山田詠美の初期小説は「完全な差別」だ、と主張した人に、その言い方は問題がある、と言い続けている
反差別として働く小説を完全な差別と拘泥するのは、山田詠美に対するミソジニーや、「どっちもどっち」論なしに理解ができない

あげく、不謹慎だけど黒人性に欲情するのはいい、好きにしろ、とか
黒人性(ブラックパワー)によって好きになるのはいい
だけど「黒人だから好き」と発言することだけは差別だと主張し続ける理由が分からない、と言い続けている

この不謹慎で攻撃的な「黒人だから好き」という表現が当時の日本人の常識を揺さぶったことを全く無視して、「どこらへんが反レイシズム?」と言い続けるのはおかしい