【ナボコフ】『青白い炎』を一緒に読もう【宇多田】
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宇多田ヒカルも読んでるという
ポストモダン文学の金字塔、ナボコフの『青白い炎』を皆で読んでいこう。
『白鯨』を一緒に読もうスレッドの姉妹版スレッドです。 宇多田ヒカルが影響受けたって言うから読んだけど、個人的には合わなかったわ トム・フォード監督
コリン・ファース主演の
シングルマンという映画
50年代アメリカを舞台に
ホモの文学部教授が主人公の話で
パートナーを失った後の話だったが、
本作に雰囲気が似てる気がする >>5
コロンビア大学行くくらいにはインテリ
「ここに私が学ぶことは無い」って言って速攻辞めたけど >>6
曖昧な詩と自由な解釈な印象だけど、認知症になったジイちゃんと喋ってる時みたいな雰囲気を感じたわ >>8
>認知症
詩人が死んだ後に、注釈付きの本を出してくれる出版人がフランクで、詩人のセカンドネームがフランシス(愛称はフランク)。こういう紛らわしさは、作家がボケちゃったからか?
本作品に興味を持ったきっかけは、ポストモダン文学のランキングで一位になったのを風間賢二の本で知ったからでーす。康夫ちゃんの『なんクリ』も注釈が特徴的な小説。あっちは注釈部分は小説じゃなくてエッセイ風だけどね。 『ロリータ』『アーダ』も傑作だが、『青白い炎』は抜きん出た傑作
これほど人間味あふれるナボコフ作品はない
愛と笑いと抒情が渾然一体になっている https://www.ranker.com/list/best-postmodern-novels/ranker-books
ここでは14位
トマス・ピンチョン、ドン・デリーロ、デヴィッド・フォスター・ウォレス
あたりが、上位。
ウォレスの『ヴィトゲンシュタインの箒』の帯に
ヴォネガット、ピンチョン、ジョイスと並んでナボコフの名前があったなー >>12
「この作家の才能には柳瀬尚紀氏が早くから注目されていた。ジョイスのような言葉遊びと、時に何ページも続く一文、ナボコフのような美しくも偏執的モノローグ、ピンチョンを思わせる多重構造、ヴォネガットのシュールレアリズム、そして不意打ちギャグにあふれたポップな会話。この文章を24歳で作りだしたのである
これか。ナボコフって「偏執狂的モノローグ」の人なの? >>13
君は『青白い炎』を読んでないのか
読んでから来なさい ジェラルド・エメラルドだって
韻を踏んだな
三谷幸喜のドナルド・マクドナルド(@ラヂオの時間)・レベルだw 小谷野敦が
こんなの真面目に読むのは
ジョンケージの4分33秒を真面目に聴くようなもんだ
と宣ってました >>17
小野田読むのはジャニに金はらってるみたいな ジョン・ケージの4分33秒を文学でやったら白紙だろ?w
平野啓一郎の日蝕にそういうパートがあったけどな。
今日やっと前書き読了した。やっぱり、トム・フォード監督のシングルマンは
この小説念頭に置いてるな、と思った。
一番最初の注釈に対応する詩のフレーズ、
私は窓に写る青空に殺された連雀の影……注釈のような情景を全然思い浮かべることができなかった orz 私は(隠喩)だ。……から始まる小説というと
丸山健二の『千日の瑠璃』があったね >>20
空白を有効活用したのって筒井康隆の方が先じゃないの? >>22
それは知らなかった。筒井康隆はあらゆる実験やってそうだな
昔のシュルレアリストみたいにシャブらせながら自由連想とかwwww トリストラム・シャンディじゃ黒塗りのページあるよね >>23
寝てる時間を空白にしてたな
シュルレアリスムって今使い手いないよね 二冊準備しろとか
作中人物が二冊買わせようとする稀有な本 >>22
18世紀のスターンのトリストラム・シャンディの方が先 昔、数学の試験で、グラフが猫の顔になってる回答があったが、そういう小説はありましたか 水晶の国のあたり、11行目辺りを読んでます
白雲母なんて言葉初めて聞いた 医師になるのは、めちゃくちゃ簡単だよ。
どんな馬鹿医大でも国家試験の合格率7割以上はあるし、自治医大以上ならほぼ100%。
弁護士の場合は難関ロースクールを卒業しても、国家試験を通るのは10%程度。
医師になるには金と時間がかかるが、試験自体は簡単。
うちは従兄弟三人医師になったが、英検二級すら落ちるレベルの頭だからね。
医師国家試験の合格率ランキング見てみ。
一番低い杏林大学ですら、79.4%。
奈良県立大以上の偏差値の25校は95.0%超え。
これのどこが難関試験なの?
医学部に学費を支払える財力のハードルが高いだけで、医師にはバカでもなれる。
弁護士、司法書士、会計士、英検1級あたりは、バカには絶対に無理。
まとめると
医師国家試験→バカでも受かる。しかし、医学部6年間で1,000万以上かかる学費のハードルが高い。
司法試験→ロースクール卒業しても、合格できるのはごく一部。非常に難関な試験。
司法書士→ロースクールに行かなくても受験できるが、難易度は司法試験並み。
英検1級→英語がずば抜けて優秀でないと合格できない。英語の偏差値100必要。(実際にはそんな偏差値はないが)
会計士→おそらく、最難関試験か。会計大学院修了者の合格率は7.6%しかない。
不動産鑑定士→鑑定理論が地獄。単体の科目としては最難関の一つ。経済学などは公務員試験より簡単か。 詩の最初の部分は、窓に当たって落ちた鳥を写真に撮ってるの?
二重写しなんていう語もでてくるが glassとgrassで韻を踏んでるところが
詩の出だしにあったな >>36
テレビで見たが、詩の部分を読んで泣いていた
彼女が読んでいたのは英語原文 >>39
サンクス
英語で感動できる私って国際人っていうジャップへのマウンティング?wwwwwww >>40
なんだ、朝鮮人かよ
教えるんじゃなかった
死んだばあちゃんが朝鮮人には関わらん方が身のためだと言っていた >>41
ジャップっていうのは、宇多田ヒカルの目から見た
英語のできない日本人のことさ グレイダスとかいうのが出てきて
やっと話が動き出した気がする。 >>43
gray、gradually、グレイダス グレイダスの養父も
血縁無いのにグレイダスとか
ややこしい グレイダス出てきてから面白いじゃねーか。少なくとも、話が動き出したと言えよう
誰だ、ジョンケージの四分三十三秒なんて言った奴は >>48
筋が無い小説を奴は嫌いらしいが
グレイダスの存在はどう見ても、ドラマチック。
それとも、お笑いのスカシネタみたいに この男は何も引き起こさないのだろうか?
詩人シェイドを殺した男のようだが、殺すくだりは出てこないとか。
ポストモダン小説ならありうるけどね。 ロシアvsウクライナ、そして西欧とアメリカという白人社会の総決算のような今の情勢と結びつけて読めるだろうか >>53
漢文などでもある末尾の韻を揃えることね。ラップでもやってるよね この本は速読の逆、遅読に向いてる
スローリーディングのすすめ
を書いたのは
平野啓一郎だっけか 惑星の傍らに良く似たもう一つの幻の惑星
という比喩はあんまり良くないと思うな 子供時代に神と交感する神父の姿を見た語り手が、
シェイドの創作現場を覗いて彼のミューズとの交感を目撃したくだりまで
読んだ。 語り手が、シェイドが書いてる最中の詩を妻に読み聞かせてるところに
ノックしたら、ファッキン何たら(多分w)罵倒されるところまで読んだ。 テレビの紙ばさみって何だ?
旧式テレビの上に出てたアンテナは確かに
ハサミの取手に似てるけど 暗殺者の影に怯える語り手
ゼンブラの王達は暗殺されてきた。 >>79
語り手はそう告白している
狂人で、妄想かもしれないけど 王様のカッコをした奴らが世界中に表れて、
ロープウェーかなんかに乗って
警察と追っかけっこした、みたいなくだり笑える。
洋楽の直訳カバーで流行った「王様」をイメージしてしまうね。
♪湖上の煙ィ〜 六分の一強
読了したってことだな
ルービックキューブで言えば一面クリア? >>89
そう、四ヶ月でやっと1/5読めました。僕は難読症なのです。
原書じゃなくて邦訳だよ
あ、日本人ってバレちゃった。 >>89
ボクわ木売むのがとてもおそいです。だからあたまがよくなるじゅじゅつをキニアン先生にしてもらいます
Xの4乗+Xの2乗+1=Xの4乗+2(Xの2乗)+1−Xの2乗={(Xの2乗)+1}の2乗ーXの2乗=(Xの2乗+1ーX)(Xの2乗+1+X)=(Xの2乗ーX+1)(Xの2乗+X+1)
あ、またばかになってしまった
あるじゃーのんに花たばお >>89
マジレスすると、コインランドリーで洗濯中とかバスの待ち時間とかにチビチビ読む用の本として選んだのです。ちょっと前はニーチェのツァラトゥストラ下巻がそれ用の本でした(上巻は浪人時代、大学時代に読んだ) そうなんだ、良いスレの使い方ですね
ゆっくり進む個人のメモというのは面白いです
いつか読破なさったときにスレをまとめて読んでみたいものですな 王様を救う計画も美的で実践的じゃないというのが
笑える 王様が逮捕されて
文化的に高い国だから
救出法まで芸術性にこだわって
実行力無いの、草
フランスとかはそういうイメージだが
実際はそんなこともなかろう マンデヴィルという固有名詞が出てきた。
経済学の父アダムスミスに影響を与えた思想家とは関係無いのか 大江のセヴンティーン読むから
一時『青白い炎』中断
注釈パートが約360ページで
90ページ読んだから、起承転結の起が終わったと言って良いだろう
アメリカの詩人と仲の良い文学者が、実はユーラシアでは王様で
囚われの身だったのが、逃亡を図ろうとして…… セヴンティーン読んでる間は
閑話休題
「大江とナボコフ」というテーマで、珈琲ブレイク。
大江がロリータの後書き書いたというのは知られているだろうけど
『青白い炎』について大江が言及したことある? セヴンティーン読もうとしたら五日後に
安倍晋三暗殺事件が……
タイムリー! 結局、『青白い炎』読んじゃった!注釈パートだけで百頁読了! 半年弱で百頁だから、このペースで読めば
注釈パートが全部で353頁だから
二年かからないな
のんびり読むぞう
四年かかってもいいくらいナリヨ! 宮沢章夫も
『万延元年のフットボール』五年かかったってさ 注釈が重要な役割を果たす小説というと
康夫ちゃんの『なんとなく、クリスタル』
しかし、クリスタルは名詞なのに
エレメンタルみたいな形容詞のように使うのは
アホっぽいな >>116
西村賢太、青山真治につづき、まだ早いよな
数十年経たないと分からんが
ひょっとしてこの世代あたりから平均寿命ちぢまっていく? >>117
食生活などから、そうだと言われたこともあったな。
西丸震也の四十何歳寿命説とか、
賢太と石原慎太郎が同時期に死んだというのは凄い。
蓮實や筒井康隆の子は
親父が80代まで健在なのに
もう死んでる。
1930年代の連中には
若者の生命を犠牲にしてもいい、みたいな
感覚があるのか?
西部邁みたいに、自分の自殺を年下の者に手伝わせて
自殺幇助罪に追い込む奴もいるし >>119と言えば
まさに宮沢が脚本を書いた竹中直人監督の映画じゃないか。 ガルーが性欲に機械的に従って服を脱いでオッパイ出してるのに
王様は据え膳食わないんだ。
このカマ野郎。
注釈パート久々にランドリーで読みました。
110頁超えました。 ガルーなんてケダモノのような名前だから
ガルルルなんて
(/ω\)キャー 岩波文庫で(詩のパートを覗いて)300ページ目まで読んだ。
オドンが指名手配されて怪我人マスクで変装のくだりまで 注釈パート
120ページ読了。
グレイダスにトランプで
王暗殺の白羽の矢が立ったところ
あと、ロレーヌ人青年を襲う手伝いをして
溝で居眠りするくだり
もしかして、宇多田ヒカルがこのスレ見てるかもと思ったらドキドキしてきた
(;´Д`)ハァハァ >>121
>機械的に
イッツ・オートマぁティック♪ 125頁読み終わりました。グレイダスは、シュートを打たせてもらえない、ミッドフィルダー的な奴ってこと? 註釈パートを
130頁読んだ。
レス番号も130。奇遇だね! そして、註釈パートが187pから540pまで
だから、353pある。二で割ると176.5
四捨五入で177p。187+177=364pを見たら
「青白い炎」という言葉が載ってた!
\(^-^)/
三田寛子というタレントが
『ライ麦畑でつかまえて』を
タイトルと同じフレーズが出てきたところで
読むのをやめた、というエピソードを思いだした。 超能力少女が出てきたぞ
エクソシスト風の感じも
誰だ、ジョンケージ4分33秒の小説版とか
言ったのは。起伏ありすぎ波乱万丈すぎ
殺し屋とか王様の亡命劇逃亡劇
超能力とか ちゃんと働いてるよ?
早起きしなくてもいい仕事だからね
重役出勤♪ 147頁読みました>註釈パート
あと30頁で半分。「青白い炎」というフレーズが出てくる頁! 蟻とキリギリスbyラフォンテーヌってホントは蟻と蝉? 【3回目】 追加接種 =⇒ 死者増加 【4回目】
://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/hikky/1667019659/l50
157頁読みました。
タイトルと同じ「青白い炎」というフレーズが
出てくる177頁(註釈パートの中点)まで後20頁でーす。 160頁読みました>註釈パート
青白い炎というフレーズ、中点以前にも出てきた 167頁よみました>註釈パート
あと10頁で中点。
遅読が目標だから今年はここまでかもよ? 177頁まで読みました。
まさか「青白い炎」がポルターガイスト的な現象の表現だとは思わなんだ。
今年はここで打ち止め(読み止め)。
ランドリーでは、詩パートを読むか
もう一度今まで読んだところを読み直すか
そんな感じになろう しかし、ヘイゼル・シェイドは
ホントに、エクソシストでリンダ・ブレア(声:マーセデス・マッケンブリッジ)が演じた役のモデルになってるんじゃ? ハックスレーの『猿とエッセンス』も『猿の惑星』の元ネタになったのか?
『青白い炎』が、エクソシストの元ネタかもしれないのと同様に アヴァンポップで有名な評論家ラリイ・マキャフリイが二十世紀英語作品のトップに挙げたってよ>青白い炎 ブレードランナーの続編映画にも
「青白い炎」が引用されてるって? 1962年刊行ってことは、人間に喩えれば今年で還暦。その年に俺が読み始めたというのは感慨深い。(≧▽≦) 註釈パート、残り百頁!
一日四枚読めば
クリスマスに読了! そして詩パートが
約140頁あるから
一日四枚(訳詩と英語の見開きを2回分)を
読めば、今年2月から読んでるから
一年で読了。 >>143
今年は打ち止めなんて言ってたんだね。
その後も読んじゃいました
ごめんなさい 風間賢二がポストモダン文学をよく論じてた時期に彼の本でポストモダン文学のトップに『青白い炎』がランクインしたと読んだけど
マキャフリィの私的ランキングのことだったんだね 読みすぎて残り80頁になっちゃった!
イブには読了か? 500頁目まで読んじゃった!
あと40頁しか残ってない。
クリスマスが来ちゃう! グレイダスがニューヨークに着いちゃったじゃねーか! あと34頁になっちゃった!
1日二頁読んでもイブに終わる あ、自分のスレに
自分のスレのリンク貼っちゃった!
ホモ王についての小説読んでたから
うつっちゃった?wwww アンガージュマンうんぬんという形容のついた
フォニイ現代詩のくだり
修飾被修飾関係が間違ってないか>和訳
誰も関心を持たないのは
現代詩に対してではなく
アンガージュマンうんぬんの形容に対して へーべーというギリシャ神話の神が出てきた。破瓜病=ヘベフレニーの語源。 よし、小説パートだけでなく詩のパートも
ざっとだけど読み終えた。
終盤の方は結構わかりやすく韻を踏んでるね。
最初から踏んでるのに気づかなかっただけか?(笑)
これでヒッキー宇多田と同等の存在に成れた!
収入も同等に成ればいいなー♪ 180get
180と言えば
岩波文庫版ペイルファイアの詩パート邦訳部分が終わるページ数だよん >>185
白水社版の古書に
薄く鉛筆で「交換 差異の消滅」なんて落書きしてあった。
現代思想オタクみたいな奴が読んだか 青白い炎っていうフレーズ
アテネのタイモンのどのあたりに出るのか 第四幕第三場だな
ウィキペディア久々に見たら
色々と註釈系小説の具体例が加筆されてて
デヴィッドフォスターウォレスの『無限の道化』がそうだと
書いてあった 『ヴィトゲンシュタインの箒』好きな俺的には興味深い話
そういやあれ(無限の道化)の原題infinite jest?もシェイクスピアからの引用だった気がする アテネのタイモン
半分読んだ
青白い炎というフレーズは出てきたかな?まだと思う 「青白い炎」というフレーズは
白水社版の『アテネのタイモン』では
138ページどえーす 130ページまで読んだから
「青白い炎」というフレーズまで
あと8ページどえーす 青白い炎というフレーズはもう読みました
かつての執事が訪ねてくるくだりを読んでまーす 200get
'`,、('∀`) '`,、
『青白い炎』と『アテネのタイモン』を携帯すれば
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