★★★大江健三郎スレ★★★ [無断転載禁止]©2ch.net
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東条英機朝鮮人説が出てくるとかインターネット新しいよなあ… 大江は今、アルコールをたくさん飲んでる(アル中か?)。
そして森田療法をしてる(通院してるらしい)。
ほんとうは大江のような立場の人が精神医学や心理学を否定して批判しなきゃいけないのに森田療法をしちゃってる。
大江のような精神医学、心理学を信用してるバカな人たちは「家族依存」「依存」「甘え」などの心理学言葉を使う。
大江信者のブサイク婆はよくこの心理学言葉を使ってたわ。 カズオ・イシグロは、川端、大江の後継者になれて光栄だとか言ったみたいだね。
カフカやプルーストが好きみたいだから、大江も好きなんだろうな。 自分は日本文学の系譜に連なる作家ではないって名言したみたいだね 「憂い顔の童子」で、なんで古義人は田部夫人がベートーヴェンの「月光」を弾いたことにキレたんだろ
テクストになんのフォローもないから読んでて「???」だった >>246
黒野がきちんと説明していますよ
音楽堂の、「ここではピアノが湿気てしまうのではないか?」という言葉に答えて田部夫人がピアノに向かいます
そこで、ピアノの調律をするのが予想されることですが、とつぜんゆっくりとしたテンポでベートーヴェンを弾き始める
田部婦人はナントカ音楽大を出たような人で、求められていないのに(ひけらかすように)「完成形の楽曲を弾く」
この場面は翻れば、田部夫人がスポンサーになって演劇の打ち合わせをするところ
ところが、田部夫人はドンキホーテに出てくる公爵夫人よろしく、招待しておきながらドンキホーテを尊重せずに自分の考えを押し付けようとしてくる
ピアノ演奏に見せる鈍感さで、ダダッ、ダダッとやるからね
まだ話はそこまでいっていないと、不愉快だったんじゃないかい?
この鈍感さに過剰に反応しているのは「老人の愚行」、怒りに敏感になったコギトだからだけど、それでも「田部夫人〜公爵夫人」への反応じゃないかな >>247
田部夫人の鈍感さと押し付けがましさを表現している場面だったのね
「月光」という固有名詞が出てたから曲自体に含意があるのかと思ってました
この本は普通に読んでて意味が把握できない挿話が多すぎる
「水死」もそうだったけど
作中でいうとおりリリーディングしない限りは迷路をさ迷うような構造をわざと作ってるのかな >>248
まるで一人称(作者=コギト=わたし)のしかも作者が語り手と一致しているようなスタイルなのですが、透明な語り手ではありません
コギトはしばしば行動が先走り、説明が後からついてきます(今回のように、他人がその行動を説明することもあります)
これは三人称リアリズム小説に時折見られる手法で、作中人物が内面を描写されず、前触れなく突然の変貌をする
伝統的な私小説や三人称小説では、怒る前に、「私はその鈍感さに激高した」だったり、「ピアノをいきなり調律せずに弾き始めるのが見えた」とする
ここでは、その場面の描写には、ぬぐいがたく「主観的印象」で描写されています
主観的印象がそれをおこした原因を描写するのを追い越してしまっています
コギトの中の無謀なもう一人を追っかけるような
読者にたいして作中人物の内面が開示されない、作中人物もまた意識せずに怒り出していることを提出している
この書き方は、「ぼく」ではできないアイロニカルな手法です
異物が入り込んでいる、それを自覚しているようなコギトという人物のレイトスタイルであって、老人の内面ではなく、老人の愚行・怒りを書く手法
老人がおろかなことをしたり、怒る理由はきちんとある、しかしその怒りを押し殺すのでなく表明すること
場面の少し前に出てきた田部夫人の描写はじつはすでに好意と嫌悪感とが紙一重で、それがあるきっかけで爆発する
この焦点人物との野蛮な距離感は結構好きなんですよね こういう小説において、「怒りっぽい」とか「気まぐれ」な人物ってのは結構注意深く読まなきゃいけません
「気まぐれ」ってそもそも何か?「怒りっぽい」って実は何に怒っているのか(sensitiveなのか)?
もちろんそこの薄い人物としてこういう人物を出現させることもあるでしょう
しかし、作者の人物の脳をわざわざ損傷させてまで「怒りっぽい」大江の分身コギトを登場させる意味は何でしょうか?
「炭鉱のカナリア」、(悪意)に超敏感に反応する人物造詣をむりやり設定してしまう
怒りを押し殺す常識を麻痺させてでも、「怒りを表明する人物」を必要としたのがこの連作でしょう
これは、結構な破格で、反則技だと思います
小ざかしさでなく、老人の愚行が見たい、そのラディカルさが小島信夫の晩年を思わせる
いい小説だと、個人的には思うのです 大江健三朗は今、アルコールをたくさん飲んでる(アル中か?)。
そして森田療法をしてる(通院してるらしい)。
ほんとうは大江のような立場の人が精神医学や心理学を否定して批判しなきゃいけないのに森田療法をしちゃってる。
大江のような精神医学、心理学を信用してるバカな人たちは「家族依存」「依存」「甘え」などの心理学言葉を使う。
大江信者のブサイク婆はよくこの心理学言葉を使ってたわ。
ノーベル賞とか大江信者のブサイク婆にはマイナス効果しかないからw付け上がるだけ 怪奇譚とか、オカルト版のほうがルードウイッヒよりいいよ。
言葉遊び感覚で哲学から数学まで学べます。 >>254
大江は日本語の可能性を拡げたんだよね。
漢文と日常会話の混交で出来上がっていた日本の小説の文体を、なんとか先進国並みの表現を可能にする文体にまで引き上げた。
狭い島国日本の文体が、少しでも世界に通用する文体になれたのは、大江の功績だろう。
文体が矮小だと精神の矮小をもたらす場合が多いし、文体が大らかに拡張されていれば、精神もまた自由になれることが多い。 カズオ・イシグロはノーベル賞を輝かせる
ノーベル賞の肩書にすがりつく大江健三郎 >>256
君はノーベル賞作家の作品をいくつ読んだの? >>255
日本語の可能性を広げたのは夏目漱石たちだろう
なにを言ってるんだ?大江の恥知らずの読者は >>258
漱石は、やっと世界水準の下のほうに日本語を引き上げた。
それだけ日本語の水準は低かった。
言葉の水準が低いということは、精神の水準が低かったということでもある。
高い低いというのは、事物や心を、それらしく他者に伝える文体であるかどうかということ。
漱石までの作家の文体は、上手い下手はあっても、類型的な事物や人情しか表現できなかった。
鴎外と比べれば、その違いがよくわかるだろう。
そこからさらに一歩踏み出したのが大江。
抽象的な概念まで、小説という形式で表現できるようになった。
これには敗戦による日本人総体の精神の向上が寄与していたが、現在は日本人総体としての精神が幼くなっている。
日本で先端的な表現を構築するのは、とても難しい時代になっている。 イシグロの作品が売れまくっているのを見る
全く売れなかった大江の気持ちはいかに >>262
読まれてないの?
小説全集は出るみたいだけど? 大学生で拗らせた文学オタクなら必読みたいな扱いやけどな 大江 >>265
文学を知りたければ、文学を語りたければ、大江は必読だね。 東大は文科ぐらいだよな。日本文化大学の方が。京大はしらないけど。 立命館の高野悦子さん。相変わらず事故でご存命にあられなかったけど。
会えたのか。 大江は生きた化石
大江文学には、20世紀後半の歴史が刻まれている。 知の考古学的には、化石とか地層とか。
>>270は悪口のつもりかもしれないけど、ある意味適切だ。
ただ、現在の大江も、あるいはその他の作家も、現在の化石と地層になり続けているということに、気が付かないといけないんだけどね。 あいまいな日本の私を無料で読めるところありますか? 二人のノーベル文学賞受賞者の講演を読むと、資質の違いがよくわかる。
東洋プレミアムで受賞した川端と、世界標準で受賞した大江ということもよくわかる。 ノーベル本人よりも医大だよな!何しろ年がら年中ジョイス読んでるもん こなふざけた奴をノーベル賞に選んだノーベル委員会って
日本に悪意があるとしか思えないな
日本の恥だし日本文学の恥 「万永元年のフットボール」のアマゾンレビューで
大江は文章を難しく書いているだけで、内容が深遠な難しさがあるわけではない
単なるハッタリだと批判されているけど当たっているだろう 読んでから言え
かなり複雑な仕掛け、企みがある重層的な小説だぞ 谷崎潤一郎に名指しで文章の日本語の使い方が変だと批判された男
しかも谷崎潤一郎に添削された正しい日本語で読みやすい文章まで載せられてたな 谷崎変態。
大江は変態を批判。
こういうことだろ? 正しい日本語ってw
学校のお勉強じゃないんだから馬鹿馬鹿しいわ
正しい〇〇語なんてもんは粉砕していくのが
モダニズム後の世界文学の課題
オリエンタリスム枠受賞の谷崎と世界水準志向大江の目線の差だな
別に谷崎嫌いではないが >>286
日本における悪魔払いと評された
大江健三郎のノーベル賞受賞って
そんなに誇らしいものなのかね? >>289
誇らしいかどうかは人によるだろうが、大江文学を世界が称賛したことは確かだから。
川端は東洋枠としての下駄をはいてるが、大江は西欧一般基準での受賞。 谷崎のその発言ってソースどこ
文章読本に「正しい日本語に拘る必要なんてない」とか書いてた気がするが 全集に載っていた晩年の随筆
朝日新聞の文章についても文句言ってたよ 正しい日本語といえば大江と近しかった丸谷が
中上健次にそれで難癖つけて谷崎賞
あたえなかったんだよな
お前はジョイスの訳者じゃないんかいという
本当に難癖で真面目にとらえる意味なんかないよ 丸谷の最晩年の、丸谷・大江・筒井の鼎談は良かったよね
あれ筒井が企画したらしいね 大江初心者だけど
死者の奢り・飼育 は乗れなかった。見る前に跳べ はめっさ面白かった。
3冊目、なにがいいかな? だな。セヴンティーンが入ってる「性的人間」おすすめ 日本における悪魔払いと評された大江健三郎とは
日本における自殺の象徴だ
最近集団自殺のような事件があったが
まさに自殺的な大江健三郎の影響のもと
行われたものと思って間違いないだろう 三島由紀夫が「文学とは」と語っているなかで、大江健三郎の名前が出てくる
http://youtu.be/Xy502F3slDo?t=5m1s だれが何の意味を込めていったのか知らんが
日本会議戦前肯定天皇崇拝カルトを悪魔だとしたら
大江の悪魔祓いとやらは実に立派な仕事じゃないかな >>306
テロリストって、日本会議みたいな団体のこと?
武力闘争じゃなくて、詐欺みたいなことしてる人が多いようようにも見えるけど。 日本会議系って味方を守らない
状況しだいですぐ裏切る卑怯者のイメージだよね
旧軍のメンタリティと共通するのかな? >>309
右翼思想というのは、自己中心的な感性が国家という幻想に謬着したもの。
それぞれが自分を中心とした国家観だから、自分の都合に合わせて敵味方も変わる。
アメリカも敵から味方(主人)へと、とても簡単に変わった。 富岡八幡宮の宮司がテロの標的になったんだね。
現場に日本刀があったということは、右翼の内ゲバが、テロにまで行っちゃったのかのかな?
富岡八幡宮は、反日本会議、反神社本庁の声明を出したと思うんだけど、それと関係があるのかな? 大江が今若かったら詩織さんレイプ事件を題材にしてなんか書くのだろうか
というか「水死」のリッチャンの話みたいだよねあれ >>312
あの手の話は、三島由紀夫が好きなんじゃないかな。
松本清張だったら、面白い作品になっただろうね。 >>312
中古の女がレイプとか正直ちょっと片腹痛いんだよな
そのような事件を取り上げるのじゃないかと思われるのは
大江健三郎の時代感覚のなさ、愚鈍さ、キチガイ性は
万人が承知する事実となってると
言うことだろう。
本当に取り扱わなければならないのは北九州監禁連続殺人事件や
尼崎事件だろう。昔あった名古屋アベック事件はみんなシンナー中毒
だったと説明できたけど上記の事件は真っ当な大人とされる人間が
素面でやった事件。大江健三郎の基地外性と共通するものがある。 >>314
アナクロニズムで何が悪い
カオティックで何が悪い
それこそが大江の良さだったんじゃなかろうか 中古の女がレイプとか正直ちょっと片腹痛いんだよな
↑
いや真顔で言っちゃうこれがキチガイ性でしょ
何いっちゃってんの?
いい加減日本会議系キチウヨが素性ばれて
ドン引かれフェイズにあるの自覚したら? >>282
実質的に何も言えてないね。たんなる気分でしょ(笑) 大江が1960年安保の頃の朝日新聞に我々の左翼運動の正しさは歴史が証明すると書いていたが
今でも考えが変わっていないのだろうか、
それとも戦後民主主義者は自分の文章に対して無責任で良いと思ってるんだろうか? カルト極右が滅茶苦茶やり放題の現今
大江の愚直なまでの教条的な戦後民主主義擁護が実は大事だった
ということは明らかになり始めたんじゃない >>321
何をいってるんだ
日本が迷走しているのはこの大江健三郎のせいだろう
極右というのがあるとすればそれもこの大江というバカが存在したせい
本来ならこの大江の死でもって落とし前をつけなければならない
ことなのだと思う。 >>321
端的にいえば、新左翼の全面敗北、ということになる。
旧左翼は長い後退戦だが、よく戦っていると思う。
いまはまさに最終戦だが、わずかな勝機を的確につかむことができるのかどうか。
かろうじて勝利を収めることができたら、そこからがやっと本当の闘いの始まりだ。 >>95
三島由紀夫も下らない下卑たもの多いわ
糞ですわ >>327
どうしてそう思うの?
君が右翼で、大江が左翼だから?
左翼から見れば、右翼が人間の屑だと思ってるかもしれないよ? 晩年様式集から作品は止まっていて、もう御自身も高齢だから
無理しないで欲しい、これまで本当に戦後日本に併走してくれた、お疲れ様です
とわかるけど、せめてもう1作、原発以降の我々に取っ掛かりとなるような長編なりエッセイを
とお願いしたい
無理強いで酷な事を言ってるけど >>329
そこまで大江を読んできたんなら、自分で考えればいいと思う。 政治性って大江の文学の中で一番クソつまらない側面だと思うんだけど、みんなその話が好きなんだなあ。 >>329
あそこまで綺麗に終わらせ過ぎたから
本人的には本当の「最後の小説」だったのでは
まあもう少し若けりゃそうはいってもそろそろ筆が疼く時期なんだが
それも歳が歳だから
>>331
こんなの今更時代遅れのポスモダ評論家の言説真に受けてるいってるだけでしょ
戦後民主主義の時代に戦後民主主義を説くのはただの優等生でつまらないが
いまはそういう時代じゃない
ポモ評論家もなんだかんだ90年代左旋回したじゃない >>333
左旋回したポモ評論家ってだれ?
右側低空飛行の人しか知らないんだ。 >>332
まあ、こんなつまらない話題をこんなに面白く語れるのか。すげえ才能だよなあ、とか初期大江を読むと思うけど。
>>333
逆にいま「時代に遅れてない」文芸評論家って誰なんですか。 いわゆるポストモダンってカテゴライズされてる評論家に「左」じゃない人がいたとか初めて聞いた。蓮實重彦とかそうなのかもしれないな。でも、そうだとしても彼は別に90年代以降も「左旋回」なんかしてないよね。 >>335
政治的な視点は面白いよ?
なにより自分の社会的な価値観に触れるんだから。
>>336
ポストモダンってカテゴライズされてる評論家で「左」の人って誰?
まさか、柄谷とか? >>337
政治的なトピック自体が面白くないって言ってるわけじゃないけど、大江の政治性って面白い?柄谷行人は左翼じゃないの?左翼じゃなかったらなんなのですか? 付け加えると、柄谷行人は「あなたは左翼ですか?」と問われたら肯定すると思うけど、「あなたはポストモダンの批評家ですか?」と問われたら否定すると思う。本人がどう考えているかなんて瑣末な事だと言われればそうかも知れないけど。 >>338
柄谷はポストモダンなのかと聞いているんだよw
まあ、左翼というには、現実の活動が弱すぎるともいえるけど。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています