ドストエフスキーPart45 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©2ch.net
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フーリエ「愛の新世界」買っちゃった
14000円のところ8000円でかえたよかった!ってならないんだけどw
ザミャーチン「われら」も、やたら高かったけど、それでも本は紙で読みたい >>267
>スメルジャイコフほど悪性ではない(キャラクターとして)
スメルジャイコフを悪い、と感じたことがない、感じられない。丹念に再読すれば(相変わらず本文読まずにカキコしてるからw昔の記憶に頼っている)違うかもだけど。むしろ彼を虫けら扱いするイヴァンのほうがはるかに悪いだろう。
> 神の存在受け入れているが神の創りたもうた世界は受け入れられない、ところとか
これについては多くのひとが語り、多くの疑義がある。イヴァンの脳内に発生し、人口に膾炙した、全世界的に有名な、この哲学的想念について、今後「これは何なのか?」語るべき。(... と書きながらどうやら自分はイヴァンに対して意固地になって
敵意を燃やしてるかも知れないと感じてきたw)
> でも、もしかすると、これらも後付け理由であって、好きな色があるように理由は分からず惹かれるものなだけかもしれないよ
理由もわからず好きになる誰彼が貴いだ、とあったね
> 白痴はイッポリートで罪と罰ならスヴィドリガイロフであって悪好きなの霊ならばキリーロフ
> そこから見える共通点はなんだろうね
それも考えていこう。それは君自身を考えることになる。ぼくの印象としては「ぜんいんバケモノじゃねーか!!」
イッポリートはしらんけどw キリーロフも違うだろうけど。
> レスから察すると、君はゾシマ(プラスアリョーシャ)に肩入れというか魅力を感じているように思うんだけど、何を持って惹かれているのかな?
> 自分には彼らは少しできすぎていて、共感といより理想になっている
できすぎている、というのは分かる。 しかし、実際に彼らのような人間は、偉大な人生は存在している。これは確かだ。 >>269
1つ1つにレスありがとう
スメルジャイコフが悪の人と感じたのには虚無思想に覆われていると感じたのが一つの理由でもあるよ
>それも考えていこう。それは君自身を考えることになる。
そうだよね
自分の好きなまたは嫌いなものを考えていくって、自分を知っていくことでもある
> 神の存在受け入れているが神の創りたもうた世界は受け入れられない、ところとか
これについては多くのひとが語り、多くの疑義がある。イヴァンの脳内に発生し、人口に膾炙した、全世界的に有名な、この哲学的想念について、今後「これは何なのか?」語るべき。
うん、もっと話し合う必要があるよね >>270
> スメルジャイコフが悪の人と感じたのには虚無思想に覆われていると感じたのが一つの理由でもあるよ
>
そうだな。たしかに「虚無思想に覆われていた」具体的に確認したい。もし可能なら本文引用を。ひまなとき、ふと思い出したとき。俺の方は未だ自由に検索引用できるだけのコンピュータ環境が整ってないんだ >>271
うん読み返すのもいいもんだし
探しとく >>271
「スメルジャイコフとの3度目の、そして最後の対面」から引用して、「悪魔。イワンの悪夢」との繋がりでスメルジャイコフの虚無について説明しようとおもったけど、しっくりこなかった
今は具体的に会話の引用で説明できそうにないので、見つかったらまた載せるよ、わるいね
全体的に読むと、イワンの中の心の一部で「何も価値をおかず何も信じない」という暗部をひきついだのは、スメルジャイコフになる
ただイワンに限っては、こういう虚無観から次の信仰のようなもの、への転換と予兆が見えかけている
破滅か復活かは知りえなかったけどね
(続きがあればどうなるかははっきりとするのだけれど、僕達は予測しかできない、残念だ) そういうのを探していて他の興味深いことを見つけた
以前にあった、フョードルに1番近い子供は誰か?ということに対してのスメルジャイコフのセリフで、スメルジャイコフ本人がイワン告げた会話
「(略)、何にもまして、平和な充ち足りた生活をしたい、そして誰にも頭を下げたくない、これがいちばんの望みなんです。(略)、あなたは大旦那さまそっくりだ。兄弟の中でいちばん大旦那さまに似てきましたね、心まで同じですよ。」 37 マジレスさん[] 2017/10/11(水) 17:34:31.42 ID:Kx1p4IPz
最低年収6000万円以上の俺が貧困を語るスレ
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/debt/1507635685/
羨ましい!!! 罪と罰でテレビヨーワって名前だけ出てくる登場人物いるけど
独特の謎名前ですな 814 この名無しがすごい![] 2017/10/14(土) 05:14:01.15 ID:mkCsyIGF
KADOKAWA、山本五十六を女体化したラノベを10/20発売
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1507919954/l50
815 この名無しがすごい![] 2017/10/14(土) 13:35:38.65 ID:ZQVv1XtN
>>814
こんな糞みたいなモン
書いたらデビューと言われても絶対に書かねえよ
ラノベはキチガイ集団だな 100 名無しさん@そうだドライブへ行こう[] 2017/10/14(土) 14:27:11.83 ID:KeYpzSM60
時代はミニバンだろアホども!
それもベルファイア!
軽く1000万円超えるミニバン
完全におまえらには無理だわなw
これの1番高い奴をおれはキャッシュで買うよ
羨ましいとか言うなよ情けねえからな
ホンモノの漢の為のクルマ
http://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/ 19 吾輩は名無しである (ワッチョイ c75d-XAHQ [124.18.28.20])[] 2017/10/14(土) 23:18:29.74 ID:QJY/mnj90
地下室の手記を読んだら人生が変革しました
特に第2章
どうしたらいいですか?
元の自分に戻りたいです いい意味でもわるい意味でも影響を受けた本て何なんだろう
子供のころ読んだ絵本かなw ドミートリィ?あんな奴怖くないぞ
ワシの股間でヒィヒィ言わしてやる みんな、元気か?
もうかなりの間他の用事でカキコできてない
今日太宰治の葉桜と魔笛を再読したが、なんて素晴らしい感性なんだと。
世界文学もいいが、国文学もぜったいに読むべし。 なんで古い翻訳が100円ショップなんかで出回らんの >>287
なぜかはよく分からないけど、日本の古典をあまり読まなくなってしまっている
太宰治ってドストエフスキー好きにあってるとおもうかい?
オススメの日本文学って何かある? >>288
ボロくていいならブックオフだね
学生の頃は買いあさった 未読者なので何も知識がない、ちなみにそれら太宰治の作品はどんな感じなの、テーマというかそういうのは >>291
いつもの君か?
君の外国文学の趣味とぼくの趣味はウソみたく一致してる
そしてぼくは太宰のいくつかの作品が大好きだ
だから君も太宰を愛するんじゃないか?
西洋文学でもまったく同じことが言えるし、映画鑑賞など他の分野も同じだが
同じ太宰治でも「傑作」「名作」と呼ばれるものから読むんやで?
しかも「何も知らんひと」が薦めてる作品はダメだよ。
ほんとうに太宰が大好きで、研究者のひと、一生を太宰に捧げちゃってるようなひとが勧めるものを選択しよう
ぼくなんかあてにならんけど、「葉桜と魔笛」だいすきだよ。
>ちなみにそれら太宰治の作品はどんな感じなの、テーマというかそういうのは
この質問はつらい。君みたいに自由に語る力がない部分がある。ひとつあげると「穏やかなキモチ」
「懐かしい、ひたすらに懐かしい」気持ちにさせてくれる。
ネトウヨみたいにじゃなく、この日本が愛しくなる 未読とはいいながら「走れメロス」は読んだでしょ?
知らんけどアレは日本全国の中学生が必ず読むんじゃなかったけ? >>293 292
確かにメロスは読んでる
いま思い出したけど羅生門とかクモの糸も読まされてる
そして太宰に興味がわいてきた
そしてそして、名作から手をつけるようにするよ
本は好みに拠っているからきみのオススメならその通りになるんだろう
>「葉桜と魔笛」だいすきだよ。
これは覚えておいて読んでみる >>294
ムリに太宰なんか読まなくていいんだからねw
それより君のいままでのカキコを、継続して展開してくれ。
ドスト・トルストイ・シェークスピア等々、不滅のウェスタンカルチャーについて。
また、ややマイナーにはなるが、ヘッセ・オーウェルなどへの愛を。 海外の古典好きは日本文学でも古典よんでんの?
ベストセラーみたいなのはよまないの? >>296
時間のムダがほとんどだろ
人生で読める本は限られてる 海外ミステリのベストセラーなんかはたまに読むが、文学自体が終わってるから。 >>295
自分には指摘のあったそこらへんの作家が好きみたい
だけど日本の古典を読むときは太宰から始めてみるよ ベストセラーのコーナーに行かなくなって何年たつんだろう
偏見は避けたいけど、同じ読書時間をと考えると、やっぱり名作と思って古典になっちゃうなあ ヴォルテールの文学作品カンディードが読み終わりそうだけど、この人の思想もまたトルストイと共通し、ドストエフスキーとも共通点がみられる
カンディードという主人公にはあらゆる不幸がおとずれるが、かれはかれの家庭教師の教えによるライプニッツの最善論を信じて旅立つ物語、曰く、
「すべて、これでよし。すべてが、いまのあり方以外にはありえず、最前なのだ。(神が世界を創ったとすることを前提とする)」
そして、カンディードはことごとく起こる不幸(戦争、殺人、強かん、詐欺、等)の人間の悪事がはびこる世界を体験して、ひとつの結論に至る
「ひとは自分の畑を耕さなければならない、ということ。」
ヴォルテールは、全体の幸福のために個人が請け負う不幸があまりにも大きすぎることに対して、それを最善として見えないふりをする社会に訴えていたんだろうね
これは世界のあり方を憎んだイワンにとてもよく似ていて、また同じように鋭く優しい憐憫も感じた
憂いということだろう
他にも、最善論は自殺まえのキリーロフ(ドスト)の抱いた「すべてはいい。」とした思想を思わせる
最後の決意では、戦争と平和(トルストイ)のピエールが「人は自分の人生を生きるが善行になりえる。」と考えた思想も連想させる
ぼくはヴォルテールに彼らの原型がみた気がした できるだけ短く簡潔にと思うけど、この辺が自分の限界みたい
いつも感想が長くなってしまう、読んでくれる人には忍耐をしいてしまっていますw
そして余談だけど、そろそろフーリエ挑戦しようと思ってる
ではまたー 創価学会の非公然活動部隊
学会には教宣部∞広宣部≠ニいう、脱会者への嫌がらせなどの、非公然活動を行う組織
が存在する。これらの組織は、表向き、以下のような活動に従事していることになっている。
教宣部・・・脱会を希望する学会員や、脱会して日蓮正宗へ移った元学会員への説得工作
広宣部・・・顕正会や日蓮正宗との法論(創価学会・顕正会は元々、日蓮正宗の信者団体)
※ 日蓮正宗や顕正会と、創価学会とは教義が似ているので、互いに信者を奪い合っている。
教宣部・広宣部とも、表向きの顔とは異なる裏の顔があり、そちらが本当の存在理由である。
教宣部・・・日蓮正宗の情報収集、「仏敵」への軽微な嫌がらせ(法に触れない程度のもの)
広宣部・・・顕正会・共産党の情報収集、「仏敵」への嫌がらせ(時として違法行為も行う)
創価学会は、批判的なジャーナリスト、一般市民、脱会者などを「仏敵」認定し、上記組織
に所属する学会員を動員し、陰湿な嫌がらせを行なっている。これは明白な人権侵害である。 >>301
> ヴォルテールの文学作品カンディードが読み終わりそうだけど、この人の思想もまたトルストイと共通し、ドストエフスキーとも共通点がみられる
ヴォルテールの 名、そして「カンディード」カラマーゾフに出てくると記憶する。ドストエーフスキイが読んでいた、したがってカラマーゾフの誕生にも寄与しているであろう、こうした先行する西洋のクラシックにまで、読書を拡大していくのは
青年の特権であり、ぼくなんぞには真似できない。
さすがに、君のように縦横無尽に語るためには、猛烈な読書の質と量の背景がなければならぬ。
その時間も取れなければ、労力を傾ける気力のない我々凡愚は、極めて狭い1作品のみを、ヨチヨチ歩きで読んでいくしか
ないのである。 2 この名無しがすごい![sage] 2017/07/28(金) 01:17:28.13 ID:11KMQB1a
出版社系 公募新人賞からの新人排出は下火
賞を取ったところで儲けにはあまり繋がらなくなった
いまや儲かる新人作家はネット投稿サイト
エブリスタ代表取締役社長の芹川太郎氏
大いに語る!
前編
http://magazine-k.jp/2017/04/18/contemporary-web-fiction-01/
後編
http://magazine-k.jp/2017/05/10/contemporary-web-fiction-02/
後編より
昨年の出版界のベストセラートップ10の中になかに入った新人は、
「小説家になろう」さん出身の『君の膵臓をたべたい』の著者、住野よるさんだけです。
昨年の文芸で注目の新人を生みだしたのが唯一ネットだったということを考えると、
もうその垣根はなくなっていると思います。
芥川賞や直木賞をネット発の人が獲るのも、時間の問題のはずです。 >>301
社会人として当たり前じゃない、そんなの >>307
そのあたりまえをみんなが守ってれば戦争はなくなる
誰もが自分の畑で満足できれば争いもなくなる
そうなっていないからそれはあたりまえじゃない、っていうのがヴォルテールの主張なんでない
人のことに構ってないで自分を耕せ、ってことなんだろう こういうのはあえて曖昧に書いて読者の解釈に委ねようとしている意図もひしひし感じるけどね
色々な受け取り方ができちゃう >>308
>>>307
>そのあたりまえをみんなが守ってれば戦争はなくなる
>誰もが自分の畑で満足できれば争いもなくなる
>そうなっていないからそれはあたりまえじゃない、っていうのがヴォルテールの主張なんでない
>人のことに構ってないで自分を耕せ、ってことなんだろう
あたりまえのことができないことがあたりまえなのがあたりまえ 社会のために身を費やすなんてのは
自己欺瞞だよ
まずは自分を見つめ直しなさい
分相応になるのが大人の役目 結局はそういうことかも
まずは自分を、このまずが、平和や善の条件なのかもしれない >>307
>>308
>>310
>>311
>>312
あなた方のいうことはことごとく納得ゆきません!
というのは、半分はその通りでしょう。現実論的には。現実に自分がそんな立派な人間かと問われればぜったいに違う。
しかし、ヴォルテールのような思想家が、(読んだことありませんが)そのような卑近な説を唱えるはずがない。
>社会のために身を費やすなんてのは
自己欺瞞だよ
なにが自己欺瞞ですか? そんな考えのほうが自己欺瞞である。
我々は生物ですから自分のために生きますが、同時に他人のために生きている。
もしその一点がなければ、愛と生命力が枯渇する。カラマーゾフにあるとおり。
>まずは自分を見つめ直しなさい
分相応になるのが大人の役目
他人のことを考え、他人のために動くからこそ、自分を見つめられる。自分一人でいくら「自分探しの旅をしても何も発見できない」 >>311
> 社会のために身を費やすなんてのは
> 自己欺瞞だよ
> まずは自分を見つめ直しなさい
> 分相応になるのが大人の役目
---------------------------------------------------
私はあなたのお言葉は立派な意見だと思う。しかし、私たちはドストエーフスキイ読みですから、ロマン主義的に
ものごとを解釈する。自分は青年でなくとも、青年のごとく思考し行動したいと、願う。 >>313
>我々は生物ですから自分のために生きますが、同時に他人のために生きている。
機械的にならずに有機的でいる、ということか
ここはすごく同意できます >>313
>我々は生物ですから自分のために生きますが、同時に他人のために生きている。
ロシヤ主義的にドストエフスキーもトルストイも家庭にはやさしくなかったんじゃないかなあ
他人のために何を家族を犠牲にするのがロシヤ主義的なんだね
あっぱれ まず自分、まず家族
そんな当たり前のことができないロシヤ人がただの自己欺瞞を主義主張に言い換えて周りを巻き込んでスターリンを産んだのがロシヤ主義 そもそも他人のために働きかけるのが立派
と思うのをなんとかした方がいいかもしれないな 人はその欺瞞や傲慢を持たずに善きことを行えるのか、そもそも純粋な善はありえるのか、それを見つけるためにシェイクスピアやドストエフスキーを人は読む
彼らもまたそれを探していたのだから
少なくとも自分はそうだ
ぼくには、うっすら見えそうだけど未だはっきりしない、でも、いつかは見つけてみせてそれを行おう 399 本当にあった怖い名無し[] 2017/10/19(木) 23:10:11.42 ID:p95CUi6l0
ホンモノのオカルト
森田竜次
下半身丸出し状態で「変なコトしないから」と女に近づくw 「 あなた が 神秘主義 者 で 僧院 には いっ て い た って こと は 僕 も 聞い て い まし た。
あなた が 神秘主義 者 だって こと は 知っ て い た けど…… そんな こと で 思いとどまる
よう な 僕 じゃ あり ませ ん。 実生活 に 触れれ ば なおっ ちまい ます からね…… あなた
の よう な 資質 の 人 は そう なる のが 当然 な ん です よ」 「君 の 言っ て いる 神秘主義
者 ってな ん です か? なおる って、 なに が なおる ん です?」 アリョーシャ は やや
おどろい た 様子 だっ た。 「それ は その、 神 とか なんとか いう こと です よ」
「なん です って、 じゃ 君 は 神 を 信じ て い ない ん です ね?」 「あべこべ です よ、 僕
は 神 に 反対 する なに もの も 持っ ちゃ い ませ ん。 もちろん、 神 は 仮説 に すぎ ませ ん
よ…… だけど…… 僕 は 神 が 必要 だ という こと は 認め て い ます ね、 秩序 の ため にも……
世界 の 秩序 などの ため にもね。 だから 神 が 存在 し ない と し たら、 神 を 考え ださ なけ
れ ば なり ませ ん」 と コーリャ は つけ加え ながら、 顔 を 赤らめ はじめ た。
中略 「 神 なんか 信じ なく たって 人類 を 愛する こと は できる でしょ う、 あなた は どう お 考え です?
ヴォルテール は 神 を 信じ て い なかっ た けど、 人類 を 愛し て い た じゃ あり ませ ん か?」
(『 また はじまっ た ぞ、 また!』 と 彼 は 腹 の なか で 思っ た)
「ヴォルテール は 神 を 信じ て い た けど、 その 信仰 は 浅かっ た らしい ね、 だから 人類 にたいする
愛 も 浅かっ た ん じゃ ない ん です かね」 と、 アリョーシャ は もの静か に、 ひかえ め に、 ごく 自然
な 言い方 で そう 言っ た。 それ は まるで 同年輩 の 者 か 年上 の 者 を 相手 に 話し て いる よう な 口ぶり だっ た。
コーリャ は、 そうした アリョーシャ の ヴォルテール について の 自分 の 意見 にたいする 自信 のなさ
そう な 様子 や、 まるで 小さな コーリャ に その 問題 を 解い て もらお う とでも する よう な 態度 に
まったく おどろい て しまっ た。
「ところで あなた は ヴォルテール を 読ん だ こと が ある ん です か?」 と アリョーシャ は 言っ た。
「いや、 読ん だ こと が ある と いう ほどでも ない ん です が…… しかし『 カンディド』 は 読み まし
た よ、 翻訳 でね…… 古くさい、 なっ て ない、 おかしな 翻訳 で……」( また はじまっ た ぞ、 また!) >>317
「君がもう すこし 年 を とっ たら、 年齢 が 信念 にたいして どういう 意味 を 持つ かが わかっ て き ます よ。
それに 僕 には どうも、 君 の 言っ て いる こと は 自分 の 言葉 じゃ ない よう な 気 が し た もん です からね」
と アリョーシャ は つつましい 穏やか な 調子 で 答え た が、 コーリャ は かっと なっ て 相手 の 話 を さえぎっ た。
「冗談 じゃ ない、 あなた が 望ん で いる のは 服従 と 神秘主義 です よ。 あなた だって 認める でしょ う、 たとえば、
キリスト 教 が 金持ち や 門閥 にばかり 奉仕 し て、 下層階級 を 奴隷 状態 に 引き とめ て おい た って こと は。
そう じゃ あり ませ ん か?」
「ああ、 君 が それ を なに で 読ん だ か、 僕 には わかっ て い ます よ、 君 は てっきり だれ かに 吹き こま れ た
ん です ね?」 と アリョーシャ は 叫ん だ。
「とんでも ない、 どうして かならず 読ん だ という こと に なる ん です? それに 僕 は 全然 だれ にも 吹き こ
ま れ た こと なんか あり ませ ん よ。 独力 でも わかり ます からね…… それに、 なん なら 言い ます けど、 僕 は
キリスト に 反対 し て いる わけ じゃ ない ん です よ。 あれ は まったく 人道的 な 人物 で、 もしも キリスト が
現代 に 生き て い た と し たら、 さっそく 革命家 の 仲間 には いっ て、 おそらく、 目覚ましい 役割 を 演じ た ん
じゃ ない かと 思い ます ね…… きっと そう だっ た と 思い ます」
「いったい どこ から、 いったい どこ から そんな 知識 を 掻き あつめ て き た ん です!
いったい どこ の ばか と つきあい だし た ん です か?」 ・増山麗奈
「政治家の皆さんと一緒によく会合をもたれて…お酒の席ですね、やられてる、映画によく出資をしているT会長から直接お聞ききした話いきます。
竹中平蔵がもっている変態バーがあり、そこにはよくAKBの子たちが来る。
パンツはもう紐みたいなモノで、履いていないも同じで、前にかがむと具(中身)が見えるという状況の中で、夜な夜な政治家と出資をされる経済界の方の会合があるそうです。
そこには常連として安倍総理も来てるという話でした。
また、G力さんという有名な女優さんなどもそーいった会合にも参加され、そこで接待や枕営業というものが日常的にあるんだとおっしゃっていました。
また、安倍晋三さんの性癖としましては生きた人間よりも人形が好きということがあるみたいです。」
・朝堂院大覚「安倍晋三やAKBの秋元康ら史上最低の人種たちによって日本の倫理、道徳が総崩れになった」
・朝堂院大覚「吉本の島田紳助は『俺の紹介した女を使え!俺は山口組だ!山健組だ!文句あるのかコラァ!』とテレビ局のプロデューサーを殴っていた。」
・朝堂院大覚「高市早苗は森喜朗と安倍晋三の愛人」
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飲み屋で芸能社長に聞いた芸能界の枕業界事情【NET TV ニュース】月刊タイムス 2017/09/13
https://www.youtube.com/watch?v=JXAHVXOmJsA
>AKBの子たちが来る
>G力さん
>安倍晋三さんの性癖としましては生きた人間よりも人形が好き 〔G〕 いのり、 愛、 および 他界 との 接触 について 青年 よ、 いのり を 忘れ ては なら ない。 いのり を
あげる たび に、 もしも その いのり が 真摯 な もの で あれ ば、 あらた な 感情 が ひらめく だろ う、 そして
その 感情 の なか には あたらしい、 それ まで 知ら なかっ た 思想 が ふくま れ て い て、 その 思想 に 勇気づけ
られる だろ う。 そして、 いのり は 自己 教育 で ある こと が わかっ て くる だろ う。
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ぼくが引用する箇所は、特殊で特別の思想が、書かれているのではない、と思う。その表現は見事であり、
キリスト教的な色と香りがするが、要するに宗教的な感覚と実践の表現だ。
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さらに こういう こと も おぼえ て おく が よい。毎日、 できれ ば、 心 の なか で、「 主 よ、 きょう あなた の
前 に 召さ れ た すべて の 者 に 恵み を 垂れ た ま え」 と くりかえし 唱える こと だ。
なぜなら、 毎時 毎分 何 千 という 人間 が この 地上 の 生活 を 棄て て、 その 魂 が 神 の 御前 に 立つ から だ――
そして その うち の いかに 多く の 者 が ひとり さびしく、 だれ にも 知ら れる こと なく、 悲哀 と 寂寥 の うち に
この世 に 別れ を つげ た か しれ ない から だ、 しかも だれ ひとり 彼ら を 憐れむ 者 も い ない し、 彼ら が 生き
て い た のか どう かさえ まったく 知る 者 も い ない から だ。 その時、こういう人の後世を弔うおまえの祈りが、地球のまるで反対の側から神をめざしてのぼって行く。
おまえとその人が互いに知りあっておらぬとしても、なんのさわりもないことである。
神 の 御前 に 恐れ おののき ながら 立っ た その 人 の 魂 は その 瞬間、 自分 の よう な 者 の ため にも 祈っ て くれ て いる 人 が いる、
地上 に 自分 の よう な 者 も 愛し て くれる 人間 が のこっ て いる と 感じ て、 どれほど 感激 する か しれ ない。
それに、 神 も お前 たち ふたり を いっそう 慈愛 の こもっ た 目 で 見 て くださる に ちがい ない。 なぜなら、 すでに お前 が
それほど その 人 を あ われ に 思っ た と すれ ば、 お前 などより 無限 に 情 けぶかく、 また 愛 も ふかく て いらっしゃる 神さ
ま は お前 などより どれ ほど 多く あわれん で 下さる か しれ ない から だ。
神さまはおまえのために、その人をも赦してくださるに相違ない。 331 名無しさん@お腹いっぱい。[] 2017/10/20(金) 17:06:18.97 ID:uTb6bhsj
980万円借金があるのに
毎月保険料を8万円以上払ってる
これって普通だよな
保険は大切だもんな >>323
カンディードはコーリャの章だったのか
やっと思い出した コーリャはヴォルテールのことよく語っているじゃないか。
理神論者だよ。 416 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote![sage] 2017/10/22(日) 07:03:38.21 ID:jgQyjNso0
313 本当にあった怖い名無し sage 2017/10/19(木) 23:45:32.00 ID:uVmjileZ0
これ幽霊!?
https://twitter.com/manabu251/status/621890499507458048
↓
マジモンじゃね!?
https://goo.gl/SnFhgG
結局どっちなんだよ
326 本当にあった怖い名無し sage 2017/10/20(金) 16:56:56.52 ID:ZbW+8yip0
別のアングルからのもの
こいつ何なんだろ?
https://i.imgur.com/qWZN7q0.jpg
https://i.imgur.com/EDOWSS5.jpg
358 本当にあった怖い名無し 2017/10/21(土) 23:26:41.00 ID:BmSk+tLd0
まー@manabu251
昼間から見ちまったし
ずーっと立ってるもん しかも靴を横に置いて裸足で しかも前も踏切の前で正座してて みんな見てるはずなのに見てないとか この人見たって人も俺が事故ったその日の夜に目の前で倒れて救急車で運ばれたし お祓い行こうかな
https://pbs.twimg.com/media/CKFmG0MUkAAecaC.jpg >>332
そうなんだよね
弱者とか少数派がおしつぶされないようにいつも訴えていてとても博愛主義的なんだけど、かれのいう神は人格神ではなくて汎神論的なんだよね
キリストの神ではない
おそらくは、ドストエフスキーがヴォルテールを絶賛しなかった理由はそこかも キリスト教といっても、いつどこでだれと、愛を誓うかわからないし、
けだし文献なんて邪魔なものだけど、信仰を振り返ってみるのもいいかもしれない。
多宗時代じゃないと繁殖は難しいけど、その宗教の編集作業というのは
面白いかもしれないなあ。難解で、実りがある。 ライプニッツが世界は最善に創られているとして、ヴォルテールは悪も存在するように創られているとして、それに対してルソーは最善に創られているが人間の自由意思が悪を追加してるとして…そうやって思想家は続いてる
さて、どれを自分は支持するか、とする瞬間に大問題になる
だって、概念の問題から現実の自分に関わる問題へと変わるからだ
最近選挙があってそんなことをおもった >>332
このスレでよく見る用語で「理神論」とあるが、どういう意味あいだろうか? >>337
神の意志は何であるかをキリスト教から始めて歴代の、例えばニュートンとヴォルテールの言ってる理神論の違いとかが厳密にはあるんだけど、省略して概念だけ追ってくとするならば、
理神論の神とは、宇宙や世界を設定するシステムそのものであって、ただしそこあとの一切を干渉しない、非人格的であり、超自然的知性の活動と同義
と、とてもわかりずらいことをみんな言ってる
それに加えて、感覚ではなく理性で見つけろとかすごーくわかりずらいw
なので勝手に超かみくだくと、
つくったっきりで後はほったらかしだよ!の神=理神論(後は人間次第っていう)
つくったからには関わるよ!の神=有神論(キリストとか例えば聖書とかで)
ついでにいうと、つくられた宇宙とか世界のルールを神と錯覚してるだけだよ!=汎神論
(ということで汎神論は基本的に無神論者になる、理神論ともちろん有神論は神を信じている) >>338
> 理神論の神とは、宇宙や世界を設定するシステムそのものであって、ただしそこあとの一切を干渉しない、非人格的であり、超自然的知性の活動と同義
> と、とてもわかりずらいことをみんな言ってる
> それに加えて、感覚ではなく理性で見つけろとかすごーくわかりずらいw
>
> なので勝手に超かみくだくと、
> つくったっきりで後はほったらかしだよ!の神=理神論(後は人間次第っていう)
> つくったからには関わるよ!の神=有神論(キリストとか例えば聖書とかで)
> ついでにいうと、つくられた宇宙とか世界のルールを神と錯覚してるだけだよ!=汎神論
> (ということで汎神論は基本的に無神論者になる、理神論ともちろん有神論は神を信じている)
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つまり理神論も汎神論も不信ということですね。 つまりはいろいろと「理」屈 をつけて、信じないということですね?
ぼくはその点はイヴァンも同じだと思います。それはイヴァンがそういう低劣な人格だなどと言いたいのではなく、
現代人(過去の世紀のいかなる国民も含めて)の通弊であり宿命です。
アレクセイやゾシマや、信仰深い農婦は、文字通りに信ずる。それは頭で考えた結論ではない。 >>339
キリスト教徒とかイスラム教徒とか何でも教義と教条がある宗教から見れば無神論者になっちゃう
だって神を人格神ととらえていないのだから
でも、ヴォルテール(理神論者)なんかは神はいる、とはっきりいってる
このすべての世界(宇宙も含めて)をつくった人物みたいな物?(人でないけど)は「いる」と明言はしている
だけど、すごーい力を持ってる何か物体みたいなものが神であるとしたんだ、でも人格はないのでもちろんしゃべらないし裁きもしない
なので理神論者って神を信じているといくら本人は言っても、中世のキリスト教社会では人格者(創世記の神)でなければ認められなかったので、無神論者あつかいされる
フリーメンソンとかの話でよく理神論が出てくるよ
フリーメンソンは何でもいいから神を信じていればとりあえずOKとしたみたい >>340
そうだね
信仰では決してしていない、認めてるというだけだとぼくもおもう
はたしてそれは信じてると言えるのだろうかと
でも、ヴォルテールもまた人類をよくしようと必死に訴えていたひとの一人だから、彼の本からは学ぶことがたくさんあるよ >>342
アレクセイやゾシマや、信仰深い農婦、の共通点はなんでしょうか?
それは教会に属しているということです。自分を低くし、共通の信仰に賭けていることではないか?
それはリスクを伴うから「賭ける」とも書く。
イヴァンは高みから民衆を見下ろしている。 知りもしないのに、読んだこともないのに、ヴォルテールを批判すると、
>ヴォルテール(理神論者)なんかは神はいる、とはっきりいってる
このすべての世界(宇宙も含めて)をつくった人物みたいな物?(人でないけど)は「いる」と明言はしている
だけど、すごーい力を持ってる何か物体みたいなものが神であるとしたんだ、でも人格はないのでもちろんしゃべらないし裁きもしない
それは「君の解釈」だと言いたい。君とはヴォルテールのこと。それは「君の宗教」だと。
「君の宗教」を創始することをやめて、民衆の信ずるところを信ぜよ、と言いたい。 なるほど、どういうふうに感じ取れるひともいるんだね
自分なんかは、もちろん神といえばキリストの神であるけど、イワンが神と距離をとってる半信半疑みたいな感じも結構共感してしまう
ヴォルテールなんかもなぜか
このなぜか、は考えとくよ ではまたー オナラしたら全部うんちだった!
235 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2017/10/25(水) 06:24:42.22 ID:X+FpPgtG0
http://livedoor.4.blogimg.jp/vsokuvip/imgs/8/3/83801d0f.gif >>345
> 自分なんかは、もちろん神といえばキリストの神であるけど、
なぜ、八幡大菩薩ではなく、キリストの神なの?
この日本国では、キリスト教の神を信ずる人は、20人にひとりもいないはず。
数の多寡でいうならば。
たとえば、キリスト教徒が多い欧米は、世界史上において、残虐な戦争行為を繰り返してきた。
(もちろん日本もその他の第三国も同じ)
ゾシマの教えに(引用箇所がやや不適切だが、諸君なら何を言いたいかわかるはず)
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〔H〕 人 は 自分 と おなじ 人間 の 審判 者 に なれる か? 最後 までの 信仰 について
人 は 何人 の 審判 者 にも なれ ない という こと を とくに 銘記 す べきべき で ある。 なぜなら、 その 審判 者
自身 が、 自分 も いま 目 の 前 に 立っ て いる 人間 と まったく おなじ よう な 罪 びとだ、 ことに よる と、
自分 の 前 に 立っ て いる 人間 の 罪 にたいして 自分 は だれ よりも 責任 が ある の かも しれ ない と 認め ない
かぎり、 この 地上 には 罪人 の 審判 者 など 存在 し え ない からで ある。
それ を 悟っ た とき、 はじめて 審判 者 に なれる わけ で ある。 これ は どんなに ばかげ た こと の よう に 見え
よ う とも、 真理 なの だ。 なぜなら、 自分 が ほんとう に 正しい 人間 だっ た なら ば、 いま 自分 の 目 の 前 に
立っ て いる 犯罪者 など 存在 し なかっ た かも しれ ない から だ。
もしも いま お前 の 前 に 立っ て い て、 お前 が 心 の なか で 裁い て いる 犯罪者 の 罪 を 自分 が 背負える もの
なら ば 即座 に 背負っ て、 その 人 に かわっ て 苦しみ、 相手 を とがめ ず に 許し て やる が よい。 そして 法律
によって お前 が 裁判官 と なる よう 命ぜ られ た 場合 でも、 できる かぎり、 そういう 精神 で これ を 行なう が
よい。 罪人 は 立ち去っ てから、 自分自身 を お前 が 裁く よりも もっと 厳しく 罰する に ちがい ない からで ある。 たとえ 相手 が お前 の 接吻 にも 心 を 動かさ れ ず、 お前 を 嘲笑 し ながら 立ち去ろ う とも、 そんな こと に 迷
わさ れ ては なら ぬ。 それ は つまり、 まだ その 時期 が 来 ない という こと なので あっ て、 来る べき とき には
かならず 来る はず だ からで ある。 だが、 来 なかろ う と、 それ は おなじ こと だ、 その 人 で なく とも、 ほか
の 人 が その 人 の かわり に それ に 気づい て、 なやみ、 自分 で 自分 を 非難 も しよ う し、 責め も する だろ う、
そう すれ ば 真理 も 実現 する わけ だ。
この こと を 信じる が よい、 疑う こと なく 信じる が よい、このなかに古 聖 の希望も 信仰 も、ことごとく蔵せら
れている からである。
略
もしも 人 の 悪業 に 憤慨 と 耐え られ ぬ ほどの 悲しみ を おぼえ、 悪人 ども に 復讐 し たい くらいに 心 の 乱れ
を おぼえ た なら ば、 なに よりも その 気持ち を 恐れ なけれ ば なら ぬ。 すぐさま 出かけ て 行っ て、 あたかも
他人 の 悪業 の 責任 は 自分 に ある かの よう に、 自分 が 負う べき 苦しみ を さがし 求める が よい。 その 苦しみ
を わが身 に 引き受け て 耐え しのべ ば、 自分 の 怒り も 和らい で、 自分 も 悪い の だ という こと を 悟る だろ う。
その わけ は、 自分 は 唯一 の 罪 の ない 人間 として 悪人 ども に 道 を 照らし て やる こと も でき た はず なのに、
照らし てやら なかっ た からで ある。 もしも 照らし
略
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日常生活において、キリスト教徒が、これに近い精神で生活しようとしてるとしても、現実の国家単位では、
他民族に対して差別と残虐行為を堂々と主張している以上、キリスト教の本質は、欺瞞と虚偽であると確認できる。
否、むしろ日本民衆の大半が「それを見抜いているがゆえに」我が国は決してキリスト国とならなかったと言えまいか? >>351
全体的みわたすならば、この国の習慣において、ヨーロッパかもしくはロシアでもいい、歴史の流れのあるキリスト教の世界観を正確にとらえることは、ぼくたち日本人は不可能だろう
>なぜ、八幡大菩薩ではなく、キリストの神なの?
この答えをぼくは知らない
でも、これはぼくの物語だ、だから自分の物語のうえで知っていることもある
そして自分をときあかすことができるのは、他人ではなくてあくまでも自分だけだ
どんな人間でも、ただの平凡な個人であるばかりではなく、必然的にあたえられた世界の中で一期一会をとおして偶然的な何かと出会う
それは誰の物語の中でも用意されている、造物主からの特権だ
だからだれの物語もすばらしい
なぜキリストの神を選んだのかは知らないが、でも、それを必然とよぶのか自由意思があったのかとるのかについては、ぼくが知っている
答えになっていないかもねw >>352
> 全体的みわたすならば、この国の習慣において、ヨーロッパかもしくはロシアでもいい、歴史の流れのあるキリスト教の世界観を正確にとらえることは、ぼくたち日本人は不可能だろう
そうだね。そのとおりだ。それはまちがいない。
ところで
人類史の中でキリスト教以前と以後では、人間は良くなったのか? (このような概括的な言い方は、実際は何も語ってないに等しいだろうが。)
人間は戦争や貧乏やその他精神的に追い込まれるだけで、狂的な行動に出るものでしょう。それを制御するための
宗教ではないか?
カラマーゾフのなかで、イヴァンをはじめ、大半の登場人物が懐疑的であるのは、ある面当然でないか。
信仰の名のもとに、腐敗が行われてきたのが、また眼前にそれを見ているからである。
> >なぜ、八幡大菩薩ではなく、キリストの神なの?
> この答えをぼくは知らない
> でも、これはぼくの物語だ、だから自分の物語のうえで知っていることもある
ぼくの問はかなり卑怯で、バカげたものだったかも知れない。数の多寡や日本人は... などバカな話だったね。
信仰というものはそんなことでは測れない一側面をもっている。
> そして自分をときあかすことができるのは、他人ではなくてあくまでも自分だけだ
> どんな人間でも、ただの平凡な個人であるばかりではなく、必然的にあたえられた世界の中で一期一会をとおして偶然的な何かと出会う
> それは誰の物語の中でも用意されている、造物主からの特権だ
> だからだれの物語もすばらしい
> なぜキリストの神を選んだのかは知らないが、でも、それを必然とよぶのか自由意思があったのかとるのかについては、ぼくが知っている
>
> 答えになっていないかもねw
これ以上ない、すばらしい回答だ。その上で「自分をときあかすことができるのは、他人ではなくてあくまでも自分だけだ」の一文に注目した。
ぼくたちにはカラマーゾフという共通理解の土台がある。また、カラマーゾフやドストエーフスキイ作品を通じて
深めていこう! ぼくはキリスト教の本質に切り込んでいきたい。その相手は、だれかれの個人ではなく、カラマーゾフに描かれた
ゾシマの教え、ドストエフスキーの思想だ。
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もしも 人 の 悪業 に 憤慨 と 耐え られ ぬ ほどの 悲しみ を おぼえ、 悪人 ども に 復讐 し たい くらいに 心 の 乱れ
を おぼえ た なら ば、 なに よりも その 気持ち を 恐れ なけれ ば なら ぬ。
すぐさま 出かけ て 行っ て、 あたかも他人 の 悪業 の 責任 は 自分 に ある かの よう に、 自分 が 負う べき 苦しみ
を さがし 求める が よい。 その 苦しみを わが身 に 引き受け て 耐え しのべ ば、 自分 の 怒り も 和らい で、 自分
も 悪い の だ という こと を 悟る だろ う。
その わけ は、 自分 は 唯一 の 罪 の ない 人間 として 悪人 ども に 道 を 照らし て やる こと も でき た はず なのに、
照らし てやら なかっ た からで ある。
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この教えは「正しいのか?」根本的に間違ってはいないのか? >>353
いろいろと過去の人たちは言っている
地獄は頭の中にあるらしいし、神が存在しなければ作る必要があるらしい
ドストエフスキーは、神がいなければすべて許されるといったのは読者なら誰もが知っているだろうけど、この問題は、神は外にあるのか内にあるのかを考えるとき、人間の内に神があるとかれらは考えたということになる
つまりは、自由意思の存在を善と認めたということだ
個人的には、キリストによって与えられたキリスト以前にはなかった考えだとおもっている
まさにカラマーゾフのパンと自由の話にあるとおり
意思を持つことは悪と考えられていた鎖を外してもらったことになる
そういう理由で答えると、
>人類史の中でキリスト教以前と以後では、人間は良くなったのか?
そういう意味に限定すれば良くなったといってもいいとおもう
でもキリスト教の誕生で多くの人が死んだのも事実だよね
話が振り出しに戻ってしまう >>354
そのへんの話はいろいろな宗教の本質にいきついてしまって壮大すぎるw
インド仏教でいえば梵我一如だっけ?
我と他をなくすところから始めて、キリスト教においてはそれに原罪をくわえる
ぼくにはとても手におえないけど、ゾシマのその談話は、キリストの本質をとてもとらえていて、もしだれもがそう思たら人類史上初の平和おとずれるんじゃないかな 人間はなんでもできる自由意思がある
その自由をつかって善きことをおこなう、ただし従属するのではなく自らの意思を持って行うこと
そういう意味でこの聖句を理解しているんだけど、どうなんだろうか?(聖書に詳しいひといたらお願いします)
そしてトルストイも含めてドストエフスキーの思想の元に感じる
すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが益になるわけではない。すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが人の徳を高めるのではない。だれでも、自分の益を求めないで、ほかの人の益を求めるべきである。
コリント 10:23 24 >>356
> いろいろと過去の人たちは言っている
> 地獄は頭の中にあるらしいし、神が存在しなければ作る必要があるらしい
>この問題は、神は外にあるのか内にあるのかを考えるとき、人間の内に神があるとかれらは考えたということになる
ゾシマやアレクセイも、そう考えたのか? ゾシマの教えの中にあッたような気がするが。
> つまりは、自由意思の存在を善と認めたということだ
ここはよくわからない。「自由意思の存在を善と認めた」西洋哲学的表現でわかりにくい。
> 個人的には、キリストによって与えられたキリスト以前にはなかった考えだとおもっている
> まさにカラマーゾフのパンと自由の話にあるとおり
たしかに「パンと自由の話」があるね。
実は、大審問官のところは、理解しにくく、> 意思を持つことは悪と考えられていた鎖を外してもらったことになる
という話だったかも、わからん。
> そういう理由で答えると、
> >人類史の中でキリスト教以前と以後では、人間は良くなったのか?
> そういう意味に限定すれば良くなったといってもいいとおもう
> でもキリスト教の誕生で多くの人が死んだのも事実だよね
> 話が振り出しに戻ってしまう >>359
カラマーゾフの中に文章で説明になっていたところがあった気がするよ
ちと探してみる、自分も気になったので 〔I〕 地獄 と 地獄 の 業火 について。 神秘的 考察
諸師よ、『 地獄 とは なんぞや?』 と考察するとき、
『 もはや 愛する こと が でき ない という 苦悩』 と こう 判断 する。
時間 的 にも 空間 的 にも 測る こと の でき ない 無限 の 存在 中 たった 一度、 ある 精神的 な 生きもの に、
この 地上 に 出現 する こと によって「 われ 在る が ゆえに われ 愛す」 と 自分 に 言える 能力 が 与え られ
た ので ある。
一度、 ただ 一度 だけ 人間 に 実行 的 な《 生き た》 愛 の 瞬間 を 与え られ、 その ため に 地上 の 生活 が、
それ と 同時に 時間 と 期限 が 与え られ た と いう のに、 どう し た こと だろ う?
この 幸運 な 生きもの は その 尊い 神 の 恵み を こばん で、 それ を 大事 に せ ず、 愛し も し ない で、
嘲笑 的 な 一瞥 を くれ た だけで、 依然として 冷酷 無情 で 通し て しまっ た。
こういう 人間 でも、 すでに 地上 を 去れ ば、 かの 富者 と ラザロ の 寓話 が 示す よう に、 アブラハム の
ふところ も 見る だろ う し、 アブラハム と 話 を まじえる こと も あろ う し、 天国 も 見、 神 の 御 もと
に 昇る こと も ある かも しれ ない が、
まさに、 人 を 愛さ ず に 神 の 御 もと へ 昇り、 自分 を 愛し て くれ た 人 たち の 愛 を 蔑視 し た その 人間
は、 その 愛し て くれ た 人 たち と 接触 する という こと に キリストと自由の関係を理解するには、『新約』の「ガラテヤ人への手紙」を読まねばならない
これは、キリスト教の『マグナ・カルタ』と呼ばれている >>362
ずっと荒らしだと思ってたわ。読んでる人いたのか。 >>359
大審問官によるイワンの説明では、イエスは3つの言葉であらゆる過去と現在と未来をあらわしたと言う
それは、イエスは荒野で40日の断食をされた際、3つの悪魔の誘惑に言った言葉であると
そのうちの一つがパンと自由の問題である
悪魔がこう言った、あなたが神の子であるなら石をパンに変えればいい
その誘惑に対してこう答える、いわく、人はパンのみに生きるわけではない
ドストエフスキーは、なぜイエスはパンを石に変えなかったのかをこう述べている
それは、パンによる支配は人間の自由意思を奪うことになる
石をパンに変えたがために信じるものが永遠と自分の跡につづいてしまうと
古代より宗教は指導者に属するのは絶対だったが、キリスト(キリスト教)によって、人間は自由意思を初めて与えられたことになる(鎖がはずれたということ)
この後にのこる2つの言葉で神秘(奇跡)と権威についての話が続く
これはドストエフスキーの独特な考えなので正しいのかは読む人によるだろう
だけど願わくば、ドストエフスキー理解の材料の1つにでもになってほしい >>366
> 悪魔がこう言った、あなたが神の子であるなら石をパンに変えればいい
> その誘惑に対してこう答える、いわく、人はパンのみに生きるわけではない
> ドストエフスキーは、なぜイエスはパンを石に変えなかったのかをこう述べている
> それは、パンによる支配は人間の自由意思を奪うことになる
> 石をパンに変えたがために信じるものが永遠と自分の跡につづいてしまうと
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たとえば
朝起きて、御本尊にむかい、いっさい勉強したくないが「東大に合格したいです!」と願った。
なんとなれば「願いとして叶わざるなし」の御本尊だからである。
またあるとき、「KARAのジヨンと結婚したいです... 」と祈った。叶わなかった! 「御本尊許さん」という感じか。
「人はKARAのみにて生きるわけではない」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています