歴史・時代小説ファン集まれ その 11
このスレは、歴史・時代小説について語るスレです。
中国モノも含みます。世界史は微妙です。
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歴史・時代小説ファン集まれ その 10
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歴史・時代小説ファン集まれ その 9 [転載禁止]©2ch.net
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/books/1447559206/ 春陽堂文庫のラインナップ凄いな
令和の時代に国枝史郎の神州纐纈城かよ >>514
関係ないがこのタイトルをみるたびに、
小学校の同級生の纐纈くんを思い出す。
ふだんは「交結」と簡略して自分の名字を書いていた。 国枝史郎は青空文庫にいろいろ有るな。
それをKindleに変換したものはアマゾンに有る。
自分は、昔、講談社の大衆文学館シリーズで読んだけど。 青空文庫にあるなら買わなくても自分で電書化出来るフリーツールはいくらでもある >神州纐纈城
半村良が絶賛しているから買って読んだっけ
妖星伝を再読したくなった >>518
同じく
伝奇小説は完結しない方が面白いとかなんとか、
半村良が書いていたのか、半村の文庫の解説に他の人が書いていたのか思い出せないけど わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
横光利一 >>520自己レス訂正
わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
岡本綺堂 >>495
秀長今なら堺雅人とか長谷川博己辺りにやらせたいね。 木挽町のあだ討ちは全6幕のうちの第1幕は電書の無料お試し版がある
全280Pのうち50Pくらい読めるっぽい 直木賞も大藪春彦賞も吉川英治文学新人賞も山本周五郎賞も全部歴史時代小説か
今期は豊作だな 宇江佐真理の「斬られ権佐」を読了しました。
彼女の作品に外れは有りませんが、髪結い伊三次シリーズ以外では最高傑作かもしれませんね。
秘かに好きだった女の危機を救おうと悪人に立ち向かい傷だらけ(88ヶ所)にされても生き残った権佐が女と一緒になり、岡っ引きを続けているという設定ですが、同心ではなく吟味方与力の小物という設定が違和感あるにも関わらず、そんな事はどうでも良くなり、6つの連作短編を読み進める内に夢中になってしまいました。
ネタバレになるので結末は伏せておきますが、権佐の娘や弟等の脇役達も魅力的で読後感は敢えてですが清々しかったと思います。 宇江佐さんは良いなあ
伊佐次以外はエッセイを含めて全部読んだ
伊佐次シリーズは全巻揃えてあるけれど、これで最後、打ち止めかと思うと
もったいなくてなかなか手が出せない
ところで梅婆さんだけど、もう息子さんでもいいから続編書いてくれないかなw >>529
伊佐次シリーズの最後の竃河岸なんか涙腺崩壊ですよ。 >>483
今読んでる時代物に「二まわり」って出てきたわ。
15日間(新月→満月、あるいは満月→新月の期間)の半分を一単位として「ひとまわり」
あと「通いの女中」って住み込みじゃない通勤してる女使用人のことかと思っていたが、
「通い=給仕」って意味だと初めて知った。 かよい【通い】カヨヒ
①ゆききすること。往来。交通。源氏物語夕顔「田舎の―も思ひかけねばいと心細けれ」
②行きかよう道。通い路。重之集「急ぐらむ夏の―に関すゑて」
③酒宴などの配膳・給仕などをすること。宇治拾遺物語9「ありつる宿に―しつる郎等なり」
④「通い帳」の略。
⑤(住込みに対して) 通勤。「―の家政婦」
⑥(「…がよい」の形で) そこに足しげく行くこと。「医者―」「悪所―」
⑦音の通うこと。通音。
どちらなんだろうね。 >>532
自分が読んで知ったのは江戸時代が舞台の小説だけど、
用例が『宇治拾遺物語』まで遡るのか。
現代作家だと、単に「自宅から店に通ってる女中」という意味で使ってる人多そうだけど、
江戸時代で「給仕」の意味で使っていたんだろうか。 おそらく江戸時代も両方の意味があったと思う
江戸時代の茶道の本に給仕=通いのものと書かれてるし、自宅通勤を通いって言うのも黄表紙とかに出てくる 今井恵美子の立場茶屋おりきシリーズを再読してます。
今「凛として」を読了しました。
言葉遣いが独特でふき味噌を舐めたような顔とかしこなし顔なんて他の作家ではお目に掛かった事の無い言葉遣いだったので違和感が有りましたが、慣れると気にもならず、筋立てはおりきが出来すぎた女なのが鼻につく事が有りますが、面白さの方が勝つので大した事では有りません。
亡くなられて時間が経つので今では新刊本書店ではまず置いてなく、古本屋でないと見つからないと思いますが、幸い全巻揃えているので後何巻か読み直すのが楽しみです。 宇江佐真理の「泣きの銀次」を読了しました。
何度目かの読み直しですが、何度読んでも良いものは良いですね。
小間物問屋の若旦那銀次が殺された妹の下手人を捕らえるべく岡っ引きとなり、事件で死体を見る度に泣き崩れる所から題名の様なあだ名を付けられますが、作中さらなる不幸に襲われながら、執念で下手人の発見を成し遂げて店の女中と紆余曲折が有りながら無事結ばれるエンディングは真に爽やかで清々しい読後感を味わえますね。 平岩弓枝先生も亡くなられたか…
今年の初頭には永井路子先生も亡くなられたし切ない
かつては杉本苑子先生と合わせて女性歴史小説家の三傑という印象でした 御宿かわせみは途中でリタイアしたんですが新の方は賛否両論だったみたいですね
平岩先生もファンからだいぶお叱りを受けたと言ってたそうですし 平岩先生(泣)自分は30巻手前ぐらいで飽きてしまったけど何年か前ふと検索したら新シリーズとか東吾さん行方不明とかびっくりしたんだったわ オール読物に平岩弓枝追悼ページあるの、早過ぎだろ
亡くなったのは知っていて発表のタイミングを待って掲載したんだろうけど、
まるで死ぬのを待って用意してたみたいに見えてなんだかなぁと思った 報道されたのがこないだってだけで、亡くなったのは6/6
出版社には亡くなってすぐ連絡あったろうから追悼ページ作る余裕くらいあるでしょ 金子成人の「ごんげん長屋つれづれ帖」5巻目を読了しました。
お勝親子を中心に長屋や勤め先の質屋の人々が過ごす日常に起きるちょっとした事件が描かれるだけですが、それがとても気持ち良くて「付き添い屋六平太」シリーズと甲乙付け難いですね。 >>544
特集でもしてるのかと思えば表紙には無いしいかにも急遽差し込みましたって感じの見開きじゃん
長いおつき合いの作家さんへの追悼をなるべく早く形にしたかっただけに見えたが ここまで大富豪同心シリーズなし。頭の悪い自分は軽くて景気良くてめでたしで完結するところが大好きです。 >>549
テレビも人気あるみたいだが、文庫本のほうが面白いと思うけど新作出ないね。 >>550
え?
25巻でしばらく止まってたけど、今年の5月から連続刊行してて今月は29巻が出るじゃん ほんまですか?
ずっと止まってたから意識してなかったわ。。 直木賞今回も歴史時代小説ダブル受賞
垣根涼介『極楽征夷大将軍』
永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』 池波正太郎が好きで時代小説読んでますが他におすすめの時代小説作家や作品教えてください<(_ _)>
藤沢周平はダメでした
なんか暗いしもやもやするような闇深い作品が多くて…
「暁のひかり」とか読んだら心が重くなってしまった…
救いがない アンソロジー小説何冊か読んでみたらいいんじゃないかな 佐伯泰英とか辻堂魁あたりかなあ
今村翔吾、坂岡真、個人的なオススメは長谷川卓 時代モノは青空文庫で無料で読めるものも多い
吉川英治や山本周五郎、岡本綺堂、久生十蘭、坂口安吾など
吉川英治は古くささを感じない文体でテンポが良いから長編でも苦にならない 本所おけら長屋は読みやすくていいんじゃない?
ところで
『本所おけら長屋 外伝』9月2日発売
本所おけら長屋第二幕2024春スタート 居眠り磐音
波瀾万丈からの道場建築で幸せカムカムエンドかと思ったら、断崖絶壁蹴り落とし不幸のラッシュに心が折れて手放した。
青年期の試練はいいけど、家族連れ不幸は耐えられなかった。 自分はおこんと所帯持つ所で止めた
幼馴染で婚約者の奈緒を自分の感情だけで捨てたくせに、奈緒が売られたら吉原まで追いかけて花魁になったと知るや諦めてずっと見守ると決めた癖に、おこんに言い寄られて結局奈緒を見捨てておこんと夫婦になったのが気に入らん
特に「おこんと夫婦じゃぞ」とか浮かれてたあたりムカムカしたわ 中央公論文芸賞受賞
川越宗一 パシヨン
佐藤賢一 チャンバラ >>561
やっぱり続くのね
とりあえず外伝楽しみ >>556市井物なら北原亞以子、宇江佐真理と山本一力の初期作品
怪談なら宮部みゆき、浅田次郎は壬生義士伝と流人道中記は傑作 俺はもう絶対にギャンブルなんかしねぇんだ。賭けてもいいぜ!! 藤沢周平が好きな人なら
この作家もおすすめだよっていう人はいますか? 藤沢周平っても初期、中期、後期で作風が変わってるからどれがええねん、になるんだが……
初期の重苦しいやつなのか、中期のユーモアを含んだ明るめのやつなのか、後期の歴史や史実を重視したものなのか >>571
中期のユーモアを含んだ明るめのものが好きです! 今村翔吾、辻堂魁、佐伯泰英、金子成人
西條奈加、梶よう子、永井紗耶子 私は572ではありません
梶よう子と金子成人って読んだことないんですが何がお勧めですか? 金子成人
付添い屋六平太
ごんげん長屋つれづれ帖
梶よう子
摺師安次郎人情暦
御薬園同心水上草介
最近読んで個人的に当たりだったオススメ
谷津矢車「蔦屋」
永井紗耶子「大奥づとめ」 風と雅の帝
珍しくも光巌天皇が主役の作品。後醍醐天皇と比べると知名度低いものね。
この作者にしては割と真面目に書いているが、それでも北条時行が「逃げ巧者の若殿」と言ったり相変わらずのところもある。 風と雅の帝
珍しくも光巌天皇が主役の作品。後醍醐天皇と比べると知名度低いものね。
この作者にしては割と真面目に書いているが、それでも北条時行が「逃げ巧者の若殿」と言ったり相変わらずのところもある。 まいまいつぶろ
途中まで読んでるけど、あくまで周囲から見た家重で、家重自身の思いは描かれていない。
他の小説でも似たようなもので、描かれている少ない例としては、小説ではないけど、
八代将軍吉宗と大奥。
あと、言語障害の君主が主人公の小説に、このわたしクラウディアスがある。
これは、主人公自身が語り手の作品で、当然、内面も描いている。 氷月葵の「御庭番の二代目」の前半が家重と弟たちとの家督争いがメインになってるな
脳性麻痺はあるけど頭脳は明晰って設定だったように思う
あとコスミック時代文庫の脳性麻痺のフリをしてる家重のも面白かったな
兄弟仲も良くてわざと仲が悪いフリしてるって設定も良かった
コスミック時代文庫は考証なんざどうでもいい!面白ければそれでヨシ!なトコが好き 岳宏一郎氏 亡くなってたのか
群雲関ヶ原へ 好きだった 「もゆる椿」天羽恵を読んだが、なかなか面白かった。 岳宏一郎は亡くなっていたのか。
次作予告されていた「群雲、大坂城へ」を
読みたかったのだが…。 岳宏一郎氏は
資料を丹念に調べるから
すごい遅筆だといわれていたが…
「軍師官兵衛」が最終作? 岳宏一郎の最終作は『御家の狗』かな。
家康の家来(主に本多親子)の話。
なかなか面白かったけど、
これが最後になるとは…。 ブックオフで今村翔吾の「羽州ぼろ鳶組
火喰鳥」を購入しました。
若い作家が時代小説で直木賞受賞した時点で気になってましたが、新刊では中々買えない為時が経ちましたが、これから氏の作品を漁っていきたいですね。
氏の毎日新聞連載のコラムもいつか纏めて出版されるのを楽しみにしています。 いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし。
何の意味もない いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし。
何の意味もない いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし
何の意味もない たしかに中古は余計かもだが3連投で噛みつくのもどうかと思う なんで三連投になったのかさっぱりわからんけど
ごめん 書き込み複数回押したんでしょ
3回目は2行目の 。 が消えてるし >>587
古本屋やブックオフで買ったなど公に言わんほうがええよ。
作家さんの中には気にされる方もおられるから
ちゅーか今村さんの場合熱狂的なファンがおるからファンから目つけられるでw
側室になりたい発言するファンもおるから怖いでw 辻堂魁の「風の市兵衛」を読了しました。
初めての作家、シリーズでしたが面白かったです。
そろばん侍というタイトルでドラマ化もされていたんですね。
半期契約で武家の台所を立て直すというユニークな仕事を生業にする主人公の設定がナイスでしょう。
後半は思わぬ巨悪との闘いになり、ハラハラドキドキしましたが、今後のシリーズの展開が楽しみになりました。
金子成人辺りと並び立つ手練れの作家を知りました。 >>596
辻堂魁なら「夜叉萬同心」「日暮し同心始末帖」もオススメ 0097名無しでいいとも!
2024/02/04(日) 10:03:37.58ID:0/JFLpsr0
今村いつもはオラついたコメントするのに
今日は大人しめだな
実況民嫌みだよな!今村さんの小説読んだことないのだろう 「滔々と紅」は、本当によくできた小説だ。花魁ものの中でも名作。 今村翔吾ってなんかたくさんコメンテーターやってるね >>596
オレも図書館で読んではまったよ
Kindleで全巻買った >>601
巻数多くてどこが始まりかわからん。何から読めばいいの? >>602
風の市兵衛シリーズ既刊一覧
ttps://www.shodensha.co.jp/tsujido/backlist.html ハズレがないと評判だったので読んだ宇江佐真理
短編集は面白かったが1冊完結ものや無理やり続編書いてるものの中には読んだのを後悔するものも混じってた
雷桜・深尾くれない・卵のふわふわは最悪胸糞3作品と呼んでる 自分も宇江佐真理は当たり外れがある作者だと思ってる やたら性格に問題がある奴が好き放題やった挙げ句
本人は何がまずいのか気付くことなくなあなあで済まされるどころか美談で終わる展開はキツイ
深尾くれないはまさにそういう人物が主人公だし元嫁たちに救いがない ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。 ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。 今井絵美子の立場茶屋おりき最終巻「永遠に」を再読しました。
シリーズ2回目の通読終了でしたが、1度目は買った順番がバラバラで最後の3〜4巻だけ順番通りだった為、再読時は最初から順番に読みました。
私の一番好きな宇江佐真理の髪結い伊三次捕り物余話シリーズと比べると少し落ちますが、中々良いシリーズで、しかもこちらは完結したので満足です。
おりきと巳之吉の関係、二人それぞれの後継者の目途等の落とし所をきっちり描き大納得でした。 出版社が旧版と高解像度版で識別子(dc:identifier)を変えてしまってるだけちゃうの?
識別子が違うと別の本って扱いになるからさ
同じ本の最新版ってことにするなら識別子は同じにして更新日(dcterms:modified)だけ変えるようにしないとダメ 今村翔吾の羽州ぼろ鳶組「火喰鳥」を読了しました。
これまで時代小説に出てくる火消しと言えば町火消が常でしたが、本シリーズは大名火消を主人公に据え、見事なストーリーテリングでトラブルでボロボロとなった羽州の大名火消を再生させ、後半はトラブルの元にもなった狐火の正体に火付盗賊改方の長谷川平蔵(鬼平の父に当たる設定)と協力して迫り、清々しいエンディングを迎えます。
流石直木賞作家、これ一冊でシリーズ全作追いかけようと思わせるに充分でした。
欲を言えばぼろ鳶組のその他大勢達が初心者から腕を上げていく過程が描かれていないのが残念ではありますが、そんな事は些細な事だと思えるくらい面白く読めました。 塚本史ってみんな的にはどういう評価なの?
中国史ものが好きだから作品が少ない時代を探すとこの人が出てくるんだがレビューとか見ると地雷感があって尻込みしてる