夏目漱石 八十四夜 [無断転載禁止]©2ch.net
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夏目漱石
1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年12月9日(大正5年12月9日)
本名 夏目金之助
牛込馬場下横町(現新宿区喜久井町)出身
前スレ
夏目漱石 八十五夜
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1484799164/ >>538
お金をかけられないなら、青空文庫でいいんじゃない?
注釈とかはないけど。 筑摩とかの全集なら中古で1冊100円でヤフオクとかにたくさんあるんじゃね 外人の同業者に認められてるのは村上春樹のほう
ジョンアービングやジョンアップダイクも村上ファン
米のみならず、イギリス、フランス、ロシアやカナダ、ギリシア、トルコ、
オーストリア、スイスにも熱心なファンがいる >>541
外人が漱石を読んでも退屈だろ。
大学を出ても働かずに親の金で生活して、無駄に難しいこと
ばかり考えて、それで結婚、恋愛だけはしっかりやる。 大学を出てふつうに働いて生活して、休日には打ちっ放しで接待ゴルフの練習などをして
出世のことばかり考えて生きてるやつを主人公にしたら退屈じゃないの? 本を読んで退屈云々などと見当違いなボヤきをするようなやつははじめから本など読まずにアクション映画でも観てればいいんよ >漱石の作品は、日本が世界の中で置かれた立場を認識している、非常に数少ない、苦悩するエリート、の書いた物。
>その意味でfunではないがinteresting
>funを求めるなら村上春樹とかじゃないの、ほとんど読んでないから知らんけど。
>讀み易いかどうかは、貴君の学力によるから、愚問だね。
管理人はこういってる 青空文庫の二つの猫のうち、旧かなの方は、ホトトギスに一回読みきりで書かれたもの。
我々が普通に猫だと思っているのは連載化されたものをまとめたもの。 『明暗』を日本近代文学の傑作と持ち上げる奴のオツムは
所詮ハルキスト程度だ。漱石を読むことすなわち教養を
身につけると錯覚していた百年前の日本人の単細胞の
馬鹿者め。 明暗の面白い所はその心理描写だ。
物理的な人間関係に絡まる津田のような描写はたまらん。
1ページで銀しゃり3杯はいけるな。 >>552
自己紹介乙
明暗の面白さが理解不能の低脳めがwww 『明暗』は未完となったのがよかったかも。
ミロのビーナスの肘から先がないのと同じ。
何故、津田は清子と一緒にならなかったのか。
痔のせいで夜の営みが怖かったというのが俺の予想。
尺八のあとケツの穴を舐めて貰いたい衝動が抑えられなくなるのが怖かった津田。 好きに決まってるだろ
しょっちゅう書いてる「ジャムばかり舐めて嫁に怒られる」は明らかにそれのことだ 漱石は美男だが鏡子夫人は普通だな。
長男純一氏はかわいらしい顔立ち。
房之介氏は誰ににたのだろう? 小学校から高校卒業まで、
週1時限、漱石作品の授業を実施すべきだな! そんなことしたら確実に漱石嫌いを量産することになる
高2の「こころ」も辞めた方がいいぐらい バカでもチョンでも漱石読ませる必要なし。
村上春樹にしとけ!あれが物足りなくなったら、凡庸小説卒業ってこと。 >>565
>高2の「こころ」も辞めた方がいいぐらい
なぜ? 前期3部作で一番すきなのは『三四郎』
後期3部作では『彼岸過迄』 今日は烏丸三条豚骨うまかったなあ。東大寺もいいけど。 森鴎外の青年ってここの管理人的にはどうよ?
漱石三四郎への対抗意識ともいわれてるが 対抗したんじゃなくて漱石から影響を受けて小説を書いてみたってだけ
どこをどう読んだら対抗になるんだよ馬鹿 それはおまえの想像力が乏しいだけだよ馬鹿
常に( ´∀`)こんな感じの笑顔で言ってるし いや鏡子はまあまあかわいい顔してるよ
巷に出回ってるお見合い写真は緊張して顔が引きつってるからブスに見えるけど
漱石と鏡子と書生と下女が縁側に座ってる写真とか
鏡子が普段着姿でカメラに笑いかけてる写真とかだとふつうにかわいい 舞姫よりいい人生だったと思う。時代で乗り越えていってね。 吾人は自由を欲して自由を得た。
自由を得た結果不自由を感じて困っている。
それだから西洋の文明などはちょっといいようでもつまり駄目なものさ。
これに反して東洋じゃ昔しから心の修行をした。
その方が正しいのさ。
見給え個性発展の結果みんな神経衰弱を起して、始末がつかなくなった時、王者の民蕩々たりと云う句の価値を始めて発見するから。
無為にして化すと云う語の馬鹿に出来ない事を悟るから。
しかし悟ったってその時はもうしようがない。
アルコール中毒に罹って、ああ酒を飲まなければよかったと考えるようなものさ。 今の人の自覚心と云うのは自己と他人の間に截然たる利害の鴻溝があると云う事を知り過ぎていると云う事だ。
そうしてこの自覚心なるものは文明が進むにしたがって一日一日と鋭敏になって行くから、しまいには一挙手一投足も自然天然とは出来ないようになる。
ヘンレーと云う人がスチーヴンソンを評して彼は鏡のかかった部屋に入って、鏡の前を通る毎に自己の影を写して見なければ気が済まぬほど瞬時も自己を忘るる事の出来ない人だと評したのは、よく今日の趨勢を言いあらわしている。
寝てもおれ、覚めてもおれ、このおれが至るところにつけまつわっているから、人間の行為言動が人工的にコセつくばかり、自分で窮屈になるばかり、世の中が苦しくなるばかり、ちょうど見合をする若い男女の心持ちで朝から晩までくらさなければならない。
悠々とか従容とか云う字は劃があって意味のない言葉になってしまう。
この点において今代の人は探偵的である。泥棒的である。
探偵は人の目を掠めて自分だけうまい事をしようと云う商売だから、勢自覚心が強くならなくては出来ん。
泥棒も捕まるか、見つかるかと云う心配が念頭を離れる事がないから、勢自覚心が強くならざるを得ない。
今の人はどうしたら己れの利になるか、損になるかと寝ても醒めても考えつづけだから、勢探偵泥棒と同じく自覚心が強くならざるを得ない。
二六時中キョトキョト、コソコソして墓に入るまで一刻の安心も得ないのは今の人の心だ。
文明の咒詛だ。
馬鹿馬鹿しい。 吾輩は猫であるの心に残った点をコピペ
迷停君の説は面白い 無為にして化す
ってのは老荘思想。
バカに出来ないどころではなく、それをむしろ人生の理想と考えるわけだ。
権力の頂点に立つ安倍ちゃんを100年先の今、考えてくれる人がいるだろうか。
まして1000年後、日本が存在するかさえ定かではない。
名誉栄達がいかほどのものか。
日々の喧騒を離れると見えてくるものがある。
ましてビジネス目標達成お目でとう!の何がめでたいのかわかりませんなあ。
そこそこに命を大切に生きて、寿命を迎える。それこそが真の人生ではないか、
などと、できそこないの支那人は考えるわけだけど、
真の人生は世界制覇だ、ってのが支那人の標準思考だったわけだ。 無為は老子だね、荘子はそんな事は言ってない、老荘思想と一口に言ってしまうのはどうもね
老子と荘子は全く違う 年に2回位それから読んでるわ
いよいよ代助と同い年になって、独身の身空だとより興味深く読める 明暗はヒドイね。
とにかく説明説明で余韻も情緒も無い。
あれだけ説明したのは漱石が読者を信用していない証拠。
読者を馬鹿にしていた証拠。そこに気づかず傑作として
持ち上げ崇める漱石ファンのなんとアホなことよ。
漱石ファンとハルキストは同じレベル。 父の実家は、某藩時代は漢学者?の家
先祖は国学者と有名(戦前は…)
その人の息子は大学が同期で、夏目は銀時計組だから外交官にでもなりそうなんだけど
外交官に必要な身長じゃなかったから
講師になったと。。。
精神症の遠因にもなった半端ない容姿コンプの原因は、アバタより身長なのでは? 今は身長が173cmはないと無理だが
明治時代は何cmだったのだろうか?>外交官 色気は知性と言うが、漱石を見ると実際そうだなと思う
ただ、たまに居る。見た目からのイメージと違う内面
「そんなタマじゃない的な(笑)」
も醸し出してる
個人的には精神不安な時期に書かれた作品が好き、粘りのある洞察と文章だから 後年、友人に宛てた手紙から松山に行ったこと理由に言及してて
その手紙を貰った友人も、何処まで本当か分からない?の前置き付きで
金を作らないとならなくなったので給料の良い松山に行った
惚れた芸者の籍を引く為の金とも言われてるが… 去年やってたドラマで熊本時代は、あまり家に帰ってなかった
友人と、その妹の家にでも行ってたのだろうな
あんなブス嫁じゃ新婚そうそうから浮気三昧だっただろう
半殺しにしても離婚に応じない、逆に夏目のことを精神病と周り触れ込む
と、弟子の証言もあるし 久々に虞美人草読んでるけど
孤堂先生と小夜子が出てくるたびに胸が痛い
まんまと切ない気分にさせられる 漱石が小夜子をどう描こうとしたのかよくわからんが、自分の眼には小夜子は藤尾よりも女としてのずる賢さを持っている人物のように映ったな まあこれはたぶん漱石の意図の裏を読んでしまっただけなんだろうな
漱石の作品は底が知れないから読者としても加減が難しいのよ 漱石って情景描写ヘタじゃない?
くどくどと書く割には景色がうまく思い浮かばなくて、絵とか平面図みたいなものを描いてみたこともある >>606
おもしろい話題だね。
具体的に例示してみて。 >>607
例えば三四郎
大学構内の校舎や池の位置関係だったり、競技会場まわりの情景だったり
そこで突っかかるとなんか先に進めなくて、推理小説の俯瞰図みたいなの描きながら読んだよ >>602
例の相手は親友菅の妹だっけ?
久留米に不倫旅行 虞美人草やっぱ面白いわー
万博でニアミスした後の藤尾と小野のやり取りなんか最高だね
つーか読むごとに藤尾がそう悪い女じゃない気がしてくる 北海道分家で徴兵逃れしたのに
国家についてとか、記述や講義よく出来るな
こんなのが文豪とか >>613
徴兵逃れは、国家についての考え方がないとできないからね。
なにしろ、徴兵というのは国家の意志なんだから、その意志に逆らって、どう自分を守るかを考えないといけない。 逃れたというより国家の特別要請だろうな
漱石は超エリートだったから日本国としては戦争で失くすのは惜しいに決まってる どの作品の根底にあるのが
田舎の者が跋扈する世の中
まさかの官軍になった薩長
そこと仲間が良かった藩上がりの財閥(三菱)
江戸期に名家だった夏目は面白くない時代だっただろうね
学生時代から教師やって自立してたし
それなりの学校の教師は徴兵回避は、太平洋戦争中でも当たり前だが。 学校教材で「猫」が紹介されて、それが面白かったから。
「猫」を読んだのだけど
買った本には、教材で紹介されてた文章がなかったです
『承る処によれば、金田君は、義理をかく、人情をかく、恥をかく、の三角術で金をつくった実業家で〜』
この一説がなかったです
クレームなのかな?平成の時代になっても一説を削除させる影響がある力って…
どこだろう??? 4月に岩波文庫から出た
森鴎外の青年って小説買って読んだけど
めちゃめちゃいいな
漱石のどの作品よりいい http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html
…今もある実業家の所へ行って聞いて来たんだが、
金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないと云うのさ
――義理をかく、人情をかく、恥をかくこれで三角になるそうだ面白いじゃないかアハハハハ」
多分、これが>617の言う該当箇所だね。
『承る処によれば、金田君は、義理をかく、人情をかく、恥をかく、の三角術で金をつくった実業家で〜』
考えているのは話が逆で、オリジナルを教材用に書き換えたんだろう。
引用の仕方がちょっと不十分だね。〜で省略せずにまとまりのある所まで引用してくれると比較し易いね。
『』の文だけ見ると、読むにはまあいいけれど、会話の文章としては、
当時の漱石の慣習を考慮しても、オリジナルが活写していると思われる。
では何故書き換えたかと言うと、基本は文字数を削減したい、あるいは、現代の用字用語法に合わせる意味合い。
猫は非常に多くの人に読みつがれて来ているから、意図を持って内容を改悪すると邪推するのは無意味だろう。
ちなみに、学校で教わったと思うけれど、三角術自体は三角法の古称だが、
ここでは三角と「三欠く」をかけているわけだ。 >>618
なにをいまさら・・・
三四郎のパクリで大感動の馬鹿に漱石の何がわかるのだろうか???
漱石の全作品どころか「坊主」すらまともに読んだことねー糞のくせに 今朝、読書していて
漱石の文体についてちょっと
考えたのだけど興味ある人いる? 無駄に勿体ぶってないで書きたいなら勝手に書け
興味はまったくないが一応読んでやるぞ >>621
漱石に「坊主」という作品があるの?
それとも、「坊ちゃん」のこと? 三四郎というより坑夫なり草枕に近いかな
とにかくわけのわからない思索をめぐらせて
旅をして数々の女と出会ってそのつど思索をめぐらすっていう
あらすじは読書ガイドに書いてあるようなもnでないし
三四郎にも全然似てない いわゆる消化不良の失敗作とされ本人もそれをほのめかしてるが、
現在、再評価の動きもある >>620
なるほど、現代的に書き換えたのですね。
作品や書簡に岩崎弥太郎を揶揄することをよく書いてるから
てっきり…と、思ってました。
左幕派の家系ではなくて
新政府側の出だったら、留学を重ねて官僚とかになってたのかな?
イギリス留学時に弥太郎の息子を介してケンブリッジ大学に行ことしたが
あまりに金が掛かる為に断念した
朝敵と言われる宮城出身の高橋是清は薩摩藩出でイギリス密航留学した
森有礼の書生から、森の後ろ盾もあって大成した
夏目先生は、あれほどのエリートなのに有力者の後ろ盾はいなかったのかな? >>628
大学の先生やるのですら嫌で嫌でたまらない漱石に、官僚が務まるとは、とても思えない。
一度は建築の道を思い描いた漱石だけど、やっぱり、誰にも干渉されない自由な文学が、肌にあっていたんだろう。 >>628
例えば、友人の中村是公は、大陸で絶大な権力を持つ満鉄総裁。
漱石の、滿韓ところどころ、を読めば冒頭から是公との交友関係が書かれている。
漱石の木曜会には、寺田寅彦、和辻哲郎らの学者や芥川龍之介をはじめ多くの文学者が参加していた。
後ろ盾ってのが何の後ろ盾を考えているのはわからないが、金持ちの友人はいるし、
名声を得てからはむしろ多くの小説家の後ろ盾になっていたって気がする。
科学者と哲学者が私淑してた、ってだけでも漱石の人脈はかなりすごいと思うけどね。
猫や文学論なんかにもそういう影響が出てる気がする。
友人正岡子規⇒高浜虚子、の俳句つながりもどこかに書かれていた。
漢籍の素養については、吉川幸次郎が漱石詩注を書いているのも知識として知っておくといいかも。
漢詩ってのは、単に漢文を読むだけの知識の上のレベル。
世間がわいた博士号辞退の事件も、エピソードとしてよく語られるところ。
漱石の伝記については、何人かの弟子たちがそれぞれ書いている。
漱石は偏屈なイメージがあるかも知れないけれど、書簡などを見ると、思いやりにあふれていて、
弟子たちに慕われていたのが理解できるだろう。
芸者遊びも当然していて、金ちゃん、ってのが自分と同名なのもあってひいきの一人だったらしい。
ケツの穴から○○がほろほろ…みたいな話をしてたなんてこともどこかに書いてあったと思う。
まあ、漱石は文献も話題も豊富でネタはつきないね。 >>630
>芸者遊びも当然していて
それは知らなかった。
ソースを教えて。
漱石は臆病だから、てっきり、病気が怖くて、芸者とはまったく没交渉だと思ってた。 >>631
ソースは不明。多分誰かの伝記か、文芸誌。 当時、軍は兵に対して
徹底した性病対策をしていて
コンドームは豊富にありました。
高価ですが巷にもコンドームは売ってました
『猫』『それから』
特に、この作品は女性の機敏を怖いぐらいに書かれてる
夏目先生は堅物のイメージだけど、「ものの哀れ」が良く解ってる方だと思う
散歩好きで数時間帰らないのは当たり前
会えなかった弟子らは「あんな嫁だから家に居たくないだろう」と、逆ギレw
弟子と言っても、夏目教の信者で。中には、
恋心に近い気持ちがある弟子もいるから
言う気持ちも分かるが…
もしかして、長い散歩は隠語だったのでしょうか? 京都での芸者遊びは有名な話だよ
そのへんは虚子が「漱石氏と私」などで少し書いてる
漱石自身、俳句もいくつかつくってる >漱石は臆病だから
そもそもこれが勘違い
漱石は女に対しても積極的なほうだよ
好き嫌いがはっきりしてるだけ >>632-636
ソースも根拠もない、思い付きとゲスの勘繰りを滔々と語られてもねえ・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています