ライトノベル作家志望者が集うスレ 254
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【ラノベ】自作を晒して感想を貰うスレ・議論スレ95
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【ラノベ】あらすじ.プロットを晒し感想を貰うスレ10
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ライトノベル作家志望者が集うスレ 250
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売れてる小説がそれほど「設定」で勝ってるのかって視点も大事よ。
個性という設定よりも、それをどういうエピソードで表現するのかが大事で、
さらにそこに平凡な手癖の表現で書くんじゃなくて、読者の心に引っかかるセリフや
描写を入れるのが文章力じゃないかな >>535
さすがに草
クソみてえな駄文だから読めねえって言われたのは理解しようぜ長文仲間
「読者はどんな(ダメな)長文でも読んでくれる」なんて甘えた発想でしかない
長いことはデメリットで短所だよ、そこがスタートだ
>>538
ふむ、わかりやすい
同じ設定でもエピソードの切り口次第なのは確かに異論ないな >>539
私はラノベ作家ではないが文章の専門家ではある
もし資料として法律の条文やら難解な哲学書や資料を読まなきゃいけなくなった時に
そんな態度ではとても取り組めまい まあ自分が敵わない相手が現れた時に
よってたかってイジメるとか、いきなり喧嘩売るってのは
お決まりのムーブだね なろう系なんてキャラとかストーリーとか設定とかほぼ全部テンプレで
そこらのラノベよりずっと売れているんだ。そのあたりを見習ったら? >>540
法律の条文や難解な資料は、資料的価値があるから読もうとしたんだろ?
それがネット上の誰が書いたかもわからん戯言を、同じだけの労力を支払って読もうと思うか? その価値があると?
んな発想もないって時点で初心者なんだろ? それも「誰かに読ませるための文章を書く」こと全般の初心者だ
>>541
どっちかっつーとネットでは明確なバカを晒すと一気に叩かれるもんだ
先達には頭を垂れようぜ、アンタのやってることは新参者のガキがイキってはしゃいでるだけだって自覚はしよう 読者は同じものを求めるんだろうね
自分の代わりに登場人物が目的を次々に達成してモテモテになるっていうものを
別に感情移入しているからではないと思うよ
単に完成された物語としてなろう系は読まれている
幕の内弁当みたいなもんだな
あるいは嫌いな人にとったら唐揚げ弁当みたいなね
商品として完成されていて、必要な要素が全部入っている
平易な言葉でわかりやすく書かれていて、頭を使わずに読めるし
それは弁当で言えば味がわかりやすい濃さで、ごく普通ってことになるね
好き嫌いの分かれるような要素はない
だからこそ、そこにゲテモノを入れてみようって人がいるんだけど
まず売れないね >>543
おっしゃる通り
こんなところにまともなやつが来るなんてことはほぼありえない
だから私の言葉もすべて無視して結構
私の言うことが真実だ(文章の専門家云々がね)と思って、
その上で更に傾聴に値すると思うなら聞いたらいい
もしそう思わないなら全て無視してくださって結構
どうせ暇つぶしだ 他人(読者)のことを考えないような人は作家にならなくて結構だよ 一応参考程度に聞いてほしいんだけど
格調高い表現で魅せるってのは一番難しいよ
完璧なストーリーを作るのと同じぐらいには >>546
ここが5ちゃんねるだと言った人に言ってくれ アンカー付けずに言ってるからみんなに言っているんだよ まーたなろうを画一の舞台だと決め込んでる輩かよ
ゴブスレ、すげー小手先な話だけど、行をぜったい折り返さないんだよな
そのこだわりが文体にも影響してて、どこか詩的な品格が出てるから興味深い 一応参考程度に聞いてほしいんだけど
ダニングクルーガー効果ってあるよね >>547
聞いて欲しいんだか聞いて欲しくないんだかわかんなくて草
「文章の専門家」とやらが事実だろうがどうでもいいよ、聞くに値しないと思ったのは内容が酷かったからだしな
肩書きに頼らなきゃ文章も語れない「専門家」じゃね >>525
ありゃゼロ年代方式の延長戦をそのままやってるだけだろ…
口癖系のキャラに名前付けるのをやめるだけで新方式になるってんならラジカルなのはオタクの知能だよ お。優越感ゲームとマウンティング?
まあいいや。体調悪いしこれ以上付き合うと疲れるのでこれまでにしよう 「ゴブリンスレイヤー」がタイトルであり、名前であり、ストーリーの主題であり、
キャラクターの価値観であり、差別化のコンセプトであり……
っていう一貫性とわかりやすさは明確な長所よね
それこそSS発のまおゆうみたくやる夫スレ発だからこその特徴でもあるけど、
小説化に際してかなり上手く表現したのも間違いない(MFの4作の評価はこれからだけど)
ゴブスレ以外の同作者の作品が正直微妙だったのを見て余計にそう思った (むくり
まあそのあたりもニンジャスレイヤーのパクリだけどな!
(ばたり >>557
おいおい、「共通している」ってことはむしろその手法の優秀さの証明でしょ?
既に使われた手法は一切使わないってならそもそも前例を考える意味もない
さすがに○○スレイヤーの三番煎じでなお面白くする自信はないけど、
「タイトル、キャラ、ストーリー、コンセプト、etcを一つのフレーズで一本化できる」
っていう点については参考にできる長所じゃないかな まあそんなものロボットアニメとかヒーロー物とかでも使われてる手法だし、何番煎じなんだか ここ数日の中では>>497のお陰でだいぶまともな話題だったので、その方向性でいこう >>560-561
いやもうしつこいから普通に話せば?
「仮面ライダー」や「ウルトラマン」や「○○レンジャー」はコンセプトは表してるけど、
主題ではないかな、ゴブスレは「ゴブリンを殺す」がテーマだけど
ライダーやウルトラマンは「○○を××する話」ってとこまで示してはいない
『ゲーマーズ!』の方がまだ近いかな? キャラの名前ではないけどね ああもう言っちゃったしラノベでもなんでもないよ! 氏ね自分!! (わりとマジで中学生みたいなテンションだな…)
水戸黄門漫遊記が水戸黄門に縮まったのも、仮面ライダーやウルトラマンみたく主題からジャンルまでが全部込みでその名前のミームとして広まったからだろうね 「ようこそ実力至上主義の教室へ」とか「ぼくたちのリメイク」とか、コンセプトで勝ってる作品は伸びる
キャラもストーリーも設定も取り立てて目立った良さや新奇性があるわけでもないのに、何かを期待させる力がある
「○巻から面白くなるから」などと付き合い良すぎじゃね?としか思えない評価が特に違和感なく出てくるくらい、コンセプトに基づく期待は退屈をカバーできる プロだったらもっと描写入れてくるなーって思う部分がけっこうあるんだ、自分の作品
正直に言うと面倒くさがって描写していない感じがある
どういえば伝わるかいまいちわからないが、プロのがもっとねちっこい気がする
簡素すぎる?
この辺直していけばけっこう長めの話が書けそうなんだけどね 自分が描写大好きマンだからこそ自戒を込めて言うけど、描写で嵩増しとかネガティブ要素でしかないよ
必要最低限以上の描写を読みたいラノベ読者など居ない。そんなもんに文字数割く余裕があるならクライマックスを二段構えにしとけ >>569
かさ増しというか、執筆の段取りが悪いのかな
コース料理なのにメインを2回出すだけで終わり!
俺のメイン凄かっただろう? で客が満足するはずがない、とでもいうのか
ちょびっと書いたら書き直し推敲、でいいのかねえ
プロのを読むと、大した内容があるわけではない気がするんだけど、大抵それで1巻終わっていたりして
読めるんだけど首をひねるしかない。自分はコスパ悪すぎる書き方でもしてるのだろうか? と思う他ない 書きすぎて描写を削る、とかもまずしたことないな
好き放題に文章書いて売れたいわ。本当に 登場人物の「行動の分量」がきちんと確保されていたらそうはならない気がするがな
ストーリーとして「〇〇が〇〇する」だけでは少ないだろう
その前に何かあるだろうし、その後もあるかもしれん どこまで描写するかは作者による作品による個性の部分なので正解はないのだが
「直せば長めの話が書けそう」というのは首を傾げる
描写の密度は話の間であったりキャラの心情、シーンの情感の密度であり
読者の読書スピードの調整だったりはしても
話の長さ自体が変わるわけじゃないしページ稼ぎのためのものでもない
そのつもりなら書き足す必要なし
物足りないと感じるのはきっと早く読めすぎてしまうからだと思う
ならば読者がちょっとじっくり読んでやろうかと思わせる描写や情報を入れて
立ち止まらせることで話の密度、満足感を上げることができるはず RPGでもよくあるじゃない
Aという目標を達成するためにスモールa1、a2、a3が必要だとかさ
あるいはちょっとしたことで手間が二倍に増えるってことは現実でよくある
増やすには物語としての単純な長さをまず増やす
削る時は要らない描写を削るか、シーンをカットする 非新人賞系ラノベの一巻とかだとキャラ紹介に終始してるのも珍しくないからなあ
その場合、求められてんのは描写云々じゃなくてセリフ漫才の文章配分と思うが‥‥‥漫才書けねーんだよな俺‥‥‥ >>572
ありがとう。それちょっと考える
>>573
的を得ていると思う
もっと書いたほうがわかりやすくなりそうだし、多方面から攻めて見ようと思う 逆に削りすぎる問題として
ラノベ原作アニメでよく何だこのダイジェスト展開と感じることがあると思う
主要シーンだけを切り貼りしてるから大筋はわかるが余韻もクソもないっていう
一見無駄に思える合間の繋ぎのシーンも実は重要だったという
自分も150枚の原稿を130枚上限の賞に使い回すために削りまくったら
選評でとんとん拍子すぎと言われたことある
読み直してみたらまさにラノベアニメ状態だったっていう >>573
>描写や情報を入れて
どういう意味ですか?
たとえペラペラの箇所でも、完成された場所に更に描写を入れるってそんな簡単なことじゃないと思うけど
バトルシーンなんかはかさ増しできるね
やろうと思えば相当増えるだろう
しかし普通のシーンは難しくないか? >>570
コスパというより、骨だけで肉がないのでは?
肉をつけすぎた話も三巻分ぐらいの骨だけ詰め込んだ話も書いたことあるけど、前者のが審査進んだ
結局作者が思うほど読者には伝わらないんだよね
だから伝わる形に表現や構成を整えて、伝わる量を絞る必要があるんだと思う
そうしないと伝わる量がゼロになると じゃあどうやって肉をつけるかだな
肉をつけるってのはどういうことなのか
ううん……ドラゴンボールでもあったじゃん
アニメの展開が超遅くて、いつまでたっても同じ戦いを戦ってるってのが
アニメだと文章と違うから水増しでもそうじゃなくても延ばすってことはほぼ不可能だね
緩急かな
筒井康隆の小説で、「虚人たち」ってのがあるんだよ
1ページ一分と決まってて小説の中で時間が飛ばされない
読んだことないけど、小説というものに如何に省略の技法が使われているかってのはわかるだろ
基本的に小説って大事なことだけを書いていくものだけどな
延ばすなら大事な要素を増やすんだろうな >>497にレスありがとう。キャラがいいって人が多くてなるほどと思った。 バトルモノの1巻(特に受賞作)って次回作なんか知るか!って感じで最強のラスボスを出しちゃうから
二巻以降の敵が弱くなっている気がすることもあるよね……
スレイヤーズ1巻のラスボスより強い奴ってしばらく出て来なかった記憶が スレイヤーズ既読のわりに最近書き始めた人なのか?
むしろスレイヤーズ一巻の逸話として有名な話で、他のシリーズだとあんまり聞かないけど >>581
大切なのは読者の読書リズムを崩さないようにすることじゃない
物語に引き込んでいる時なら描写や設定開示を強くしてもグイグイいけるけどそればっかだと読んでて疲れる
やっぱり緩急が重要って話に行き着くか キャラ作りの問題だけど、例えばアメコミのヒーローやヴィランは幾らでも設定を盛れるんだよ、神に匹敵するとか(地球の)神だとか、果ては星々を喰らう一般的な意味での神より強いとか、エントロピーの擬人化だとか。
けど結局はヒーローに敗けたり出し抜かれたりして、盛った設定は全然生かされていない。カタログ・スペックは役に立たず、ストーリーで本当にモノを言うのは歴史的背景とかの“格”の方だったりする。
例えばスーパーマンは大抵の神々より強いし、単純な力と不死性だけのハルクは何故か因果律にも力が及ぶし、バットマンは単なる人間だけど、色んな手を駆使してそれら超人と渡り合うだけの活躍を見せる。
ライトノベルが別名キャラクターノベルと言われるように、ラノベで一番大切なのは間違いなくキャラクターなんだけど、それを単なる属性や設定だと思い込むのは大いなる勘違いで、実はキャラの描写こそ全て。
ただし設定や属性は極端な方がキャラを動かし易いし、特にweb小説においては、キャッチーでキンキーな設定の方が検索に引っ掛かり安くPVを増やし易いので、奇矯なものの方が色々と便利ではあるかもな。
異世界転生するにしても、ごく普通の人間のまま転生するよりは、スライムだったり男が女や幼女に転生した方が、ギャップ萌えで耳目を引きや易いから。 2000-2010年のエロゲについて「予想通りの味しかしない料理はマズい」みたいな言葉を掲示板でよく見かけた
期待を裏切ってナンボ、捻ってナンボという風潮だった
今のラノベは逆だよな いかに予想通りの味を提供できるかが求められている 「予想は裏切れ。期待は裏切るな」って誰の言葉だったっけ
こうなるんだろうな、という読者の予想は上回らないといけないが、こういう話なんだろうな、という読者の期待は裏切ってはいけない 貴族の嫡子が死んで、後継ぎ候補が養子や妾腹の子しかいない場合はどうなる?
貴族についてあれこれわかる人がいたら教えてくれ >>589
嫡男とは当主が決めるもので
別に問題ない
優れた家系を継がすために、養子に家を継がせるのはべつに珍しくない 大事なのは養子か実子か妾バラかではなく
当主が、跡継ぎときめたかどうかだけ 中世辺りのヨーロッパだと病気や怪我、戦争なんかで命を落とすことは少なくないから、長男にこだわった継承はあまり活発じゃない時代や地域が多かったそうな
むしろ発展途上の地域が多いもんだから、子供じゃなく有能な側近を後継者にしてたり、勢力拡大や血縁確保に近隣貴族と娘を結婚させて婿入りさせたりも少なくなかったり
戦争が少なく平和な時代こそ長男継承が活発だったりすることもあったとか
地域や時代にけっこう依存する問題だから、適当でも大丈夫な気も 結婚は財産を分けることだから、それを嫌がって血族間結婚を繰り返したハプスブルク家みたいなのもあるし、
原則その国の王にとって都合のいい法治がされるもので、墓から掘り返した死者に家督を継がせたって良いわけだ
こちらの世界の歴史(汎人類史以上によい言葉を作れない悔しい)に倣う必要もないよ 汎人類史はともかく人類史って言葉は明らかにFGOが広めたよなぁと思う
やりたい事の大半FGOがやってるので、そのうち何割かでも自分もやりたいね、やってないことも 昨日考えてみたんだけど、肉付けってのは要するに
「真実らしく見せるための裏付け」じゃないかな。
玄人しか知らない専門用語を使ってみたり、同じくその道の人しか知らないことを少し書く、というような。
考えてみると小説って自由なものじゃないな。
とにかく真実らしさが求められる。
真実らしい虚構でもいいんだよ。でもどうせ虚構だろう、という読者の目というのは強い。
竜巻に吹き飛ばされる人間みたいなもんだ。どこまで言っても強く何かにつかまって
「真実だああ!」って言い続けないといけない。
手を離してしまったらおしまいだ。 三行目までが肉で、四行目以降は贅肉だな
書き過ぎると真実らしさを損なう、ってのも小説と文章の特徴 読者に突っ込まれそうなことを先回りで潰しておくような説明文に文字数を費やしてんのとか見ると不安障害かなって気持ちにはなるね 例えば私はシフォンケーキを作って食べていたんだが
メレンゲを角が立つまで泡立てるには裏技でレモン汁を入れなきゃいけない
本を見ても書いてなかったりする
「角が立つまで泡立てる」と書くとそれらしくなる
あるいは角が立つまで泡立てないと、内部に空洞ができるってことも知ってる人はわずかだ
そういうのがリアリティになる
専門家しか知らない情報を入れるんだよ ようは読者の知的好奇心をくすぐればいいのである
そうすると先を読みたくなる=没入感が上がる
ファルシのルシのコクーンじゃ何も頭に入ってこない >>600
それな。資料=児ポだからな
性交中に首を切り落とされた男のペニスはどれくらいの時間硬度を維持できるかとか、何を調べりゃ良いの? なろうと言えば異世界ものだけど、
どこかの新人賞でそういうのが受賞したってあるのかね? 非Web系の異世界モノ受賞作をラインナップしてみたら面白いかもしらんね テーマと裏テーマがぐぐったら岡田斗司夫の解説が引っかかるけどこれ?
読者に提供する娯楽性と作家が抱いてるモチベーションのことなのだろうか テーマを裏返すとemeht‥‥‥、emethならゴーレムだな >>607
作者が意図して読者に分るようにしている(つまり通常の)テーマが表のテーマ。
作者が分かる奴だけ分かればいいくらいに思ってるのが裏テーマ ぶっちゃけ実際に書いてる時はそんな考えないと思う
書いてる時は自分の中に転がってる武器を無我夢中で掴んで戦うけど
書いてない時に改めてどんな武器使ってたのか確認してラベルつける感じ
そうすると次書く時により素早く取り出せるようになる
曖昧な経験を確かな知識に変換するのだ テーマが何も読み取れない=一貫性や起伏がないってだけなので、それを避けられるならテーマを意図して設定せずとも「うーん何かイマイチ」の嗅覚で判別しても別に問題はない
別にテーマを用意すれば傑作になるわけじゃないし(素人が書いた壮大なテーマの駄作なんて山ほどある)、
どっちかというとシナリオ作るのに慣れてくれば一貫したテーマぐらいは自然と生まれてる気はする なので、それこそテーマ性ってのはチェック項目だと思う
「この作品のテーマは何?」って聞かれた時に答えられない場合、一貫性や起伏がない可能性があるので、
「物語にテーマを用意する」というより「(考えた物語の)テーマをチェックする」の方がしっくりくる 応募作にはテーマは求められているのに世に出ているヒット作にはテーマなんてない よく分からないが、劣等生だったら「お兄様かっこいい!」がテーマで
SAOだったら「キリトかっこいい!」がテーマなのでは
禁書がヒットした時に例の担当編集の三木一馬が「だって一生懸命に女の子を助ける主人公がかっこいいじゃないですか!」
とインタビューで答えてて、そういうもんかなと思っている 劣等生は一貫してお兄様の強さを持ちあげる内容で起伏をつけてるし、
SAOは……「SAO事件のクリア者であるキリトに感情移入させて追体験させる」みたいな印象かな
禁書もシリーズ通して「ヒーロー」ってフレーズが出てくるし、「誰かを助けるヒーロー」がテーマで良いと思う
テーマって作者が決めるものじゃなくて、読者が読み取るものなんだよね
だから「この作品のテーマはこれ!」って決めても伝わらなきゃ意味ないし、
作者がテキトーに書いても(チェンソーマン作者とか鬼才でそういう傾向あるけど)
読者側が衝撃を受けてテーマ性を読み取ったらそれがその作品のテーマ
要するに「名前のつけられる印象的な一貫性」のことをテーマって呼んでる、と考えるのがいいと思う >>618は多分テーマを誤解してるだろうし、
軽いラブコメにもメッセージ性はなくともテーマはある
「女の子の可愛さ」がテーマです! と言えるだけの一貫性を持って可愛く描けてるか?
というのが重要なんであって、テーマ自体が「愛」とか「希望」とか壮大でも大した意味はない >>617
テーマは重要だよね
たとえば「姉妹の対立」をテーマにした作品にしたとして、主人公は蚊帳の外になりかねない。
姉妹の会話に割り込んで何を言っても「他人」だし。
……実際そういうゲームとかプレイしたことあるから虚しさがよくわかる。 物語におけるテーマはコンセプトとは違うし、端的に言えば感情的な部分での基盤かなあ
ログライン的な作品説明ではなくて、大抵は「この主人公は何をしたいのか」を評価するのが物語におけるテーマなんだろうね
だからテーマ性の強い作品ってのは往々にして教訓めいてくるし説教臭いんだと 主人公が何をしたいかはミクロであって主人公に何をさせるがマクロ
優れた創作者ならば常にマクロ視点で考えなければいけない
たとえば有名どころのLOSTでは主人公が何をしたいかではなく、彼に何をさせるつもりなのかで作品を引っ張っている
リゼロもそれと同じでマクロ視点で創作されている 主人公が能動的になれるのは起承転結の転の場面の一瞬だけ
作品をマクロで捉えているならばそれ以外の場面は常に受動的で進めるべきだろう マクロでとらえるとリゼロのテーマは陰謀に揺さぶられる物語
ミクロでとらえると後悔と人生のやり直し
ちなみにこれはLOSTもまったく同じ
テーマは外側のマクロと内側のミクロの両方が発生する
創作者は自分の作品を両側の視点から認識してきっちり押さえておく必要がある キーワードに反応して文脈を無視した安っぽい創作哲学を吐き出す絡繰人形が流行ってんすかね
うっぴーと心中でもしてればいいのに でもまあ同意はせんけど面白い意見やなあ
とは思うから続けたまえ テーマなんてどうだっていいんだよ!
俺は俺のやりたいことをするんや!!
……じゃダメなの? テーマねえ
リゼロだったら人間が生きるということはどういうことか、だよね
要するにテーマを気にしすぎる必要はない
結局後からこじつけて設定されるものじゃないかな
あった方がいいけどね
適当に書いて後からテーマがあるように感じられるのが理想
何が言いたいかはっきりしない文章はダメだね
必ずしもテーマじゃなくてもいいけど >>622
これの場合、まさに「この作品のテーマは何なの?」と言われるテーマの失敗事例だね
姉妹の対立がメインテーマなら主人公は姉妹のどちらかじゃなきゃ成り立たないのに、配役を間違えてるわけで
>>623
テーマ性って言うとメッセージ性に意味が近くなっちゃうからややこしい
コンセプトは「特徴的な差異」なのでメインじゃなく一貫性はなくてもよくて、作中全体の一貫性を示すのがテーマだと思う
例えばゴブスレならコンセプトの一つはTRPG風味だけどそれは端々に出てくる程度で、テーマの「復讐、執念」は形を変えて終始関連してる、みたいに ゴブスレの本質ってセラピーだと思ってる。奪われた者同士の互助会じみてるとこあるし
理不尽から立ち直るための物語。憎悪が癒しになるならそれも良い、という まさにそこが「テーマは読者が読み取るもの」だね
何かを読み取れるような物語であることが大事で、何を読み取るかは読者の自由 隠蔽捜査って警察小説があるけど、テーマはタイトルの通り「隠蔽」
・警察官が犯罪者を殺してしまった
・主人公(警察幹部)の息子が非行から麻薬に手を出した
これらを隠蔽するかしないか。特に主人公は後者のことで悩むことになる
最期はハッピーエンドだけど人気が出て連載が続いたので、段々と「隠蔽」が絡まなくなってきた
……と、こんな風にテーマを決めてもそれが続かなくなったりするもんだよ
ネタ切れとか作者の価値観の変化とか色々あると思うけど…… その場合の「隠蔽」はあくまでギミックであって物語のテーマとは違うようにも思えるけども
「正義のアンビバレンツとその葛藤」あたりが妥当じゃないかなあ、知らんけど
ギミック自体をテーマにしちゃうと〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件とか叙述トリック短編集とかみたいな軽薄なノリになってくるよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています