寒中の酔漢については「義を見てせざるは勇無きなり」だけど
因業な父親の危難については「未必の故意」あるいは「不作為犯」という形で
良心の問題がより露になる
悪魔がつけこむのはそういう部分だね
イエスが悪魔の誘惑と戦ったような状態に追い込まれている
だからイワンは苦しむ
確信犯的に悪行を肯定するイワンですらね