>>904
>さて、ニーチェあたりに言わせれば、人は死を見つめて焦ることで、
>日々を大事に濃く生きることができるという

あたり?
ハイデガーならそんなものだけどニーチェの場合は少し違う
生の本質を惨苦としつつその苦しみを引き受け、
創造性こよって快楽に変えることを主張する
それこそが芸術、そして人生の意義だとしている
死の恐怖や不安の裏返しとしての生への愛着とはちょっと違う
だから神亡き時代の恐怖や不安の克服として提唱された超人思想が
永劫回帰思想へと展開していくわけだね
これがドストエフスキーだと不在の神との対話にとどまる