一日明けて未見の受賞作にも軽く目を通したが、今回の選考はしくじったんじゃないかこれ。
受賞作絞ったせいで、露骨な「この手の作品は要りません」が透けてしまってる。

反面、恋愛やSFで地力の足りてなくて売れ線でもない作品に賞出しているのも意味不明だ。
ふだん文芸書を読まない編集者が文芸っぽい作品を読んで、いけると勘違いして選んだ感がある。
第一回のコンテストやその後の書籍化作品がそんな感じだったけど、また戻ってきた感じ。

去年一昨年の受賞作ラインナップは良かったと思うんだけど今回は最悪。第1回以下だな。
受賞した人には本を出してほしいし売れてほしいが……。