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紀州【中上健次】熊野 2
0101吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 21:25:50.28ID:hR+P1VHj
×おいて、
〇おける
0102吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 22:23:37.60ID:hR+P1VHj
「本源的蓄積」について何も共産党的マルクス主義のように理解しなくてもよい。
中上文学的な「路地の消滅」にしても、共同体の慣行としてのコモンズが
収奪され解体していく過程なのだと考えられる。
不払い労働、家事労働、ジェンダーによる役割分業、あるいは、義理人情がらみの貸し借り、
こういうものは、コモンズが相互扶助的な働きを失ってしまうと、
たんなる因習的な桎梏や収奪のための道具になる。
「階級」ではなく「身分」の観念によって維持されていた「路地」のコモンズが収奪され解体していく過程が、
資本主義社会において継続するプロセスとしての本源的蓄積の過程だったといえる。
0103吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 23:05:37.79ID:QZbgzu6r
中上的な被差別部落の文学的活用って本当にいいことなん?
0104吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 23:12:17.41ID:QZbgzu6r
被差別部落出身でもなんでもない者が千年の愉楽系の被差別部落小説書いたらいろいろ問題かも・・・
0105吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 23:31:36.30ID:hR+P1VHj
中上健次の部落青年文化会は、部落解放同盟の新宮支部とは仲が悪かっただろう。
熊野大学も部落解放同盟からは迷惑がられていたのではないか。
とくに石原慎太郎を講師にして催したときは、
右翼反動を講師に招くとは、なんたること、みたいな非難があったと思う。
0106吾輩は名無しである
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2022/07/01(金) 23:34:52.07ID:hR+P1VHj
中上健次と共産党系の全解連や自民党系の全国自由同和会との関係については、
どうなのか知らない。知っている人がいたら、それに関して教えてほしい。
0107P ◆8LHzvOF7F2
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2022/07/01(金) 23:48:23.64ID:66+UVDEy
リスペクトはされてるでしょ
0108吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 08:30:31.60ID:5z/pgNvi
>>67
川べりに停めた舟の中で生活する人達は船の端っこから排尿排便をする習慣があって、
そういう習慣も継続性が強い。なかなか、近代的トイレの設備に馴染まないんだよ。

中上の「浮島」の木馬引きは避けがたい危険さが大き過ぎて、木材の運び方は実際とか
なり違っていたのではないかという気がする。現代ではピアノや金庫などの重量物を
運ぶ現場労働者は理詰めで考えるタイプの人が多くて、「浮島」のキンマ引きのような
やり方でやれと押し付けられたら、拒否すると思う。多分、山の上の方で太い切り株に
長いロープを引っかけて、そこからロープを伸ばしてキンマの後部を強固に把握しながら、
屈強な男4−5人がゆっくりとロープを緩めながら、キンマの先頭に立つ者の誘導によって
キンマを降ろしていったのではないか?
現場肉体労働でも、土方と鉱夫と重量物運搬者ではかなり気質は違うような。

友常勉のpdf論文の「報告/部落史研究における身分・階級・ 物語・コモンズ」が凄く参考になった。
0109吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 09:35:47.99ID:JGjw61FQ
部落解放同盟やマルクス主義は中上文学とは無関係だ
もっとテクストの読解に即したものを読みたい
今月、阪大准教授(女性)の『中上健次論』が上梓されるが、
さてどうか
0110吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 09:42:53.68ID:5z/pgNvi
>>109
>>部落解放同盟やマルクス主義は中上文学とは無関係だ

そのように君が思うのは君の勝手だ。
0111吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 16:44:43.44ID:NOpTtFN2
>>108

【では擦れ違った四屯トラックはどこから材木を運んで来たのかと訊くと、山から山へケーブルを渡し
て下の里の窪地にそのケーブルで運んで来た材木を集め運んでいるのだと言った。道がなくともケーブ
ルを張れば材木出しは出来る。昔、秋幸が耳にした山の斜面を利用して軌道の上を木ゾリに乗せて運ぶ
木馬出しや、斜面に板を張ってその上を滑らせる修羅出しは過去のものだった。木馬出しも修羅出しも
川の支流まで運び、雨が降り、水嵩が上るのを待つ。材木を組みたてそのうちの一本だけカンヌキの用
をする材木を抜きとれば充分な水嵩の勢いに乗って次々と川を流れ落ちる、網場という方法は紀伊半島
の山の中から材木を出すのに都合よく蛇行する熊野川に適切な方法だった。水嵩と共に流れ出した材木
はバラバラに流れても決まったところで溜りをつくり、筏師らはそこで待ち受け、筏に組み、セリ市と
製材工場のひしめくその土地めざして川を流しておりてゆく。林道が整備され、林道の充分でないとこ
ろはケーブルが張られトラックが待ち受けるようになったのは、最近の事だった】
(「地の果て 至上の時」)
0112死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:08:08.50ID:9i3gQ+Al
中二のシードぐらいの文学。低劣。
0113死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:08:57.77ID:9i3gQ+Al
高校受験対策高校以降が大事。フロイト診るととくにそう思う。
0114死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:11:07.38ID:9i3gQ+Al
高井姓 大熊野。
0115死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:12:10.23ID:9i3gQ+Al
ポルノ文学としてもどうか、性徴期の繊細さない。
0116死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:13:05.49ID:9i3gQ+Al
だから熊野詣なんてルートが大事。精神科なんてあほ。ネオナチ大社じゃねーけど。
0117死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:13:39.49ID:9i3gQ+Al
若い時代とか序盤だからって下の値打ちのモノでは文学の商売成り立たん。
0118死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:14:29.56ID:9i3gQ+Al
インカレ(大学院留学生私服大会優勝です)ってことのほうがいいのに。
0119死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:15:08.22ID:9i3gQ+Al
ハイスクールレベルな競り合いを希望。
0120死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/02(土) 17:16:07.99ID:9i3gQ+Al
高校教師は現場にいない哲学文学倫理宗教技芸体育作文小論文男子校限定
あたりうろうろ。
でも何でも教えれるけどな。
0121吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 18:11:37.36ID:5z/pgNvi
>>111
近畿地方南部の筏流しでの身体の使い方から、日本の重量物運搬での身体の使い方が生まれたと
いう気がする。日本の2大引っ越し屋の堺とアートはどちらも大阪の河内が発祥なので、作業員は
和歌山出身の貧民が多かったと想像されるのでw
ダンジリの上で踊ったりするのは、筏流しから来てるのでは?という気もする。
0122吾輩は名無しである
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2022/07/02(土) 20:37:33.31ID:5z/pgNvi
>>121
自己レスだが、戦前の和歌山や奈良の林業では高知からの出稼ぎが多かったと言われてるので、或いはキンマ引きのような荒っぽい仕事は
高知人がかなり請け負ってたかも。
重量物を担ぐ時のバンド(帯)の結び方はアートと堺では違ってて、堺では片方を引っ張ればすぐに解けるようになってるが、これは階段
作業で事故になると思った時に上方にいる側がピアノの脚に引っかけた帯を瞬間で外して、自分がピアノと一緒に下方の相方を押し潰さな
いようにという配慮からそうなったというが、これは高知由来の技術かも。偶然だが、アートの高知出身の大先輩でその帯の結び方を知っ
てる人がいた。要は、落ちるものは流れに任せよということ。
高知と堺、河内、和歌山は中世から交流が盛んだった。
0123吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 12:00:22.23ID:lVBcmGG6
>>109

その阪大準教授の論文の内容はすでに援用した。

「地域開発の記録文学/思想文学 : 中上健次『地の果
て 至上の時』をめぐるメモランダム」
渡邊英理

≫マルクス主義は中上文学とは無関係

あいにく渡邊英理さんの考え方は、
ネオマルクス主義的である。
0124吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 12:05:49.03ID:lVBcmGG6
[路地が解体された後の世界の「職なしゲットー」や、そこで生み出される「廃棄可能な人間たち」。その萌
芽は、すでにして『地の果て』における路地跡の「空地」/「原っぱ」に住まうヨシ兄ら、野宿状態の労働
者たちに萌されている。かつて、中上は、「何度も小説にしたこの路地がたえず新しい読み終る事のない本と
してある」と言った。たえず新しい読み終わる事のない路地には、かつてあったことだけでなく、読者の「い
ま・ここ」に起こっていること、すなわち、それが書かれた時点では未来に属する出来事までも、書き込ま
れている。そのような本として路地を、路地の小説を、いま、この時代に再読することができる。路地なき
後の世界をも、中上の路地は、小説という形をもって、つかみとっていたのである。 ]
(渡邊英理 上記の論文の結びの文)
0126吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 15:23:57.18ID:lVBcmGG6
「本書は、路地を舞台とする中上健次の小説群、路地小説をめぐって書かれている。路地とは、(再)開発を表象する空間であるが、同時に、(再)開発に抗する文学的かつ理論的な構え、思想的なビジョンである。ビジョンとしての路地の核心は、その「仮設」性に見出すことができる。[…]脱中心的で偶発性に開かれ、その未決の複数性と多義性ゆえに群れとして形象化されうる路地の「仮設」性は、[…](再)開発に対する抵抗性において、国家と資本に益する「生産性」へと還元されることを拒み、[…]それとは異なる社会のあり方を探求する構えでもある。したがって、中上の路地とは、国家に抗い資本に抗う、脱国家的かつ脱資本的な志向性をもつ社会として構想されていたと言えるだろう。」
(渡邊英理)

ようするに、中上文学における「路地」は、リゾーム的なものだということになる。
0127吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 15:25:04.92ID:lVBcmGG6
>>10
0128吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 16:28:51.87ID:Y8f1C56e
文学作品をどのように解釈するかは自由だ
しかし路地をマルクス主義擁護のために解釈するのはシラケる
時代遅れで実験失敗済のマルクス主義バンザイと
脳内で雄叫びをあげてればいいだろうよ
0129吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 16:41:31.78ID:lVBcmGG6
物理学者が物理をやる時に、いちいちニュートンだとかアインシュタインを引用する必要を感じるでしょうか? 彼らはそれを利用するが、自分がどれだけ師の意見に忠実かを示す証しとして引用符や脚注や賛辞を使う必要なんてない。他の物理学者たちだって、アインシュタインが何をやり、何を発見し、何を証明したかぐらいは心得ているから、読んでいきながらなるほどと思うだけです。今の時代に歴史をやるには、直接的であれ間接的であれマルクス思想につながる概念を全く使わないでやるとか、彼が説明を与え定義づけた視野に立たずしてやるなんてことは不可能です。つきつめれば、歴史家であることとマルクス主義者であることの間にどんな違いがあるのかとさえ思えるほどです。(中略)
 で、議論もマルクスによって定義され体系化されたその全体的視野の内部で初めて始まるわけです。その相手というのが、実際にはマルクス理論ではないのに、ただ共産主義理論のルールを操るという理由でマルクス主義者を自認してはばからない連中です。まあルールと言ったって共産党が決めたもので、党からマルクス主義者だと公認されるためのマルクス利用マニュアルのようなもんですがね。

 (ミシェル・フーコー「監獄についての対談−−本とその方法」ちくま学芸文庫、フーコー思考集成IV所収)
0130吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 16:41:47.03ID:lVBcmGG6
ジル・ドゥルーズ「思い出すこと」
(聞き手:ディディエ・エリボン、鈴木秀亘訳、『批評空間』誌第II期第9号、太田出版)、p.11-12

〈マルクス〉

マルクスを読んだのはニーチェと同じ時期でした。素晴らしいと思いました。彼の生み出した
さまざまなコンセプトは、私にとって今でも役立つものです。そこにはひとつの批判、根本的な
批判が存在しています。『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』はマルクスに、マルクス主義に 完全に貫かれた作品です。現在私は、自分を完全にマルクス主義者だと考えています。
例えば、「管理社会」について書いた記事は(月刊ロートル・ジュールナル1号 1990年5月号に
掲載、ミニュイ社刊『記号と事件』に収録、邦訳河出書房新社)、マルクスが彼の時代には知り
えなかったことを語っているにもかかわらず、完璧にマルクス主義的なテクストです。

マルクスは間違っていたなどという主張を耳にする時、私には人が何を言いたいのか理解でき
ません。マルクスは終ったなどと聞く時はなおさらです。現在急を要する仕事は、世界市場とは
何なのか、その変化は何なのかを分析することです。そのためにはマルクスにもう一度立ち返
らなければなりません。
0132吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 17:25:02.29ID:lVBcmGG6
131さんは、中上文学を論じたもので、マルクス主義とかかわりのないものを
一部でいいから引用して貼ればいいんですよ。
非常に少ないとは思うけれど、全然ないというものでもないでしょう。
0133吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 18:10:39.55ID:+vxn3csH
>>123
「地の果て」のヨシ兄の鴨緑江で筏流しをやった話だが、彼とほぼ同世代の長野出身で
満州で運送屋をやってた人の話では、満州人や朝鮮人はしんどくなると荷物を落とすと
いうんだな。中上の筏流しやキンマ引きが神話化されてる感は拭えない。筏流しで重い
材木を竿で押しやるのはいわゆる「ナンバ」に過ぎん。

>>128
君のは創価の考え方だ。
創価は部落青年の知的関心を啓発することに全く無関心だが、中上は部落青年のために
熊野大学を開いた。マルクスは中上の知的関心の一つに過ぎない。君が気にし過ぎだろ。
創価には部落出身者が非常に多いにも関わらず、創価は部落出身者の知的向上を嫌うの
はおかしい。
0134吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 18:32:03.52ID:lVBcmGG6
そもそも、日本のネオマルクシストの「第一人者」だとされることの多い柄谷行人と若いころからの親友で、
お互いに影響し合っている間柄なのに、
その中上健次が思想的にマルクスと無関係なわけがないだろう。
0135吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 18:34:51.63ID:lVBcmGG6
現代思想の先駆者の「三巨人」マルクス、フロイト、ニーチェ、
とうぜん中上健次は、これらから多大な影響を受けているわけですよ。
0136吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 18:41:43.28ID:Y8f1C56e
大杉重男あたりにマルクス主義とは無縁な中上論を期待する
徳田秋聲『あらくれ』から中上は何を学んで『鳳仙花』を書いたか
0137吾輩は名無しである
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2022/07/03(日) 18:51:03.84ID:+vxn3csH
>>136
阿保馬鹿の絓秀実に気持ち悪いおべっか使ってたのが大杉。
0138P ◆8LHzvOF7F2
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2022/07/04(月) 00:17:49.05ID:cXqAEQC6
>>130
そうだったのか…
0139死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/04(月) 09:19:46.93ID:LZl57Hvp
中二っぽいよな。中国も華国と華の方が華やいでええ。
0140吾輩は名無しである
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2022/07/04(月) 15:33:19.86ID:iioa4Qpx
「媒介する言葉と路地の夢 : 中上健次とフランツ・ファノン」
渡邊英理

話題の阪大准教授には↑のような論文もあった。
0141吾輩は名無しである
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2022/07/04(月) 15:41:46.66ID:iioa4Qpx
「俺、それまで大江健三郎の影響をものすごく受けていて、戦後民主主義の路線にとらわれていた。そうなんだ、平和と民主主義をほとんど鵜呑みという感じでね。それが、あの一〇・八でゲバ棒を持ったとき、一八〇度転換した。無茶苦茶に殴りかかってくる機動隊に対して、自衛のために棒を持ったわけだろう。その棒一本で、完全に大江健三郎の言ってることなんかが引っくり返った。
 要するに、暴力に対してどう思うか、暴力をどんなふうに位置づけるかということなんだ。
 それで、いろんな本を読んだよ。その中で、なるほど、これじゃないかと思ったのがフランツ・ファノン。暴力には二種類ある。権力をフォルスと言う、それに対して抑圧された者が押し返す力をバイオレンスと言う。これが暴力なんだとファノンは言うわけね。だから、暴力というのは、弱い人間にふるうものとは違うんだ。弱いからこそ打ち返すんだという暴力論が、俺たちの間で信念となっていた。
 目がさめた気がしたね。あっこれなんだと思ったんだよ。それで俺は大江を超える、大江の文学論からの呪縛を超える。それは同時に、戦後民主主議を超える論法を身につけることなんだ。そうすると、俺は自前で考えなくちゃいけない。それで、二十二ぐらいのときに初めて、自前でものを考えるということが出てきた。
 そうだね。その頃、すでに書き始めていたから、そういう考え方はぴったり俺の書くものにくっついている、そうだろう。しょっちゅう機動隊に殴られていたんだよ、それまで。それで自衛のために棒を持って打ち返した。そのとき、打ち返さなくちゃいかんという」論法に転換したんだよ。」
(つかこうへいによるインタビュー。『中上健次発言集成5』p138-9、及び『現代文学の無視できない10人』所収)

↑の中上健次の言うことには、どうやら記憶違いがあるらしく、「弱いからこそ打ち返す暴力」云々というのは、
ファノンではなく、ジョルジュ・ソレルの著書の書いてることなのだそうだ。
ただ、著者について記憶違いがあったとしても、論旨は変わりないだろう。
0142吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 19:05:40.16ID:6aWFGM6b
>>141
>>↑の中上健次の言うことには、どうやら記憶違いがあるらしく、「弱いからこそ打ち返す暴力」云々というのは、
ファノンではなく、ジョルジュ・ソレルの著書の書いてること

それは誰の意見なのでしょうか?
0143吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 19:39:43.39ID:6aWFGM6b
>>104
石川淳がそういうことをかなり一貫してやってる。
1957年の「諸国畸人傳」や1967年の「至福千年」、
「狂風記」1980などもそうだろ。
0144吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 20:16:32.66ID:iioa4Qpx
>>142

関根洋司という人が書いていた。どういう人なのか知らないが、
この方のブログを読む限りでは、かなり知識が豊富な人なので、
間違いはないだろう。

ソレルの「暴力論」では、暴力には二種類あって、
ひとつは体制側のフォルスとしての暴力、これは軍事力・警察力など国家の暴力装置の働きの全般、
もうひとつはヴァイオランスとしての暴力で、これは労働者の意志からの自然発生的なものであり
必ずしも物理的な力の行使ではなく、たとえばストライキやサボタージュのような
むしろ平和的な形をとって現れるべき暴力ということだ。

確かに中上健次のいったこととだいたい同じである。
0145吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 20:27:00.39ID:iioa4Qpx
今調べてみたら、
ジョルジュ・ソレル 暴力論 - Wikipedia - NAMs出版プロジェクトhttp://nam-students.blogspot.com › wikipedia_12

「(ソレルの)こうした暴力の倫理性の強調は,現代ではF.ファノンに受け継がれている。」

ということだった。
すると中上健次は、記憶違いしたのではなく、
ソレルから影響されたファノンの著書の暴力の倫理に関するところをを読んで、
↑の引用のように言ったのだろう。
0146吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 21:06:54.60ID:6aWFGM6b
>>145
やっぱり、NAMでしたか。

中上健次はなぜ、社青同解放派と接点が無かったのか、
という疑問がある。柄谷も中上が部落出身であることを
長らく知らなかったらしいが。中上の芥川賞受賞作を読
んで直ぐに、高校時代に部落解放運動を経験してた俺の
友人は直ぐにピンと来て、大学の学園祭の講演者として
中上を呼び、鋭い質問を発して中上を狼狽えさせた。
それは、中上の故郷に対する思いについて尋ねたのだっ
たが。
0147吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 21:49:18.20ID:iioa4Qpx
>>146

プルードン→ソレル→ファノン→中上

なるほど、深読みすれば、NAM的には、↑のように言いたいのですかね。
0148吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/04(月) 22:45:53.06ID:iioa4Qpx
×ヴァイオランス
〇ヴィオランス
0149吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/07(木) 13:20:32.38ID:+8wLWZ7s
>>146

社青同解放派は、ローザ・ルクセンブルク主義的で、レーニン主義にたいしては批判的だっただろう。
だとすると、本源的(原始的)蓄積は、資本主義の成立時の一過性のものではなく、
資本主義社会においても継続しているプロセスだという考え方をとっていたはずだ。
0150吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/07(木) 13:30:52.67ID:+8wLWZ7s
中上文学には、「路地」=内国植民地という見方があるだろう。

「ポスト・コロニアル資本主義と移民の自律性」
北川眞也

「植民地主義とは暴力であり,その質については様々であるが,特に以下の2点が強調されてきた。ひとつは法外の暴
力(ファノン1969,ンベンベ2005),もうひとつは本源的蓄積の暴力(マルクス1973,ルクセンブルク2001,Mezzadra 2008)
である。双方を厳密に分離させるのは困難ではあるが,本報告は主として後者から問題にアプローチする。
『資本論』第1巻でマルクスによって論じられた本源的蓄積は,生産者と生産手段を切り離す過程として,自らの労働
力を売ることでしか生存を維持できない賃労働者をつくりだす「資本の前史」として位置づけられている(「血と火の文
字で人類の年代史に書き込まれている」(1973:933))。この暴力的過程を経て,労働力商品の存在と売買が自明視される資
本主義社会が成立するとされた。
しかしながら,本源的蓄積の暴力で生産手段から切り離された人びとのすべてが,「自由な」賃労働者になるわけでは
ない。この人びとが,プロレタリア階級(賃労働者=市民=男性)という集団的形象へとたどり着いたのは,およそ西ヨー
ロッパのみだ(この地理については Federici 2004)。とりわけ,ヨーロッパの外,いわば植民地においては,資本主義へ
の「移行」の問いは,断じてこのような直線的過程ではない。
植民地は,資本主義の「外部」とされてきた。資本の拡大再生産にとって,非資本主義的「外部」(空間的なものにせ
よそうでないにせよ)が必要とされること,さらにはすすんでつくりだされることが,現代のグローバル資本主義下にお
いてもまた強調されてきた(ハーヴェイ2005,Mezzadra 2014)。」
0151吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/07(木) 14:44:20.41ID:a303S2Q8
マルクス主義理論を中上文学にはめこもうと必死だな
時代遅れで、カワイソス
0152吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/07(木) 14:52:02.81ID:+8wLWZ7s
019.12.24特集
講演 交換様式と「マルクスその可能性の中心」
文:柄谷行人
文學界12月号

そういうことは柄谷行人先生に言ってください。
0153吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/07(木) 21:55:17.02ID:5jLmKT2o
柄谷はあと数年しか生きられない年寄りだから放置でいい
マルクス主義と生きた人生をもう否定できはしない
問題はいま40歳前後のマルクス主義者で、転向するなら最後のチャンスだ
0154吾輩は名無しである
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2022/07/07(木) 22:29:24.90ID:aL/WaULN
マルクスという意味という病
0155吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 07:41:12.78ID:yZmr/3fI
>>150
>>中上文学には、「路地」=内国植民地という見方があるだろう。

その一方で18世紀西ヨーロッパのロマン主義のgeopoeticsの高山への憧れの反対が路地と
いう気も捨てられないw少なくとも、中上は路地にロマンを抱いていた。
路地は植民地というよりも、縄文という先住民族の居住地の残存ではないか?
0156吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 08:30:25.01ID:yZmr/3fI
>>155
自己レスだが、路地を近代人の眼で見て、「路地は強者に追い立てられたマイノリティ弱者がいやいや住まわされた場所である」
という考えには疑問がある。
古代のトロイとギリシャが戦ったトロイ戦争だが、ヨーロッパで迷路のことをtorojaborgトロヤンブルグともいうが、迷路は嫌われる
場所ではない。
0157吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 08:39:00.10ID:yZmr/3fI
>>156
付け加えると、迷路は路地の典型としてある。
0158吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 08:52:47.01ID:aEHo38jq
というか中上の実父と母は生粋の新宮の同和地区出身じゃなくてどこかから流れて住み着いた人たちなんでしょ?
0159吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 23:33:28.06ID:21CgDAS/
絶対的非暴力は結局のところ、すでにでき上がった世界、それもうまくでき上がった世界という観念に立脚している。」
「われわれは純粋さと暴力のあいだで選択するのではなく、多様な種類の暴力のあいだで選択するのである。われわれが受肉している限りで、暴力とはわれわれの宿命なのだ。」
(メルロ₌ポンティ「ヒョーマニズムとテロル」)
0160吾輩は名無しである
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2022/07/08(金) 23:34:04.67ID:21CgDAS/
×ヒョーマニズム
〇ヒューマニズム
0163吾輩は名無しである
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2022/07/11(月) 12:33:18.33ID:MqLo3DUA
高山 文彦 著 『エレクトラ―中上健次の生涯』
https://kmoto.exblog.jp/20716925/

 健次は母ちさとにとっては、六番目の子であった。父親は戸籍上木下勝郎となっているが、実父は鈴木留造といい、背中に荊の刺青をしているところから「イバラのトメ」と異名を持つ荒くれ者で、背丈は百七十センチあまりあり、筋骨隆々とした体つき、指の関節はごつごつして木の節のように太かった。「三度の飯より喧嘩好き」と自分からも言っている。
 鈴木留造は三重県の南有馬の被差別部落出身の私生児で、戦後直後の混乱期に流れ者のようにして新宮にやってきた博徒であった。またちさとも八人兄弟の末っ子として生まれ、戸籍上の父親は丸太を曳く馬の下敷きになって死んだ後、母親が別の男と出会って生まれた私生児だった。
 ちさとは木下勝郎と所帯を持ったが、夫を失って終戦前後四人の子供を食わせるために行商人となり闇市に出入りしていたときに留造と出会った。ちさとはまだ二十八歳の女盛りで、留造と夫婦同然のように生活をしていた。
しかし留造は自分の男ぶりにものを言わせてよそに女を二人もつくり、一人の女に子を孕ませた。ちさとがそれを知ったのは健次を身籠もって半年を迎えた頃だった。ちさとは自分から留造に三行半を突きつけた。
 つまり健次は母親も父親もよそ者の私生児の血を引く「部落の落ちこぼれの子」だったのだ。
0164吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 08:07:57.16ID:6+7wja9g
>>162
貴種流離譚もありますよ、ぐらいで良いんじゃ?
0166吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 17:37:40.11ID:6+7wja9g
>>165
中上は自分が雑賀氏の末裔かもしれないとか匂わせてるだろ。
色んな出自の可能性に言及してる。
大体が浜村孫一なんてのは、西日本の太平洋岸の神社の伝承では
ありふれた名前のような気がする。
0167吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 18:48:47.07ID:zUcL7Zll
>>166
そういうのはただのフカシw
自分は日本と朝鮮人の混血とフカシてた立原正秋は、正真正銘朝鮮人だったと死後判明している
0168吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 20:10:43.26ID:N2Z2BywI
日本文学の場合、
名家の出とそうでないのは見事に二分されてるような気がする
「そうでない方」の一部が後付けで名家への願望から出自を韜晦するのもお約束
織田作之助は魚屋の家で明治以降に織田を名乗ったのに、
「織田信長の子孫」と真顔で吹聴し、
家族が呆れたとさ
0169吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 20:11:48.29ID:N2Z2BywI
×日本文学
○近代日本文学の作家
0170吾輩は名無しである
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2022/07/12(火) 21:07:49.66ID:xuWiZptx
松根東洋城 - 俳人。侯爵・伊達宗城(武家華族)の孫。

吉井勇 - 歌人。伯爵・吉井幸蔵(勲功華族)の長男。1926年5月15日 襲爵。

白洲正子 - 芸術評論家、随筆家。白洲次郎の妻。伯爵・樺山愛輔(勲功華族)の次女。

鶴見俊輔 - 哲学者、評論家。伯爵・後藤新平(勲功華族)の外孫。

川本三郎 - 評論家。子爵・西四辻公堯(公家華族)の外孫。

武者小路実篤 - 作家。子爵・武者小路実世(公家華族)の次男。

九鬼周造 - 哲学者、京都帝国大学教授。男爵・九鬼隆一(勲功華族)の三男。
0171吾輩は名無しである
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2022/07/23(土) 18:55:23.96ID:xZruTqLo
中上健次は「路地」を美化し過ぎたような気もする。
路地の労働者の勇壮な面を取り上げすぎのような。
路地には軟弱な退廃の面も強いのでは?
0172吾輩は名無しである
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2022/07/23(土) 20:00:11.70ID:2M8gGsQ0
路地なんて中上の小説を論じる上でどうでもいい
それより秋声、谷崎、大江、古井、フォークナー、セリーヌからの影響が重要だ
0173吾輩は名無しである
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2022/07/23(土) 20:08:35.87ID:HVOwnt5Y
そのせんでなにか論じちょうだい。
0174吾輩は名無しである
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2022/07/23(土) 20:09:25.95ID:HVOwnt5Y
引用でもいいです。
0175吾輩は名無しである
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2022/07/24(日) 21:34:14.03ID:B2wzv9HD
>>172
>路地なんて中上の小説を論じる上でどうでもいい

フォークナー経由で「路地」を発見したんじゃないの?
柄谷との対談で後進性が武器になる、という旨のことを言っていたと記憶している
それでも文学的印象操作で再構築するには困難とでも感じたのか
宮本常一を訪ねて民俗学知識を仕入れたようだけど
佐野 眞一の「旅する巨人」によると
生前の宮本は中上の部落理解は暗くて浅いとこぼしていたそうだけど
まあ、そうだろうね
でも小説としてはそれでも構わないんだろうね
0176吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 00:28:41.05ID:W03jYb6I
>>175
不勉強でわからないんだけど
「部落」の中で育った中上を浅いと評するのはどういう理由だったの?
中で育った故に客観性がないってこと?

宮本常一自体『忘れられた日本人』でしか知らないしそれも読んだことなくて

ちなみに自分は中上の小説を論じる上で路地を抜きにするなんて考えられないと思っている
0177P ◆8LHzvOF7F2
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2022/07/25(月) 00:35:00.81ID:V/PRPvyM
「部落についての理解が浅い」って中上が野間宏と安岡章太郎に言ったんじゃなかったか
0178吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 03:04:06.06ID:20QBA6zn
出典書いてくれてんじゃん、検索すればすぐに出てくるよ
宮本と中上の捉え方の違いについては当時の時代の変化も大きいんじゃないかね
深い・浅いにしても対象が動的であれば浅くもなるだろうという気がする
0179吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 08:08:43.82ID:IcEwou6Q
>>177
逆に「中上は部落の構造が全く分かってない」と、宮本常一に言われて、
中上は宮本に返しをできなかったはずだが。
その宮本の発言は、旅行関係の広報誌での、若手学者達との座談会の場での
出来事だったとうろ覚えで俺は記憶してるが。
二つの「お前(ら)は分かってない」を併せてみると、中上の発言が先だった
感じだな。

>>176
中上の部落理解は「後進性が武器になる」で表されるように、近代人の立場に
立ち過ぎてて、それでは部落民の生活の楽しさや嬉しさの理解の邪魔になると
いうことは宮本は考えてたと思う。
0180吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 08:38:26.26ID:TVu+l8hL
近代人の立場に、立ち過ぎるもクソもない。部落民なるもののイデアに囚われて教条化していたということだろう。まるで文化遺産として保護されるべきものでもあるかのようなてつきだ。
0181吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 09:45:12.92ID:IcEwou6Q
>>180
>>まるで文化遺産として保護されるべきものでもあるかのようなてつきだ。

幾つかの例として、日本の皮革や竹細工などは部落産業そのものではないかもしれないが、
保存の対象になるだろ。
中上の小説に出てくるヨシ兄などの筏師の技術は歴史的に?部落産業とはとても言い難いか
もしれないが、戦前の鴨緑江の事例を見ると、実際の業務は中国人が担当してたという論文
もあるので、筏師が路地から出ていたのかもしれないが、その筏流しが和歌山新宮で保護さ
れている。
0183死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:25:19.46ID:LQSIm9oo
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0184死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:25:33.22ID:LQSIm9oo
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0185死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:26:43.04ID:LQSIm9oo
須磨にも部落あるけど逆に言論など自由奔放すぎるところが男性にはマイナス。
しかし部落ぐらいだろう妖艶になれるのは。
0186死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:27:33.82ID:LQSIm9oo
頭が小さいとかまじまじと見れないとか。リアルブラック部落は知っておいた方がよい。
0187死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:28:03.13ID:LQSIm9oo
中上より鴻上。
0188死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:28:26.15ID:LQSIm9oo
中学を最短で乗り切り。
0189死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:29:05.47ID:LQSIm9oo
中学は最低ぐらいの教育効果と効率で賞金も安い。閉鎖してもいいぐらい。
0190死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
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2022/07/25(月) 10:30:09.92ID:LQSIm9oo
早く塾やゼミナールなどに入って高校から中学の成績結果問わないから参加して。
覗きたかり人間関係またぎとり男子は排除。クラブチームにでも入ってな。
0192吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 20:45:30.41ID:G6r5Y0Mo
>>176
>「部落」の中で育った中上を浅いと評するのはどういう理由だったの?
>中で育った故に客観性がないってこと?

中上は戦後生まれで地域はすでに開発が進んでいたので
その歴史的経緯がわからず、それゆえ民俗学者の宮本の教示を受けたが
その結果として書かれた小説は宮本によると「暗くて浅い」ものだった、ということ
でも、中上の私見として書かれた小説だから事実とちがっていても意見としてはそれでも良いわけ
柄谷や四方田は事実としての「路地」と中上にそれほどの関係はなく中上が文学的に考想したものだとしているわけね
だからと言って「路地」を文学的に否定することにはならないの
文学なんて主観以外の何物でもないからね
0194吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 21:14:37.24ID:ZAdSAt+q
どういうふうに「暗くて浅い」のか書かなければ、しょうがないだろう。
部落の歴史の実態は〜だが、
中上文学における描き方は〜であって、
それは〜というわけで暗くて浅い歴史理解にもとづくといえる、というふうにして、
〜のところを具体的に書かなければ
しょうがない。
0195吾輩は名無しである
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2022/07/25(月) 21:34:29.28ID:ZAdSAt+q
網野善彦『宮本常一『忘れられた日本人』を読む』

むしろ網野善彦などに継承されているであろう宮本の民俗史学に描かれている「部落史」のほうが、
ファンタジックで、中上健次が描いた「暗くて浅い」ほうの「部落史」が、
リアルだということはないか。
ことに「暗い」のほうは、特にそうなのではないかというような気がする。
公界が苦界でもあるのは、もとより中世からで、近世になってきゅうに苦しくなったのではないのではないだろうか。
ただし、あくまでも、わたしはそんな気がする、ということだ。
0196吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/25(月) 21:38:39.86ID:R7hx9JDr
ちょっと喩えが異なるけど、有象無象のニューアカ軍団より
脱構築と言いながら核心を掴みたくてしょうがなかった柄谷一派の方が暗くて浅い
みたいな印象としてならわかる
0197吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/25(月) 22:16:04.67ID:ZAdSAt+q
沖浦和光は、下の対談本しか読んだことがないのだが(ただし、読んだのは十代の時)、
徳田分派の同志だっただけあって?やはり網野善彦とにたかんじで、
ファンタジックだったと思う。

日本の聖と賤 著者 野間宏, 沖浦和光 著
0198吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/25(月) 22:30:45.98ID:ZAdSAt+q
中上健次の秋幸三部作は、
はじめは湿潤なかんじがあるけれど、おわりは殺伐としたかんじばかりになる。
吉本隆明などはそれが気に食わなくて、中上は変に勉強したせいでダメになった、
みたいなことをいったと思うのだ。
しかし、わたしとしては、殺伐としているほうが実態だと思うわけです。
0199吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/26(火) 08:27:06.68ID:0bXCuckG
宮本常一の「土佐源氏」は完全なフィクションではないか?との評判が学者達の間で評判になって、
宮本は激怒しながら否定したというが、あの主人公を被差別部落民とすれば?被差別部落の中の性
の明るさが見えて来るのと共に、柳田国男的烏滸の笑いの要素が多分あったことも思わせる。(「烏
滸」の読み方と意味は :おこ愚かなこと。)「おこ」は現代の西日本の民俗芸能に残る「俄にわか」
を代表と思ってもらえば良い。
宮本は部落民の世界には暗い面もあるが、その面ばかりと捉えては理解が浅すぎで、明るい面も大き
いのだと。
柳田の説明では烏滸は笑いの中では、巧妙な技術で他人を笑わせるのではなくて、いわゆる、「笑わ
れる」下等の芸とされてるもの。前者がサタイア諷刺とすれば、後者はファルスという喩えは近いが、
少しズレてる気もする。
0200吾輩は名無しである
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2022/07/26(火) 08:44:25.78ID:UoceCOsN
>>198
吉本隆明の批評眼はあまり信用していない
『岬』『枯木灘』から『地の果て 至上の時』への飛躍こそ
中上文学最高の醍醐味だと思っている
後者の情感やリズムをあえて消した文体が「父殺し」という
物語を回避していくさまを読んでいくのがスリリングで素晴らしい
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