イギリスの小説家で傑出した存在って意外と少ない?
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近代19世紀以降の世界的にビッグな小説家としてはな
フランスだとスタンダール、バルザック、フローベール、ゾラ、ジッド、プルースト
ロシアだとトルストイ、ツルゲーネフ、ドストエフスキーとか
ドイツだとゲーテ、カフカ、トーマスマンとか
それらに匹敵するイギリス作家って‥
ジョイスぐらいか? 源氏物語って日本人ですらあんまり読んでないんじゃないの >>1
近代小説のビッグな作家が異常に出現してるのは露、それに続く南米だろ
成熟した社会なら実業家として人生を謳歌できる人材が抑圧された社会で鬱屈したポテンシャルをフィクションとして書き込むという才能の無駄遣いにぶち込まざるを得ないという現実的には恵まれない地域の方が
文学的には成熟しやすいってこと
仏独程度には英出身のビッグネームはいるよね 露や南米が傑出してるようには思えんがなぁ結局のとこ傑出してるように見えるのもオリエンタリズムと根は一緒なんじゃないの 文学として真に傑出してると言えるのはシェイクスピアやセルバンテスくらいなんじゃ後者は西だけど ミステリーなら大国なんだがな
コナン・ドイルとかアガサ・クリスティーとか いかにも深刻そうなのは馬鹿にして
軽妙なウィットに富んだものを尊重する国っぽい ログ斜め読みしててオースティンの話したくなったのですが専スレってある?
英文学総合しかないのかな あ、英文スレの中で「専スレが無い」とちょうど書いてありますた… イギリスと言えば、スパイ小説が名高いような。
取り分け、映画化された邦題「デメトリオスの棺」の作者エリック・アンブラ―は グレアム・グリーン、イアン・フレミング、ジョン・ル・カレ、
ジュリアン・シモンズ、アン・ハースト、フレデリック・フォーサイスらに影響を与えたと言われてるが、
彼こそスパイ小説に2重スパイの概念を持ち込んだ最初の作家ではないか?
それに、やはりイギリスは世界一のポルノ小説先進国だろ。民主主義の先進国だから非モテ男達の救済も怠りないwww
ポルノ小説の良作には作者=匿名で書かれたものが多い。 >>68
コンラッド「密偵」が先行してるね
「闇の奥」はスパイとは違うけど「密偵」より先に書いてる モームも作家兼スパイだったから、『アシェンデン』というスパイ小説を書いた >>69
なるほど、ダブル・スパイはコンラッドが先か。
アンブラーの良い所は東欧の重苦しく重厚な雰囲気を描いたところにもあると思う。 >>33
クレランドがサディスム?
ラヴラヴHの作家やん イギリスとかロシアは「物語作者」はいるけど「小説家」はいないんだよ
ディケンズとかトルストイとかドストが書いてるのは「物語」でモダンな意味での「小説」じゃない
「小説」とは「物語」が不可能な地点で書かれた物だ
たとえばほとんど極北だがベケットのトリロジー >>71
コンラッドもポーランド出身だからかなり重苦しい その人たち読んでないけど、自分の考えが偉い?人たちと同じらしくて自信と安堵を得たよw ガルシア・マルケスの『孤独の百年』は過大評価され過ぎだな
物語レヴェルでフォークナーを模倣してるだけで、文体レヴェルでは全く挑戦的ではないリアリズムに留まっていて全然「マジック」リアリズムではない 世間一般的な影響力でいやシャーロックホームズシリーズを生み出したコナン・ドイルが最強なんだがな
もっともアニメや映像作品があるから原作小説を読んでる人は意外と少ないかも知れんが 文学史的にはドイルのホームズはポーのデュパンのパクリ
同居人の一人称で語られてる
つまりワトソン視点もパクリ
なのにホームズは堂々とデュパンのようなこれみよがしのプロファイリングは私はやらないと言う
その上堂々とワトソン君のプロファイリングを始める
ドイルさんのサービス精神たるや!
梶原一騎かよ フォークナーの模倣しているだけっていうんなら
日本にも該当者はいるでしょう >>82
フォークナーを模倣するだけでノーベル賞なら、それはそれで凄い >>80
丸パクリのくせにウソを言うな
ペテン師め 中国の優れた現代作家である閻連科の『硬きこと水のごとし』日本語版あとがきで、
この作家は紫式部、シェイクスピア、セルバンテス、フローベール、トルストイ
とともにディケンズを偉大な作家に挙げている
ナボコフもディケンズを称賛した
ディケンズを貶すのはバカだけ で、結局のところ、
『人間の絆』の翻訳はどれがいいの? 「人間の絆」って原題は「ヒューマンボンデージ」というらしいけど
ボンデージって言うとSMだわなあ ナボコフは前衛的な作家と評されているけど物語レヴェルで巧妙かつ錯綜した実験を行なってるけど文体レヴェルではさほど、だな
あるいは彼の文体の実験は物語に従属している
つまり、物語を語るために文体の操作をしている 文体が良いっていうのは翻訳するとどうなっちゃうのかしら >>91
題は人間のしがらみになるけど光文社の河合訳で読んでとてもよかったよ。脚注がたくさんあるのは助かる 日本はロシア文学やフランス文学に比べて英文学の影響をあまり受けてないと言ってたの誰だったかな イギリスなんてぜんぜん国として大したことがないんだよ
ちっぽけな存在
フリーメイソン邪教の発祥地、頭のおかしな地獄落ちがわらわらいる
ロシアのほうが偉大ですわ >>106
日本の自然主義文学はフランス流=ゾラ流じゃないけどね
破壊とかごく一部を除いて
蒲団の影響が大きすぎてロマン主義や写実主義の色合いを大きく残したまま私小説になり大きな流れとなった
フロベールの影響は、少し前まであまり顧みられなかったが、大きいと思うが
イギリスのロマン主義や写実主義に比べて圧倒的というわけでもない
評論や研究の対象だと圧倒的にフランス文学が優性だった
サルトル凋落まで続いたんじゃないか >>108
ひどい日本語だ
何を言いたいのか、さっぱり分からぬ >>109
おれが原文で読める中では唯一つの英文学の傑作
OZはもっと易しいが、文学的には大したことはない イギリスーアイルランドはジョイス、ベケットとかSFのJGバラードとか画家のフランシス・ベーコンとか全体は大したことないのに突然とんでもないのがポツンと出てくる印象 シェイクスピアとかニュートン級の天才は日本の歴史には出てこないな 文化圏の違う日本と比較したって仕方ねーだろ。西洋文化におけるイギリスの
位置づけだ。 >>14
漱石が日本の最大の作家とは、なんか世界に出したら見劣りしますね。
紫式部、と答える方が正解でしょう。
アメリカ合衆国も居りませんね。
エドガー・アラン・ポーが影響力が大きい人だと思いますが、やっぱり
欧州と比べると小いさ過ぎる。
マークトウェイン、ヘミングウェイ、フォークナーも素晴らし作家
ですけど、見劣りがする。 日本の最も偉大な作家は『死霊』の埴谷雄高だが、
難解すぎて、そのすごさがわかる人は少ない
もちろん翻訳されていないから、海外でも知られざる作家だ
アメリカ最大の作家は『白鯨』のメルヴィルだが、
こちらも難解なので、理解者はあまり多くない 昔読んだら
どちらもやたら退屈だったのは覚えている
今は面白く読めるかな? シェイクスピア、ダニエル・デフォー、ジョナサン・スウィフト、サミュエル・リチャードソン
フィールディング、ローレンス・スターン、ウォルター・スコット、ホレス・ウォルポール、
ウィリアム・ベックフォード、メアリー・シェリー、ルイス、ジェーン・オースティン、
ヘンリー・ジェームズ、エミリー・ブロンテ、シャーロット・ブロンテ、ディケンズ、
ジョゼフ・コンラッド、トマス・ハーディ、E・M・フォスター、 D・H・ロレンス、スティーブンソン、キップリング、ブラム・ストーカー、
オルダス・ハクスレー、ジョージ・オーウェル、ゴールディング、アラン・シリトー、
オズボーン、ヴァージニア・ウルフ、ジョイス、グレアム・グリーン、
キャサリン・マンスフィールド、エリザベス・ボウエン、イーヴリン・ウォー、 最初に堂々と人間の本性を取扱うのだ、と宣言するところがいい
しかし、どうやってオールワージイさんのベッドに赤ん坊をもってきたんだろ?
ま、それはともかくとして、この孤児の幼い指が素晴らしいのだ あっさり母親が知れる
ジェニー・ジョーンズ
オールワージイさんの説教が
実際に意味があるのかないのか
今後の展開次第かな
ブリジェットとデボラ
ここまではなんかいい味出してます 歴代の?小説家で世界一売れたのはアガサ・クリスティーだろ。
スリラーやスパイものではイギリスは大物が多いだろ。 アガサ・クリスティーかあ
いまテレビでポアロものやってるね デイヴィッド・ロッジの「小さな世界」ってやつ読んでみたけど確かにそこまですげえもんでもなかったな >>140
その作家はイギリスの大家ではないから当然だね >>124
だからイギリスの小説家もロシアやフランスに比べたら見劣りするって話をしてんだろ トム・ジョーンズ
また少しずつ読んでいこうかな
この小説が好きな人がいたらご一緒に 作家っていうか
Emily BrontëのWuthering Heightsは個人的にものすごいくる小説なんだ 嵐が丘は凄い小説だね
さて、トム・ジョーンズは今日は第三巻まで
ブラック・ジョージの復職かなわず
ブリフィル坊ちゃんはとんだ告げ口野郎です藁 第四巻は女のバトル
本筋はソフィアvs.モリーなのだが
モリーとグッディ・ブラウンの肉弾戦こそ見どころ
しかしトムも子供作って罪作りだよな
この先どうすんだろ 第五巻
まさかのスクウェア
さらにまさかのウィル・バーンズ
モリーがここまでビッチだったとは・・・
こうなると今後ソファイアと結ばれるのかどうかが焦点になって来るが
ウエスタンのおっさんはそこんところは許さんだろうからなあ 第六巻
ウエスタンのおっさんの妹つまりはソフィーの叔母さんだが
この人のお節介が話をぐっと前に進めるのだ
結果トムはオールワージイさんのお屋敷から放逐される
ひょこひょこ出てくるブラック・ジョージが面白い
そりゃ500パウンド猫糞してりゃ16ギニーくらいはちゃんと渡すわな藁 第七巻あたりから大分ドン・キホーテ化するなあ
ソフィーの方の出奔の話は兎も角
トムが義勇兵として入隊して喧嘩して壜でなぐられてってのは
あまりにドタバタが過ぎるんじゃないでしょーか
それでも宿屋のカミさんの活躍が微笑ましいのが救いかな
贔屓ってのは自然な感情であり行動なのだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています