大江健三郎や中上健次って近代文学でどれ位凄いの? [無断転載禁止]©2ch.net
蓮實重彦「最低でも大江健三郎と中上健次は三島由紀夫より格上」 今全く読まれてないからな
批評界の流行作家って感じだろ 商業界の流行作家が批評界の流行作家に劣ってるとでも?
じゃあ日本文学最強は村上春樹な訳? 劣るとかじゃなくて好みの問題
小説は読まれなきゃ話にならないと思うけど じゃあ日本文学最強は村上春樹で漱石や鴎外は後塵を拝すレベルって事でok? 漱石は読まれてるでしょ
鴎外も読まれてる
そもそも最強ってなに?
定義してくれ そもそも文学は腐ってもれっきとした学問な訳でな
セールスは全く関係ないのよ
細木数子の本がどれだけ売れても学術的に価値がないようにね 文学というか書かれたものを研究することは伝統的に学門だけど文学(何を意味してるのかは知らんが)自体がれっきとした学門ってどういうこと? ?日本語で喋ってくれ
とりあえず文学を研究するに当たってその評価にセールスが関係無い事への反問になってないが セールスが関係ないのはその通りだとする
そうすると大江とか中上は例えば村上と比較するとどうなんの?
研究対象としての価値に違いが出るの? 横からだけど後藤明生や小島信夫みたいな、国書刊行会や講談社文芸文庫でしか売れないような作家の方が重要なんじゃないの? フリーワードで論文検索してみたら
三島由紀夫3237
漱石3140
村上春樹1584
大江1532
中上814
だった
参考程度だけど三島由紀夫が一番多い
だからなにって話だが中上は他の作家と比較して論じたい作家ではないのは分かる
一番売れてないだろうしな >>15
小島信夫は大好きだけど(どういう意味かは知らないけど)重要な作家と言うには準備が必要だと思う
後藤明生もそう
如何に書いたかみたいな話はもうマニアックすぎる気がする 「別れる理由」「寓話」「菅野満子の手紙」とか、常人にゃ訳分からんしな 21世紀は文学の権威自体が崩壊してる時代な訳で、そんな時代にわざわざ読ませる意味は無いと思うが うむ
小島信夫は一貫して才能があったと個人的には思う 小島信夫はよくわからんなあ
やっぱ「残光」も名作ということになるの? 「抱擁家族」の続編である「別れる理由」が
途中からメタフィクションに変貌するその創作意図が分からない
たとえば江藤淳はアメリカナイズされた現代家族の解体と米国からの「別れ」
の挫折が作中人の物意識のかい離を発生させ、
それが現実/虚構の境界消失につながったとしているのだけど
それはどうかとおもう
そもそも家庭の危機や妻の不逞は戦前からあったと思うのね 中上と小島信夫で思い出したけど、二人が絶賛した森敦ってどうなのよ?
月山だけ随分前に読んだけど、意味不明というよりも、むしろふっつーの読後感で驚いたって記憶がある。
意味の変容とか我ゆく者の如くとか読んだ人いるかな? >>16
>フリーワードで論文検索してみたら
>三島由紀夫3237
>漱石3140
>村上春樹1584
>大江1532
>中上814
>だった
>
>参考程度だけど三島由紀夫が一番多い
>だからなにって話だが中上は他の作家と比較して論じたい作家ではないのは分かる
>一番売れてないだろうしな
マックと一流レストランだったら
マックの方が口コミが多い 中上以降めぼしい作家って居るの?
保坂和志くらい? というか大江・古井以降は基本尻すぼみだよな
上記2人は柄谷とか蓮實とかが価値を措定したからまだしも
円城も保坂も悪かないが、同時代に批評人が少なくすぎていささか価値を判定しづらいのが難点だな そういう意味では舞城王太郎とか、東や福田に持ち上げられてる分幸運な訳で
ちゃんとした国文学研究者がもっと寄り付けば良いのなあと思う >>20
それらを渡部直己がケチョンケチョンに貶していて痛快だった 渡部直己の批評眼を信用しているわけではない
しかし彼が誰をどう評価するかを見ているのは面白い 大江と中上の影響力って保坂和志チルドレンに完全に駆逐されたよな