歴史・時代小説ファン集まれ その 10 [無断転載禁止]©2ch.net
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歴史・時代小説ファン集まれ その 9 [転載禁止]©2ch.net
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/books/1447559206/ 「椿の海」矢的竜。
江戸時代初期の下総の国にあった湖の干拓の話だが、出てくる主な
人物の8割ほどが胸糞悪いくずという珍しい作品。
最後は救われるんだが、途中がくずのオンパレードだった。 井上靖の風林火山と新田次郎の武田信玄で勝頼の母の名前が違うのはどういうことなの?
前者が由布姫で後者が湖衣姫なんだけど……。名前は不詳だからしょうがないのかな? だね
最も無難なとこでいえば諏訪御寮人というのが正解なんだろうけど 蒲生氏郷妻の、信長次女も名前伝わってないんだよね。
一部では冬姫って事になってるみたいだけど。 >>411
部屋に散財している文庫本を処分するために、箱入れを週末にしたけど、
そろそろ電子書籍にするかと思うわ。
でも、アマゾンに囲い込まれるのは癪だな。 >>422
そもそも姓と名の両方が記録に残っている女性は少ないからね 新田次郎の「武田信玄」を読んで武田信玄って好色で随分いいかげんな男だと
凄いショックを受けたんだけど。労咳で女遊びばっかりしてたのって事実なの? 最近、岩井三四二が面白い。
岐阜の人らしく主に美濃にちなんだ物語を書いてるんだが、
江戸時代以前の武士、つまり農業や商売やりながら戦では戦場に
掛けつける土豪をよく描いてる。
土豪一族が「うちから八人出さないと。誰と誰連れてく?」
なんて相談してたり、土豪のほうはみんなで戦うつもりなのに、
連れてかれる農民のほうは
「戦うのは領主様一族で、私らはあくまで添え物」
と意識がぜんぜん違うのがリアルで面白い。 >>417
誤用とか言葉遣いとかマナーとか「間違ってる人が多いですが正しくはこうです」みたいな記事が競う様に世に出てくるけど、
流石にみんなおかしいと思い始めたのか
ここ1〜2年「またマナー講座業界が変な事言い出したけど大丈夫?」みたいなリアクションがかなり増えて来たね。 ウェルク問題でパクリ以前にそもそも本当かどうか分からない記事が多くて、
web上の「豆知識」や「お役立ち情報」への信用が暴落したのも影響していると思う。
現状、壊滅した大手キュレーションメディアから放出された人材が個人や少集団で
また正確性に疑問のある情報サイトを立ち上げているケースがあるようだが… 田牧大和の「甘いもんでもおひとつ」読んだが
突っ込み所が多い作品だった。
大手菓子屋の跡取り兄弟が叔父さんに追い出されて
再起を図るお話なんだが、転がり込んだ先がかつて
父に仕えていた職人の店で、職人が兄弟に店を明け渡す。
(そんなのありか?)
しかも最初から父の友人だった大店主がバックについてて
叔父さんの嫌がらせも不発気味。
菓子も上菓子を作ってて、駄菓子を作ると弟が嫌な顔に。
こういう「再起を図る」物語ならどん底の屋台売りレベルから
始めるのが王道な気がするんだが、どうにもスカッとしなかった。
ラストの叔父さんとの邂逅も、なんだかなぁって内容だった。 人情物は飽和状態?
時代小説が量産されてるし、
ご都合主義的な作品増えた気がする 正直、おけら長屋はもうマンネリではあるわな
万松がやらかして鉄斎が解決っていうマッチポンプが定番すぎてなぁ
もうひとひねり欲しいところではある だったら読まなければいい
そのワンパターンに水戸黄門的な魅力を感じている読者が大半だろうから >>436-437
おけら長屋が好きな人の話だと、後味悪い話にならないから
安心して読めるって言ってたな。 恒例の週刊朝日2018年時代小説ベスト10は次のとうり。
1位 星夜航行
2位 童の神
3位 信長の原理
4位 雲上雲下
5位 火定
6位 無暁の鈴
7位 悪玉伝
8位 影ぞ恋しき
9位 北条早雲 疾風怒涛編
10位 国宝 9位しか読んでない
富樫倫太郎、江戸の暗黒物書けよ https://www.no1-reviewer.com/review/2018/12/l-gulliver.php
富樫庸 = 宇田川森和 ご存知ですか?
お金の踏み倒しや恫喝などいろいろと要注意人物なので情報集めてます
岳真也 先生に擦り寄っているようでご注意をとお教えしたいのですが連絡先がわかりません
何件も負けの裁判を抱えているようであちらこちらに注意喚起をお願いしたいです 宙出版から新しい歴史物のレーベル出来て、「信長の庶子」が書籍化されるとか。他にも「小説家になろう」とかから原作拾ってきて書籍化されるんだろうか。
ttp://www.ohzora.co.jp/info/detail/?day=181227 >>444
悔しみ【くやしみ】
マ行四段活用の動詞「悔しむ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの >>434
人情ものって手軽だけど、粗製乱造されてる気がするな。
最近読んだので酷いのは高田在子の「花の味ごよみ」で以下ネタばれ注意。
二十八歳の一人で農業してる女主人公が帰宅したら見知らぬ男が飯を作ってた。
なぜか一緒に飯を食い同棲を始めるが、男が一年くらいで海老を置き土産に出奔。
主人公は田畑を隣家の人に託し男を捜して江戸に出るが…って。
突っ込みどころが多い迷作だった。
主人公は美貌ということになってるが、毎日太陽の下で農作業してて美貌?
しかもどんな美貌か、背が高いか低いかも記述なし。
成り行きで料理屋に住み込むが、なぜか料理上手という設定。
農業だけしてていつの間に料理.が達者に?
同棲してた相手はどうやら武士だったらしいが、
暮らしていて武士と気がつかなかった?
など。 続き。
迷子を保護するが、迷子の言う言葉が
「もうお母さんのいちご汁が食べられないの?」
で、いや普通は
「もうおっかさんに会えないの?」
だろうと。
この作品に限らず、怪しい地雷な作品の特徴としては
料理がらみの話が多いと思う。
料理ものは読者の興味を引きやすいから力量が怪しい
新人が出てきやすいんだろうな。
あと「みをつくし料理帳」みたいなヒット作があるから
それ意識してるのかも。 中谷航太郎「首売り丹左」を読んでみた。
主人公は戦で背走する武将を待ち伏せして首を刈り、手柄が欲しい
相手方の武将に売るのを商売にしてるんだが、そのせいで
手柄の横取りしてるみたく、よく思われていない。
でも背走する将兵を討ち取る落ち武者狩りって
普通.のことでは?と気になった。
別に他人が討ち取った首を横取りしたわけでもあるまいし。
あと武田信玄が村上義清と戦っていた時代が舞台なんだが、
年号が「天保」になってる。
正しいのは「天文」なんだが、「天保」って言ったら有名な
江戸時代の改革の名前にもなってるし、間違えたら駄目だろ。
どうも最近、雑な作品に当たりがちだ。 『童の神』読んだ。
矢野隆『鬼神』を読んで、
「もったいない、俺ならこう描くのに」
と思って、その勢いで書いちゃったみたいな内容だった。
物語自体は面白かったけれども、
平安時代中期という設定でこのストーリーはどうなんだろ?
大江山酒呑童子よりも、作中でもちらっと言及されていた大化の改新か、
いっそ将門の乱の話にしてしまってもよかったんじゃないか。 平安時代が売れ筋ということなのかな…
『鬼神』でも思ったけれど
聖徳太子の時代ぐらいの設定ならちょうどいい内容。 井川香四郎の寅右衛門どの江戸日記シリーズが気になってるんだけど、読んでる人いる? 『大名絵師写楽』を読んで
写楽の正体について最も説得力のある説だ!
と感想を挙げている人がいたけれど
西日本の25万石の大名の隠居が
お伴一人だけのお忍びでほいほい江戸にやってくるようなお話が
現実に成り立つと思っているのだろうか・・・ 写楽の正体はーってのは、先週BS11の番組でやってたな。
下絵は、オランダ人か?!とか何とか >>456
『写楽・閉じた国の幻』を書いた島田荘司でしたね。
まあ、写楽西洋人説の小説自体は清水義範や石森史郎の先例があるけれど。
『写楽・閉じた国の幻』は江戸編(時代小説パート)だけにしておけば面白かったけれど
現代編(ミステリ小説パート)のオランダ人説の検証が
現実の学術研究よりも(物語を成り立たせるために)二十年以上遅らせているから
歴史ミステリとしてはあまりいただけない。
それと『写楽・閉じた国の幻』も『大名絵師写楽』も
歌舞伎と浮世絵が江戸にしか存在しないパラレルワールド。
江戸に執着しないでも、大阪や京都で芝居見物できるやんか。 >>369
俺も40代で読んだんだけど
剣客商売で嫌なのは平気で指を切ったとか足を切ったとかそういう残酷な描写が平然と
でてくる所だな
内容には文句はないけど最後は結局作者が死んで秋山小兵衛が93歳で死ぬまでやら
なかったことだけが残念だったな。
ところで鬼平犯科帳は最後中途半端な終わり方をするの? >>456
写楽は春画を描いたわけではないから、素性が表に出ても何も恥ずかしいことはない!
とかいっていたけれども
当時は性風俗を描くよりも河原乞食を描くことの方が恥ずかしかったはずでは…。 鈴木春信や喜多川歌麿は「役者絵なんてくだらないものを描けるか!」と
DISっていた(と『浮世絵類考』に書いてある)し、
歌川広重は有名になってからは過去に役者絵を描いたことを黒歴史にしている。
当時は身分社会だったから、売れ筋だからといって役者を描いていたら見識を疑われたのだろうね。
その辺り、中野三敏氏の著書に詳しい。 >>456
写楽の正体って阿波藩のお抱え能役者の
斉藤十郎兵衛で決まりじゃないのか?
当時は売れなかったから名前も出ずに消えただけで。 学術的にはほぼ決まりだが
それだとお金儲けにならないから
出版業界とTV業界はいまも謎の浮世絵師だといって引っ張っているんだよ。
本能寺の変の陰謀論なんかと同じ。 『稀代の本屋』は斎藤十郎兵衛だったし
これからは斎藤十郎兵衛のままの写楽小説も増えていくんじゃないの。 >>458
途中で終わって一番悲惨なのは「花と火の帝」
まさかのクライマックスとおぼしきところでぶっつり
剣客は一応それぞれ話が完結してるからまだまし 稲葉稔の「喜連川の風」2冊読んだが、主人公が無茶な仕事を
振られ、合間にもいろんなトラブルが起きるが、最後は見事
解決するってパターンみたいだな。
でも要求が無茶すぎてこれ以降あんまり読む気がしない。
一冊目「ほとんど関係がない細川家から、足利一族つながりの
よしみで一万両借りる、そのお手伝い」
二冊目「隣の藩の領地の橋が壊れたから橋の掛け直しと
河川整備の陣頭指揮を取らされる。
なお隣の藩の役人は誰も出てこない」 山田長政を暗殺した殺し屋がタイからやってくる。
作中の強キャラ総がかりでかろうじて撃退。
知人のペルシャ芸人が京都にいたので
殺し屋はそこに転がり込む。
殺し屋の行方を主人公たちが捜索中。
こんな感じだったと思う。 >>466
新たな強敵キャラが出現して、直接対決すべく河原を走ってる途中で終わったような記憶
むしろあんな途中で書くのをやめられるもんかと
それだけ具合が悪かったんだろうな >>467
稲葉稔なら風塵の剣がおもしろかったな。 富樫倫太郎「闇の獄」「闇夜の鴉」
全てを失い、盲目の暗殺者として生まれ変わった男が金で殺しを請け負い、宿敵を
倒し、仲間とも闘う羽目になるハードかつダークな剣戟モノ。
新解釈の「座頭市」みたいな趣なので好きなんだが待てど暮らせどその後が出ない・・・
他のシリーズ(警察モノ)が人気で忙しいのはわかるけどこれだけで終わらすには
正直惜しいキャラなのでほとぼり醒めたら続編希望。 ちょい前からアマにいる玉水なんとかてやつ
カテエラーでうざい >>466 >>472
『死ぬことと見つけたり』も
物語の終盤が見えてきたところで未完・・・ 面白くなければ未完でも良いんだが、隆慶一郎は傑作ばかりだから困る 隆慶一郎は『吉原御免状』からして
全四部の構想だったのに二部(『かくれさと苦界行』)までしか書いてないから
未完・・・ 「影武者徳川家康」って地方新聞に連載されていたから面白くないと思っていた俺
読み始めたら面白くて分厚い上下2巻を一気読みしてしまったw >>473富樫倫太郎は女郎蜘蛛等の江戸の暗黒物や
堂島物語みたいな相場の話を書いて欲しいのだが
あまり面白くない警察物に力を入れているから困る >>481
何といってもドラマ化されたしな。力入るのは分からん事もない。 時代漫画もこのスレでいいですか?
特に少女漫画が好きなのですが… >>483
原作が小説でその比較とかならいいんでない >>484
原作小説じゃないです
大奥、さくらん、とりかえばや、アシガール…
スレ探しても見つからない http://itest.5ch.net/lavender/test/read.cgi/english/1552040728
【朗報】
どうしても
「電子マネーをチャージは意味不明な和製英語でネイティブには通じない」
という俗説を忘れたくない勢がEnglish板に殴り込み
→「辞書に載ってる」の回答に無事死亡 自分の住む市(藩)の大名が悪者老中だと読んでいて微妙な気分w >>491
逆に地元の悪政を敷いた藩が美化されてるのも複雑だ。
「壬生義士伝」の南部藩とか。 いいなぁ
うちは旗本領などの入り乱れ地域だから
殿さまがどうのとかという話があるのが羨ましい
一部は宿場町だったから、たまに名前は出るけど… 『万葉恋づくし』が中々面白かったをだけどこれも時代小説にはいるのかね 浅田次郎の「黒書院の六兵衛」読んでみた。
主人公は尾張藩の下級管理職の侍で、官軍の先鋒として江戸城
受け取りのため乗り込んだら、ただ一人座り込む謎の侍が。
段々と格上の座敷に移動しつつ座り込む侍だが、一切言葉を発しないので、
いったい何の目的で座り込んでいるのか不明。
また彼の正体が「的矢六兵衛」という書院番士の旗本だと判明するが、
実は本当の六兵衛とある日突然入れ替わった、
どこの誰とも知れない人物だった。
4千両以上もばら撒いて旗本「的矢六兵衛」と入れ替わった彼は何者? 続き
○六兵衛が黙して座り込む目的は?
○大枚叩いて入れ替わった六兵衛の正体は?
この二つの推理で面白く読ませてくれるんだが、
最後は期待外れ。
なんていうか、推理小説で
「犯人の名前だけわかって、その半生はおろか動機も不明です」
みたいな酷い終わり方だった。
よくドラマ化されたもんだと思った。 >>491
うちの実家の方は戦国時代に攻め落とされたわ 先祖の属してた集団の悪行が昔話になったり、
しかも彼らが死んで悪霊になって祟るから、それを鎮める盆踊りができたり…
戦国時代中期の話。 暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう >>507
なんとか衛門も変換が大変。歌舞伎役者の名跡には神経使う。 辞書登録しよう。
兵衛(へえ)は出るけど、「べえ」では出ないみたいなので登録した。
右衛門(うえもん)・左衛門(ざえもん)も登録したわ。 「彩(いろ)は匂えど」田牧大和・読了
この作者は初めて読んだけど、丁寧な語り口で好感が持てる。
でも、ちょっと物足りない感じかな? 「大富豪同心」って面白いですか?
5月からBS時代劇で実写ドラマ化されるらしいんだけど >>514
とりあえず今まで出た分は全部読んでるけど
キャラ設定がしやすいんだろうなって感想
大富豪刑事とか類似設定の本も沢山あるから、はいはい
また一般人が考えもつかない大金使って
自分は安全なところにいて他のキャラ達に危ない橋を渡らせ解決ですねの繰り返し
飽きる >>514
俺は楽しめたけど1巻を試しに読んだ方が良いと思う
>>515
>他のキャラ達に危ない橋を渡らせ
勝手に渡っているんじゃない?w 舌を切ると死ぬのって止血できないからなんだな
鬼平犯科帳を読んではじめて知った。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています