☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part43 [無断転載禁止]©2ch.net
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ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ
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,. '´ .: . :. : . .: . :. :. / /: .: . :. : . :. . .: 罪と罰を読んで死を決意しました
ありがとうございました 白痴のイポリートに関心している
自分はイワンが大好きで、キリーロフ、スタヴローギン、に魅せられる 上巻になってすごく哲学的に変わった 彼は自分の観察眼を尊重する弱点を持っていた。もっとも、これは彼の五十という年齢を勘定に入れれば、たいてい許すことのできる欠点である。実際、この年配になると、賢い、世慣れた、生活に不自由をしない人は、誰でもだんだん自分というものを尊重するようになる。
−−−−−−−
思春期の自分は、この部分を赤線で囲っている
世慣れない、思春期の、右も左も分からない、まだ世の中へ出ていない自分は、こうした警句を、ドストというメンターから学んだ 色々の理由、特に 専ブラの関係で書けない。
あと5日ほどで復旧させる
友よ
たとえ忙しくて読めない日にも、心の片隅に
カラマーゾフの兄弟たちの存在を忘れないようにしよう
その尊い書物を囲んで、俺たちが語り合ったことも >>473
自分は若い頃、ここら辺に感化した
「それは放蕩に身を沈めて、堕落の中で魂を圧殺することですね、そうでしょう、ええ?」
「たぶんね、それも……せいぜい三十までなら、ことによると避けられるかもしれないし、そのあとは……」
「どうやって避けるんです? 何によって避けるんですか? 兄さんのような思想をいだいていて、そんなことは不可能ですよ」
「これもまたカラマーゾフ流にやるのさ」
「それが《すべては許される》ということですか? すべては許される、そうですね、そうなんでしょう?」 おれはいま、マルメラードフより下の生活をしとる
吊るべきだよな ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡
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,. '´ .: . :. : . .: . :. :. / /: .: . :. : . :. . .: センセイヤー!
ジャララララーララージャララララーララー ジャララララーラララーーーッ
セ ンセ ヤーーーッ(セイヤーセイヤー) ※エコー
ジャララララーララージャララララーララー ジャララララーラララダカダカダカダカドゥクドゥクドゥンッ
だーーきしめたーーーー(ビィユリーン)
こーころのコスーモォーー
(ペガサス聖衣装着!星矢の両足キィ!腰キュウ!左腕キュイン!右腕クキュ!胸チイュン!左肩キュン!右肩キュゥ!頭部チュイ!*順注意!!)
熱くぅ 燃やせぇ 奇跡ぃーーーをーー起こせぇーーっ!!
(バゴオォオン!)
きーずついたーーーー(ドゥッタンドゥドゥタン)
まーまじゃいないーとーードゥッタンドゥドゥタン)
誓いーーーああーーった はーるーかーなー銀河ーーーー
(謎のサイレン音 プアァーーーーーーー)
(トートタラテレレレ)
ペーガサスファンタジー!(キシュイイ)
そーさゆーめーだーけはーーーーー(ブガアアシ)
だれもーーーう−ば えーーーない こーころの 翼だーーーかーーーーらーーーー!
(ダカダカダカダカドゥン)
センシーヤッ!(ZUBAAA)!
しょおーーねーーんはーーーみーーんなーーーー
センシーヤッ!(テュイーーーーー)
あしーーたーーの勇者ーーーー オウヘーーーイ
センシーヤッ!(チュプシーー)
ぺガァサァースゥのよぉーーーにーーー(ズガゴオオオオオ)
センシーヤッ!(デュ プアーーーーーーー)
今こそっ!(プアーーーーー)
はーーばーーたーーけーーー!
(ダー ダラララー ダラララー プアーーーーー ジャッジャッ ジャッーーーーー) >>467
> 「コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない」
そうなのか? そんなことを言うのか、イッポリートは。
> この後イポリートは「人間には、どんな天才でも
> 他人に伝えることのできない思想がある」と言って
> この「最後の信念」にたどり着くのに高価な代償を
> 払ったと綴る
かっこいいな。何としても、読みたいな。しかし、カラマが先だ。
> ドストは死の淵の瞬間に(おそらく死刑判決の時)に
> 幸福が何かを求めていた意思の過程にあると感じた
> のかな、そして思った事を完全に伝えられないもど
> かしさも感じた 天才も同じ人間だね
う〜む... この部分は、凄い思索を書いているね。
白痴の、あの輝く、第一編を もういっかい読み直してみないと。
(あれは凄いことが。体験に裏付けられた。が散りばめられてるもんねー?) >>475
返歌
(アレクセイは兄ドミートリーを救わんと走る。全力で走る。
たとえ心に暗雲が垂れ込めようとも)
アリョーシャは、先刻ここへはいったときより、さらに激しく打ち砕かれ、
押しひしがれたような気持になって父の家を出た。彼の理性もやはりみじんに砕けて、ちぢに乱れているようであったが、同時に彼は、そのばらばらに
なったものをつなぎ合わせて、今日一日に経験した
あらゆる悩ましい矛盾の中から、一つのだいたいの観念を
組み立てるのが空恐ろしいように思われた。何かほとんど絶望そのものと
境を接しているような、あるものが感じられた。こんなことは、
ついぞこれまでアリョーシャの心には覚えのないことであった。
略
三千ルーブルの問題がきっぱりと決定してしまったから、
兄ドミトリイはもはや自分を不正直者と決めてしまって、
絶望のあまり、どんな堕落の淵へも躊躇なく飛びこむに違いない。
それに、兄は、たったいま突発した事件を、カテリーナ・イワーノヴナに伝えてくれと言いつけている……。 民衆の中には忍耐強い無言の悲しみがある。
それは自己の内部に潜んで、じっと押し黙っている悲しみである。
しかし、また張ち切れてしまった悲しみがある。それはいったん涙と共に流れ出す
と、もう永久に経文でもとなえるような泣き語りの形をとるものである。
それはことに女に多い。しかし、これとてもけっして無言の悲しみより忍びやすいわけではない。
泣き語りは自分の心をさらに毒し、いっそうかきむしることによって、ようやく悲しみを紛らすばかりである。こうした悲しみは慰謝を望まないで、
救いがたい絶望の情を餌食にするものである。泣き語りはただひっきりなしに傷口を突っついていたいという要求にすぎない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第二編「場所柄」の第3「信心深い農婦たち」より(米川訳と中山訳の混在のため注意)
−−−−−
若いとき、この部分に着目したが、いま読んでも、いっそう深く感じるものがある
冒頭の>民衆の中には忍耐強い無言の悲しみがある。
の部分
滑稽に感じる、俺らの生活の中にも、「忍耐強い無言の悲しみ」があるんだな!と
若いとき、自分のこととして読んでなかった。
うまく表現できず、恥ずかしいが、「おれのことだ」と感じたんだ! >>483
すごく同感 ここまで難関な表現はないよね
ただ無関心より憎悪する感情の方が美しい
ってのと何者になる凡庸を嫌悪している凡人
ってところがすごく魅力だった
「ぼくは意地悪どころか、結局、何者にもなれなかった−意地悪にも、お人好しにも、卑劣漢にも、正直者にも、英雄にも、虫けらにも。」 ほんとは非凡人になるか何者かに成りたかった
のに何者にもなれない平凡な運命に必死に嫌悪
してる凡人
普通こうなったら自分を上手く騙して虚栄心と
上手くやってくよね
「地下室」の主人公は偽善と自己欺瞞の中で正
当化する事をとことん嫌悪し地下室に引きこもる
カックイイ人だ とても哀れだけどこうなったら
世間のあらゆるものを憎悪しちゃいそう ストーブ?の前で行ったり来たりしてるアホ
そんだけだろ
深読みのし過ぎ
失格! >>481
> > 「コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない」
この言葉は君に紹介されてからずっと胸に残っている
自分の人生を振り返ったとき、まさにその通りだと。しかもすべての局面において
そう考えていくと、一般的な不幸さえも、幸福なのではないかと。
たとえば前に引用した、
「泣き語り」の農婦さえも、癒されていく過程なのではないかと。それまで知らなかった新しい人生への扉なのではないかと。
> > この後イポリートは「人間には、どんな天才でも
> > 他人に伝えることのできない思想がある」と言って
> > この「最後の信念」にたどり着くのに高価な代償を
> > 払ったと綴る
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ストーブ?の前で行ったり来たりしてるアホ
そんだけだろ
深読みのし過ぎ
失格!
------------------------------------------------------------
おそらく地下室の主人公は「どんな天才でも
他人に伝えることのできない思想がある」
その「最後の信念」にたどり着くまえの、高価な代償を
払っている姿なのではないか? 「ああそれは」と長老が言った、「それは昔の『ラケルわが子らを
思い嘆きて慰むことを得ず。なんとなれば子らは有らざればなり』
とあるのと同じじゃ。
これがお前たち母親にとって、この世のおきてなのじゃ。
ああ慰められぬがよい、慰められることはいらぬ。慰められずに
泣くがよい。ただ、泣くたびごとに怠りなく、おまえの子供は神様の
御使いの一人となって、天国からおまえをを見おろしながら、おまえの
涙を見て喜んで、それをば神様に指さしておるということを、忘れぬように思い出すのじゃぞ。
そなたの母としての大きな嘆きはまだ長く続くけれど、やがてはそれが静かな喜びとなり、その苦い涙も静かな感動の涙と変わって、罪障を払い心を清めるよすがとなるだろう。そなたの子供に回向をして進ぜようが、名まえはなんといったのじゃな?」 長老は聖書を引用して示す。すべての母親のさだめであることを。さらに拡張して、
いっさいの人間の宿命であることを。死も別離も。
子供を喪った悲しみは、それどころか生き別れた悲しみでさえ、どんな言葉をもってしても、母親を慰めることは できない。
そのゆえに信仰が生まれた。
長老には古来から伝わるケースごとの更新の秘訣がある。この場合の指導は
1、「慰められずに泣け」ということと、
2、泣くたびごとに怠りなく「おまえの子供は神様の御使いの一人となって、天国からおまえをを見おろしながら、おまえの涙を見て喜んで、それをば神様に指さしておるということを、忘れぬように」イメージせよと。 決して飾ることなく、ありのまま、繕わず
自分が本に書き込んでる恥ずかしい書き込みを、そのままに ここにノセラレルホドニ ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡
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言葉に会った時にどう実生活に当てはめるか
って難しいよね
>そう考えていくと、一般的な不幸さえも、幸福なのではないかと。
そこまで思たらゾシマ兄の言う地上の楽園がある
のかもしれない、なんて思った
「人生は楽園です。われわれはみんな楽園にいるのです。 ただわれわれがそれを知ろうとしないだけなのです。もしそれを知ろうとする気になりさえすれば、あすにもこの地上が楽園となるのです。」 / ̄ ̄ ̄Y ̄ ̄ \
l l
ヽ,,,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ,,ノ
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(6 \●> <●ノ .|)
! )・・( l
ヽ (三) ノ < オラオラ〜、感想を厨!
, -‐- 、. 二 ノ かかってこいよ!!
┌、. / ヽ ─ 一' \
ヽ.X、- 、 ,ノi ハ
⊂>'">┐ヽノ〃 / ヘ
入 ´// ノ } ,..,.._',.-ァ
/ `ー''"´ ,' c〈〈〈っ<
/ __,,..ノ ,ノヽー'"ノ <<495
あくまで私見なので、全然意見が違う人がいても私は否定する気はない。暖かい目でみてほしいのだが、
イヴァンの陥った思想の袋小路には、「神がいなければいっさいが許される」と書かれていた。
その袋小路は神のいない世界の行き着く先。
ゾシマ兄の得た、「私はこの世界の誰よりももっとも罪深い」という悟りに似た呟きは、
私は神のいる世界の行きつく袋小路に存在する答えなのだと思っている。
神がいるということは、創世記の世界観を元にするならありとあらゆるものが神によってつくられたし、
そこには神の意志が含まれているということで、
めぐりめぐって私たち一人ひとりが生きてここにいるということも、
その人生にもすべて神なるものの意志が含まれているし、そこには何らかの意味がある。
もし神がいないならば人生に意味などないし、したがってどのように生きても構わない。
それが、スメルジャコフがイヴァンから受け取った、あるいは汲み取った、「神がいなければいっさいが許される」の思想だと思う。 __ // //
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l i.l .ッ :. : :; ,ッミ| / / /
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ト、 \| { ヽt-r‐'{//^\ \ /
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| ヽ \ 人 三| | ヽ| |
| \ \ ヽヨ } \ | \\ [?????????21?????????? Ποσ]ειδ? ??5??
??????????22??????????? ?μμεν[? ????] ??????????22??????????νον[τ]α? τ???? [????????18???????? ο?δ]? ?πλα ?[π]ο?[σω ?]- [π? πη
μον?ι ?π’ ο?δ?να τ?ν] ?μμεν?ντ[ω]ν ?ν τ- [ο?? ?ρκοι? ο?τε κατ? γ?ν] ο?τε κατ? [θ]?λασ- [σαν・
ο?δ? π?λιν ο?δ? φρο]?ριον καταλ?ψομ- [αι ο?τε λιμ?να ?π? πολ?]μωι ο?θεν?? τ?ν τ- [?? ε?ρ?
νη? κοινωνο?ντ]ων τ?χνηι ο?δεμι- [?ι ο?τε μηχαν?ι・ ο?δ? τ]?ν βασιλε?αν [τ]?ν Φ- [ιλ?ππ
ου κα? τ?ν ?κγ?ν]ων καταλ?σω ?δ? τ?- [? πολιτε?α? τ?? ο?σα?] παρ’ ?κ?στοι? ?τε τ- [ο?? ?ρκου?
το?? περ? τ]?? ε?ρ?νη? ?μνυον・ [ο?δ? ποι?σω ο?δ?ν ?να]ντ?ον τα?σδε τα?? [σπονδα?? ο?τ’ ?γ? ο?
τ’ ?λ]λωι ?πιτρ?ψω ε?? [δ?ναμιν, ?λλ’ ??ν τι? ποε?ι τι] παρ?σπονδ[ον] πε- [ρ? τ?? συνθ?κα?,
βοηθ?σω] καθ?τι ?ν παραγ- [γ?λλωσιν ο? ?ε? δε?μενοι] κα? πολεμ?σω τ?- [ι τ?ν κοιν?ν ε?
ρ?νην παρ]αβα?νοντι καθ?τι [?ν ?ι συντεταγμ?νον ?μαυ]τ?ι κα? ? ?γε[μ?]- [ν κελε?ηι ?????12
????? κα]ταλε?ψω τε?? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??? [? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Θεσ]σαλ?ν ?Δ [? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?]ν ?ΙΙ [? ? ? ? ? ? ? ? ? ?λ
ειμ]ιωτ?ν ?Ι [? ? ? ? Σαμοθρ?ικων κα?] Θασ?ων ?ΙΙ ? ? ? ? ? ? ? ? ? ων ?ΙΙ? ?μβρακιωτ[?ν] [? ? ? ? ? ? ? ?]π
? Θρ?ικη? κα? [? ? ? ? ? ?] Φωκ?ων ?ΙΙΙ? Λοκρ?ν ?ΙΙΙ [? ? ? ? Ο?τ]α?ων κα? Μαλι?ων κα? [Α?νι?νων ?ΙΙΙ
? ? κα? ?γ]ρα?ων κα? Δολ?πων ??? [? ? ? ? ? ? ? Πε]ρραιβ?ν ?ΙΙ [? ? ? ? ? ? Ζακ?νθο]υ κα? Κεφαλην?α? ?ΙΙΙ >>497
同感、そしてスメルジャイコフに伝えたイワンの
思想はその通りだと思う
「神がいなければすべて許される」はその通り
だけどイワンは無神論者ではなかったと思う
非ユークリッド的調和を受け入れることを拒否
して、暴虐や不幸に神が介入しないことを認め
られず、その上で建てられいずれくる楽園の入
上料は高すぎると
ならば神にその入場券は返却すると
神の創った世界はとても理性で干渉できる次元
ではないのでそのまま認める、けどその世界は
認めない、ってことだと思う
そこを踏まえて、
>イヴァンの陥った思想の袋小路には、「神がいなければいっさいが許される」と書かれていた。
その袋小路は神のいない世界の行き着く先。<
なんだけど、神を受け入れる一歩前にいる状態で
あって無神論の世界ではないと思ったんだ
そう考えるとイワンほどこの世に哀れみで見て
いる登場人物はいないのではないか、と思う
てのはどうだろう? >イヴァンの陥った思想の袋小路には、「神がいなければいっさいが許される」と書かれていた。
その袋小路は神のいない世界の行き着く先。
ゾシマ兄の得た、「私はこの世界の誰よりももっとも罪深い」という悟りに似た呟きは、私は神のいる世界の行きつく袋小路に存在する答えなのだと思っている。
この二つの「謎めいた言葉」が照応していた?とは、今までまったく気がつかなかった。卓見であり、ドストに訊ねても「そうだ、その通りだ」と答えることはまちがいない そういう意味ではドストは忠実に書いてると言える
キリスト教の基本は、まず「人間は産まれながらに
罪(原罪)が誰もある」としている
そして「イエスキリストによってすべてが贖われた」
全部ここから始まる
>ゾシマ兄の得た、「私はこの世界の誰よりももっとも罪深い」という悟りに似た呟きは、私は神のいる世界の行きつく袋小路に存在する答えなのだと思っている。< これで聖書と符合している
で、イワンは人類のキリスト教への疑問の代理者 神がいなければ一切は許されるの意味がわからん
ひとは善悪の判断で裁いたり裁かれるわけじゃないし 「それと同じことを言うて、ニキートカもわたくしを慰めてくれました。
おまえ様の申されたとそっくりそのままでござります。
『おまえは馬鹿なやつじゃ、何を泣くことがあるか、
うちの子も今ごろはきっと神様のそばで、天使たちといっしょに賛美歌を
うたっておるに相違ない』とつれあいは申しまするが、そのくせ、
自分でも泣いておるのでござります。見ると、やっぱりわたくしと同じように、
泣いておるのでござります。
わたくしはそう申しました。『ニキートカ、それはわしも知っている、
あの子は神様のそばでなくて、ほかのところにおるはずがない。
けれど、今ここに、わしらのそばにいっしょにおらん、前のように
ここに坐っておらんではないか!』と、そういうてやりました。
わたくしはほんの一ぺんきりでも、あれが見とうござります。
ほんのいっぺん、あれが見たいのでござります。そばへ寄ったり声を
掛けたりできなくてもかまいませぬ。あれが以前のように、
戸外で遊んでいるところや、こちらへやって来て、あの可愛らしい声で、
『母ちゃん、どこ?』と呼ぶところを、どこかの隅に隠れておって、
ほんのちらりとでも、見たり聞いたりしとうございます。 あの小さい足で部屋の中を歩くのが聞きとうございます。
あの小さい足でことことと歩くのが、たったいっぺん。以前よくわたくしのところへ走って来て、大きな声ではしゃいだり笑うたりしましたが、わたくしはたった一度あれの足音が聞きたい、どうしても聞きたいのでござります。
けれどもお聖人さま、もうあれはおりませぬ、あれの声を聞くときはもうござりませぬ! これここにあれの帯がござりますが、あれはもうおりませぬ。もうあれを見ることはできませぬ。あれの声を聞くことは……」
彼女はふところから小さな組紐の、わが子の帯を取り出したが、それを一目見ると、両手で顔をおおって、身を震わせながら泣きくずれた。そして不意にほとばしり出た涙は指のあいだを伝って流れるのであった。
−−−−−−−−−−−−−−
おれは、後年22くらいのころか、これとまったく同じ言葉を実際に聞いた
祖母の葬式で田舎へ行ったとき、叔父夫婦が、生まれたばかりの自分の赤ちゃんを、車を発進させる時に気づかずに轢き殺してしまったというのだ
若いお嫁さんの目からは止めどもなく涙が流れていた
−−−−−−−−−−−−−
そしてさらに時が流れ、自分が子を持ち、後悔しなければならないことばかりが起きた
そして今も、強い自責の念に責め苛まれつつも、「未来へ向けて、何としても責任を果たすのだ」と身震いする思いだ
カラマーゾフは、ロシヤ正教を中心とした宗教的空気感の中に展開するが、そこに書かれている言葉と内容は人類普遍であり、特定の宗教に依存していないと思う >>507
> 神がいなければ一切は許されるの意味がわからん
> ひとは善悪の判断で裁いたり裁かれるわけじゃないし
俺たち日本人に、キリスト教的世界観が、理解しがたいのは当然だ
一見して、一神教の神やキリストの贖罪、また聖書の逸話なども、幼稚でバカらしくも見える
しかし、カラマやドスト作品を読めばわかることだが、そこに描かれているのは、特定の宗派に依存しない、
人間への深い洞察と、素晴らしい思想ではないか? それらが芸術的表現で、二度と忘れられない形で、俺たちの脳みそに叩き込まれるのではないか?
少しずれるが、前に「別離」というイラン映画を見た。イスラム教は俺と無縁だが、
クライマックスで描かれる「信仰のテーマ」は、他宗の俺にも、痛切な感動を与えた。
そういった意味で、カラマーゾフは「最高度の宗教性」が書かれている
青少年に最適の作品であるカラマが、最高に宗教的であることは、まさに青少年にこそ「信仰が必要である」ことを示唆するのではないか >>507
おおよそ人類はどの宗教に問わず善悪は神を基準
に定めれれている。これがすべての偉人が言って
きたこと、っていう歴史的背景があるんだ
例えば殺人ですら原始人のあいだでは普通に起こ
るし起きってきた
人間をただのタンパク質とすると殺そうと生かそ
うと同じことになる
そこで人類の初めに神を持って初めて善悪がある
キリスト教では「汝、殺すことなかれ」
で、イワンが言ってるのは、神がいっそうされた
ならば、神の概念は自分の立っている所にある。
つまりそれを知ってる人間は何をしてもOK
(法で裁かれる犯罪の意味でなく罪、贖罪がない)
ってこと
「神がいなければすべて許される」の背景
って解釈なんだけど、感覚で捉えるしかないし、
まずキリスト教は「人間は原罪がある」というと
ころから始めないと理解難しいよ >>509
>カラマーゾフは、ロシヤ正教を中心とした宗教的空気感の中に展開するが、そこに書かれている言葉と内容は人類普遍であり、特定の宗教に依存していないと思う< ←どこらへんでそう思た?
ドストが世界共同体でのキリスト教を目指してたと言われている,これに関わるかな そもそも宗教というもの自体
道に入って道に従うものだから
人類普遍的であるし
それ自体が救済であり
中身はあまり関係しないと思うけど >>511
善悪の判断をなくしたところで許されるわけじゃないと思う
その、許されるってのが、判断のプロセスに留まるなら
許されることに意味がないんじゃない?ってこと
大事なのは、やってしまったあとで、殺すか殺されるかのところで、許されなきゃいけないでしょ
そんなことはありえない
ちなみに俺は、カトリック生まれです >>514
その通りだし、それは誤解だよ
どうだったか正確には思い出せないけど、この
「神がいなけれすべて許される」の文章にはつ
づきがあって、神がいなければ善をする必要が
ないし、そもそもその許す許されるの「枠組み」
すらなくなる‥って続きがある
そこだけ名言で抜き取られてるから、ちょっと
ただ善悪がなくなるっていうのは、
神がいる世界では神の意思が最上
神がいない世界では自己の意思が最上
これは自由意思の問題なんだ 神の不在の世界で
は自由意思がすべて、何でもしていい、って感じ
「見つからなければ何でもいいってっていう道徳
すらない世界」要は政治家とか今の日本人って
思ったよ [?????????21?????????? Ποσ]ειδ? ??5??
??????????22??????????? ?μμεν[? ????] ??????????22??????????νον[τ]α? τ???? [????????18???????? ο?δ]? ?πλα ?[π]ο?[σω ?]- [π? πη
μον?ι ?π’ ο?δ?να τ?ν] ?μμεν?ντ[ω]ν ?ν τ- [ο?? ?ρκοι? ο?τε κατ? γ?ν] ο?τε κατ? [θ]?λασ- [σαν・
ο?δ? π?λιν ο?δ? φρο]?ριον καταλ?ψομ- [αι ο?τε λιμ?να ?π? πολ?]μωι ο?θεν?? τ?ν τ- [?? ε?ρ?
νη? κοινωνο?ντ]ων τ?χνηι ο?δεμι- [?ι ο?τε μηχαν?ι・ ο?δ? τ]?ν βασιλε?αν [τ]?ν Φ- [ιλ?ππ
ου κα? τ?ν ?κγ?ν]ων καταλ?σω ?δ? τ?- [? πολιτε?α? τ?? ο?σα?] παρ’ ?κ?στοι? ?τε τ- [ο?? ?ρκου?
το?? περ? τ]?? ε?ρ?νη? ?μνυον・ [ο?δ? ποι?σω ο?δ?ν ?να]ντ?ον τα?σδε τα?? [σπονδα?? ο?τ’ ?γ? ο?
τ’ ?λ]λωι ?πιτρ?ψω ε?? [δ?ναμιν, ?λλ’ ??ν τι? ποε?ι τι] παρ?σπονδ[ον] πε- [ρ? τ?? συνθ?κα?,
βοηθ?σω] καθ?τι ?ν παραγ- [γ?λλωσιν ο? ?ε? δε?μενοι] κα? πολεμ?σω τ?- [ι τ?ν κοιν?ν ε?
ρ?νην παρ]αβα?νοντι καθ?τι [?ν ?ι συντεταγμ?νον ?μαυ]τ?ι κα? ? ?γε[μ?]- [ν κελε?ηι ?????12
????? κα]ταλε?ψω τε?? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??? [? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? Θεσ]σαλ?ν ?Δ [? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?]ν ?ΙΙ [? ? ? ? ? ? ? ? ? ?λ
ειμ]ιωτ?ν ?Ι [? ? ? ? Σαμοθρ?ικων κα?] Θασ?ων ?ΙΙ ? ? ? ? ? ? ? ? ? ων ?ΙΙ? ?μβρακιωτ[?ν] [? ? ? ? ? ? ? ?]π
? Θρ?ικη? κα? [? ? ? ? ? ?] Φωκ?ων ?ΙΙΙ? Λοκρ?ν ?ΙΙΙ [? ? ? ? Ο?τ]α?ων κα? Μαλι?ων κα? [Α?νι?νων ?ΙΙΙ
? ? κα? ?γ]ρα?ων κα? Δολ?πων ??? [? ? ? ? ? ? ? Πε]ρραιβ?ν ?ΙΙ [? ? ? ? ? ? Ζακ?νθο]υ κα? Κεφαλην?α? ?ΙΙΙ __ // //
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/ ::ミ、 __/-――‐
/ / ⌒ :. ::; ::ミ|  ̄7 ̄ ̄/ /
l i.l .ッ :. : :; ,ッミ| / / /
: |l、ミ _ ,,,::,, :: ,;,;xxツ| / /_/
| r^ヽr'´ ""'''''" ,,ッ }
l_ '''""''ヽ_,, ,,ノ__;:| /7
/, 、Y ー・=-、}.| ''ft'o_'Ij.| //
{ | f} ミ  ̄´ノ '"l`ー'" | //
ヘ`-| ミ r l :h } //
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/^ヽl ;. l_ j } / 〃  ̄
/{ 、 ;, | r‐=ニ二ア/〃\ 〃 ―
ト、 \| { ヽt-r‐'{//^\ \ /
| | \ 二二イ゙\ \ } /'/'
| | ` 、__ノ^\ミ | `| /'
| ヽ \ 人 三| | ヽ| |
| \ \ ヽヨ } \ | \\ >>514
連投すまんし、色々言ったけど結局簡単で、
現在の先進国はみんなそうなのかもしれない
「法を超えなければいいでしょ?」っていう
違法ではないが不適切なんて言った知事も居
たけどw そんな大げさじゃなくここの荒らし
とかもそうでw
悪いからやらない良いからやるじゃなくて、
まったく善悪がなくなる 神をしょんじないならば >>504
イヴァンの思想はたしかに無神論ではないですね。
アリョーシャがイヴァンに指摘したように、
大審問官はある意味ではキリストの賛美というところに留まっているのではないかと。
小説的にもイヴァンの思想を遂行したのがスメルジャコフなのだから、
イヴァンという人とその思想というのは一筋縄で語れることではないでしょうね。
思想を遂行したラスコーリニコフ、遂行にスメルジャコフを要したイヴァンという筋でなにか書こうとしてみたが、
1時間使っても手短にまとめらないのでこんなところでw >>521
短くまとめるのはとても難しいね
自分の場合は、まとめっていうより分かってる体で
言いたい事言っちゃう
あくまでドストスレだから勝手に理解度あると思ってる おそらく理解してる人がここにはたくさんいると思うよ
>思想を遂行したラスコーリニコフ、遂行にスメルジャコフを要したイヴァンという筋でなにか書こうとしてみたが<
これをもし勝手にに拝借して言うと「未然の故意」
を連想した
確か悪霊でスタヴローギンがある少女の自殺を見殺
しにする場面がある これはまさにイワンのスメルジ
ャイコフの殺人を知りながら止めなかったのと一致
罪と罰でもスヴィドリガイロフが同じような少女の
自殺の話があったよね? <<522
まあ、こういう場所柄、手短にまとめなければいけない。
それについては色々思うところはありますが、自分の事情でいうと、ある程度自分の考えが固まっていないと、
文章を短くするときに何を切るかという判断もしづらいですね。
内容的には同じことを言っているもの同士がなぜか争うという状況にはしたくないので、
自分の意見として出すときはできるかぎり分かりやすく書いてます。
それぞれの理解の仕方があるから、なかなかね。
未必の故意というやつでしょうか(火サスでみた)
イヴァンがスメルジャコフの犯行にたいしてどこまで意識的だったのか、
父殺しにおいてイヴァンのどの部分に明白な罪(法的にも信仰的にも)があるのか、
その判断材料はスメルジャコフとイヴァンとの後編の会話にしかないけれど、
イヴァンの場合は未必の故意さえはっきりと読み手に確信できるように書かれていないんですよね。 >>523
そう未必の故意、携帯だけど多分ど忘れと
ただの勘違い お恥ずかしいw >>524
争う状況を避けるまで配慮してるとは
オレはここに書くのは欲望みたいなもんで、
自分の意見を文章にすると自分で認識して
いたものがまた違う認識に変わる事があるんだ
まったく主観で説明になっていないけど
そして是非関係なく反応があればまた良しとする
白痴を読んでるって言った物だけど、GW(今日まで)
で終わらなかった 今4編だけど白痴ではイポリート
に相変わらず魅せられる
カラマーゾフはイワンで悪霊はキリーロフがそう
「人より余計に苦しむことのできた人は、当然、人より余計に苦しむ値打ちのある人なんですよ」
ムイシュキンみたいに誰かにこんな感じで慰めを言えるようになりたい ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡
l i''" i彡
.| 」 ⌒' '⌒ |
,r-/ -・=-, 、-・=- |
l ノ( 、_, )ヽ |
ー' ノ、__!!_,. │
|. ヽニニソ l
/⌒ ヽ /
,.. - - 、、 _/ , `ヽ一 '
,ィ´ ` ー< __/ ,. ヽ'
. / , '´ `ヽ ノ , } . .
. . ,' ! ヽ ,′ / . .. : . .
. . . l * ヽ. ,./ /: . . : . .
:. ,.-| /:l:ヽ .l _._/ / . . .: .
. . /ス,、/l (;;;)(;;;) |. ./ / /. :
. :. ヽ{」_ケ! 人 lノ . . / /: . ..
. . . : `j / ゙、 !. . . ./ /: . :. .
. . : . ,. へ、 /. . `、 l : ./ / . :. : .
.: ./ / . : . ヽ l ;ノ /. :. . .:
/ / . : : . . . 丶 lrん<. ノ: . .: .
,. '´.: .: . : . :./ ー- ハ」_{ l^ン′. : .
,. '´ . : . :. . : .: , ' / . . `^´. . :.
,. '´ .: . :. : . .: . :. :. / /: .: . :. : . :. . .: 夏が来て僕等 アイスクリーム食べて笑った
木に登り僕等 何回目の夏か数えた
うばわれた声に耳を澄まし
自転車で知らない街まで
終わりなき午後の冒険者は
夏に疲れるなんてそれは
とても罪なこと
夏が来て僕等 高校野球なんて見ないで
夏草にのびた 給水塔の影を見ていた
裸足ならもっとよかったけど
宿題は机でまってる
誰かがピアノを弾いているよ
みんな誰もが秘密をもつ
汗ばんだ季節だ
八時半広場に集まろう
花火ならたくさん持ってる
スリルあるやつやきれいなやつ
今夜部屋から抜け出してさ
森を見に行こう
夏が来て僕等 成長のドアを足であけた 罪と罰で疑問に思った事があるので書いてみる
罪と罰では自由に耐えられるのか、人間はどこ
までも自由でその思想の為に人を殺していいほ
ど自由なのか、が書かれている
ラスコーリニコフは歴史的にナポレオンのよう
に何をしても英雄になるこの世の道理を最後ま
で疑わなかった 一方でキリスト教的博愛主義の
存在も認識し、その2つの認識の誤差に葛藤して
ソーニャの為に自首する
スヴィドリガイロフは何の闘争もなく、なんの
善悪も持たずに自己の欲求の為に殺人も簡単に
踏み越えて自責の念もいささか感じなかった
なぜ自殺を選んだのか?
女にフラれるくらい彼にとって何だと言うのか?
キリーロフが幸福や理性を否定して我意こそす
べて、神がいなければ自分が神、とその証明の
為に死をもってなすのは分かるけど、
スヴィドリガイロフのアメリカ行きは何を意味してるんだろう?なぜ自殺で殺人ではないんだろうか? 19世紀の小説読んでみるといいかもね
ゲーテはなぜ主人公をアメリカに行かせようとしたのでしょうか?
自殺とは戦争である、とある作家が書き付けたとき、自殺の対義語は書くことであり、同義語は革命だった
革命が起こるとその暴虐に保守反動が起こり、ロマン主義は保守に走る、神秘主義は革命へ、キリスト教徒は保守へ走る
ドストエフスキーの時代は革命(暗殺)が挫折して専制の時代、次の革命の前の時代に当たる
イギリスではジャコバイトの時代、アメリカでは南北戦争の前の時代、フランスでは1830年の直前、ドイツではメッテルニヒ体制
ここにはドストエフスキーを解読する鍵がたくさん残されている
崩れつつある秩序に立ち向かおうとしたときに導入される別の父親、マリアを含む異教、検閲かではまわりくどく、寓意を手段として取らざるを得ない 中途半端に送信してしまったが、たとえば、自分の犯した罪の記憶をどうするか悩む男
罪の記憶を圧制の中で保ち続けるか、それとも死ぬことで記憶の罪を忘却するか
ハムレットにとっても死ぬことは武器をとって戦乱の海にこぎ出でることで、生きることは生きながらえて「眠らずに」苦しむことだった
同じモチーフは繰り返し19世紀という時代に、色々な国で現れている >>532
>自分の犯した罪の記憶をどうするか悩む男
> 罪の記憶を圧制の中で保ち続けるか、それとも死ぬことで記憶の罪を忘却するか
> ハムレットにとっても死ぬことは武器をとって戦乱の海にこぎ出でることで、生きることは生きながらえて「眠らずに」苦しむことだった
ハムレットはどんな罪を犯したのか? 生きながらえて「眠らずに」苦しむ程の?
> 同じモチーフは繰り返し19世紀という時代に、色々な国で現れている
そうだね。ドストにも、他の芸術分野にも、多大な影響を与えているようだね >>531
お前は世界史にも詳しいんだな。どんどん書いてくれ! おれは今書けなくなっている、復旧してきたら、テキトーな内容で、あまりかんがえずにかくから、ぜったいきびしく突っ込むなよww!?
たのんだぜ、エブリワン ふと思ったのは、ここの3人乃至4人の同志諸君は、ドスト作品を愛好する点においては同じだが、「哲学的側面」への関心が強くないか こんな売れない作品になんの意味がある!
馬鹿者が!
作品は売れてナンボじゃ!
そうだろ!無冠の帝王、山田悠介!
リアル鬼ごっこ?
糞が!
しかし小中高を取り込みいまや億万長者!
文壇からは完全無視!
しかし、億万長者!
作品は金だ!
よって、山田悠介の勝ち! そんなに悩むな若い友!
昔からじゃねーか
80年代に俵万智が驚異的に売れた
同時代に天才詩人◯◯が存在していた、平易な言葉で日常の何気ない場面を美しく切り取って見せた >>529
『罪と罰』のプロットからの考察
ラスコーニニコフのラストは作中ポリフィーリーによって予告されている。
すなわち、「自白するのか?それともズドンとやるのか!」
『罪と罰』って6編+エピソードでエピソードはおまけと思えば(言いたいこと沢山あるけどなw)全6編の構成。
で、最後の章に書かれているのは、前半がスヴィドリガイロフで後半がラスコーリニコフじゃん?(副題つけるなら「自殺と自白」とかかな?)
ここでポリフィーリーの予告した二つのラストが示されてる、とも思える。
スヴィドリガイロフってのは、自白したラスコーリニコフじゃなく、ズドンとやったラスコーリニコフで、
じゃ二人を分けたのはなんかていうとドーニャとソーニャじゃん?
ラスコーリニコフ:ソーニャ(キリスト教、と言うより古い思想と言ってみる)
スヴィドリガイロフ:ドーニャ(社会主義、と言うより新しい思想と言ってみる) 「最後の一人になるまで殺し合って、1人になったら自殺ですよ」(ドスト談)
他人のこと否定(否定主義、ニヒリズム)していくと最後に残るのは自分で、
それさえ否定していく(厭世的、シニシズム)ってのは道筋としてはわかる。
それは、シェストフ(『悲劇の哲学』)なんかに言わせると「ニーチェを経て、キルケゴールへ向かう!」
ってのは論理としてはまぁわかる。(でもやっぱ正しいとは思えないけどなw)
つまり、キルケゴール的に言うと、スヴィドリガイロフの自殺ってのは必然、って思った。
古い思想(ソーニャ)だとラスコーリニコフみたいな人間でも受け入れるけど、
新しい思想(ドーニャ)ではラスコーリニコフ的な人間は受け入れられない、ってことだと思う。
と、プロットから言ってみる。 >>532
自分の親を殺したやつに復習したところで
そんなに悩むことないと思うけどね >>531
歴史と当時の背景ね まさにドストの生命か革命
かだね 神秘主義とは革命でありよって自殺する
歴史は詳しくないけど頭の情報と別の情報がつ
ながった
ゲーテ、ファウストは読んだけど、おおまかな
あらすじと時よとまれ!おまえは美しい!し
か覚えてないよ アメリカ行きあったっけ?
この時代は魂に関する作家がとても多い気がする
ドストも永遠の不滅の魂か、人生で終わる生命か
をいつも見据えていたように感じた
>ハムレットにとっても死ぬことは武器をとって戦乱の海にこぎ出でることで、生きることは生きながらえて「眠らずに」苦しむことだった<
いい表現だし、言葉が美しい >>540
個人的には、本質は違えど、表面的に社会主義と
キリスト教はとてもにていると思う
前にも書いたが、天上を引きずり下ろすかそこに
自分で辿り着くかの違い
古い思想(ソーニャ)と新しい思想(ドーニャ)ね
分かりやすい
>「最後の一人になるまで殺し合って、1人になったら自殺ですよ」(ドスト談)<
カラマーゾフの兄弟?で立ち止まった文章だ
実は自分もキルケゴールは大好きで死に至る病が
すごく難関だったけど読んだなあ そこから思考、
絶望というものをスヴィドリガイロフは背負って
いたのかもしれない 彼は分類では自分自身であろ
うとする絶望になると思った
神や他人の救済を払って自分自身の意思をすべて
においた(正確にはドーニャに最後頼ったけど)
>つまり、キルケゴール的に言うと、スヴィドリガイロフの自殺ってのは必然、って思った。<
なるほど、しっくりくる >>537
そういう側面で文学を見るのが好きなんだ
ドストはとくに思想的で考察が楽しいよ キルケゴールはいった、キリストの真理を受け
入れるより自己の関係の関係性に関するあらゆ
る絶望から逃れる方法はない
絶望を意識するか意識しないかは関係ない絶望
てのを今思い出した
スヴィドリガイロフの死もさらにスタヴローギン
やキリーロフについても説明がつく
それにしてもドストってキルケゴールも読んだ
のかな そうならなんか面白いw
何を感じるんだろう ドストエフスキー(1821年11月11日 - 1881年2月9日)
キルケゴール(1813年5月5日 - 1855年11月11日)
同時代人だけど、双方とも読んでいないと思う。
キルケゴールはデンマーク語だけだしデンマークでしか知られていなかった。(訳は20世紀になってからドイツ語が最初)
たぶんお互い読んでいないと思う。(でも読んだとしたら?って考えるの面白いねw
ニーチェも読めるわけないんだけど(加賀乙彦は読んだってウソこいたねw)
もし読んだら怒ったって気がするw >>547
年表だと同時代か どうも
天才と言われた思想家が一方は文学で一方は哲学
で同じ傾向に辿り着くか
つくづく思うのは人間が時代や言語や習慣に関係
なく思う事は文明人も原始人も同じなのかもしれ
ない 自分の存在と神について
すべての疑問はそこから来てるのかもしれない
とても多くの天才が、それこそアイシュタインの
ような科学者まで神を肯定する
絶対に証明出来ないように造られ、絶対に観測で
きないのに、どうやって信仰に辿り着くんだろう
こればっかりは答えはでないけどw 「歴史がある」安倍-電通-在日-朝鮮-麻薬-統一協会-CIAの売国つながり
電通に勤めていた安倍昭恵は、電通の上司に安倍晋三を紹介された
電通は、安倍昭恵が好きな韓流ブームを作り、在日芸能人を使っている
安倍昭恵が大麻、大麻と言ってるのは、晋三の祖父の岸信介は満州開発高官だったが
関東軍とつながりアヘンで大儲けした電通の里見甫に支援されていた因縁からだろう
戦前満州の電通で、諜報やプロパガンダをしていた里見甫が
アヘン密売を行う里見機関を設立
里見甫が調停した済南事件では、麻薬売人や売春業の朝鮮人が、中国人に虐殺された
戦後、A級戦犯岸信介とともに電通も寝返り、電通がCIAの下請け組織になる
統一協会の最初の日本拠点は岸信介の自宅の隣で、
祖父の岸、安倍晋太郎、安倍晋三と三代に渡って統一協会につながる
統一協会は、北朝鮮に自動車メーカ「平和自動車」設立など、北朝鮮と裏でつながる
現在CIAの下で統一協会が世界で麻薬密売をしている
北朝鮮では覚醒剤製造を行い、在日暴力団が日本で覚醒剤の売人をしている
【大麻】安倍昭恵夫人とともに大麻を栽培する青年、大麻取締法で逮捕 共同正犯の適用へ
http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1488261636/
満州でやったように、次は日本人を大麻漬けにして金儲けようとしているのか
http://okmusic.jp/musichubz/artists/54285/videos/KNCChsXigtE
http://blogs.yahoo.co.jp/ooophiooo/39822127.html
コーラにコカイン、キャラメルに覚醒剤、菓子工場で何作ってる?→ http://ona.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_1d6/ona/ko_3-c8a2f.jpg >>540
> ラスコーニニコフのラストは作中ポリフィーリーによって予告されている。
> すなわち、「自白するのか?それともズドンとやるのか!」
> で、最後の章に書かれているのは、前半がスヴィドリガイロフで後半がラスコーリニコフじゃん?(副題つけるなら「自殺と自白」とかかな?)
> ここでポリフィーリーの予告した二つのラストが示されてる、とも思える。
> スヴィドリガイロフってのは、自白したラスコーリニコフじゃなく、ズドンとやったラスコーリニコフで、
−−−−−−−−−−−−−−−
ここまでは納得、しかし以下の部分が、ストンと この胸に落ちてこない
> じゃ二人を分けたのはなんかていうとドーニャとソーニャじゃん?
> ラスコーリニコフ:ソーニャ(キリスト教、と言うより古い思想と言ってみる)
> スヴィドリガイロフ:ドーニャ(社会主義、と言うより新しい思想と言ってみる)
ソーニャ(キリスト教、と言うより古い思想と言ってみる)
ドーニャ(社会主義、と言うより新しい思想と言ってみる)
「罪と罰」本文に、まったく参照していないから、ぼんやりした記憶だが、どちらの女も、そんな定型的な抽象的な存在だったか? >>542
> 自分の親を殺したやつに復習したところで
> そんなに悩むことないと思うけどね
ハムレットの苦悩というのは、叔父王を殺害したことなのか? >>543
> ゲーテ、ファウストは読んだけど、おおまかな
> あらすじと時よとまれ!おまえは美しい!し
> か覚えてないよ
ファウストは、16歳で最初に手に取った世界文学だったと記憶する。(神曲のほうが早かったかも、第三番目がカラマなのは、まちがいない)
いまでも、ある意味、ドスト以上に高級な文学と勝手にイメージしてる。第一部までしか読了できてないが。
> この時代は魂に関する作家がとても多い気がする
> ドストも永遠の不滅の魂か、人生で終わる生命か
> をいつも見据えていたように感じた
ほんとうにその通りだねぇ! こんな短い言葉で!よくも的確に表現したね!!
「永遠の不滅の魂か、人生で終わる生命か」
> >ハムレットにとっても死ぬことは武器をとって戦乱の海にこぎ出でることで、生きることは生きながらえて「眠らずに」苦しむことだった<
> いい表現だし、言葉が美しい
俺もそう思った。ハムレットの文中にあるのかね? この表現は。 結局、
食うことと正義に関する自己批判について
感心ぶる必要はなくて
ただ、自分のコンプレックスに対して正直なるだけでいいんだけどね >>514
>ちなみに俺は、カトリック生まれです
キリスト教について詳しくないから聞きたいん
だけど、カトリックって魂の不滅を認めてるの?
キリスト教でも中には死後に復活まで無の状態
と考える宗派はあるみたいだね
ドストはロシア正教とイエズス会のは何をよくするけど >>554
>キリスト教について詳しくないから聞きたいん
>だけど、カトリックって魂の不滅を認めてるの?
たぶん、魂が不滅だから肉体が復活するっていう前提があるんでは
>キリスト教でも中には死後に復活まで無の状態
>と考える宗派はあるみたいだね
知らないですが
調べたら、エホバがなんかそう言ってるらしいね
どっちも同じだとと思うけど
正教とカトリックもたぶんトップが違うだけだと思うけど
適当ですみません
誤差は気にしない性格なんで
要は、生きたいのか死にたいのかだけみたいな >>555
ドストはキリスト教が嫌いなんだとばかり思ってたが 前にもちょっと書いたが、そして偉そうにいってすまないが
ドストを哲学的に捉えようとすると、違う側面へ落ちるというか、本質をとらまえないような気がするんだ
たとえばカトリックか正教か?という相対的にどちらがより正しいか?というのはドスト自身も論及してたが、しかしそんなことではないとおもうんだ
キルケゴールやニーチェと、ドストはまったく次元が異なると、勝手におれは思っている、格段に重大な存在は後者と考える
むしろシェークスピアやダンテ、ゲーテ、トルストイと比較すべきと。
近代の哲学者が考えた抽象論と、古代からの信仰では、その重みはまったく違う。
ドストの登場人物たちも、抽象的な、将棋のコマのような存在には見えない
もうそうなら、俺たちはカラマや罪と罰や白痴を、こんなに愛好するだろうか?
そこに描かれている思考、信仰の姿、具体的振る舞い、いろいろのエピソード、それらは悉く、 頭で作り出された思考実験のようなものではなく
作者の体験と実際の見聞が書かれていると信ずる。だからこそおれらの心を動かすと
−−−−−−−
論理が破綻していてすまん、論理的文章書くのは不得意なんだ >>557
> ドストはキリスト教が嫌いなんだとばかり思ってたが
「キリスト教が嫌い」どころか信仰に賭けていたとおもいます、それがすべてのテーマの行き着く先だと >>555
> カトリックはドストの敵だな
これについてカラマに論及されていたが、かれはなんていっていたのか? >>553
> 結局、
> 食うことと正義に関する自己批判について
> 感心ぶる必要はなくて
> ただ、自分のコンプレックスに対して正直なるだけでいいんだけどね
すまん。何か重要なことを言っている気がするが、ちょっと文意が取れない、もう少し補足してくれ ロマン主義の主人公ハムレットというのは手垢のついた、つまらないイメージとされがちだけれども、そうではない
19世紀には世界の関節が外れてしまった(これはハムレットにある言葉)と同じく、「絶望の時代」とされていることをどれだけ重く見るか
小説が成立したのは後に「絶望」と称される「時代精神」に取り付かれた人々が、もはや政治参加やアジテーションで世界を変えることもできない時代
ハムレットの「生きるべきか死ぬべきか」はこう続く
どちらが精神にとって高貴であるだろうか
to suffer slings and arrows of outrageous fortune, or to take arms against sea of troubles, and by opposing and end them.
to die: to sleep
シェイクスピアはドイツ人こそ理解できる、と言われた一時代がありました
ゲーテは「ウィルヘルム・マイスター」のことです
そして犯した罪に煩悶するハムレット的人物はそれぞれが面白い
もはやそれは原罪ではない、知識人の罪、合理主義による自然・人間搾取の罪がキリスト教的原罪の「かわりに」出現してくる
形而上学的ハムレットと絶望の時代のハムレットは、20世紀前半のハムレット像と19世紀前半のハムレット像を区別して読解する
直接的な影響関係の有無という瑣末な観点ではなく、類似する状況、時代背景、思考を支配する「力の場」において比較すること
「キルケゴール」の絶望はどのような世界背景をもとにしたものか、「あれかこれか」という言葉は19世紀小説で繰り返される
キルケゴールが、オーストリア作家ネストロイに触れていることなど同じ問題圏に生きているからこそキルケゴールを19世紀小説の読解に使いうる
ハムレットにおいても「oder entweder」であり、これもまたロマン派においても頻出する
「力の場」はアドルノの言葉から。「絶望の時代」もアドルノ。
ハムレットは「関節をはずしてしまい、正すべきでありながら王位はいずれ手に入ること、関節の外れた世界で王位を継ぐことと関節を正すこと」
The time is out of joint. O Cursed fate, I was born to set it right!
罪業をうちに秘めてもいるのだけれど、「罪を犯した記憶」で生きるべきか死ぬべきかを苦悩する主人公は別の19世紀小説の主人公
基本的に暗記している台詞の引用なので細かく正確ではない >>559
信仰に賭ける、という言葉には
信仰が真実ではないことがわかっているという
ギミックがあると思うよ
競馬に賭けるのと同じで >>558
なるほど、確かに信仰をそのまま表現した文学者
と哲学者の抽象論では重みが違うか
比較すべき対象はシェークスピアやトルストイ等
論理的であろうとしたのが正しいベクトルだった
かはおそらく違うんだろう
罪と罰、カラマーゾフの兄弟等で受ける感動につ
いてニーチェやキルケゴールから受ける知的満足
はまったく別のものだね
実はシェークスピアとゲーテについてはそこまで
詳しくなくてね、ついつい好きなキルケゴール等
で比べてしまった
トルストイならある程度読んだから、またいずれ
違う視点で比較してみてここに書くよ >>562
背景と物語論そして知識量が凄いね
ここまでは文字の表現を客観視できそうにないよ
主観と共感や便乗が混ざってしまう
ハムレットの有名なTo be, or not to be((復讐を)
するべきかせざるべきか)みたいにとても人間的な
そして悲劇的な話が多い
シェークスピアは人間に焦点をあててその特に負
の感情について表現が目立つ
勝手に言えば日本人に向いているんだろう
日本は昔から神を想像する時に人間の延長線上で
神を作ってきた
人間とは次元にの違ういわゆるキリスト教的な神
を想像する欧米等とは違うもの
これはシェークスピアを否定してるわけではないよ
だからこそなぜドストエフスキーに惹かれたかの自
分の答え、個人的なそして勝手な自己分析でもある
>もはやそれは原罪ではない、知識人の罪、合理主義による自然・人間搾取の罪がキリスト教的原罪の「かわりに」出現してくる
これの「かわり」を元に戻したドストがシェークスピアと比較した場合、一番の理由になる 俺は、ニーチェとドストエフスキーに加えて、トルストイも同列にできると思う
トルストイの強引な自己犠牲は、破滅しかもたらさないと思うしね 横からすみません。
ファウスト、神曲、ハムレットもそうで、ここで挙げられた傑作がどれもヨブ記を参考にしたものばかりでほくそえんでしまった。
ちょうど岩波ででてる内村鑑三のヨブ記講演というのを読んでいたもので。
勿論、カラマーゾフもそうですね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています