罪と罰で疑問に思った事があるので書いてみる
罪と罰では自由に耐えられるのか、人間はどこ
までも自由でその思想の為に人を殺していいほ
ど自由なのか、が書かれている
ラスコーリニコフは歴史的にナポレオンのよう
に何をしても英雄になるこの世の道理を最後ま
で疑わなかった 一方でキリスト教的博愛主義の
存在も認識し、その2つの認識の誤差に葛藤して
ソーニャの為に自首する
スヴィドリガイロフは何の闘争もなく、なんの
善悪も持たずに自己の欲求の為に殺人も簡単に
踏み越えて自責の念もいささか感じなかった
なぜ自殺を選んだのか?
女にフラれるくらい彼にとって何だと言うのか?
キリーロフが幸福や理性を否定して我意こそす
べて、神がいなければ自分が神、とその証明の
為に死をもってなすのは分かるけど、
スヴィドリガイロフのアメリカ行きは何を意味してるんだろう?なぜ自殺で殺人ではないんだろうか?