しているイスラエル、インド、パキスタンに対する批判と同じようなのもの。

そもそも、中露を含めた核保有国に他国の核を批判する資格があるわけがない。
とくに戦後世界の戦争震源地のアメリカなど、批判の正当性は皆無だ。

非核保有国であり核被爆国でもある日本が、そのアメリカの指示通りに、核兵器禁止条約に反対しながら、北朝鮮の核開発を批判するのは、まったく「奇妙な仕事」だ。
本来であれば、日本は核兵器禁止条約の旗振り役になって、その一環として北朝鮮の核兵器開発を非難しなければいけない。
0207吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 14:45:36.34ID:yEsTgbIO
大江はなんで川端について語らないんだ? 伊豆の別荘とか出てくるが。燃え上がる緑の木(三部作)読んだぞ。ガラス細工のよう、と褒められていたから、ガラス細工のような文章が良いんだと思ってた。今はそういう人居ないかな?
0208吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 15:08:07.83ID:rS2yFuXQ
思い出なんかについては折に触れて語ってるよ
ガルシア=マルケスに「眠れる美女」のモデルを紹介してくれと頼まれて断ったエピソードなんかもあって、「悲しき娼婦」を読んで断って正解だったと振り返ったりしている
まずは大江のノーベル賞受賞講演くらい読んでごらん
川端と自分との違いについて触れているから
>12月7日にストックホルムで行われた晩餐会での基調講演は川端の「美しい日本の私」をもじった「あいまいな日本の私」というものであった。
>ここで大江は、川端のいう美しいという概念はvague(あいまい、ぼんやりした)で実体が定かではない神秘主義に過ぎないとし、自分としては日本をambiguous(あいまい、両義的)な国としてとらえると述べ、前近代−日本と近代−西洋に引き裂かれた国、としての日本を語った。
0209吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 16:47:58.24ID:c1rqpX4B
古井由吉との対談本で文芸誌の新潮100周年につき
新潮に掲載された短編をふたりで寸評していくのがあったが
手元にないにで不確かだが川端も入っていたかも
この対談は大江の日本文学についての趣味や見方が開陳されていて
ファンには興味深い対談
0210吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 17:07:44.74ID:rS2yFuXQ
>>209
川端の短編は三篇「挿話」「望遠鏡と電話」「さざん花」

大江は非常に川端には批判的
「望遠鏡と電話」はどうしようもない
「さざん花」は大作家川端康成が日本人にとっての最大の問題を捉えている小説である、が
感想で小説を終えるという日本独特の形式、本当は文学としては成立していないのではないかという疑いもある書き方を日本文壇の中心においた
僕にはこの形式は感心できない。しかし本当に複雑な心理が書かれており、深いことは深い

もし横光が生き延びて文壇のリーダーになっていたら日本文学はどのように違ったのだろうか

梅崎春夫の評価と牧野信一の評価が高くて、読み直した
0211吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 18:05:46.76ID:Nc6MMTBR
そうなんだ。
0212吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 18:20:29.64ID:Nc6MMTBR
>>208 ありがとう。そうだったんだ。それは気になるなぁ。講演の方は読まないかも。小説が読むのが好きだから。
大江健三郎の芥川賞選評は10代の頃全部読んだよ。相変わらず小説の内と外では全然言語圏が別で、文芸評論家との評論語の別々さ加減に驚いたけど、
ガラス細工のような文章が良いと思って、けっこうがんばってたけど。今まだ新書をやっと読めるようになったくらいで、それまでずっと小説だったからなぁ。講演なんて読める日が来るのかなぁ。
近作も読んでるよ。魂に届く文章はまだ川端と大江しか居ないと思う。言葉が優しいんだよね。霊というか、横光利一も春は馬車に乗ってとか機械とかくらいしか読んだことないけど、好きだなぁ。
川端康成が横光死んだときに言った山河の魂を思って生きて行く? だっけ。あの言葉は感動した。魂に来る文学は大江と川端しか居ない、と言いたかった。漱石もかもしれないけどありがとうございました
0213吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 18:33:35.90ID:mNzBWxct
川端は優れた作家と言ってるのも見たことあるな
これは雑誌か何かの発言だから少し表面的な発言だろうけど
0214吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 18:42:57.58ID:Nc6MMTBR
>>208 ノーベル賞なんて全然目指してないけど、「新しい日本の私」が良いとずっと思っていたけど、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・爆笑。
美しい日本の私は神秘主義なんだ。今の風潮も美しい日本! でしょ。テレビとか。首相もそんなタイトルの本出してるしさ。ノーベルはだれが取るんだろうなぁ。もう何十年も日本にはないかもね。
0216吾輩は名無しである
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2017/09/09(土) 23:55:13.26ID:jcVbW8DV
>>212
いや多分大江は川端のことそれなりには尊敬してたと思う。川端存命中は派閥的に近づけなかったんじゃないかな。
大江が川端に批判的というほうが俺には表面的に思える。大作家なんて言わんだろう。ましてやストレートで殴り合える古井との対談なんだし。
横光が生きてたらどんな日本文学はどう違っていただろうかというのは、文脈から判断して批判として言っていないように俺には読めた。むしろ古井と一緒にほっとしてるって感じ。
>>210の書き抜き方はかなり恣意的、「文学の淵を渡る」に載ってるからちゃんと本文を読むべき。
0217吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:05:36.41ID:kzaoIZa0
>>216
じゃあ全文乗っけるから自分で判断してくれ

大江 川端康成が終戦直後に死に、横光利一が生き延びて文壇のりーダーになっていたら、どのように現代文学は違っただろうかと考えることがあります。
ここに川端康成の『掌の小説三篇』として三つの短篇が選ばれていますが、はじめの一篇と後の二篇ははっきり違う時期のものですね。最初の『望遠鏡と電話』は、どうしようもない。後の二つは、川端さんらしい世界の中に入り込んでしまっているという感じのものです。
古井 つまり、川端さんはかつて、『望遠鏡と電話』」のような作家であったわけですね。これが出発点なんです。これが川端康成の作品かと、ちょっと驚くんですが。
大江 『挿話』という作品は、戦争直後の雰囲気がよく出ていると思いますね。そして、『さざん花』となると、これはもう川端康成独自の世界です。最後に『戦争のためにこの世の光を見ないで失はれた子供達のことを私はふとあはれんで……』という感想がある。
感想で小説を終えるという日本独特の形式、本当ぱ文学として成立していないのではないかという疑いもある書き方を日本文壇の中心に置いた人のひとりか川端康成かも知れない。
古井 ただしし、この『さざん花』のテーマは、翻訳しても立つテーマですね。旧約聖書なんかに出てくる滅亡の民。女が孕んでも空気しか産まない。女が孕まないというのが神の一番の劫罰だということで通ります。あらゆる宗教に通じるんじゃないかと思いました。
0218吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:10:16.15ID:kzaoIZa0
大江 しかし、外国語に翻訳するんだったら、最後の四行を翻訳者に消されてしまうと思うな。
外国に自分の作品が訳される時、僕が興味を持つのは、特に短篇などが訳されて、ここはいらないと思うと翻訳者に言われると、それは僕個人の問題ではなくて、日本文学全体の問題として受け止めることができる場合かあるからです。
そこから言うと、この『さざん花』という作品は、大作家川端康成が日本人にとっての最大の問題をとらえている作品だとも言えます。彼は政治的でも社会的でもないと言われたけれども、実は日本人の運命をよく見つめていて、それがこの作品に表現されている。
しかも隣に咲いているさざん花などは、日本人しかとらえられないような美的世界です。僕には、最後に自分の感想を述べて小説を終えるつくりは感心できない。しかし、本当に複雑な心理が書かれています。川端さんの言葉の表現は曖昧なんだけれども、深いことは深い。
古井 われわれ日本人読者も、今読んでいて分裂するところかありますね。敗戦ということのユニバーサルな形が出ている。そっちの方を注目して読んでいくと、いろんなものが落ちるんですよね。
ところか、さまざまな心理の綾をたどって読んでいくと、どうしてもユニバーサルな形が読み取れなくなる。現在、文学愛好者か短篇を読んで、もっとも分裂するところじゃないですか。
大江 その通り。日本文学の独自性を感じると同時に、これから日本文学をつくっていく人たちの運命に対して、不安な感じもする。やりにくいんじゃないだろうかという気持ちがする。『さざん花』は、普遍性と日本の近代小説的という要素が二つ、両方とも表れている短篇です。
古井 世界的と言える短篇の形と、日本的な心理の綾を、その都度、力技で統合している。長い伝統の上でさらに自分の仕事をする場合、若い人の作品は明らかに分裂していますね。どっちにつこうか、迷ってますね

大作家と大江は書いているし、それこそ川端にはambivalentな視線であって、川端を読んでほっとしているなんて空気の対談ではないでしょう
0220吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:25:39.34ID:Ti8WLud3
大江は「感心しない」なんて一言も言ってないじゃん。大江が川端嫌ってないと何か不都合なことでもあるの?
「本当は文学として成立していないのではないかという疑いもある書き方を日本文壇の中心に置いた」ここだけ見ると批判に思えるが、その前に「日本独特の形式」って言ってる。
日本文学のアイデンティティが一つの形式として現れるならそりゃ、誰だって評価するだろ。
0221吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:30:08.37ID:kzaoIZa0
>>220
>大江は「感心しない」なんて一言も言ってないじゃん。

せめて引用した部分だけでも読んでから書き込んで!
>しかも隣に咲いているさざん花などは、日本人しかとらえられないような美的世界です。僕には、最後に自分の感想を述べて小説を終えるつくりは感心できない。

大江の受賞講演は読んだ?
川端には、もちろん尊敬もあるけれど、アンビヴァレントな、批判的な視線を持っている作家だということをどうして否定しようとするのかな?
0222吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:35:06.06ID:Ti8WLud3
>>210
投下の時間差で読めんかったすまん
0223吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:46:20.18ID:bLHyqVRr
まず>大江は非常に川端には批判的
と書いたのは恣意的だったよな
俺はえっと思ったよ
0224吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 00:59:10.16ID:kzaoIZa0
>>223
引用した箇所を読んでください
「どうしようもない。」
川端さんらしい世界の中に入り込んで「しまっている」
「大作家」
「本当は文学として成立していないのではないかという疑いもある書き方を日本文壇の中心に置いた人のひとりか川端康成かも知れない。 」
「最後に自分の感想を述べて小説を終えるつくりは感心できない。」
「最後の四行を翻訳者に消されてしまうと思うな。」
日本文学の独自性を感じると同時に、これから日本文学をつくっていく人たちの運命に対して、「不安な感じもする。やりにくいんじゃないだろうかという気持ちがする。」

こういう言い回しを、婉曲語法として理解できないかどうかは人によるし、いやこれは尊敬なんだと強弁したっていいでしょう
横光利一が生きていたら「疑いもある書き方を日本文壇の中心に置」くことはなかったかもしれないと読み取れないで、「ほっとしている」みたいな読解したってかまわないとは思う
でも、ここで挙げた3篇には強烈な違和感を表明していることは事実で「批判的」という言葉で形容するほうが正しいと思いますが
0225吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 01:08:14.54ID:bLHyqVRr
強弁してるのはどっちや
大江が両義的な評価してるのはよく見るからそれ自体は別にかな
0226吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 01:13:39.27ID:ohTnZrfT
大江に「あいまい」とされていた作家には志賀直哉がいる
この場合の「あいまい」というのは文章的な表現ではなく
論理や構成の事で
これは志賀直哉個人の資質に由来するものではなく
日本文化の問題でもあると考えていたようなフシがある

ただ、大江が「あいまい」な文化によって葬られようとしている
と擁護した戦後民主主義や戦後憲法が
それほど論理的で説得力があるものとは思えない

大江がよくいう「戦後民主主義という鮮烈な体験」は非常に神秘的なもので
現行憲法制定前の終戦時における個人的な体験に過ぎない
よって現行憲法上の明文とはそれほど関係ない
大江が作品でイェーツとかを持ち出すのもよく分かるが
それが論理によって万人を説得し、護憲や民主制維持に導くようなものではないね

天皇並びに皇国の崩壊によって生じた空白を埋めた憲法と民主制を
弁証するための後付け理論に過ぎない
それゆえ第一公理措定の時点で神秘主義を持ち出すしかない
まあ、これは大江や戦後日本に限ったことではないけど
空中楼閣は最初の基礎工事が大変であり
大江はその基礎工事にあたって全力を傾けた
0227吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 01:21:56.43ID:kzaoIZa0
>>225
それでいいのでは?
両義的な評価をしている中で、その対立点としての欠点を浮き彫りにしているという意味で川端は大江にとって批判するべき相手として繰り返し扱われている
大江が川端を好きかどうかとか言うくだらない点ではなくて、川端の作品のどういうところを批判しているかを知ることのほうが実りはあると思う

「批判していない」といって対立点を通り越すのはもったいない
ガルシア・マルケスが「眠れる美女」のモデルを探そうとして、それに嫌悪感を覚えて拒絶するか、「批判」するかは川端のセンチメンタリズムを「批判」するかに直結していると思う
0228吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 07:09:22.39ID:izuCerWt
>「戦後民主主義という鮮烈な体験」は非常に神秘的なもので
>第一公理措定の時点で神秘主義を持ち出すしかない

これはしょうもない混ぜっかえしのように思うな

その論法を裏返して言えば
戦後民主主義ニアリーイコール西洋は公理さえ置けば
そこからかなり論理的に敷衍できるもので、他の相手と論理で討議できる
そこが肝でしょう

川端の美しいイコール日本は、他の相手、西洋などに対し何がどう美しいか
わかるひとには分かるで言い募るしかなく分からせるように説明できない

大江言いたいことはそれでしょ
0229吾輩は名無しである
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2017/09/10(日) 12:21:22.09ID:qY6XiyLf
要するに、日本日本といっても、なにか特別なこと(もの)があるわけじゃないってことだろ?

自然崇拝という良くも悪くも遅れた感性を排除すれば、あとには、ただ明治政府のプロパガンダとしての神秘化が残るだけ。
0231吾輩は名無しである
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2017/09/22(金) 16:52:30.86ID:kSiYNj9D
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会
0233吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/23(土) 22:11:58.54ID:LT/zY4gT
俺は静かな生活を読み始めた
静かな短編集かと思いきや文章の調子がコロコロ変わるんで退屈しない
0234吾輩は名無しである
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2017/09/24(日) 12:50:18.10ID:izFI7aUb
俺今年で34だけど、大江って32で『万延元年のフットボール』書いたんだよな...
化け物としか形容しようがないわ。
0237吾輩は名無しである
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2017/09/24(日) 21:03:08.49ID:UHIuCXbf
26でセブンティーン書いたの凄すぎ
あと何だかんだ言って飼育凄すぎでしょ
0238吾輩は名無しである
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2017/09/25(月) 00:26:10.48ID:MCoq01MT
ろっこつ!
落としどころに同意
何でもないものがキーの方が物語は感動すると思ってたけど肋骨くらいが面白いかもな
0239吾輩は名無しである
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2017/09/27(水) 20:35:21.15ID:gLIIWR/X
筒井康隆の大江健三郎評価はたぶん

気違いのたわごと
0241P ◆.uKag/vUmY
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2017/09/30(土) 05:27:44.74ID:igEObWgk
東条英機朝鮮人説が出てくるとかインターネット新しいよなあ…
0242吾輩は名無しである
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2017/10/05(木) 16:51:58.80ID:r7oL9N9I
大江は今、アルコールをたくさん飲んでる(アル中か?)。
そして森田療法をしてる(通院してるらしい)。
ほんとうは大江のような立場の人が精神医学や心理学を否定して批判しなきゃいけないのに森田療法をしちゃってる。
大江のような精神医学、心理学を信用してるバカな人たちは「家族依存」「依存」「甘え」などの心理学言葉を使う。
大江信者のブサイク婆はよくこの心理学言葉を使ってたわ。
0244吾輩は名無しである
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2017/10/07(土) 08:24:27.50ID:GAkVDCTl
カズオ・イシグロは、川端、大江の後継者になれて光栄だとか言ったみたいだね。

カフカやプルーストが好きみたいだから、大江も好きなんだろうな。
0245P ◆.uKag/vUmY
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2017/10/07(土) 21:15:53.74ID:7aUEeHCs
自分は日本文学の系譜に連なる作家ではないって名言したみたいだね
0246吾輩は名無しである
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2017/10/09(月) 00:55:52.05ID:RD1Utf1F
「憂い顔の童子」で、なんで古義人は田部夫人がベートーヴェンの「月光」を弾いたことにキレたんだろ
テクストになんのフォローもないから読んでて「???」だった
0247吾輩は名無しである
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2017/10/10(火) 05:30:02.90ID:a01G57CE
>>246
黒野がきちんと説明していますよ
音楽堂の、「ここではピアノが湿気てしまうのではないか?」という言葉に答えて田部夫人がピアノに向かいます
そこで、ピアノの調律をするのが予想されることですが、とつぜんゆっくりとしたテンポでベートーヴェンを弾き始める
田部婦人はナントカ音楽大を出たような人で、求められていないのに(ひけらかすように)「完成形の楽曲を弾く」
この場面は翻れば、田部夫人がスポンサーになって演劇の打ち合わせをするところ
ところが、田部夫人はドンキホーテに出てくる公爵夫人よろしく、招待しておきながらドンキホーテを尊重せずに自分の考えを押し付けようとしてくる

ピアノ演奏に見せる鈍感さで、ダダッ、ダダッとやるからね
まだ話はそこまでいっていないと、不愉快だったんじゃないかい?

この鈍感さに過剰に反応しているのは「老人の愚行」、怒りに敏感になったコギトだからだけど、それでも「田部夫人〜公爵夫人」への反応じゃないかな
0248吾輩は名無しである
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2017/10/10(火) 09:04:46.97ID:LI5z3tzU
>>247
田部夫人の鈍感さと押し付けがましさを表現している場面だったのね
「月光」という固有名詞が出てたから曲自体に含意があるのかと思ってました
この本は普通に読んでて意味が把握できない挿話が多すぎる
「水死」もそうだったけど
作中でいうとおりリリーディングしない限りは迷路をさ迷うような構造をわざと作ってるのかな
0249吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/11(水) 01:11:30.64ID:cI7HVILK
>>248
まるで一人称(作者=コギト=わたし)のしかも作者が語り手と一致しているようなスタイルなのですが、透明な語り手ではありません
コギトはしばしば行動が先走り、説明が後からついてきます(今回のように、他人がその行動を説明することもあります)
これは三人称リアリズム小説に時折見られる手法で、作中人物が内面を描写されず、前触れなく突然の変貌をする
伝統的な私小説や三人称小説では、怒る前に、「私はその鈍感さに激高した」だったり、「ピアノをいきなり調律せずに弾き始めるのが見えた」とする

ここでは、その場面の描写には、ぬぐいがたく「主観的印象」で描写されています
主観的印象がそれをおこした原因を描写するのを追い越してしまっています
コギトの中の無謀なもう一人を追っかけるような
読者にたいして作中人物の内面が開示されない、作中人物もまた意識せずに怒り出していることを提出している
この書き方は、「ぼく」ではできないアイロニカルな手法です
異物が入り込んでいる、それを自覚しているようなコギトという人物のレイトスタイルであって、老人の内面ではなく、老人の愚行・怒りを書く手法
老人がおろかなことをしたり、怒る理由はきちんとある、しかしその怒りを押し殺すのでなく表明すること
場面の少し前に出てきた田部夫人の描写はじつはすでに好意と嫌悪感とが紙一重で、それがあるきっかけで爆発する
この焦点人物との野蛮な距離感は結構好きなんですよね
0250吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/11(水) 01:21:04.59ID:cI7HVILK
こういう小説において、「怒りっぽい」とか「気まぐれ」な人物ってのは結構注意深く読まなきゃいけません
「気まぐれ」ってそもそも何か?「怒りっぽい」って実は何に怒っているのか(sensitiveなのか)?
もちろんそこの薄い人物としてこういう人物を出現させることもあるでしょう
しかし、作者の人物の脳をわざわざ損傷させてまで「怒りっぽい」大江の分身コギトを登場させる意味は何でしょうか?

「炭鉱のカナリア」、(悪意)に超敏感に反応する人物造詣をむりやり設定してしまう
怒りを押し殺す常識を麻痺させてでも、「怒りを表明する人物」を必要としたのがこの連作でしょう
これは、結構な破格で、反則技だと思います
小ざかしさでなく、老人の愚行が見たい、そのラディカルさが小島信夫の晩年を思わせる
いい小説だと、個人的には思うのです
0251吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/14(土) 23:03:32.57ID:FDhXqnpq0
大江健三朗は今、アルコールをたくさん飲んでる(アル中か?)。
そして森田療法をしてる(通院してるらしい)。
ほんとうは大江のような立場の人が精神医学や心理学を否定して批判しなきゃいけないのに森田療法をしちゃってる。
大江のような精神医学、心理学を信用してるバカな人たちは「家族依存」「依存」「甘え」などの心理学言葉を使う。
大江信者のブサイク婆はよくこの心理学言葉を使ってたわ。

ノーベル賞とか大江信者のブサイク婆にはマイナス効果しかないからw付け上がるだけ
0252学術
垢版 |
2017/10/14(土) 23:13:03.10ID:LyAZclv7
三郎なら身体 健康版がお薦め。リサ譚と可?
0253学術
垢版 |
2017/10/14(土) 23:15:22.42ID:LyAZclv7
怪奇譚とか、オカルト版のほうがルードウイッヒよりいいよ。
言葉遊び感覚で哲学から数学まで学べます。
0254吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/15(日) 10:38:56.46ID:bj8vRLo4
日本語をうす汚れさせた
0255吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/15(日) 11:18:24.39ID:6MmuSxOk
>>254
大江は日本語の可能性を拡げたんだよね。
漢文と日常会話の混交で出来上がっていた日本の小説の文体を、なんとか先進国並みの表現を可能にする文体にまで引き上げた。
狭い島国日本の文体が、少しでも世界に通用する文体になれたのは、大江の功績だろう。

文体が矮小だと精神の矮小をもたらす場合が多いし、文体が大らかに拡張されていれば、精神もまた自由になれることが多い。
0256吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/15(日) 19:51:22.10ID:IEL41TvD
カズオ・イシグロはノーベル賞を輝かせる
ノーベル賞の肩書にすがりつく大江健三郎
0258吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/16(月) 13:21:14.85ID:yCSSHzIa
>>255
日本語の可能性を広げたのは夏目漱石たちだろう
なにを言ってるんだ?大江の恥知らずの読者は
0259吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/16(月) 13:39:22.88ID:OqHYLrps
>>258
漱石は、やっと世界水準の下のほうに日本語を引き上げた。
それだけ日本語の水準は低かった。
言葉の水準が低いということは、精神の水準が低かったということでもある。

高い低いというのは、事物や心を、それらしく他者に伝える文体であるかどうかということ。
漱石までの作家の文体は、上手い下手はあっても、類型的な事物や人情しか表現できなかった。
鴎外と比べれば、その違いがよくわかるだろう。

そこからさらに一歩踏み出したのが大江。
抽象的な概念まで、小説という形式で表現できるようになった。

これには敗戦による日本人総体の精神の向上が寄与していたが、現在は日本人総体としての精神が幼くなっている。
日本で先端的な表現を構築するのは、とても難しい時代になっている。
0260吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/18(水) 08:36:52.88ID:D4FEAx0d
イシグロの作品が売れまくっているのを見る
全く売れなかった大江の気持ちはいかに
0261吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/18(水) 09:39:08.70ID:YExMFI0o
>>260
思い知ったか
0262吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/19(木) 09:07:34.62ID:wc588nTX
この人の作品って本当に読まれていないね
0265吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/22(日) 23:07:07.23ID:o+xcOoY+
大学生で拗らせた文学オタクなら必読みたいな扱いやけどな 大江
0267吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/24(火) 12:45:46.16ID:VZzbHVq60
ジェニファー・ロペスのバックダンサー

〜女性〜
Nellie Bethel
https://www.youtube.com/watch?v=4YroIMNoHZA

Haley Fitzgerald
https://www.youtube.com/watch?v=HGyORuAP9o0
https://www.youtube.com/watch?v=7iueK7p0DfY

Kayla Radomski
https://www.youtube.com/watch?v=ZHeump8N6ZQ
Kim Gingras
https://www.youtube.com/watch?v=FdM73uij5Mk
Diana Carreno
https://www.youtube.com/watch?v=qzja8zTRRzo
Whitney Bezzant
https://www.youtube.com/watch?v=vVl6Gcc1vVw
Janick Arseneau
https://www.youtube.com/watch?v=6eHSLfaJIwU
Ashlee Nino
https://www.youtube.com/watch?v=hjPi1Ai7pDY

ジェニファー・ロペスのライブ 金髪の女性がJanelle Ginestra、黒髪の女性がTera Perez
https://www.youtube.com/watch?v=m81z-FDENsE
Janelle Ginestra
https://www.youtube.com/watch?v=0DSmBrzTX5c
https://www.youtube.com/watch?v=q8JGrkt7gOo
Tera Perez
https://www.youtube.com/watch?v=qd0gQD2ZYxE

〜男性〜
Memo Martinez
https://www.youtube.com/watch?v=BSeNqVvxFoo
Michael Metuakore、Michael Ramos、Mikey Martinez
https://www.youtube.com/watch?v=XhqvFLLgKyw
Jimmy R. O. Smith
https://www.youtube.com/watch?v=UonVH1ALnks
Vincent Noisuex
https://www.youtube.com/watch?v=CLHcXBKiPDs
Matt Day
https://www.youtube.com/watch?v=-7jSywlozUU
GROUP7 Jose Omar Hernandez
https://www.youtube.com/watch?v=dDwOBsvl-Zc
Rudy Abreu
https://www.youtube.com/watch?v=rfH0uPC2XHw
0268DJ gensei学術 暗公 fineshi pas contenau
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2017/10/24(火) 12:47:50.71ID:7yXSCWF9
東大は文科ぐらいだよな。日本文化大学の方が。京大はしらないけど。
0269DJ gensei学術 暗公 fineshi pas contenau
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2017/10/24(火) 13:18:33.46ID:7yXSCWF9
立命館の高野悦子さん。相変わらず事故でご存命にあられなかったけど。
会えたのか。
0270吾輩は名無しである
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2017/10/26(木) 07:58:14.85ID:DMCWxmP+
大江は生きた化石
大江文学には、20世紀後半の歴史が刻まれている。
0272吾輩は名無しである
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2017/10/26(木) 10:50:25.77ID:/rSVn4m9
知の考古学的には、化石とか地層とか。
>>270は悪口のつもりかもしれないけど、ある意味適切だ。
ただ、現在の大江も、あるいはその他の作家も、現在の化石と地層になり続けているということに、気が付かないといけないんだけどね。
0277吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/29(日) 22:39:11.52ID:GRInqDs/
二人のノーベル文学賞受賞者の講演を読むと、資質の違いがよくわかる。

東洋プレミアムで受賞した川端と、世界標準で受賞した大江ということもよくわかる。
0281吾輩は名無しである
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2017/11/10(金) 02:12:44.50ID:/iqmI8+x
こなふざけた奴をノーベル賞に選んだノーベル委員会って
日本に悪意があるとしか思えないな
日本の恥だし日本文学の恥
0282吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/10(金) 10:21:37.64ID:ZuYj+e3v
「万永元年のフットボール」のアマゾンレビューで
大江は文章を難しく書いているだけで、内容が深遠な難しさがあるわけではない
単なるハッタリだと批判されているけど当たっているだろう
0283吾輩は名無しである
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2017/11/10(金) 22:02:20.05ID:rROaeper
読んでから言え
かなり複雑な仕掛け、企みがある重層的な小説だぞ
0285吾輩は名無しである
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2017/11/20(月) 22:36:15.12ID:8te2DaJ/
谷崎潤一郎に名指しで文章の日本語の使い方が変だと批判された男
しかも谷崎潤一郎に添削された正しい日本語で読みやすい文章まで載せられてたな
0286吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/20(月) 22:51:16.14ID:7HReyIsr
その谷崎はノーベル賞獲れたの?
0288吾輩は名無しである
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2017/11/22(水) 08:08:32.22ID:N25+Izns
正しい日本語ってw
学校のお勉強じゃないんだから馬鹿馬鹿しいわ
正しい〇〇語なんてもんは粉砕していくのが
モダニズム後の世界文学の課題
オリエンタリスム枠受賞の谷崎と世界水準志向大江の目線の差だな
別に谷崎嫌いではないが
0289吾輩は名無しである
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2017/11/22(水) 13:05:40.00ID:cI3Q4GaM
>>286
日本における悪魔払いと評された
大江健三郎のノーベル賞受賞って
そんなに誇らしいものなのかね?
0290吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/22(水) 18:07:04.63ID:8NX1cLsG
>>289
誇らしいかどうかは人によるだろうが、大江文学を世界が称賛したことは確かだから。

川端は東洋枠としての下駄をはいてるが、大江は西欧一般基準での受賞。
0293吾輩は名無しである
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2017/11/23(木) 18:38:29.60ID:gtKMAgIQ
谷崎のその発言ってソースどこ
文章読本に「正しい日本語に拘る必要なんてない」とか書いてた気がするが
0294吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/23(木) 21:08:46.75ID:DAx5T+qZ
全集に載っていた晩年の随筆
朝日新聞の文章についても文句言ってたよ
0295吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/23(木) 22:10:48.28ID:ZjOMoX9X
ボッキ―潮田
0296吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/24(金) 07:26:27.03ID:PRVfRHg1
正しい日本語といえば大江と近しかった丸谷が
中上健次にそれで難癖つけて谷崎賞
あたえなかったんだよな
お前はジョイスの訳者じゃないんかいという
本当に難癖で真面目にとらえる意味なんかないよ
0298吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/25(土) 16:19:31.43ID:7s2p6Sei
丸谷の最晩年の、丸谷・大江・筒井の鼎談は良かったよね
あれ筒井が企画したらしいね
0299吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/27(月) 09:35:20.45ID:JJAz2KFI
大江初心者だけど
死者の奢り・飼育 は乗れなかった。見る前に跳べ はめっさ面白かった。
3冊目、なにがいいかな?
0302吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/27(月) 10:29:14.88ID:JJAz2KFI
ありがとう。早速読むよ
0303吾輩は名無しである
垢版 |
2017/12/05(火) 01:04:07.15ID:K3IhuSks
日本における悪魔払いと評された大江健三郎とは
日本における自殺の象徴だ
最近集団自殺のような事件があったが
まさに自殺的な大江健三郎の影響のもと
行われたものと思って間違いないだろう
0305吾輩は名無しである
垢版 |
2017/12/05(火) 13:30:18.41ID:F9xQ4Dv+
だれが何の意味を込めていったのか知らんが
日本会議戦前肯定天皇崇拝カルトを悪魔だとしたら
大江の悪魔祓いとやらは実に立派な仕事じゃないかな
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