文学に限らないが、事、モノを語るにしては、現在あまりに多くの人たちが
社会科学を知らな過ぎる。
事、モノの本質や実態を理解しないまま、逆に誤解したまま、ただなりゆき
任せの感情で文章にしても、それは「ざれ言」でしかない。
つまり、「チラシの裏」レベル。
文学ならまだしも、現状は人にとって最も重要な政治の世界に社会科学の視線がない。
大江健三郎や坂本龍一のような姿勢が「文学にならなくてはならない」。