純文学5誌総合スレ第61巻目 [無断転載禁止]©2ch.net
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純文学5誌総合スレ第60巻目
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1484803417/
主に「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」「太宰賞ムック」
「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」「たべるのがおそい」掲載作品の話題も可です。
新人賞受賞作 芥川賞受賞作を各論で批評することもOKです。
文芸誌の感想は、書いても書かなくてもOKですが、あるとなお可です。
受賞作決定前の候補作の批評は普通に本人・出版社工作員のステマと見做されますから気をつけてください。
文芸誌の話題にとどまらず、新人賞選考委員の評価・クレームなどもOKです。
さらには文学のありかた、これからの文学は、そもそも文学とは? といった総論や大きなテーマも歓迎です。
応募者の小説のUPや、その感想を書いたり、推奨されていた「まだ見ぬ新人へのエール」は、荒らしが横行しているため基本的にNGとします。
れつだん先生をはじめ、ワナビやKindle作家の話題は禁止です。
多くの人が理解しうる言葉で書き、有益な議論のできる空間にしましょう。 しかし、例えば純文学作品を読んだことがない一般人が>>159の磯崎の評を読んでも、純文学を読みたいとは考えないだろう、と思ってしまう。
沼田はまだ新人だからこれからどうなるかわからないが
今村はもう何作も書いているにも関わらず一般的には完全に無名だ。
この状況をなんとかしない限り、純文学はジリ貧になって終わると申し上げたい。 >>161
芥川賞、直木賞、本屋大賞。
一般人に名を知られるならこのへんの賞で話題になるかテレビドラマ化してヒットするか、くらいしかない。 >>155
あの年代で戦争文学を書いたのが目新しかったというだけのような気もするけどね >>165
それは純文学作家として当然持っていないといけない 『日曜日の人々』高橋弘希、読了。
これは芥川賞はないな。候補はわからん。
相変わらず内容が死を扱っていて重苦しい。途中で読むのがしんどくなった。
最後ちょっと救いがあるっぽい感じで終わるのはよかったかな。 ◆石井吉徳東京大学名誉教授「メタンハイドレートは資源ではありません」
「メタンハイドレートにダマされるな」 週刊文春2013年4月4日号
http://oilpeak.exblog.jp/20216160/
http://oilpeak.exblog.jp/20280892/
メタンハイドレートの実用化は科学的に不可能です
メタンハイドレートは毎年100億円(過去20年間)の予算が落ちるおいしい利権です
毎年100億円×過去20年=2000億円以上の税金の無駄使い
「ユダヤ人がメタンハイドレートの実用化を邪魔してるーーー」とか言ってる人は無知な人
青山繁晴は夫婦でメタンハイドレート詐欺師をしています
青山繁晴は武士ではなく詐欺師です
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青山繁晴 ←安倍自ら口説いた参院選トンデモ候補
・「450万円私的流用」で共同通信を退社の過去
・趣味の競馬を経費で請求
・家族でハイヤー疑惑
・舛添氏を「人間はここまで卑しくなれるのか」と断罪
・怪スクープ連発あだ名は"文豪"
http://i.imgur.com/aL6X8UN.jpg
http://i.imgur.com/2tllG7o.jpg 芥川賞候補って今のところ何があるかな
高橋弘希の新作もそれほどではなかったんだ
影裏も新人にしては上手いけど候補になるかといったら微妙だし >>170
それほどではない、というか自殺とか精神科系の話だから一般には受けなさそう。 >>170
温又柔か上田あたりかな。温のは内容が芥川賞向きではある。ただすばるなので候補にされるかは
わからない。上田の塔と重力は今までとスタイルが違うからそこを評価されるかも。
今村は枚数少ないし、あひるほどおもしろくなかった。
高橋の日曜は病みすぎて売りづらいだろう。この人、普通の恋愛ものとか書いたの読みたい感じ。
あとは古川真人か。これから読む。 群像新人賞の天袋が破滅系なんだけど、すごい暗い終わり方なのね、
それでそのあと日曜日の人々読んだらすっごい気が滅入ったよ。 群像優秀賞でも活躍する場合があるから注目できるよ。
高橋君はやはり1作目を超えるものを書けないのかな。 天袋、は作品としてはよかったよ。
ただラストはすごく暗いのね。
だから日曜日と続けて読んだら気が滅入った。
高橋さんのも悪くないよ。でも人が自殺しすぎて気が滅入る。 あ、ID違うけど、173=175俺、ね。
PCからスマホに変えた。 >>171
なるほどなあ
>>172
そこか
ついに上田がとるのだろうか 古川真人の二作目読んだ。
認知症の祖母とその息子(盲目)の話。
方言もの苦手なので読みづらかった。
けど、縫わんばよりよかったかな。何も起こらない純文学王道って感じだけど。
田舎のまったりした雰囲気は嫌いじゃない。
芥川賞候補あるかもな。 >>181
全部書いちゃっていいの?ラストは書かずにいくね。
いまのところこれが一番おもしろい。
同棲していた男に金とか全部持ってかれて仕事もない家もない女が前住んでた家のアパートの天袋に忍び込んで
住みこんでる話。前の家のアパートの合鍵を持っていて、天袋で引きこもってる。
そこのアパートに現在住んでるのが声優志望の若い女で、そいつがバイトとかでいないときを狙って
下に降りてきて飯食ったり、ネットしたり、シャワー浴びたりしてる。
話の途中からその声優志望の女のストーカー男もそのアパートに忍び込んできて…って話。 今月の文學界の月評わりとまともだった。
ありさちゃんここ読んでるのかな。 影裏も候補に入っていいと思うけどね。
文章のレベル高いよ。
短いのは受賞できないとかそういう縛りなくせばいいのに。 >>185
ありがとう
なんか何処かで見たことがあるような話だな
最初から破滅がわかってる感じだね >>188
新人はよほどレベルが高いものを除いて二作目からでいいと思う
なぜ候補に入れたとかぶっ叩かれて水原くんの二の舞いになる 文芸誌の旅のブログの人、文學界鈴木の小説から感想書いてるな。
渋い選択だわ。 昨日書店にいったら、小説すばるの10台新人の小説が4刷だった。 明日は早稲田文学の発売日。
円城、上田のSFコンビも書いてる。
この2人は売れっ子だな。 @retsudan1986
源一郎先生、完結おめでとうございます。 群像新人賞佳作
独舞読了。
またかまたかの精神科系w選考委員ですら2016編もあって同じようなのしかないのか、と
言っている。ほんと、もう飽きたわ。
主人公は台湾から日本にやってきた女性。
異文化、言語、同性愛、ストーカー、レイプetc
後半は都合よく展開しすぎだし、力入れすぎで読者の入る隙間なしで疲れる。
なんかもっと違う話が読みたいよ。 【文芸月評】三代記 一瞬一瞬で描く
今年の文学界新人賞に決まった沼田真佑(しんすけ)さん(38)の「影裏(えいり)」の主人公は、
同性の恋人と別れ、東京から岩手に異動して2年になる男性会社員だ。社内に遊び仲間もできた。
だが、会社をやめたその友人は生活が乱れ、東日本大震災の津波に巻き込まれたのか行方不明になる。
2人が自分の心の揺れを抑え込むように熱中する釣りの様子、豊かな自然の描写に精彩がある。
太田靖久さん(41)の「リバーサイド」(群像)は、大学を出て銀行員になった青年と、小学校の
サッカーチームの仲間で、高校を卒業して派遣の仕事につく男との関わりを描く。面倒くさいけれど、
変に「正しい」ことを語る男の存在が主人公は気になる。丁寧な筆致で出来事や感情の流れをたどり、
男の突然の死がやりきれない影を落とす。 続き
今月の文芸誌では、旦敬介さん(57)の「アフリカの愛人」(新潮)も注目作だ。南米やアフリカなど
各地に暮らし、『旅立つ理由』で読売文学賞を受賞した著者の小説である。日本人の妻とケニアに滞在する
<K介>が、ナイトクラブで知り合ったアミーナを愛するようになる話だ。
妻と別れるでもなく、「肌の色の違う女たちがまだものめずらしい」から遊びたい。ぬけぬけと思っていた
K介は、彼女と旅した際、パスポートをめぐる入り組んだやり取りに、彼女が置かれた複雑な状況を知る。
悪気なく預けた金で金の指輪を買われ、ある種の爽快さを覚える。
異国情緒に浸る段階から、真の他者としての異国に出合い、染まってゆく姿を、アフリカの乾いた空の青さで
刻みつけた。
また、ベテランの森内俊雄さん(80)は、「新潮」2013年11月号から始めた計6本の連作小説
「道の向こうの道」を終えた。1956年、大阪から上京して早稲田大の露文科に入学した大学生の青春を
つづる。「いいかね、きみたち。露文科の学生になったからには、もはや就職はあきらめたまえ」。
1年生の最初の専修科目の授業で高らかに、教授は学生たちに言い放つ。かつての大学には、紛れもない本物の文学があった。
二瓶(にへい)哲也さん(48)の「墓じまい」(文学界)は顔にやけどの痕を負いながら、5人の子どもを育てる女性の
造形に型破りな活力がみなぎる。(文化部 待田晋哉) 群像の合評でもアフリカとリバーサイドが取り上げられていた。リバーサイドがおもしろそうで読みたくなった。 第33回太宰治賞受賞作
「タンゴ・イン・ザ・ダーク」 サクラ・ヒロ
発表きた。この人は去年も最終に残っていて一番おもしろかった。
漫画っぽいおもしろさなんだけど。 >>204
先月号の文芸誌借りようと思って昨日の夜図書館に寄ってみたらもう
誰かが借りてた。最近文芸誌人気なんだな。
それとも買って読む人が減ったのか。 帰りにジュンク堂寄ったけど、早稲田文学まだ置いてなかった(´・ω・`) 宮内祐介太ったなあ。
いいものいっぱい食べてそう。
また本が出てるし。 夜釣さんの本、149ページあるからどんなもんかと思ったら文字大きすぎ、行間空きすぎで中身スカスカじゃないですか。 太宰賞と文藝新人賞ってだいたい同じくらいのレベルなのかな
ここ最近の新人賞作品を読む限りでは
やはり新潮があたまひとつふたつ分くらい抜けてる感があるな >>213
予選通過者見ても町屋、金子、岩城など太宰賞と文藝両方出している人いるから結構同じ人が出してるんじゃない。似た路線の純文学みたいなエンタメの賞だし。 ちなみに新潮落ち今村は文藝賞を受賞し、文藝落ち高橋弘希と上田は新潮新人賞受賞。
岩城、上田、高橋と文藝賞落ちのほうがその後の活躍ぶりはいい。 つまり文藝と新潮では求める資質が違うわけだ
文章のレベルは明らかに文藝の方が低いからな 文藝は10代とか大学生くらいの子供向け。
最近は河出とエブリスタが提携してるし、ラノベ化が進んでいる。 宮内はこないだ吉川賞取ってたよね。
なんで青が破れる入ってるのかと思ったら、選考委員に町田康がいるからか。
リリースだけ読んでないや。ファンノベの人だけど、誰か読んだ人いる? 週刊読書人って文藝時評もやってるんだね。
何気なく公式ページを見たらかなりの量が載ってて驚いた。 そうそう、雑誌で読んじゃったから単行本はわざわざ買わない。
よっぽど気に入った作品なら買うけど。
書店員の話だと劇場売れてないみたいだね。
春樹も又吉も売れなかったから返本の山なんだろうな。 >>230
別に小説書かなくても生活できるからいいんじゃない。
他に仕事ある人ほど必死で小説書いたりしない気がする。
テレビでしゃべってたり、本の帯とかブックレビューでも書いていたほうが楽だよ。 そうなんだよな作家は副業にすぎないんだよな
必死さがない
でもその必死さが読みたいんだよね タイトルがださいね
劇場
売れないのかそうかそうか
それはよかった 文芸誌発行部数、更新きたね。
http://www.j-magazine.or.jp/index.html
15年1月〜3月 4月〜6月 7月〜9月 10月〜12月 16年1〜3月 4月〜6月 7月〜9月 10〜12月
新 潮 9067部 9100部 10807部 8740部 9420部 9983部 8400部 11100部
文學界 19934部 10534部 16667部 10000部 10000部 10000部 10000部 10000部
すばる 7000部 7000部 9000部 7000部 7000部 6667部 6000部 6000部
群 像 8000部 7334部 6334部 7000部 6000部 6667部 7333部 6333部
新潮が大きく伸ばしたな。文學界抜いてる ピース又吉「みんなの期待に応える能力はない」新作「劇場」で思い知らされた苦悩
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6239639
芥川賞作「火花」より先だった
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)の小説第2弾「劇場」(新潮社、1404円)の単行本が11日、刊行された。
初版は、2015年に芥川賞を受賞したデビュー作「火花」(文芸春秋)の倍となる異例の30万部。
又吉は、このほどスポーツ報知のインタビューに応じ、「火花」を執筆する前に
「劇場」を原稿用紙60枚ほど書き始めていたが中断した経緯を明かし、芥川賞作家として新作を書く苦悩を語った。
「劇場」は、幻の小説第1号だった。12年頃、最初に新潮社が小説執筆の話を持ちかけた。
又吉は、14年の夏に原稿用紙60枚ほどを書き上げたが、筆が進まず中断。
先に文芸春秋から「火花」を刊行する形となった。
新人作家の最高峰である芥川賞を芸人として初めて受賞した「火花」は累計311万部(10日現在)
を突破する大ベストセラーになった。
同時に新作にかかる重圧は想像を超え、恐ろしいほどだった。
世間の強烈な好奇のまなざし。一度書いた原稿を見返し、「これじゃ難しすぎる」と書き直した。
必要以上に読者におもねりそうになった時、ふと思い出した。
「僕は子供の頃から皆に愛される人間ではなかったなと。
急に『火花』で注目を浴びてみんなの期待に応えようとしすぎている。そんな能力はない。
努力はするけど結局は自分の思うものを作るしかないと、当たり前のことに気付いた」 B&Bって移転するんだな。下北沢限定で物件探しじゃ大変そう。 しんせかいは酷いな
村上龍、宮本輝、島田雅彦は明らかに反対してた
他のくだらない作家が推した
だいたい吉田修一のような食えないからエンタメに行ったような
作家が芥川選考委員になっていることがおかしい
落とされ続けた島田雅彦がなんでこんな作品がと憤慨するのは
当然である >>251
垢作っても本人に許可されないとツイート見れないよ GWに帰省したら永井荷風の四畳半襖の下張りの初版本?が見つかった
限定千部で奥付も記載されてなかったから本物だと思う >>253
神保町の古本屋にもってったら高値がつくのでは? >>254
やっぱり価値ある感じか?
ひいひいじいちゃんが手に入れたものらしいから売るつもりはないけど 東京の人が多いのかな。そうでもない気の方が多いけど。 「影裏」の名前があがっているので、遅ればせながら図書館で
借りて読んだ。
釣描写は良かった。けど、ガチリアル日本の被災地岩手ノリで
来てるのに、ラスト、しれっと親子の縁切りの勘当シーンが
出現。そこだけ突出して絵空ごと100%で違和感マックス。
お江戸かよっ!!(現行法で親子の縁は切ることができない..ハズ)
文學界新人賞の選評で、誰も気にしていないみたいだし、
文芸月評的なものでも、同様。
めくじらたてるのは、ヤボってことですか。読者はつらいっ!! >>258
むしろあれがいい味を出していたと思う
口では勘当したと言っているのに、息子の合格通知を捨てずに持っていたり
どこか息子の無事を祈っている様子の描写
父親の感情の揺らぎが上手く表現されている
それに、被災地だからといって、誰しもが親類の無事を祈っているわけでもないかもしれない
人間はもっと複雑でしょう
被災地や被災者へのある種のステレオタイプをうちやぶってくれたと同じく岩手で被災した私は思いますね
俺もはやくデビューしたいなあ ただ、父親が過去に見たおぞましい風景についてだけは、
選者の川上未映子氏が書いていたように、ピンとこないし、浮いていた気がする。 >>259
岩手県人にそういわれちゃ、もう、納得するしか。
でも、ネットですぐ確認する系のキャラ設定の語り手は、
勘当と認識しているわけだし。
語り手の「戸籍は、どうなります」の問いに、
日浅の親父さんは「戸籍の上でも他人です」とちゃんと答えてるし...
あっ、でもいいです。パラレルワールドの岩手を妄想できない
私の、想像力パワーが不足なんです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています