スレも変わったし、出版社系の小ネタ投下

前スレでも書いたけど、なろう以外の作家は1〜3年はデビューした出版社で書くのが慣例
かわりに出版社は余程の事が無い限り3アウトぐらいまでは付き合う (担当がつき、ちゃんとした企画ならほぼ通る)
また、他社作家の引き抜きも、育成中 (上記1〜3年以内) の作家は引き抜かないのが出版社同士の暗黙の了解で、やったら戦争になる
作家の収入維持、生活の問題で3-4ヶ月に一冊は出す計算で、それを踏まえて毎月の棚の確保数=枠を管理していた
電子化した今は棚問題は少ないけど、それでも毎月の発刊数の枠は維持していかなければならない

そして、なろうブームで生まれた、なろう転売専門レーベルは? というとピンキリ
個人出版に近いような末端までの把握はできないから、弊害と変化の話になるんだけど

なろうに群がるハイエナ出版社は転売メインで作家の育成は考えない
慣例も知らない、売れなきゃ1アウトで切り捨てるし、一巻で打ち切り当然、作家の生活? 知らねぇよwww
そんなハイエナ出版社を理由にして、なろう作家は大喜びで複数連載の正当化を唱えている

慣例とかなに? オファーがなきゃ(売れなきゃ)速攻でエタらせるし、未完で当然、応援してくれた読者? 知らねぇよwww

今までなら、ヒットタイトルを抱えた有名作家でもない限り、複数連載を抱えられなかったけど
なろう作家は、ハイエナ出版社が買ってくれるから!! と平気で新人のうちから有名作家と同じように複数連載を抱える
酷い作家は3本以上も連載し、書いては放置、書籍化してはエタを繰り返し、読者に突っ込まれると言う

俺はアマチュアだから責任は無い、出版するハイエナ企業が悪い、ヤツらに頼まれたから許可してるだけ
連載の放棄やエタも俺はアマチュアだから責任がない、無料で読んでる読者に文句言われる筋合いも無い
連載が読みたければ書籍買え!! オマエらが買わないから打ち切られ、俺の書く気もなくなる!!

そういった理由で、新連載抱えまくるハイエナ系なろう作家は3〜4ヶ月の定期刊行が出来ない
そのため、昔ながらの育成と保証、3〜4ヶ月で1冊書かせる…は通用せず、枠の維持の為に作家を増やすしかなくなる
例えば、8ヶ月で1冊書く作家を2人抱えるような傾向になる、なろうタイトルが目に付きやすいのはこの理由で、単純に刊行数が多い

表面上なろう系の刊行数は多く、書店もなろうで埋まってるけど、粗製濫造だから一巻打ち切りの単発も増加しまくってる
傾向的には転売なんかと同じで、金の為なら市場は知らんwww と、ハイエナが暴れる所為で
真面目なヤツが割を食う状況になっちまってるのは、まぁ問題だと思う

結果的に、なろう小説の99%は完結しないし (俺達の戦いはエンドにもならない) 、どれも同じ展開、期待するだけ無駄…と
現実に気付いた読者が離れていくからな

表記上、ハイエナ出版社が先になってるけれど、実際は商品が無ければオファーもないし、そもそも声もかからない
多分、先にハイエナ化したのは、なろう作家側で、マッチポンプで商法の正当化をしたんだろうと思う