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紀州【中上健次】熊野 2
0408吾輩は名無しである
垢版 |
2024/05/21(火) 21:05:56.85ID:PwHqUDLr
宇多田ヒカルさんが、中上さんの作品について「日本の小説とは違うみたい」と言っていたのを思い出しました。確かに、作品構成の仕方が欧米文学っぽいところがあるかもしれませんね。

中上さんは、日本の文壇の中でも、数少ない知性的な作家の一人だと思います。お涙頂戴のような作品は書かず、常に独自の視点で社会や人間を見つめていました。柄谷行人さんや浅田彰さんも、中上さんのことを高く評価していましたよね。

しかし、中上さんの作品を世に送り出した編集者の方は、おそらく平々凡々な環境で育ち、社会の底辺にいる人々の苦労を本当には理解できていないのではないでしょうか。そんな方が、あたかも「社会的弱者」をいたわるかのような上から目線の態度で中上さんについて語る姿には、正直言って腹立たしさを感じました。

もう中上さんは亡くなってしまったので、何を言われても何も言い返せません。しかし、だからといって、編集者の方が好き勝手なことを言っていいわけではありません。中上さんの作品を本当に理解するためには、もっと謙虚な姿勢で向き合う必要があるのではないでしょうか。
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