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☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part43 [無断転載禁止]©2ch.net
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0987吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 19:45:47.83ID:X4f/zjkF
>>986

> 「相手を肯定する事が、アリョーシャの愛」ならば、コーリャに対しては、自分の意見を意外と述べている

(アリョーシャはいっさいにおいて受け止めると、万事につけてあなたに譲歩すると
いう。しかし「根本の問題は別ですよ」と)

「アリョーシャ、あなたはわたしに従うつもりなの? そんなことも前にちゃんと決めておかなくちゃならないわ」
「僕は、喜んでそうしますよ。だけど、根本の問題は別ですよ。根本の問題については、もしあなたが僕に一致しなくっても、僕は義務の命ずるとおりに行なうから」

中略

....もっとも、わたしはひどく立ち聞きしたくてたまらないんですが(それはわたしにもわかっています)、でもやはりしませんわ。だって、それが卑しいことだってあなたはおっしゃるんでしょう。今、あなたはいわばわたしの神様みたいな人よ。
0988吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 19:51:49.73ID:X4f/zjkF
「ところがね、今そのうえに、僕の大切な友だちが行って
しまおうとしているのです。世界の第一人者がこの土を見
すてようとしているのです。僕がどんなにこの人と精神的
に結びついているか、それがあなたにわかってくださった
らなあ! あなたにわかってくださったらなあ! しかも、
僕は今、たった一人でとり残されようとしているのです……
-----------------------------------
長文引用どもw アレクセイとイワンの最大の違いはココだと思う↑

> ここには、アリョーシャにとってコーリャは他とは違う存在を示しているように、思えてならない

コーリャは未来だから!
0989吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 20:11:15.98ID:X4f/zjkF
>>979
> イワンに惹かれる理由は、できる限り簡素にいうと、自分がいった理論に自分が悩んでる所かな
> 肯定も否定もできず、解決がない
> 神がいなければすべて許される。なんていっといて、神の有無善悪に悩んでる
> 「本当に人間味があって」ひかれるんだ
> そこがアリョーシャとの違いでもある
> アリョーシャは、ぼくにとっては優し過ぎるし、目指すべきでも、自分には近くに感じない
> 彼の悩みは高すぎて共感に欠ける(自分にはだけど)
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気取った言葉はやめる
イワンもアリョーシャも、ドストの脳から出てきたのである!
僕達は(君と僕は。イワンとアリョーシャじゃないよ? 当たり前かw)
ぜんぜん違う人間なのに、同じようにドストとカラマを熱愛するんだろうな!?

そして、確かまったく同じ翻訳テキストを読んだのに、君はイワンを「人間味があってひかれる」という。
ぼくは、アリョーシャに親しみを感じる。

この違いは、どこから来るのかな? この違いこそ、大事だと思う。
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いまこのスレで3人くらいに減っちゃたね? アラシ君さえいなくなったね。
この3人という数は... 実に素晴らしいね。このような魂の著作を取り扱うには、丁度いい。
この読書会において、きみらふたりを自分自身と同じくらい信頼している。カラマーゾフの精神的遺産を継承していこう。
0990吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 22:52:04.47ID:BSSYBtb5
<アリョーシャ

 まず、アリョーシャが常に聞き手になっていることは、小説の中でアリョーシャがそういう役割を担っていることも差し引いて考えるほうがいいでしょうね。
 イヴァンもそうでしたし、カーチャも、グルーシェンカも、コーリャもまたそうで、カラマーゾフの多くの登場人物がアリョーシャと話をすることを求めました。

 おそらく、違うことを仰りたいのだと思いますが、ただ相手を肯定するだけの人はつまらないものです。
 アリョーシャは相手の問題を自分のことのように考えることができたし、場合によってはあえて相手の意見を否定して核心に迫ろうとします。
 カーチャとのやりとりがそうですね。現代ふうに言えば、アリョーシャにはそれだけの大きな器があったということでしょう。
 最初の章を見れば幼いころから誰であれアリョーシャを愛さないものはなかった、そういう説明があったかと。
 小説としてはありがちな設定にみえるので見逃してしまいがちですが、本編をとおしてみれば、実際アリョーシャが大きなギフトを与えられて生まれた人だとわかります。

 依然由木康さんのヨハネの福音書解説で見たのですが、キリストは神の子であり、また人間でもあった。
 では人間であるところのイエスキリストの他の人とはなにが大きく違ったのか、というのを語っていましたね。
 人間イエスキリストが決定的に人と違っていたのは、弁舌の才でも、独自の思想でも、旧約の言葉を昇華するアイデアでもなく、
 あらゆるものを愛することができた、という一点です。
 人間の愛には限界があります。しかしイエスキリストの愛には限界がなかった。
 キリストは普段は控えめに、隣人を自分自身のように愛しなさいと教示しましたが、自身は自らの敵さえ自分以上に愛することができた。

 アリョーシャがそれほどの偉人だといいたいのではなく、たくさんのものを愛しうるということは、とても大きなギフトだと言いたいのです。
 誰からも愛されるものは、誰をも愛せる人だけです。
0991吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 23:29:35.58ID:BSSYBtb5
 三兄弟のうち誰に共感を覚えるかというのは、人によってずいぶん違いますね。

 私もイヴァンが人間くさいというのはとてもよくわかりますし、正直棄教と信仰とのあいだで立ちつくしているイヴァンについてはもどかしいとか、もう少し頑張れないかと思ってしまう。
 これは私が、イヴァンのように思想的な問題を深刻に抱えたことがないので、共感が薄いのかもしれません。
 アリョーシャの行動原理のようなものには、強い共感はありますが、これはかなわないな、と思うことが多い。
 感覚的にはこの二人ともに少しづつ共感を覚えますがややイヴァンより、という感じかな。
 そういうチャートがあるわけではないので、どっちよりと言ってもあまり意味はないですが。
 ミーチャについては正直全く共感できないですね。どうあっても自分がミーチャのように軽薄にも、勇敢にもならないだろうと。
0992吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 00:57:28.78ID:imL/TP/v
そろそろ1000か
ここは消費がいい
0993吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 01:32:46.90ID:XOyRpu1y
悪霊でチーホン神父が聖書の引用を使う
ヨハネのもく
「わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。 」
0994吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 01:35:49.07ID:XOyRpu1y
途中で押してしまった

悪霊でチーホン神父が聖書の引用を使う
ヨハネの黙示録かな
「わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。 」
スタヴローギンに言うセルフだけど、ミーチャにあて嵌るよね
卑劣と高潔が共存するキャラクター
0995吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 01:54:44.88ID:imL/TP/v
携帯だからか次スレッド建てられなかった エラー?
建てられる人はよろしくお願いします
0996.991
垢版 |
2017/06/20(火) 03:29:09.24ID:83p5bTm6
 この際なので言っておこうかな。
 次のスレッドではこういう形で自分の意見を言わないかもしれません。
 私が沈黙するのは、自分の愛の限界を意識するときです。
 なんて、かっこつけてみたりして。おつかれさまでした。
0997吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 10:27:13.96ID:XOyRpu1y
スレ出来てた ありがとう
あなたの意思は理解したし、沈黙の意味も分かる気がする 気が向いてタイミングだったらまたレスしてね
0998吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/20(火) 21:36:51.03ID:dJkSGh0r
>>990
>  まず、アリョーシャが常に聞き手になっていることは、小説の中でアリョーシャがそういう役割を担っていることも差し引いて考えるほうがいいでしょうね。
>  イヴァンもそうでしたし、カーチャも、グルーシェンカも、コーリャもまたそうで、カラマーゾフの多くの登場人物がアリョーシャと話をすることを求めました。
>
>  おそらく、違うことを仰りたいのだと思いますが、ただ相手を肯定するだけの人はつまらないものです。
>  アリョーシャは相手の問題を自分のことのように考えることができたし、場合によってはあえて相手の意見を否定して核心に迫ろうとします。
>  カーチャとのやりとりがそうですね。現代ふうに言えば、アリョーシャにはそれだけの大きな器があったということでしょう。
>  最初の章を見れば幼いころから誰であれアリョーシャを愛さないものはなかった、そういう説明があったかと。
>  小説としてはありがちな設定にみえるので見逃してしまいがちですが、本編をとおしてみれば、実際アリョーシャが大きなギフトを与えられて生まれた人だとわかります。
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まずこの前段の部分について

全部そのとおり。ただし、「アリョーシャが大きなギフトを与えられて生まれた人」
ここは異見あり。

ぼくは、アリョーシャとは自分自身だと思っている。盗み、犯し、働かず、人を愛さない、その自分が、それでもなおアリョーシャだと思っている。

思春期に最初に読んだ時から、例えばゾシマがアリョーシャに言う言葉はすべて自分に言われたと受け取ってきた。

ギフトというよりも、むしろアレクセイが振舞ったごとく振る舞えば、即時に自分がアリョーシャと同等になるんだと。

ゆえにすべてにおいてアリョーシャと同じように、その方向へ人生を持って行こうとした。
具体的なことが書いてないから、わかりにくいけども。
0999吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/21(水) 01:09:21.09ID:/iWswxCB
フョードルのようなみんなの嫌われ者もいい所がある、と思えるようになったらアリョーシャになれるかもしれない
ここでの意味は本当に心からという事
10011001
垢版 |
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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