純文学5誌総合スレ第61巻目 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
前スレ
純文学5誌総合スレ第60巻目
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1484803417/
主に「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」「太宰賞ムック」
「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」「たべるのがおそい」掲載作品の話題も可です。
新人賞受賞作 芥川賞受賞作を各論で批評することもOKです。
文芸誌の感想は、書いても書かなくてもOKですが、あるとなお可です。
受賞作決定前の候補作の批評は普通に本人・出版社工作員のステマと見做されますから気をつけてください。
文芸誌の話題にとどまらず、新人賞選考委員の評価・クレームなどもOKです。
さらには文学のありかた、これからの文学は、そもそも文学とは? といった総論や大きなテーマも歓迎です。
応募者の小説のUPや、その感想を書いたり、推奨されていた「まだ見ぬ新人へのエール」は、荒らしが横行しているため基本的にNGとします。
れつだん先生をはじめ、ワナビやKindle作家の話題は禁止です。
多くの人が理解しうる言葉で書き、有益な議論のできる空間にしましょう。 岸政彦は只今スキャンダルに巻き込まれてる真っ最中なので、受賞したら騒ぎになりそうではある >>404
だから芥川賞も三島賞もだめだったのか。 時評はまだかね。うpの曜日や日にちは決まってないのだろうか。 すっかり忘れていた
2017.5.28 10:57【産経新聞文芸時評】
もっとエロスの香りを 6月号 早稲田大学教授・石原千秋
http://www.sankei.com/life/news/170528/lif1705280028-n1.html
群像新人文学賞には当選作はなかったが、2編の対照的な小説が「優秀作」として掲載された。
上原智美「天袋」は名前をこの世に刻みつけておきたい人物が主人公で、李琴峰(りことみ)「独舞」は名前を変える人物が主人公。
「天袋」は天袋に籠もり、「独舞」は台湾と日本とアメリカを渡り歩く。
「天袋」の主人公は殺したがっており、「独舞」の主人公は死にたがっている。
共通しているのは、どちらも主人公と出来事がうまくかみ合っていない点。簡単に言えば未熟。
しかし、こういう未熟さは新人には許されていい。完成度を求めすぎるとこぢんまりしてしまう。
その意味では、この2作を「優秀作」とした選考委員には見識がある。当選作としなかったことも含めて。
「天袋」は、元住んでいたアパートの部屋の天袋に隠れ住みながら、新しい住人の亜美を観察というか、感じ続ける話。
高橋源一郎が指摘しているように、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」の本歌取り。
亜美が出かけたあとに彼女のパソコンを密(ひそ)かに盗み見るところからはじまるが、
ここを読んだだけで「これは殺すだろうな」とわかってしまう。「屋根裏の散歩者」がそうであるように、
他者を見ること感じることは、突き詰めれば殺すところまで行く。
ところが、「天袋」には「屋根裏の散歩者」にあるエロスの香りがまったくない。
これほど退屈な殺人はめったにない。これでは亜美は無駄死にである。
「独舞」はレズビアンがテーマなのに、これもエロスの感じがない。
レズビアンがセクシュアリティーの問題としてではなく、アイデンティティーの問題としてだけ書かれているような趣がある。
だから、この小説では社会の中でのアイデンティティーの拠(よ)り所である「名前」が大きな意味を背負っている。
岡真理『彼女の「正しい」名前とは何か』の問題系にすっぽり収まってしまうのだ。これでは文壇版道徳の時間である。
2作品ともに、この素材ならもっとエロスを、と言っておきたい。 エロスっていうか、色気がないのは確かだね。
天袋は淡々とした少女漫画みたいだし、独舞は窮屈で息が詰まる感じだし。 朝吹真理子さん「“着ていること”を感じさせてくれる服は好きですね。
気持ちがシャキッとします」
2017年5月19日
そこにあったこっちの記事のほうが気になったわw 【ジャンル別! 芸能界ギャラ暴露合戦】今回は業界のギャラ大暴露SP!
ギャラにうるさい芥川賞作家・羽田圭介に、「てじな〜にゃ」でブレイクしたマジシャン・山上兄弟、さらにエンタ芸人・芋洗坂
https://gyao.yahoo.co.jp/player/11140/v00003/v00000000000000768/?bplay00=1 俺がなかなかデビューできなくて
ムカつくから、アマゾンレビューで
新人作家たちの著者を
ボロクソにけなして、軒並み☆1つに
したったわw 『MONKEY』に小沢健二のエッセイが掲載 村上春樹、ポール・オースターも
CINRA.NET 5/31(水) 18:15配信
特集記事「翻訳は嫌い?」が6月15日発売の文芸誌『MONKEY vol.12』に掲載される。 【東京新聞文芸時評】
高橋弘希「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」 古川真人「四時過ぎの船」 佐々木敦
http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/jihyou/CK2017053002000242.html
高橋弘希「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」(『群像』6月号)は、芥川賞候補にもなった新潮新人賞受賞のデビュー作「指の骨」以来、
一作ごとに果敢な挑戦を行ってきた気鋭作家による、新たな野心作である。
一時期は恋人と言ってもいい関係にあった同い年の従姉(いとこ)が自殺し、大学生の「僕」のもとに彼女が残した手記が届けられる。
そこには彼女が出入りしていた心に闇を抱える者たちが集うサークル「REM(レム)」のことが綴(つづ)られてあった。
「僕」は正体を隠してREMに参加する。REMの集会は「寝室(ベッド・ルーム)」と呼ばれるマンションの一室で行われている。
それぞれにさまざまな問題を持つメンバーの告白は逐一文章に記録されており、集会が日曜日に行われることから文集は
「日曜日の人々」と呼ばれている。その死に納得がいっていない「僕」は従姉の告白を読みたいと思う。
物語は「僕」が従姉の自死の真相に近づいてゆく過程を、彼とREMのメンバーたちとのかかわりを絡めながら描いてゆく。
迫力のある作品である。細密なディテールによって大方の読者には(そして作者自身にも)馴染(なじ)みのない
非日常的な世界に強烈なリアリティーを与えるこの作家の才能は今回も遺憾なく発揮されている。どうしようもなく重く暗く
悲惨な話だが、負のドラマツルギーに溺れることなく、真正面から主題に取り組んでいるのも頼もしい。人物造形も巧みで、
特に拒食症のひなのという女の子が抜群に魅力的だ。
全体の構成にはわかりにくいところがあり、ラストはちょっと甘いのではないかとも思ったが、これはかなりの力作だ。
筆力という点では並み居る新人作家の中で際立っている。 (続)
新潮新人賞で高橋の後輩に当たる古川真人(まこと)の第二作「四時過ぎの船」(『新潮』6月号)を、
芥川賞候補に挙げられたデビュー作「縫わんばならん」よりも面白く読んだ。
亡くなった祖母佐恵子が、夫亡き後十年ものあいだ独居していたが、彼女の死後二年にわたり放置されていた島の家を片付けるため、
大村稔は兄の浩と、佐恵子の娘である母美穂と相前後して島にやってくる。浩は全盲だがプログラマーとして一般企業で働いている。
稔は三十歳を目前にして無職であり、兄と二人で関東のマンションに暮らしている。兄の生活を補助するためと言っているが、
それがたとえ事実であっても、一種の言い訳にすぎないことを、誰よりも稔自身がよくわかっている。
佐恵子は島でひとり暮らしをしていた晩年、認知症に罹(かか)り、思いついたことをすぐさま忘れてしまうようになっていた。
稔は島の家で、祖母の字で書かれたメモを見つける。「今日ミノル、四時過ぎの船で着く」。
佐恵子がこのメモを書いた一日と、稔たちが祖母の家を訪ねた時の出来事が、並行して綴られてゆく。
一作目よりも文章は大分こなれている。「過去」を喪失していく祖母と、「未来」への意志を抱けない孫が、
二重の「現在」において出会うという最後の一文も、なかなか気が利いている。しかしまだ全体として生硬な感触は否めない。
ある意味で、丁寧に上手に書こうとし過ぎなのではないか。もっとのびのびと、脱線や肥大をおそれずに、
自分にしか書けない世界に取り組んで欲しいと思う。 (続)
宮崎誉子(たかこ)「水田マリのわだかまり」(同)は、独自の世界観と唯一無二の文体を有するユニーク極まりない
寡作作家の待望の新作中編である。
三日で高校を辞めて現在は洗剤工場で働く「水田マリ」の過酷で夢のない、だがお気楽に見えなくもない生活を、
ドラマ性希薄、会話多めで物語っていくのだが、低賃金労働といじめを主なテーマにしていながら、ノリはあくまでも軽い。
だがこの「軽さ」こそがくせ者なのであって、「マリ、ちょっお前の顔ヤバくね? なんか瀕死(ひんし)の
リスみてーだけど大丈夫かよ」「大丈夫じゃねーよ。洗剤の原液が持つ破壊力がマジ、鼻の奥まで侵入してくんだもん」
「それって、マスクすりゃよくね?」「そうかもね」(マリと彼氏の会話)とか、「ニコ、いつ会っても顔ちっちゃーい」
「え〜大きくなってもぉ、友達でいてくれる」「今でも無理かも」「え〜ミズマリったら、ムリマリかよ。マジドSだよね」
(マリと友達の会話)などといった(かつての)若者言葉満載のどうでもよさげな会話を読んでいると、不思議な多幸感と、
同じくらいの量の怒りや哀(かな)しみのようなものが、じわじわと立ち上がってくる。
いわゆる「文学」らしさを徹底的に排除しつつ、こんにちの「文学」が取り組むべき題材を敢然と相手取っているという点で、
宮崎はすこぶる貴重な存在である。この小説が描こうとしているものは、
高橋弘希の「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」のそれと、ほとんど同じなのだ。(以上) 佐々木敦はあらすじ書いて誉めているだけだからつまらん。 小説トリッパー夏号 内容紹介
<創作>
■道尾秀介「無常風」「待宵月」
<特集>
■女ともだち
・青山七恵
・飛鳥井千砂
・加藤千恵
・金原ひとみ
・綿矢りさ
<新連載評論>
■宇野常寛「汎イメージ論」
<新連載小説>
■神林長平「レームダックの村」
<短期集中連載>
■レアード・ハント 柴田元幸訳「NEVERHOME」
<新連載>
■森山大道 文・赤坂英人「路上の輪郭」
<評論>
■田中和生 「家族の空間から世界のあり方を転倒する」今村夏子試論
<好評連載>
■井上荒野「あちらにいる鬼」
父・井上光晴と母、瀬戸内寂聴氏をモデルに、その関係を描く圧倒的フィクション
■加藤シゲアキ「できることならスティードで」
アイドルとして、作家として、フィールドを超えて活躍する著者の大好評エッセイ
<連載完結>
■辻仁成「エッグマン」
■中島京子「ゴーストライター」
■中山七里「騒がしい楽園」
■江上剛「病床」 毎日の時評もUPされてるが、ログインしないと見れない。
【毎日新聞文芸時評】5月 変わる世界のあり方 「テロ」と戦うこと=田中和生
https://mainichi.jp/articles/20170531/dde/018/070/017000c 尼より
文學界2017年7月号内容紹介
特集 「真実なき時代」を読む
御厨貴×関川夏央「ポスト平成」の日本と世界
アンケート 「真実なき時代」に対抗する一冊
加藤典洋/平野啓一郎/大澤真幸/田中慎弥/辺見庸/橘玲/西田亮介
▼評論 佐藤優 神学の思考で『騎士団長殺し』を読む
▼創作 柳美里/松浦寿輝/荻野アンナ/椎名誠
群像7月号内容紹介
乗代雄介 中編一挙掲載 栗田有起 中編一挙掲載 すばる7月号 内容紹介
〔小説〕
佐川光晴「日の出(2)」
小山内恵美子「図書室のオオトカゲ」
〔特集〕「詩のあるところ」
【往復コラボ】
最果タヒ×今日マチ子
【インタビュー&実作】
文月悠光、暁方ミセイ、岡本啓、柴田聡子、笑福亭智丸、中川龍太郎
【海外詩人紹介】
バオ・フィー×柴田元幸、ノラ・ゴムリンガー×松永美穂
鄭小瓊×竹内新、ガエル・ファイユ×小野正嗣
【評論/鑑賞】
くぼたのぞみ、横山悠太
【ルポ】
前野健太
〔座談〕
池澤夏樹+辻原登+湯川豊+尾崎真理子「旅する人の旅の本」 小説トリッパーとMONKEY、どちらが売れるか。
売れっ子を揃えた小説トリッパーか、村上春樹とオザケンのMONKEYか。
MONKEYはついに値上げ。
ただ、小山田浩子の新作も掲載。地味にこれが気になってる。 おーぷん2ちゃんねるのオカルト板に行って
意味不明って検索してから260番のレス見てみ。
きっと必要なことが書いてある。 盛り下がるラインナップだな。
芥川賞候補作対象月って7月号までだよね? >>434
5月発売の6月号までだよ。今月号〜のは来期。 新潮の表紙が出ているぞよ。
鴻池さんの二作目だ。
これは読みたい! すばるが薄くなってた…。
もうそのうちなくなっちゃうんだろうなあ…。 >>437
冒頭だけ読んだけど、なんか微妙だったなあ。
とりあえず図書館で読むことにする。 2017上半期 芥川賞とれるかもポイント(4点以上)
1ポイント
○芥川賞または直木賞候補経験者○新聞&週刊読書人の月評対象作(ただし公募新人賞作品は2分の1ポイント)○群像合評対象作○文學界新人小説月評担当者2人の上半期ベスト5作品○文學界にて発表作
※除く、デビュー26年以上の作家、300枚以上の作品
点候朝読毎産東群週矢岩文
数補日売日経京像刊野川學
7○○○○×○○○×××上田岳弘「塔と重力」新潮1月号
7○×○○×○○○×○×高橋弘希「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」群像6月号
6××○×○○○×○○×温又柔「真ん中の子どもたち」すばる4月号
6○○○○×××○×○×今村夏子「星の子」小説トリッパー春季号
6○×○××○○×○○×古川真人「四時過ぎの船」新潮6月号
5○×○○×××○×○×山崎ナオコーラ「父乳の夢」すばる3月号
5××○○××○○○××旦敬介「アフリカの愛人」新潮5月号
4○○○×××○××××金子薫「双子は驢馬に跨って」文藝春号
4×××××○○×○×○青木淳悟「私、高校には行かない。」文學界4月号 影裏はあくまでも新人レベルで抜けているってだけだろう
物語もそれほど面白いものではなかったし >>440
SFぽい感じだったよね。矢野さん好きそう。 >>442
釣りか本気か知らんが、温又柔の区切る部分間違えてるぞ 新聞&週刊読書人の月評対象作(ただし公募作品は0.5ポイント)
につき、
「影裏」は3.5ポイント、ランキング単独10位
候朝読毎産東群週矢岩文
補日売日経京像刊野川學
×△△×△△×△××○沼田真佑「影裏」文學界5月号(2017)
【参考】
点候朝読毎産東群週石木文
数補日売日経京像刊川村學
6×△△△△△○△○○×崔実「ジニのパズル」群像6月号(2016) 今村は太宰賞からの三島賞受賞、地方文芸誌からの芥川賞候補と、前例のないことをやって来たから、トリッパーから芥川賞候補もあるかもね ナイス・エイジ読んだ。
新しい。
なかなか面白かったよ。
やっぱ新潮新人賞は実力あるな。 ナイス・エイジまだ読んでないけど、ジョン・タイター、平行世界と聞くとシュタインズ・ゲートを見ていそうな感じがする シロップ ショーット。マチュ ラテ
エイジア。オウガスト。オクタビアヌス。明石焼き。
だしす-ぷ。超薄味。また焼くか。 >>453
新しいの?
タイトルだけだとYMOみたいに見えるんだけど ナイスエイジの試し読み読んだけどラノベみたいだった >>454
世界線とかって単語もあったしシュタゲの影響はあるだろうな
もし芥川賞候補になったらアニオタクラスタが騒ぎそう >>460
昔は小説からアイデアが生まれていたのに最近はアニメや漫画からアイデアを貰うようになっているのかな
純文学がそれではよくないと思うが 文芸誌じたいの売り上げは著しく減衰していて、若者の読書離れが謳われて久しい今日、新人賞の応募が年々増加していっているのは何故なんだろう >>459
タイムマシンとかオフ会とか出てくるから、最初はちょっと苦手かも
と思ったけど、最後まで読むとなかなかおもしろい作りになっているんだよ。
ネタバレになるから詳しくは書かないけど。
古川さんは王道で鴻池さんはマニア向けかな。
新潮はうまく新人を掘り出していると思う。 >>463
なろうやエブリスタとか若者でも書く人は増えているよ。
文芸誌の新人賞の受賞者も20代が多いし。 書く人は増えてるのに買って読む人は減っているのも謎だ >>465
なろうやエブリスタの書き手はラノベが主だと思うが純文も増えてるのかな?
俺が聞いた話だと引退した爺さん婆さんたちが自分史的な小説を大量に送りつけてくる
そうした自分史的小説は質が低く
出版社も長く活躍できる若い人(といってもアラフォーも多数)が欲しいので賞レースにはなんら影響を与えない
結果、応募総数は増えるが受賞者は若い人ばかりになる、とのことだった ナイスエイジってポスト真実ということで何か書きたかったんだろうけど、なんでタイムトラベラーみたいな古くさい題材を使うんだろうね。文章が作文だからまあ内容の浅薄さは分かるけど。 れつだん先生 @retsudan1986
赤の他人が書いた解説本系は基本的に読まない。
解説本というのは、小説を読んで楽しむという根本的なものを潰している。
それぞれが解釈すればよい。
最近は漫画にもそういうのがあるね。
「ナントカはカントカだった!」
とか言われても、知らねぇよ馬鹿、って感じ。 >>469
さすが中卒
まともに勉強したことがないから参考にするって知識を知らないんだろ
小説の書き方の本や高橋源一郎の政治の本は有難く読むくせに 「政治少年死す」、半世紀超え全集収録 大江健三郎さん、幻の小説
6/10(土) 11:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170610-00000012-asahik-ent
ノーベル文学賞作家大江健三郎さんが半世紀前に発表したが、
一度も書籍化されなかった小説「政治少年死す」が、来夏刊行開始の『大江健三郎全小説』に収められることになった。
小説はいかにして“幻”になったか。また、今読む意味とは――。
「政治少年死す」は1961年1月、文芸誌「文学界」2月号に掲載された。
前年に起きた浅沼稲次郎社会党委員長の刺殺事件を題材に、17歳の右翼少年を描いた。20代半ばの作品だ。
発表後、右翼団体から度重なる抗議を受け、「文学界」は、翌月号に関係者へのおわびを掲載、作品は未刊行に。
同じ61年2月には右翼の少年が中央公論社社長宅を襲った「風流夢譚(むたん)事件」が起き、
言論・出版界に萎縮ムードが広がった。…… >>474
いま見てきた
面白くてワロタ
ヤフコメ民にとっては大江より百田の方が上なのか >>467
応募総数も受賞者の平均年齢もここ10年さほど変わってない。 鴻池さんはなんとなく、このまま単行本も出ないで芥川賞候補にもならず、太田さんみたいなポジションになりそう。 話題になっているナイス・エイジ読んだよ
最初はよかったけど残念ながら尻すぼみだった
新しさを感じるという感想があったけど、たしかにものすごく卑近で現代的な内容ではある
というのも、主に取り扱ってるネタが2ちゃんねるやネット社会だから
「たいとうく」は明らかに「ちばけんま」が元ネタなんだけど
あそこまであからさまにやる必要あったのかなと
なんか面白さを感じずに白けてしまったし、どうなるかわかるから飽きが来てしまう
ポスト真実やテロリズム以外にも自殺問題やカルトなど日本の社会問題を散りばめているけど
なんか無駄に物語を引き伸ばしている記述が散見されるような気がした シュタゲ感はなかったよ
タイムマシンの記述はシュタゲ(というかジョン・タイター)を元にしたのかなとは思ったけど
ただ、アニメや漫画で氾濫しているタイムループ系物語を揶揄するような終わり方ではあったな 来月発売の文藝。
【特集】186人による「現代文学地図2000→2020」
【新連載】最果タヒ【文藝賞受賞第一作】畠山丑雄
【小説】小林里々子/ミヤギフトシ/亀山郁夫/津村記久子/牧田真有子ほか 畠山くん、あの村上春樹を青臭くしたような小説から進化できているかな むかし京都コネシスターズ事件があったけど、いまもまだ京都コネはあるんだろうなあ 芥川賞の候補発表って来週くらい?
芥川賞は7月19日なんだけど。 去年は6月20日だったね。
コンビニ人間とか候補作いいのたくさんあって盛り上がってた。
今年は落ち着いてそう。 大畑が買ったってよ
ちょっとこのスレに呼んでくるわ monkeyと小説トリッパーが出ていたね。
ぱらぱら見てきた。 >>495
ジュンク堂ではまだ入荷してなかったよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています