「神もおのれの不死をも信じない各個人にとって」同性愛を擁護し、動物愛護を唱え、奴隷解放を唱え、
「苦痛を感じる能力あるもの」を苦しめないという、いかなる倫理性・道徳律も その根拠を失う
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自分の書き込みに注を加える

お前のカキコの文意は、もちろん
> かつて神の秩序を侵犯する同性愛行為は大罪であった
> このような神のいる慣習法を徹底的に否定したのがベンサム

とあるように、ベンサム当時の「現実の」ヨーロッパキリスト教社会が、今日から見れば、倫理的に疑義があると思われる慣習法を構成していた

> 神のいない世界で、苦痛を感じる能力の平等性によって「人道的な」秩序を目指すのがベンサム

こうした哲学的な観念で「人道的な」秩序など決して形成され得ない、というのが
ドストの信念だと、俺は推測するし、

もっといえば、それが「俺の確信だ」

君のベンサムがいかに神童であろうと、信仰なしに、永遠の生命への確信なしに、善の行動はありえない