ギャルゲー、エロゲー、美少女ゲーム、サウンドノベル、etc……。
様々なサブジャンルを内包する「ビジュアルノベル」というゲームジャンル。
ゼロ年代の一時期にはオタク系文化の中心コンテンツとも目され、批評的な観点からも注目を集めた。
実際、いわゆる「葉鍵」モノに象徴されるような、重厚なストーリーを特徴とする作品の中には、もはや文学といっても遜色ないものが存在する。

そんなビジュアルノベルゲームの可能性を今、改めて文学的に考察してみようではないか。