ラテンアメリカ文学総合スレッド 8 [無断転載禁止]©2ch.net
>>455
仕事辞めたとか
入院したとか
暇になるときっかけになる場合がある >>458
気が付かなかったな
確かに俺も無職のころは本ばっかり読んでたな
『夜のみだらな鳥』は未だに積んだままだけどw >>458
正解だね
退職して半年以上失業手当をもらいながらコロナ自粛もあって
自宅にこもって積読本を読みまくっている
若い頃のフリーター時代のように読める
正社員の仕事を持っていると休日でも読めなかったんだが 『石蹴り遊び』100P近くまで読んだが意味不明すぎてイライラしてきた。作者の写真もキチガイみたいな顔してるしな。
2通りの順番で読めるとの触れ込みだが、こんなストーリーも無いような小説でそんな仕掛けをやられても、全く凄いと思えないな。 「石蹴り遊び」普通の読み方で最後まで読んだけどつまらんし主人公が何言ってるのか全然わからんしもう読まんわ・・・
この手の、小説的言語によって何かを達成しようというのではなく、
哲学から得た思想を具体例に当てはめる場として小説を利用している奴は偽物の芸術ではないかと思う コルタサルは短編が本領の作家というのが大方の評価になっている
自分も昔『石蹴り遊び』は期待して読んだが、つまらなかった
ダレルの『アレキサンドリア四重奏』とともに期待外れの凡作だった
一方、ハクスリーの『ガザに盲いて』は今日あまり評価されていないが、
各章が魅力的な断片であり、さらにそれらが集積して統一した全体を
見事に形成しているという20世紀前衛小説らしい傑作だと思っている 短編は多分だいたい訳されたけど長編はほぼされてないな
ブームの頃に懸賞くらいは翻訳されてもよかったんじゃないだろうかと思うんだが 過疎ってますな
コルタサル好きだけど、石蹴り遊びは最後まで読めなかったわ 質問!
ここにいるラテンアメリカ文学好きが、好きな現代作家って誰? はい、います!
スペイン・ポルトガル系だけど、なんとなくラテンアメリカ文学っぽさもあるかな。
ジョゼ・ルイス・ペイショット「カルヴェイアスの犬」
アグアルーザ「忘却のついての一般論」
アチャーガ「アコーディオン弾きの息子」(映画化されるらしい) >>472
ダンケ
今度読んでみる
俺もなんかおススメしたいが、ボラーニョで更新が止まってる On the road を英語で読んでるがこれ3週間で書いたんだよな
作者が書いた時間より読み終わるまで時間かかりそう ラテンアメリカ文学は色々読んだが、いまだ好きな作家が現れない ペドロ・パラモは圧倒されたな。あの独特の雰囲気がすごい 嘘かもしれないが、大江健三郎がメキシコシティに滞在して講義をしていた1970年代、
ある酒場で彼に話しかけてきたのがフアン・ルルフォだったという
後日ルルフォから大江宛に著書が送られてきたらしい Discord新装開店しましたのでにわか様も有志様もぜひ遊びに来て下さい🦉
もちろんDiscordした事ない方も大歓迎です、VCもあり多機能で幅広く楽しめます♬
https://twitter.com/JewelerOwl
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>480
インタビューで嘘言ってんならさすがに耄碌ジジイすぎるわ
嘘のようなホントの話だろ >>482
大江は講演でもホラ話をさも実際あった話のように話すからな https://www.nikkansports.com/general/news/202104180001537.html
ノーベル文学賞作家バルガス・リョサ氏がケイコ氏支持表明 ペルー大統領選
[2021年4月19日0時12分]
ペルー出身のノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏(85)が18日までに、
6月6日の大統領選の決選投票でアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)を
「まし」な候補だとして支持すると明言、有権者にも支持を呼び掛けた。
在住するスペインのパイス紙やメキシコ紙のコラムで述べた。
バルガス・リョサ氏は1990年の大統領選に出馬し、当時無名だったフジモリ氏に決選投票で敗北。
反フジモリ派で知られるが、対抗馬の急進左派カスティジョ氏(51)が当選したら
「共産主義的な社会になってしまうことは明らか」と懸念を示した。
一方、ケイコ氏が当選すれば「ペルーの民主主義を救う可能性がある」と指摘した。
(共同) そんなに共産がこわいならピノチェトみたいなのをアメリカ様に送って貰えばいいんでは? >>486
そういう他力本願の考えはやめよ
自分の国は自分たちで決めるべきだ ラテンアメリカの小説は欧米先進国の小説にはない独特の価値観や要素が含まれていておもしろい
なにが違うのか具体的にいうことができないもどかしさがあるけど、たくさん読めば分かってくるかもしれない 現代企画室の本は奥付に発行部数が書いてあるんだね。1000部とか泣けるよ >>488
頭の悪い奴はたくさん読んだって何も分かりゃしないよ
面白い、つまらない、これだけさw ホセ・ドノソの境界なき土地を図書館で借りて読んだらとてもおもしろかったので夜のみだらな鳥を衝動買いした
楽しみだ ボルヘス初めて読んだけどむずかしいね。何度も読み直さないと把握できない話が多い
でも味わい深くてスルメみたいだ >>492
「裏切り者と英雄のテーマ」は読んだかな?
それを映画化したベルトルッチの「暗殺のオペラ」も見てほしい >>493
いまアレフを読んでて伝奇集はまだ読んでないんだ
暗殺のオペラは何十年も前に映画館で見たけどボルヘスが原作とは知らなかったよ。見直してみるよ。ありがとう コルタサルの動物寓話集おもしろかった。読みごたえあるわ 石蹴り遊び面白すぎ。Spotify でプレイリストを作りつつ読むの楽しい
夏はラテンアメリカ文学に限るな ボルヘスはこんなの書いてみたよ、分かるかな〜って挑戦されてる感じ
コルタサルはまたこんな変なの思い付いて書いちゃったけどまあいいよねって言われてる感じ コルタサルは本人が「分からないように書けるようになった!」と喜んでいたらしいし、
フエンテスは読んだ父親が「わけがわからないじゃないか!」と怒って本を壁に投げつけたというし、
そんなの私にわからなくて当たり前だよなあと開き直りながら読んでいるw >>499
たしかに胸にストンと落ちる話は印象に残っていない。なんだこりゃと何日も引きずるような話は頭に残ってる
小説の作り方としては分かんないように作る方が儲かるのかもね ガルシア=マルケス亡き後のコロンビア文学の雄バスケスの大作、
『廃墟の形』の邦訳が水声社から刊行されたね
相変わらずこの出版社の本はamazonでは取り扱いなし お、廃墟の形でたか
e-honで品切れと言われたテラノストラ、水声社に直接メールしたら送料サービスで買えた 別にアマゾンを使わなくとも水声社の本は紀伊國屋やジュンク堂で買えるしそれらの通販でも手に入る。特に不便なことはない 水声社が今もamazonを敵視していることを指摘したかった
別に不便だと言いたかったわけではない 水声社のジョルジュ・ぺレックAmazonで買ったな Amazonで売ってない本を読み始めてからが本当の戦いなんですよ テラ・ノストラよみおわったー
すごいことやってんだけど小説としてはおもしろくなかったような気もするけど今後の人生で何回も振り返りそうな気がする
石蹴り遊びのオリヴェイラが出てきたとこがうれしかった
今日仕事する気が出ねえ 今後何度もってのは長すぎて今はそう思うだけってことはないのかな?
最近長いのに面白くないってのは罪深いという気がするんだよね テラ・ノストラは長いとは感じなかったな。もうちょっと感情移入できるように書いてほしいとは思ったが
むしろラテンアメリカって短すぎるような。アルテミオ・クルスの死とか緑の家とか、あの倍の分量ほしいわ
失われた時を求めてとか特性のない男みたいな大河小説をメキシコシティかブエノスアイレス舞台でやってほしい 長くもなくて面白くもないなら折に触れて思い出さなくないですか?
つまらなくても長々と読んだ時間が自分の人生の一部に刻まれて思い出されるということなら私にもありましたが
でもつまらないものはやっぱりつまらないと切り捨てていいんじゃないかと最近思うようになったのです
何かを思い出すといっても丸ごとではなく人は忘れながら思い出しますしね ラテンアメリカ文学は一応気になるから、いろいろな本を買って読むんだが、
圧倒的な感銘を受けた作品がまだ一つもないんだよな
なかなか優れた作品とか好きな作品はあるんだけどね
どこかに自分と相性ばっちりの傑作が転がっているかもしれないから、
今後も読み続けるけどね 読書には面白くもないものでも受け入れるしかないという時間が結構あるよね
極端な言い方をすると
本を読まない人は刺激的な部分を特に印象的な記憶として蓄積するのに対して
本を一冊読もうとするせいでつまらない時間も持続的に記憶する習慣が生まれる
本当は一冊のうちのほんの一部だけしか自分にとっては必要のないものかもしれなくても
とりあえず一冊や一作として記憶しておくことになる
しかもそれが自然現象や現実的な状況とは異なり、
たった一人の著者の頭によって作られたものだったりすると
なぜ自分はそんなものにこうまでして付き合わなければいけないのだろうと思わないでもない
まあたしかに少なくとも日本で翻訳されているラテンアメリカ文学にはそこまで長い小説はないから
気楽に読めばいいんですが 長文で自分語りを始めると私小説化して日本文学っぽくなるのでやめてください たしかに「今日仕事する気が出ねえ」みたいな自分語りほどくだらんもんはないな
しらんがな >>518
ほんまやな
長文レスが嫌なら1行レス読んどけばいいじゃない 長文での自分語りはラテンアメリカ文学にも少なくない
『アルテミオ・クルスの死』にもそんなパートあるし『チリ夜想曲』とかもそう
自分語り=私小説という発想こそ日本文学にどっぷり浸かっているから出てくるというべきだな 『ケルト人の夢』マリオ・バルガス=リョサ 著 野谷文昭 訳 岩波書店
3,960円(税込) 2021/10/29発売予定
ISBN:9784000614740
一九一六年、大英帝国の外交官であった男に死刑が執行された。その名は
ロジャー・ケイスメント。植民地主義の恐怖を暴いた英雄であり、アイル
ランド独立運動に身を捧げた殉教者である。
同性愛者ゆえに長くその名は忘れられていたが、魂の闇を含めて、事実と
虚構が織りなす物語のうちによみがえった。
人間の条件を問う一大叙事詩。 「赤い魚の夫婦」 グアダルーペ・ネッテル著 宇野和美訳 現代書館 2,200円
国際的な評価を受けているメキシコ人作家の、初の邦訳となる短編集。5編を収録する。
表題作の主人公は、2匹の金魚を飼いながら夫と暮らす女性。好戦的で共生が困難な種
類なのに同じ水槽に入れられてしまった2匹と、妊娠を機に関係が変化した夫婦の姿が
重ねられていく。
他の4編もそれぞれ虫、猫、菌、ヘビを題材に、人間の孤独や社会の息苦しさを浮かび
上がらせていく。日本では知られていない優れた作家が、世界にはまだ多くいることを
実感させられる。 初リョサに都会と犬ども選んで正解だった
想像よりカラッとしてる青春ものだったなこれ リョサ数冊読んだけど、都会と犬どもとても好き!
いじめや左遷もかるけど、案外さっぱりしてるよね。 >>525
読後感やたらと良かったからかな
粗筋の第一印象だともっと終止ドロドロ陰湿なのかと思って構えて読んだからいい意味で裏切られた
リョサ他のもこれから読むつもりだけど個人的には都会と犬ども私もこれたぶん好きランキング上のままな気がするw バルガス・リョサは、緑の家と、世界終末戦争もぜひ!
官能の夢も文学エロスというかでなんか良いです。 ガルシア・マルケスを読んだ方、インタビュー「グアバの香り」と、自伝「生きて、語りつたえる」お勧めです!
作家はどのようにして実体験と想像を物語にするのか。
「百年の孤独」のエピソードの元ネタも多数あり。 来年の国書刊行会の予定にパラディソがあるそうで、企画生きてたんだなぁ
もしかしたら本当に読める日が来るかもしれない 『トラのトリオのトラウマトロジー』買ってあるが、まだ読んでないや
いつ読もうか? パラディソでるの?ラテンアメリカ最後の砦というかんじが
あとはコルタサルの長編とかの好事家むけしか ロア=バストスの「汝、人の子よ」がとても良かったから、「至高の存在たる余は」を読みたいんだけと、翻訳されてないよね。 英語でコルタサルの62 a model kitを読み始めたがこれは難しいなあ
いきなり石蹴り遊びの62章を読め、とか飛ばされるし
英語での評価を見る限り、一部の猛者には石蹴り遊び以上に面白いらしいけど コルタサルの62 A model kit英語版を読んだ。場所も語り手も自在に入れ替わる実験的な作品だが、短編でも見せる文章のキレはさすがで、美しいシーンが印象に残る。百年の孤独や石蹴り遊びを英語にした名訳者による文章も格調高い。
リリカルな群像劇というメインの展開は石蹴り遊びとも共通するが、芸術論議ばかりしていた石蹴り遊びと比べると話に動きがあり、特に主人公視点の都会的だが抽象的な空間でのラブストーリーは村上春樹っぽさもある。
コルタサルの長編は日本語訳してくれる人がいなさそうなのだが、実験小説好きにはたまらない傑作で、英語レビューサイトではマニアたちが解釈を寄せ集めて盛り上がっている。読後これだけ誰かと話したくなる作品は珍しい。みんな読もう。。 >>534
寺尾隆吉辺りが訳して欲しい。フィクションのエル・ドラードに収めてくれると 寺尾氏コルタサルとかフエンテスの実験的なもの酷評してるからなあ フエンテスでも、寺尾氏の評価するガラスの国境みたいな甘々の短編より、
聖域とか脱皮みたいなキレッキレの長編が好き、という人がいても良いと思うのだけど
木村栄一氏はもうリタイヤ気味なのかなあ 光文社古典新訳文庫でバルガス・ジョサ『街と犬たち』寺尾隆吉訳で発売予定。おそらく3月発売
都会と犬どもの新訳? えー最近ハードカバー買っちゃったよ。まあ傑作だし文庫化は喜ばしいが。 邦題都会と犬どもじゃなくなるのか
街と犬たちってこれまた角削がれて丸くなった感
自分も少し前に都会と犬どもと終末戦争ハードカバーで揃えたばかりだわでも文庫も買いそう フエンテスのテラ・ノストラを入手したけど難しそう。スペインの歴史を前もって勉強しておいたほうがいいかな? もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法
仁平ふくみ (著)税込:4,950円
出版社: 春風社
発売日:2022/03/24
ISBN:978-4-86110-784-9 >>549
石蹴り遊び手元に欲しかったのでありがたい 石蹴り遊びは何年も前に読んでまるでわけがわからなかった。
これを機会に再挑戦しようかなあ。 石蹴り遊びは積んであるので読もうかなあ。難解そうで後回しにしちゃってる 石蹴り遊びは難解ではない
虚仮威しの凡作にすぎない
アレキサンドリア・カルテットと並ぶ過大評価作 石蹴り遊びの土岐訳って集英社文庫で出てたのと同一じゃないの? 集英社文庫版って品切れなのか
ラテアメ文学が充実してたなぁ
プイグとかフェンテスもあった記憶