『戦争と平和』を一緒に読もう!
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3月開始を予定しています。 当方、以前に【米川訳】で既読。 今回は【北御門訳】をメーンに、 新たに【藤沼訳】と【英訳】も参照。 先行での参加も可。 【日本語訳】を3種併読することになります。 時間がかかりますから、 先行、途中からの参加、いずれでも可。 ゆっくりと味わいたいと思います。 使用テキストは問いません。 ぜひ参加してください! 読んでみたいが長い。 前にNHKドラマで見たけど小説はだいぶ違うんだろうな >>4 Wikipediaによれば「当時のロシア貴族の生活を再現し、原作の群像劇を表現しようと努力している作品」だそうだ。 岩波版米川訳をたたき台にするのなら 主要登場人物の人物造形と時代背景説明で1巻が終わる 第4巻は物語の締めくくりと長大のエピローグ(とくに作者の講談)が殆ど だから物語の主要部分は2〜3巻と言えるのだけど 1巻と4巻を読まないとよく理解できない 作者自身が駄目押しで最後に解説をするくらいだから 【北御門訳】は【米川訳】に似ている。 【工藤訳】ってどうなの? 日本語としては工藤訳がいちばん読みやすいんじゃないの 米川訳は読みにくいよ ドストエフスキー、チェーホフも【米川訳】で読んだから慣れちゃった。 【工藤訳】でもっているの『未成年』だけ。 戦争と平和は最近読み終わったばかり、と言っても去年の冬だったけど 再読はちと精神的にきついw なので同時参加はできないけれど、内容は覚えているからレスには参加するよ こういうスレがあるのは覚えときます きのうから開始しました! 【藤沼訳】は後発だけあって色々と読みやすい工夫がありますね。 俺もたまたま読もうかと思ってるが、 米川訳なんかボロボロのしか手に入らない 本屋で確認して、評判が良いんで多分工藤になりそうだけど これまで何度か挫折してるんで ドストはすべて米川訳で楽しく読めたんだが、 トルストイはほぼ1冊も完読したことがない 米川vs北御門の「誤訳論争」 【米川訳】、【北御門訳】どちらも読みやすい。 そのうちに訳文の相違点を列挙しますからね。 ロシヤ人による【英訳】も。 >>21 北御門っていう人も良いの? ハードカバーがあるのもいいし、 水上村ってのも縁があるから買ってみようかなあ 人生論みたいになってる。縦横韻文考えてないし。押韻字もない。 >>20 米川正夫はすでにパブリックドメインだが、「戦争と平和」は青空文庫にはないようだ なお米川訳はスキャンしたやつがキンドルで売ってる 探してみたら米川正夫訳のリフロー型電子書籍もあったわ 1500円するけどね 『戦争と平和』第一部・第一篇・第一章の後から2段落目の最後 【米川訳(岩波文庫)】16−17頁 「どうかこの話をまとめて下さい、そしたら私は永久にあなたのヴェールヌイ・ラ―ブ(忠実な奴隷)になります。 もっとも、私の領地の百姓頭が報告を書く時にはいつでもラ―プ (子音bは語尾に来るとpに発音されるので無学の百姓は発音どおり書くのである)ですがね。 あのかたなら生まれも立派だし、お金も十分にあるし、私に必要な条件をすっかり備えているんですからね。」 >>26 のやつ、米川訳に勝手に手を入れて改訳してるっぽい いくらパブリックドメインでも同一性保持権は失われないはずだが いずれにしても勧めない、買わないように 【北御門訳(東海大学出版会)】6頁 「どうかその話をまとめて下さい。そしたら私は永久にあなたのウェールヌイ・ラ―ブ(忠実な奴隷)になります。 私の領地の百姓頭の報告書ではいつもラ―ブとなってますがね。あのお嬢さんなら名門だし、お金持ちだし、願ったり叶ったりですよ」 【藤沼訳(岩波文庫)】28頁 「この話の段取りをつけてください。そうしてくだされば、わたしはいついつまでもあなたのヴェルネイシー・ラ―プ (もっとも忠実な奴隷)になりますよ(うちの村長が報告書に書いてくる綴りだと、発音どおりの誤字にしてますがね)。 そのお嬢さんは家柄がよくて、金持ちだ。わたしに必要なものがそろっている」 【英訳】 “Arrange this business for me and I am your faithful slave for ever (slafe―as my village headman writes me in reports: f instead v). She's from a good family and rich. That's all I need.” 【北御門訳】は意味不明。 親切なのは【米川訳】。 【工藤訳】ではどうなのかな? 【北御門訳】は思いっきり意訳なんだろうね。 笑っちゃう話なんだと思う。 「忠実なる奴隷」ではなく「ただの奴隷」。 【工藤訳(新潮文庫)】 「〈この話をなんとかまとめてくださらんか〉、そしたらわたしは永久にあなたの忠実な下僕(ラーブ)になろうよ (もっともわたしの領地の百姓頭の報告書には、いつもラープとしてありますがな)。 とにかくそのお嬢さんは名門だし、お金持だ。わたしに必要なすべてを備えておられる」 「ラーブ」は「下僕」にルビ 「ラープ」の「プ」に傍点 「刺繍」なのか? 「編物」なのか? 第二章第3段落冒頭 【米川訳】18頁 ボルコンスキイ公爵の若夫人は、金で刺繍をしたビロードの袋に、 刺繍の仕事をいれて持ってきた。 【北御門訳】7頁 ボルコンスキイ公爵の若夫人は金の刺繍をしたビロードの袋に、 編物の手仕事を持ってきた。 【藤沼訳】31頁 若いボルコンスキー公爵夫人は、金糸で刺繍をしたビロードの袋に 刺繍の手仕事を入れて、やって来た。 【英訳】 The young princess Bolkonsky came with handwork in a gold-embroidered velvet bag. >>35 【工藤訳】 ボルコンスキイ公爵夫人は金糸の刺繡のついたビロ ードの袋に 編みものを入れて持ってきた 。 ハンドワークというのはようするに「手編み」でしょう 編みかけの手内職を 金糸で刺繍の施されたベルベットバッグにいれて こちらにやってきた 位の意味だろうね 僕も参加させてもらおうかな。 河出書房の中村白葉訳なんだか挿絵が気晴らしになってくれないかと期待。 僕も参加させてもらおうかな。 河出書房の中村白葉訳なんだか挿絵が気晴らしになってくれないかと期待。 第六章第1段落 【北御門訳】では第7章第1段落 【米川訳】50頁 公爵夫人リーザが入ってきた。 彼女はもう別な内着をつけていたが、 これもおとらず優美で爽やかなものであった。 【北御門訳】27頁 公爵夫人がはいってきた。 彼女はさっきとは別の普段用の、 それでも同じように優美でみずみずしい服装をしていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる