純文学5誌総合スレ第68巻目
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純文学5誌総合スレ第67巻目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1538167985/
主に「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」「太宰賞ムック」
「たべるのがおそい」掲載作品の話題も可です。
新人賞受賞作 芥川賞受賞作を各論で批評することもOKです。
文芸誌の感想は、書いても書かなくてもOKですが、あるとなお可です。
受賞作決定前の候補作の批評は普通に本人・出版社工作員のステマと見做されますから気をつけてください。
文芸誌の話題にとどまらず、新人賞選考委員の評価・クレームなどもOKです。
さらには文学のありかた、これからの文学は、そもそも文学とは? といった総論や大きなテーマも歓迎です。
次スレは970を踏んだ人が建てて下さい。
985行っても建ってなかったら、他の人が建てても可。 >>131
それもちょっとステレオタイプ的というか
いま色狂いで社会不適合の純文学作家なんてそほとんどいないでしょ >>136
純文学作家なんてのはパンクロッカーみたいな存続だったのに、今は企業のお偉いさんに作り笑顔出来る奴の集まりに。
大衆はそんな奴らに興味はないから、純文学なんて誰も読まなくなった。 >>137
その「大衆」も消えてしまったからねえ
時代は移り変わるもの
それに抗えるものでもない エリート編集者に作り笑いできないと干されるんでしょう
西村でさえあちこちで干されて大変だね >>135
それを言うと紫式部も藤原北家なんて新興貴族出身でさらに摂関家になれない地方長官止まりの娘という下層の庶民ということになる。
屁理屈を言い続けるとこうなる。 >>139
西村は売れっ子だから大丈夫。
新潮以外の、文學界や群像、ちょっと前の編集長変わるまでのすばるでも
連載してたし。 昔はパワハラセクハラで炎上しないからな
今の時代に昔みたいな無頼で本出そうなんて無理無理
しかもその昔にしたって一般人が思い浮かぶ凡庸な「型破り芸」のレベルで消費されてっただけだし https://crmg.me/w/1191
女のヒモやりながらデビューして若くで死んだ光本さんは無頼派かな。とった賞はエンタメよりですが。 >>143
その夜が明けるまでどのくらいかかるのか?という事なんだけどね
それまでは島田雅彦や円城塔を読んで待っていればいいのかな?
ゴドーを待つのは疲れるんだよ >>143
>>文化の形骸化が起こった時は大天才が現れる前夜。
文化の形骸化というと、佐々木敦と倉本さおりのカップルが代表してるわな。 <織田作之助賞>最終候補作決まる 浅生鴨さんらの5作品
11/12(月) 12:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000025-mai-cul
新鋭・気鋭の作家に贈られる第35回織田作之助賞の最終候補作が12日決まった。選考会は来月6日、
大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われる。
候補作は、朝吹真理子さんの「TIMELESS」(新潮社)
▽浅生鴨(あそう・かも)さんの「伴走者」(講談社)
▽井上荒野(あれの)さんの「その話は今日はやめておきましょう」(毎日新聞出版)
▽辻村深月(みづき)さんの「青空と逃げる」(中央公論新社)
▽村田沙耶香(さやか)さんの「地球星人」(新潮社)。
井上さん、辻村さんはこれまでに直木賞を、朝吹さん、村田さんは芥川賞を受賞。浅生さんの受賞歴はない。
選考委員は、文芸評論家・重里徹也さん、関西大学長・芝井敬司さん、作家・高村薫さん、文芸評論家・田中和生さん、
作家・辻原登さん、文芸評論家・湯川豊さん。
主催は同賞実行委員会(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、パソナグループ、毎日新聞社)。【有本忠浩】 村上春樹も初期は全く注目されてなかったし今の若手作家が化ける可能性も 島田、平野、円城あたりは形骸化の申し子であり、秀才なりにあれやこれやと工夫して頑張ってはいるが所詮秀才ではある。
以後の新人もその枠内で。
天才はもう既に出ている気もする。発見されていないだけで。 >>137
因果関係が逆と思う。
結局は本が売れない→稿料・印税そのもので稼ぐのがますます難しい時代になったのが全てでは?
そうなると作家も以前にも増してTVコメンテーター的な仕事で顔を売って講演で稼いで、、
的な方向で稼ぐしかないでしょ? そりゃキャラもソフトになるさ。
高橋源一郎なども明学の教授になって以降はすっかり下半身もおとなしくなりw 今や
ラジオでブンガク談義をする優しいオジサンだ。
これだって厳密には大昔から作家なんぞ「対談」「エッセイなどの雑文」などの雑仕事
で稼ぐ割合が大きかったわけでね、、
昔は井上靖みたいに「中間小説」的なものを量産して稼ぐ作家も多かったし(松本清張も
初めは芥川賞受賞作家だった)、北杜夫や遠藤周作がどれだけエッセイ・文壇交遊録・対談集を
出しユーモア小説などを書き飛ばしたかってことよ、、三島由紀夫などもそうかな?、、 >>142
文壇なんか「無頼」「破滅型」といっても元はボンボンだった人ばっかやんねw
中上健次だって実家は小金持ちの放任家庭でそれで読書ばっかしてても許されただけ。
村上龍も芥川賞を取るまでは実家の送金があったらしいし。
評論家だけど四方田犬彦も福田和也も坪内祐三もみんな実家は小金持ち。特に四方田は父親が
外に女を作り最終的には家を出て行った完全に放任家庭だったみたいだし。
大江健三郎も(実家にカネがあったかなかったかは知らんが)親が読書には寛容だったみたいだしな。
村上春樹も両親が国語教師で「親の国文学趣味に反発して日本の古典や文学は嫌いだったけど、
でも読書には寛容な家庭で家の近所の本屋からツケで本を買って許された(もちろん払うのは親)」と、、、
、、結局は手品には「タネ」があるんだよね、、 そもそも小説だけで作家が食えてたって
高度経済成長やせいぜいバブルあたりまでの幻想だろ
海外だってよっぽど国が豊かだったり文化保護する共産圏あたりならまだしも
爵位もちだとか経済家あたりの太い家柄の人間がやる場合がほとんどじゃん 今の貧乏人って昔の貴族よりも贅沢な生活してる面はあるけどな。文学に関しては。 現在でも大衆にお金がなくなって国も弱れば
爵位のある貴族とか日本なら宮家とか華族、資本家だけが研究とか出版するようになる。自費も含めて。
税金高くて手厚い国なら児童書や絵本だけじゃなく
出版全般にガンガン補助が出る。 ベテランワナビって文章は上手くなってきてるのだが、行間からどうしても恨みつらみが伝わってきて、そこがプロの作家と決定的に違うところ。素人の負の感情の垂れ流しと芸は全く違う。
表面的な技術はついても精神面の改革は難しいのだろう。 935 名前:はなび :2018/11/13(火) 15:37:15.41 ID:GA0OnLlp
279 名前:(。-`ω-)ガチムチ ◆b1Ucjzcv2I [sage] :2018/11/12(月) 18:33:18.91 ID:yWB9bLob
年下に指示されるのが一番精神的に来るよね
俺も作業所で年下の職員にバカにされたわ
ムカついた
>ちょっと社会に出たら
年下にバカにされてやんの
情けねえーwww
しかも作業所ごときで
そんなんが社会に出たら100%いじめられるよ
プライドないわけ?そんな情けないなら私ならじさつしてるよw
バカにしやすいからかいやすいおもちゃにされやすいタイプなんだろうな
だから年下にバカにされんだよおまえ
リアルおもちゃだよおまえ
ネットで人バカにしてるくせに
てめえリアルで年下からバカにされてるくせに >>159
大体こんなとこで数行の文章がそこそこ書けたって何にもならないからね 上の方に残るほど、自分の書きたいものを書くというより、
編集者の顔色を考えながら書くようになる。
それが駄目なんだろうな。
受賞した方々もそうだったのかな?
顔色を窺った作品で受賞して、文壇に残れないで消えていくのかな。 技術力が向上しても感覚のところで足りなければ
技術が足りないが感覚的なところで勝る作品が選ばれる
ただ落ちた本人はその部分に気づけないから
あの作品は下手なのに受賞した。コネだ媚びてるだとなるのではないか 一次落ち続きなときはそうも考える人もいるだろう。
残るほど余裕出て謙虚になりますよ。 タイムレス初回だけ読んだけどあんま面白くなくて続き読んでない。
伴走者や地球星人は面白かった。
まあ、浅生鴨はないだろう。 昨日、ブックオフで今月号の文芸誌売ってきた。
以前は1冊50円で買い取りしてたけど、今回は30円だった。
売れない文芸誌(というか雑誌全般)
買わないのが一番かもしれない。
図書館でじゅうぶん。 予選、甲子園、ドラフト、二軍、一軍と競争をくぐり抜ける必要があるプロ野球となんら変わらない競争システムがある。殆どの人が脱落する。芥川賞取るのがドラフトにかかるくらいかな。そして、さらに競争がある。
王長嶋、イチロー、大谷のように超大型選手が現れた時だけ普段興味のない人も興味を持つ。
挑戦し続ける人は凄いと思う。勝ち上がった人にしか金を払おうとは思わないけど。 純文学って、アニメやゲーム、漫画、ミステリSFみたいなジャンルファンの意識あまり高くない気する。
買い支えないとジャンルが先細りするって危機感がないというか・・・ この人についていきたい!
なんて人を熱狂させる作家がいないんだし仕方ない。
大天才が現れたらそのジャンルが盛り上がるから、それにコバンザメして程々の人も食べていけるようになる。 919 名前:ニホンカイーギ・ハナビ :2018/11/14(水) 12:49:45.94 ID:5PVCA7V2
450 名前:優しい名無しさん [sage] :2018/11/08(木) 12:30:21.29 ID:KVuYL+Bf
過去の黒歴史が繰り返し頭の中で再生される
無理やり
恥をかかされる
毎日
こんな風にした奴を頃したい
そいつに会う前は病気ではあれ普通だったのに
452 名前:優しい名無しさん [sage] :2018/11/08(木) 12:51:10.78 ID:KVuYL+Bf
外から聞こえる声が自分をバカにしたような声に聞こえるから、病気になりますようにと念じたら怯んだ
薬のせいで頭がバカになってるからバカにしてるんだろう
そういう奴はいつか自分に返ってきて何かしらの病気になる
当然のことだ
統合失調症の陽性症状に苦しむ人のスレ 22
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/utu/1527286482/
こいつら基地外すぎて笑えるwwww
外に出たら人から「バカバカ」って言われんだとよ
さすが精神分裂w
惨めだな
私ならじさつしてるは 928 名前:ニホンカイーギ・ハナビ [sage] :2018/11/14(水) 12:56:01.36 ID:5PVCA7V2
いい解決方法があるよ
おまえらが一生外に出なければ解決するよ
外に出なきゃ声も聞こえない
はい解決
おまえらが基地外なのが悪いからおまえらが外に出なきゃいい 翻訳家の天野健太郎が若くして亡くなったのには驚いた
闘病してたのすら知らなかった
これで優れた台湾文学が読めなくなるのは辛い 10万部のヒット飛ばしても年収150万に転落、人気作家のマイルド貧困
https://diamond.jp/articles/-/185368
10万部売れた人でもこれだから、もはや専業は成り立たないと見てもいいかも。 専業だけで食ってるのをプロ作家というのなら、ほとんどいないということになる。
ほとんどアマチュア。
女流作家なら旦那に食わせてもらえるからセーフか。それもな……
「プロ作家」からすれば、文筆だけで150万稼ぐのはたいへんなんだぞ、お前らやってみろってとこだろう。 ちょっと前までの中間小説作家は執筆ペースが異常だった
短編1000作とかな
今はエンタメでも多作しない作家が目立つ
良くも悪くも昔とは違う
あと、女性誌に多くの純文作家が書いてたというのも重要だよね >>181
>「プロ作家」からすれば、文筆だけで150万稼ぐのはたいへんなんだぞ、
>お前らやってみろってとこだろう。
たとえばノンフィクション作家である足立倫行が
イカの本を書いたときの年収がそれ以下
ただ落合信彦がナチの残党が〜とかモサドが〜といった与太話を書くと
その100倍近くはいくだろうね
結局は売れるかどうかということで
純文学の場合はまず売れない
しかし売れなくてもいい!有名になりたい!
と考えて樹海のような世界に入り込む人が後を絶たない 俺はボンボン育ちで勲章貰った作家の隣に住んでだけど、まあ豪邸住んでたよ。
無能な奴と有能との差が激しいのがこの世界。 >>187
それ無能有能関係なくない? 家柄じゃん 小説ってそこそこ読むのに時間がかかるし暇人のための娯楽ではあるな。 出版バブルの時は上から五十番目くらいの作家でも食えたが、今は三十番目くらいの作家しか食えなくなった。
まだ出版不況は続くし二十番目くらいまでになるかな。
昔よりプロ作家の枠が減っただけで無くなった分けではないが。 いろんな種類の仕事やっても結局才能次第だろ
重松清なんてゴーストの帝王時代、印税の取り分が
半端なかったらしいね。
彼が書くと売上がすごく良かったんだから当然だろうけど。 婚前交渉が是か非か?
なんて時代に性的放蕩を繰り返すのは無頼だったが、中学生が普通にセックスしてる時代にそれは無頼でもない。薬も普通に出回ってて。へー!あっそという感じ。
安田純平さんは現代の無頼ではある。拘束私小説書いたら読みたい。オファーは来まくってるだろう。 米最高権威の文学賞 芥川賞作家の多和田葉子さんが受賞
2018年11月15日 12時53分
アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に、芥川賞作家で
現在ドイツに住む多和田葉子さんの「献灯使」が選ばれました。
日本語で書かれた本の翻訳がこの賞を受賞するのは1982年に樋口一葉の作品集の
翻訳が受賞して以来36年ぶりです。
ニューヨークで14日、ことしの全米図書賞の授賞式が開かれ、このうち
「翻訳文学部門」に多和田葉子さんが日本語で書いた小説「献灯使」
が選ばれました。
多和田さんは東京生まれの58歳で、早稲田大学を卒業後、昭和57年にドイツに移り
住み、平成5年に「犬婿入り」で芥川賞を受賞し、ドイツ語でも数多くの小説や
エッセーなどを発表し、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞「クライスト賞」も受賞しています。
今回受賞した「献灯使」は、大地震や原発事故といった大災害に見舞われたあと
鎖国状態になった日本が舞台の近未来小説で、100歳を超えて健康なまま生き
長らえる作家と、歩くことさえままならないひ孫の姿を通じて、時代を覆う閉塞感(へいそくかん)を描写しています。
全米図書賞には、1971年に川端康成の「山の音」、1982年に樋口一葉の作品集を、英語に訳した作品などが選ばれていて、日本語で書かれた本の翻訳がこの賞を受賞するのは、36年ぶりです。 ここでは震災文学は嫌われているが、現代日本を代表するトピックスだから強いよなあ 日本人作家がノーベル文学賞を取るとしたら村上春樹か多和田葉子かって感じなんだろう またこれでドイツ移住してるっつうのに日本人が快挙とか言い出すんだろうな。本が売れるならそれでもいいか。 むしろ多和田葉子はドイツ語でも文学を書ける移民として注目されているから
そういう文脈においての日本人性というかルーツは正しい意味で注目されるべきなのでは
最近の愛国オナニー的な自画自賛で麻痺してしまっているけど これはめでたいニュース
陰鬱な日本文学の現状を一瞬でも忘れさせてくれる清涼剤 指で数える程しかないだろ。有名な震災文学なんて。数さえ数えられない馬鹿が多いな。 中村光夫の、日本文学は二葉亭四迷や「破戒」からやり直すべきという問題提起はいまだに有効だと思うんだがどうなのかね
震災文学云々で思い出したけど、こないだの美しい顔だっけ? 完全に私小説リアリズムだったやろ。なんと言おうと震災なんて
大きなテーマ書く際に私小説リアリズムじゃ限界ありすぎると思うんだよな。なのになんで皆、誰に教わった訳でもなかろうに、
小説を書こうとすると私小説のフォーマットに落ち着くんだろうか。又吉火花、紗倉まなのやつ、ああいうのもみんなそうやんけ
私小説は短歌に源流があるという説もあるから、日本人には一番しっくりくるのかわからんが、表現形式としてやっぱり狭いし有効期限切れじゃないのかね。どうなのよ さくらまなの文体ってオリジナリティが完全に欠如したいかにもこれぞ純文学文体になっていてなんかとても残念だった記憶 多すぎる方がレヴェルが洗練されて勝ち残りが上昇するだろうね。 赤裸々な心情告白が純文学の大きな商品だが、ブログでいろんなの読めるし、純文学のライバルはブログでもある。 ぜんぜん捕まらないすばっしっこい鯉と赤裸々な心情告白。 前>>211訂正。
すばっしっこい→すばしっこい
または、
すばっしっこい→すばしこい メンヘルがメンヘルのままウダウダする救いのない感じの小説があふれてる。
それなら統合失調症の人のブログ読むので十分となる。 そんなのばっか読んでるからだろ。
小説なんか山ほどあるのに。
わざわざメンヘラ小説選んで読んでるのお前だぜ。 河出がまた求人出してる。
3年限定更新なしの契約社員ってそんなにコスパいいの?
面接とか、また一から仕事教えたりとか面倒じゃないのかな。
マスコミなんていくらでも応募あるんだろうから、安い時給でバイト雇ったほうが
経費かからないそうだけど。契約社員にして仕事は正社員並みとかなのだろうか。
ちなみに歩合制募集が文春と新潮、集英社はアルバイト契約だった。 誰でも出来る末端の仕事をやらせるわけだし、教育コストはかからない。 ベテラン作家が正面切って震災文学書かないのは様子見なんだろう。
新人に正面突破させて叩かれないようにしてから堰を切ったように行くつもりなのか?
新人の震災文学を急ぐ理由はそれしか見当たらない。 金原ひとみやいとうせいこう、源一郎が書いてたよ
源一郎以外ベテランではないが
源一郎はあちこちで審査員してるけどベテランなのかなあ 震災文学は被災者の感情の逆鱗にふれる可能性があるから、地位の確保された人は書きたくないのかも。
震災に原発と世界史の教科書に載るレベルの出来事である。 津島佑子も書いてるし川上弘美も多和田葉子も書いている ベテランが書いてないって認識はちょっとおかしいような いとうせいこうとか川上弘美の本は話題になったほうだと思うよ。 福島で作業員やってきて私小説書く新人が出ると面白い。無頼だ。
柳美里は福島移住して子育てするというロックさ。読まずにいられなかった。 無頼派は文学に来ないで漫画の方に行っちゃってるのかも 漫画って形骸化してない?実は。
専門学校や大学で教えだすとそうなる。
漫画村を経験した若者は漫画にもう金を出さない。 人は物語りすることをやめない。目利きの人は次の金脈を見つけてるんだろな。 >>185
昔の作家や存命の年長の作家はやはり「読書量」じたいが全然違う(もちろん人にもよるだろうが。
プロ文筆家になって以降は多くは「資料」として以外は活字は殆ど読まなくなったとは思うし)
あとは映画や音楽・落語など関連ジャンルにも詳しかったり。
●昔は娯楽も少なくラジオ以外は本でも読むしかなかった。漫画誌やTVの本格普及は
たぶん1960年代以降。映画館も安い名画座が多かった(ただこれも厳密にいえば安価でも
通い詰めればカネは掛かるので常連はやっぱりボンボンが多かった様だけど)
音楽・落語も「昔はラジオぐらいしかなくてそこから流れてくるアメリカンポップスや落語などに興味
を持った」「音楽の趣味のいい喫茶店に通い詰めてレコードを聴きこんだ」みたいなね。
同じ「音楽を聴く」でも後年の音楽がどんどんカジュアル化した時代とは集中度が全然違う。
ま、これだってカネがないと喫茶店にも通えませんが、、
●昔は受験もそんなに厳しくなかった。実は受験戦争が本格的に厳しくなるのは日本社
会全体が豊かになり「参戦」者が増えた70年代以降では?
戦前の旧学制時代や戦後の有名中高一貫・有名都立高あたりには「ただのガリ勉に見られたくな
くて読書や映画にも詳しい知的不良ぶる」みたいな文化がまだあった。そこから東大などに進むみたいなね。
そういう文化も70年代以降はどんどん廃れていく。
ここはやや強引な話になるが、やはり70年前後の日本の学生運動・左翼運動の崩壊は
大きく影響したと思う。既に70年代はシラケの世代、「そんな何でもマジになっちゃ
って仕様がないじゃん」「本なんか読んだって仕様がないじゃん」「取り敢えず学校の勉強ができて
大学さえ受かればいいじゃん、大学でも単位さえ取れればいいじゃん」みたいなね。
中高の部活なども昔はそんなに厳しくなかった筈。後年ほど部活などにエネルギーを取られなかった。
、、だから昔の作家・文筆家は実は知的に贅沢に育っている人が多い。
もちろん昔でもある一定クラス以上の家庭環境・学校環境に恵まれた人たちが大半だけどね。
あの辺は元からの「引き出し」の質量が実は全然違う。
色んな文体や物語のパターンを知ってるからどんどん「書き飛ばし」ができたんだと思う。 70年代以降〜現代は良くも悪くも日本社会がどんどん変わっちゃって(今やみなスマホなどに
気を取られて本を読むどころじゃない)、昔みたいな「中間小説書き飛ばし」的作家は
もうほぼ出てこれないでしょう。
強いて言えばラノベや文庫版時代小説の類を量産する人がいるぐらいで。
創作科の講師たちに「作家志望者でも殆どはロクに本も読まない」と嘆かれる時代です。
※ま、厳密にいえば今でも読書量だけは膨大な作家ワナビーはたまにいますが、じゃあ
それで「書ける」かといえば実はそうでもなく、、
>>230
漫画こそ机にへばり着いてネーム描いてアシスタントたちに指示を出して、、描くのに
もの凄いエネルギーがいるよ。画も結局は量を描かないと上手くならないし。
無頼派ぶってるだけの怠け者には無理な職業。
それでも売れたらゴルフや飲みの方が忙しくなってネーム以外はアシスタントに任せっきりという人も
たまにいるけどねw
強いて言えば「無頼派」とは違うけど、「読書などの教養はない、文章だめ、でも画は
描ける、キャラやプロットも作れる」人が一発逆転で成功できる職業ではあるけどね、、
「本や映画などにも詳しい」漫画家なんてせいぜい昔の手塚治虫・トキワ荘グループぐらいで、
売れてる人でも教養的なものは(自分の好きなこと以外は)実は何も知らない事が多い。
それでも画力と取材と自分のイマジネーションで一発逆転が有り得る。
まさに「才能」勝負の世界ではある。 >>231
「形骸化」っていうか、たぶん70〜80年代頃に「日本マンガ・アニメ」的な世界観・
ビジュアルがほぼ完成しちゃって、後はみなそれをなぞってるだけだもんなあ、、
古いマンガ・アニメ作家の多くが実は活字や実写映画から学んでいた。アニメもせいぜい
昔の欧米アニメとか観るぐらいで。
それ以降のマンガ・アニメがメインで育った世代が作り手に回ると逆にダメなんだろうね。
>>232
うん、でも具体的にそれは何? 少なくとも日本にはもう「金脈」なんかないよ。
今の日本の金脈とは流行りの排外主義言説とかそういうもんじゃねえの? 講談社まで
がケント・ギルバート本を出す時代。
あとはたまに『コーヒーのさめないうちに』とかああいうのが売れるぐらいで。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています