【街とその】村上春樹【不確かな壁】Part2
最近新しく読むものがなくて、しょうがなく村上訳のフィッツジェラルドやチャンドラーを読み返してて、別に今さら掘り返すことでもないんだけど、昔、上野千鶴子が「村上作品には都合よく、すぐヤらせてくれる女が登場するからいけすかない」みたいな批判をしてたのを思い出して苦笑する。 >>473
これはなんの因果でもないと思うが、デビュー当時、上野にやたら可愛がられた大塚英志が後に指摘するように、村上の小説ってスターウォーズと同じく、キャンベルが纏めた物語類型論の骨格に、フィッツジェラルドやカポーティやチャンドラーの時代作家が描いた資本主義の萌芽によって引き裂かれる失恋モノって肉付けが、少なくとも前期村上作品(加藤典洋の言うところの隠喩時代)の正体だったんだよね。 >>474
大塚は村上がなぜオウムに強い関心を持ち「アンダーグラウンド」、「約束された場所で」を著したのかについて、実は村上がベストセラー作家として大成した作品に用いていた構造とオウムが多くの信者を欺くために用いた物語の構造が共通するものであることに村上は否応なく気付いてしまい、 >>475
ある種の購いのために、オウムを扱ってノンフィクションを書いたと指摘していて、そして実に二冊のノンフィクション作品を境に村上の作風は変わる。
ここまでの経過は村上ヲタとして普通に知ってはいたんだけど、今さっき村上訳のロンググッドバイ読み返してて、上野千鶴子による村上批判って現在の視点から見ると、村上はチャンドラーの真似をしているだけなので、チャンドラーを叩くべきでは、と思ってしまうが、上野だってなんのきっかけもなくウン十年前の推理小説は叩かないだろう。 >>476
そんなことを考えながら、頭の片隅で、彫刻家の柴田英里が「上野千鶴子は二枚舌じゃなくて、スプリットタンみたいに舌が判れちゃってる」みたいなことをどこかで言ってたなぁ、と思い出し(宮台との対談だった気がする。やれやれ)、なにはともあれ、世の中の複雑さに対しては、壁と卵なんてアナロジーはもうなんの旗印にもならないってことだけはわかる。 上野千鶴子は若い頃「公衆便所」と陰口を叩かれていた私怨から戦闘的フェミニストになったそうじゃないか >>471
馬鹿か
チャンドラーと全く違う
チャンドラーはエンターテイメント
春樹はエンターテイメントになっていない >>472
それはノーベル賞側から見てるからだろ
別ジャンルのをノーベル側が自分たちの意図で選ぶことはあるだろうが
それは別ジャンル側ではあまり関係ないことで、
そういえばディランは結果的にか意図的にかわからんが、
極めて適切な対応をしたといえるだろう。
受賞したようで受賞してない、拒否したようで受賞しているという。
>>479
中学生? オレは、彼女のマンションでセックスし終わった後、2人とも立ちながはキスしてたら、いいムードになった女に「愛してます」と言われた。
オレも彼女のことを気持ちのうえでは愛していたが、ここでは絶対に「愛してる」と言っちゃいけないと思い、無言でディープキスをして、彼女の口を塞いで、ごまかした。
10年後、また全く違う女とまたまた同じ状況になった時も、同じリアクションでかわして、ごまかした。 https://i.imgur.com/AEsrcay.jpg
更に友人等などに紹介する側になり更に\4000×人数をGETできます
tk..tk [あぼーん用] Tiktok LiteでPayPayやAmazonギフトなどに交換可能な4000円分のポイントをプレゼント中!
※既存Tiktokユーザーの方はTiktokアプリからログアウトしてアンインストールすればできる可能性があります。
1.SIMの入ったスマホ・タブレットを用意する
2.以下のTiktok Liteのサイトからアプリをダウンロード(ダウンロードだけでまだ起動しない)
https://tiktok.com/t/ZSNfGY43n/
3.ダウンロード完了後、もう一度上記アドレスのリンクからアプリへ
4.アプリ内でTiktokで使用してない電話番号かメールアドレスから登録
5.10日間連続のチェックイン(←重要)で合計で4000円分のポイントゲット
ポイントはPayPayやAmazonギフト券に交換できます。
家族・友人に紹介したり、通常タスクをこなせば更にポイントを追加でゲットできます 「イエローサブマリン」というワードがしつこいのだけれど、これは何かの隠喩なの? 発売すぐくらいに買って、やっと読み終わった
最後の方はちょっと面白かったが、
イエローサブマリンと一体化して、しばらくして現実に帰ろうと思うって、
プロセスが少なすぎる感じがしたな
納得感に欠けるというか イエローサブマリンが主人公の両耳を強く噛むことで、
主人公の内壁が破れて二人は一体化した
主人公はその貫通力を携えて現実世界へと帰り、
コーヒーショップの店主の矯正下着に挑む、ということなんやろね >>1
いつまでもどうでもいい御託を並べるの左巻きの仕事。ジャーナリストや大学教授に多いです, Amazon みてたら世界の終わりとハードボイルドの新訳がジェイルービン訳で年末にでるようだ
結構楽しみだ 小澤征爾との対談本をkindleで読んでいる
出版されてすぐに読んではいるんだけど、マエストロが亡くなった今読むと改めていいなと思う >>492
自分も読んだけど村上春樹は昔から音楽たくさん聴いているとはいえ
よく指揮者とか演奏家が誰とか聞き分けられるね?
「古くて素敵なクラシック・レコードたち」にも言えることだけど この人の本を読んでグレン・グールドとかいう名前を知ったけど
クラシックの素養がないと誰が弾いても凄いとか分からないんだよなあ
細野晴臣がベースの神様とか言われるけど差がわからん
布袋寅泰みたいに早弾きみたいな凄いは分かるけど かずみ→ちかげ→まりこ→きみえ→ゆみこ→くみこ→ちとせ→◎●→のりこ
ナマ本番でやれた女たち
玄人は除く 仲俣暁生 @solar1964
ハン•ガン『別れを告げない』の書評を書き終えてあらためて思ったけど、
これは百倍よくできた『羊をめぐる冒険』だな。村上春樹さんには悪いけど、歴史への踏み込みが遥かに深い。
『羊』が書かれた時代、韓国はまだ軍政下だったから、むしろ『ねじまき鳥』と比較すべきかもしれないが。
とにかくいま、皆で読んで、語り合いたい、いちばんの小説。その意味でなら、ハン・ガンは私にとって
「80年代前半における春樹や龍」以来の、ポピュラリティのある現代文学作家。若い人がどう読むかを知りたい。 春樹はわかるが龍もそんな扱いだったんだな
後追い世代にはどうもピンとこない >>497
龍が春樹と並べて語られていること自体若い世代は釈然としないだろうな
今そこらに本屋に行ったら龍の本は一、二冊しか並んでないだろうが
90年代までは春樹と同じか凌ぐほど各種取りそろえて並んでいた >>497
作家はW村上、女優はW浅野と言われていた時代が確かにあった カンブリア宮殿に出演している村上龍
歯が抜けてフガフガしているお爺さん そうなんだ。
今はやめてるみたいだけど
あれだけタバコ吸ってたら
歯槽膿漏とかで歯ボロボロに
なってるだろうなあ サイン本は限定300部シリアルナンバー入りだね
秒殺売り切れだった
金持ちで春樹が好きな人は買うだろうね 春樹は漱石や太宰くらいの扱いになりそうだけど、いかんせん長いんだよな
日本で読まれ続けている純文学の大長編って少ないから(細雪と夜明け前、くらい?豊饒の海は全編読む人が少なそうだし死霊やドグラ・マグラなんかはどこまで行ってもマイナー)まあアリかもしれんが >>523
本物の芸術家がやることか
マーケティング野郎の地金が出てるね 村上春樹がそういうことやるのがすごく意外なんだよな
むしろ、そんな俗物めいた行為を否定する側の作家じゃなかったのか? >>526
最近少なくなっただけでみんなやってるじゃん
大江だってやってるよ だいぶ昔から車(外車のスポーツカー)も乗るようになったし
別荘も持つようになったしと
成功してる作家なんだから
金を使ってくれだよ オースター、77歳で死す
75歳の春樹は自分で稼いだ金を好きなようにつかって
残りの人生を存分に楽しめばいい 21年春にユニクロとコラボしてTシャツ販売して商業主義的なこと
珍しいなと思ったら(記念に1枚買ってしまった)
秋にNEWS23見てたら柳井(村上は一浪してるので同級生ではないと思うが)が
12億寄付して村上春樹ライブラリーを作ったとのことで、そういうことかと納得。 >>529
オースターと春樹の違いは、
オースターは自分がノーベル賞作家になるはずがないと自覚しているのに対し、
春樹は自分は本気でイケると思っていることだな。 >>524
細雪と夜明け前は未だ読んだことはないが
豊穣の海は全4巻終わりまで高校生の時に読んだ。
三島はバカだと思った。 >>534
自分がバカであると公言していることに気づきなさい 春はあけぼの
でも、俺は春も9時以前に起きたことはない 結婚ってのは、今まだのようなものに縛られないようになるといい
一緒に暮らしたいと心から思えるパートナーと暮らせばいい 村上春樹にはもう一度、イスラエルを批判して貰いたい。 >>543
あれはどっちが卵でどっちが壁なのか不明
そこをごまかしている
それに卵と壁という比喩も不正確 >>544
まともな知能を持つ人間なら、あのスピーチはイスラエル批判だと理解出来る。 それはない
ハマス批判ともなんとでも解釈できる
つまりなにも言っていない
卵と壁という比喩もまったく不正確 >>546
卵と壁のスピーチをイスラエル批判と捉えられない人間は、只の知的障害者。 地方紙の読書欄(恐らく共同通信の配信)で浅田彰氏が、スーザン・ソンタグ「同じ時のなかで」を書評し、
そのなかで村上春樹氏について述べていた。
----今年2月、イスラエルでエルサレム賞授賞式に出席した村上春樹は、
「高く堅固な壁とそれにぶつけられる卵の間では常に卵の側に立つ」という比喩によって、
イスラエル国家がガザなどのパレスチナ自治区で行使してきた暴力を批判した。式をボイコットするより、
出席して言うべきことを言うという決断を、私は支持する。
だが、その比喩は十分に明確か。たとえば、ツインタワーとそれに飛行機ごと突っ込むテロリストはどちらが壁でどちらが卵か。----
続けて浅田氏は指摘する。2001年5月に同じ賞を受けたスーザン・ソンタグの「言葉たちの良心」というスピーチに、
あいまいな比喩はない、と。氏はさらに続ける。
----しかもソンタグは、自分が作家としての名声を利用して個人の政治的意見を広めようとしているのではないかと自問し、
いや「個としての声をもつという企図」にほかならない文学の名誉の問題としてこのことを語っているのだ、と確認する。
言葉で正確に真実を語ることに徹底してこだわった、まさに「言葉たちの良心」を体現する作家の妥協のない姿が、そこにはある。
著者が00年代の晩年に綴った本書所収の文章は、
すべて「あえて真実を語る勇気」に貫かれている。人をとりあえず安心させる比喩と違って、
それは読者をも試練にかける。たとえば、私は村上春樹を貶めるために著者を称揚しているのではない。
私の言葉は正確か。それぞれの作家に対し十分フェアであるか。---- つまり、村上春樹は卵と壁のスピーチでイスラエルを批判した。 結局、毎度毎度、何か言ってそうだけど、実のところ、なーんにも言ってない! >>538
壁の確かなさ、不確かなさ。それは、私たちが抱える現実と虚構の境界線のようなものかもしれない。確かに目の前にそびえ立つ壁は、触れれば冷たく固い。しかし、その奥にあるものは? 壁の向こう側には、全く別の世界が広がっているのかもしれない。あるいは、壁自体がただの幻想なのかもしれない。
私たちは、日々様々な壁にぶつかる。仕事、人間関係、自分自身への葛藤。そのどれもが、確かなものなのか、不確かなものなのか、判断が難しい。しかし、壁に直面した時、大切なのは、その壁を乗り越える方法を探すことではないだろうか。
壁を乗り越える方法は、人それぞれだ。中には、力強く壁を突き破る人もいるだろう。また、壁を迂回したり、すり抜けていく方法を見つける人もいるかもしれない。大切なのは、諦めずに、自分なりの方法で壁と向き合うことだ。
壁を乗り越えた先には、何が待っているのだろうか? それは、まだ誰も知らない。しかし、壁を乗り越えた経験は、私たちをより強く、より大きな存在へと成長させてくれるだろう。
不確かな壁、確かな壁。そのどちらにも、意味がある。大切なのは、壁とどのように向き合うかだ。壁を恐れずに、自分なりの道を切り開いていこう。 あいまさでごまかすってよくある手法に過ぎない
それに騙されてくれるお人好しはいつまでついてくるのだろうか ねじまき鳥もそうだったけど、結局何を言いたいのか分からない、いくら何でも何かあるはずだろ?と思っても何も無い。何故なら、作者自体が何の思想も持ち合わせていないから。 村上春樹も亡くなったら、まあ今も言われてるけど
男の都合のいいすぐセックスをさせる女ばかりとかいわれて叩かれるな 村上が女にモテる人生を送って来たかどうかは分からないが、この世の中には女と簡単にSEX出来る男が存在するのも事実。 西村賢太でもファンレターを送って来た複数の女性とSEXしたと言ってたから、30~50代の頃の村上とSEXしたいと思う女性は多かったと思う。まぁ、実際に村上がそのファンたちに手を出したかどうかは分からないが。 30代半ば頃の村上春樹を本屋で見かけたことあるけど
自意識過剰で常に周囲をうかがっている感じで
モテそうなオーラはまったくなかったよ >>560
男が男を見て女にモテるかどうかは判断できない
女の視点は男とはかなり違うから でも不確かな壁では、16歳の少女(影)にも、コーヒー屋の女にもセックスさせてもらえなかったよ。何か意味あるの? >>556
うーん、確かに村上春樹作品って、モヤモヤするよね。私も「ねじまき鳥クロニクル」読んだけど、あれ何がテーマだったのか、結局よく分かんないまま終わった。
でも、作者自身が何も考えてないってのはちょっと違うと思うな。だって、あの独特な世界観とか、印象的なセリフとか、何も考えずに書けるわけないじゃん?
私的には、村上春樹作品って、答えを提示するんじゃなくて、読者それぞれに考えさせるような作品なのかなって思う。だから、人によって解釈が違ったり、何も分からなかったりするのは当たり前だと思う。 モヤモヤもある分、何らか汲み取れた時は面白いよね
ねじまき鳥クロニクルは、一緒に住んでる奥さんのこともろくすっぽ分かってないって事が問題の核心だと作中序盤に書かれてる
それでも寄り添って生きていこうとすることはできる、主人公はそうするって話だと受け取ったな >>563
バイアグラ服用しても効果が完全になくなって以降の文学的告白とみた ジャズ好きだから、彼の小説はあるコード進行に合わせて、「手クセ」で弾くギタリストみたいなものだよ。聴いている聴衆は雰囲気で分かったつもりになっているけど、弾いている本人も実は分からない。なのに、読者に解釈させろというのが無理。 村上春樹って、よくも悪くも、今の時代にフィットしてるんじゃね?